平成26年度 社会福祉法人安田町社会福祉協議会事業実績報告書 2015.3.31 1.基本方針 基 本 方 針 実 績 (総 括) …「つなぐ、支え合う、安心の地域づくり」… 「地域でのつながりを大切にし、住み慣れた地域でともに支え合 い、安心して暮らすことができる福祉のまちづくりを進めます。」 今、地域は進行する人口減少・少子高齢化や核家族化などを背 景に、支え合いやコミュニティ機能が大きく低下しています。 「安田町地域福祉計画・安田町地域福祉活動計画」(24年~28 年計画)に掲げた基本理念「つなぐ、支え合う、安心の地域づくり」を こうした課題の解決に向けて、地域福祉を推進する団体として位 実現するため、町をはじめ関係機関、地域、各種団体等と連携し 置づけられている社会福祉協議会が、住み慣れた地域で誰もが安 て、地域住民の助け合い・支えあいによる支援の仕組みづくりを推 心して暮らせる福祉社会の実現に向け、関係機関ならびに地域住 進しながら、誰もが安心していきいきと暮らせる住みよいまちづくり 民と協働して、地域の生活課題を共有しその課題解決を図りなが を目指して、「安田町地域福祉活動計画」に基づいて各種の地域福 ら、地域福祉活動を推進していくという使命と役割を十分に果たす 祉活動を推進してきています。 ことがますます重要になってきています。住民参加の地域福祉は、 社会福祉協議会の根幹を成すものであります。 本年度も地域福祉活動計画に基づき、住民が共に支え合い、誰 もが住み慣れた地域で安心して暮らし、自立した生活が出来る福 安田町のどの地域にあっても、「誰もが住み慣れた地域で自立し 祉のまちづくりと住民参加の地域福祉の推進に取り組みました。 た日常生活を営み、活き活きと安心して暮らせる町」であるために、 地域主体の地域福祉活動の展開を最も重要な課題として取り組み ます。 この取り組みを進めるためには、地域住民自らが地域福祉課題 を共有化し、その解決を自ら考え取り組むことが重要です。 備 考 また、住民の福祉ニーズに沿った地域福祉事業の展開を図るた め、各地域において座談会等の開催、近隣住民のふれあい活動、 異世代交流活動などへ取り組み、地域福祉活動の活性化、地域全 体での支え合いネットワークづくりの推進など、地域での助け合い 精神の啓発・実践も重要であり、誰もが地域で安心して暮らせるま ちづくりを目指して事務、事業に取り組み、以下のとおり一定の成 果を上げることができました。 しかしながら、全国のほとんどの小規模社協の抱える宿命的な 運営及び財政基盤の脆弱体質の解消及び事務局職員体制の確保 については、本年度も単独自立でその一歩を踏み出すことができ ませんでした。 2.重点事業・目標 計 画 等(重点事業・目標) ①社会福祉協議会の運営基盤の整備、体制の強化 実 績 (総 括) ①定款や各種規程の整備を行い、適正に事務・事業に取り組むた めの基盤強化を行いました。 ②あったかふれあいセンターを拠点とした地域福祉の推進 ②子どもから高齢者、障がいがある人もない人も、様々な地域の人 が気軽に集え、ふれあいを通して「生きがいづくり・仲間づくり・地 域の介護予防」等の拠点として機能する「あったかふれあいセン ター」の充実を図りました。 ③地域住民の支え合い意識を育てて行く福祉教育(共育)の推進 ③支え合い意識づくり、社協や福祉への関心と理解を深めるため、 小中学校の福祉体験学習、あったかふれあいセンター見学等に 取り組みました。 ④地域の福祉課題・福祉問題を明らかにして行く取組みの推進 ④本年度より安心生活創造事業を受託し、聞き取り調査、個別訪 問調査、座談会等を実施し、個々や地域の福祉課題の把握に努 めました。 ⑤地域での支え合い活動・地域住民活動の推進 ⑤地域の住民活動や支え合い活動の把握とともに、活動の活性化 への支援を行いました。 確実に、そして的確に要援護者の早期発見・ニーズ把握から、早 本年度は、左記の5つの重点事業・目標として、各種事務・事業 期支援につなげて行くためには、要支援者・ニーズの早期発見・早 に取り組み、一定の成果等を上げることができましたが、今後も住 備 考 期支援・ネットワークの働きを組み合わせた支援の仕組みとしての 民の立場に立った利用者主体のサービス提供や各種相談事業の 地域包括支援ネットワークシステムが必要です。 質の向上を図るとともに、社会福祉協議会活動の周知を推進する ため、広報紙をはじめとした情報提供、地域住民参加の各種事業 そのために、上記の活動を重点事業として取り組み、これらを個 別バラバラに取り組むのではなく、つなぎ合わせていく視点を持っ て、活動のネットワーク化を進めていきます。 町内会、自治会、老人クラブ、PTA、ボランティア、NPOなど地 域に根ざした主体的な交流活動、ボランティア活動を支援し、自助・ 公助・共助・近助のネットワークづくりを進め、安田町としての地域 包括支援ネットワークシステムづくりを目指します。 を展開し、社協の見える化(開かれた社協等)や関係機関・団体等と のネットワーク強化を推進することとしています。 3.主な事務・事業 区 分 計 画 等 重点目標等 実績及び課題等 主な事務・事業 (重点目標等) 地域福祉の推進に取り組むため、「安田町地域福祉活動計画」の具体的な基本目標等に基づき、実施活動を展開します。 1.法人運営事業 社会福祉協議会の運営基 平成23年度及び平成25年度に受けた高知県の指導監査に よる組織運営や会計処理等に関する指摘事項について、これま 盤の整備、体制の強化 でほとんど改善できてなかったことから、本年度は町の支援強 化等により、専任事務局長等を配置するなど事務局体制の強化 を図り、定款・各種規程等の改廃、制定を行い、適正な組織運 営及び事務、事業の実施に努めた。 なお、本年度も11月に高知県の指導監査を受けたが、これま での指摘事項について、改善がされていると評価された。 ①理事会・評議員会・監査 の開催・実施 ・理事会 年 4回開催 ・評議員会 年 4回開催 ・監事による監査 ②役員及び職員の研修 年 1回実施 ・県社協主催の各種研修会等出席 ・監事・会計担当者研修会出席 ・なお平成27年度より社会福祉法人新会計基準が導入さ れることから、関係研修会への出席及び来年度の準備を図 った。 ③関係機関・団体との連携 ・民生児童委員協議会定例会への出席(毎月) 備 考 及び協働 ・ネットワーク会への出席(毎月) ・担当者会への出席、開催(随時) ④広報紙の発行 ・広報紙「安田町社協だより」の発行 ①年6回発行、1回あたり 1,350 部を町広報折り込み配布 ②広報委員会の開催 ・ホームページの作成・更新(新) ⑤財源の確保 ・共同募金事業の実施 ・各種事業の受託(あったかふれあいセンター事業、安心生活創 造事業等) ⑥福祉用具貸出 ⑦生活福祉資金貸付事業 の受託実施 ・車椅子貸出 3件 ・シルバーカー貸出 1件 ・低所得者、高齢者、身体障害者世帯の経済的自立と安定した 生活の維持を目的に受託事業とし実施した。 ①新規貸付件数 ・緊急小口資金 1件 ②相談援助件数 ・問い合わせ・相談者数 6名 ・相談援助件数 17件 償還が滞っているものが多くあり、安芸福祉保健所及び県 社協と連携し、定期に償還指導・生活指導に努めたが、成 果を上げることができなかった。 このことから貸付時における借受け人及び保証人に対 する趣旨説明及び返還等の説明について留意すること が必要。 ⑧保健センターの管理 ・保健センターの使用予約受付 ・施設の保全・清潔保持 2.あったかふれあ あったかふれあいセンター ①あったかふれあいセンタ いセンター事業 を拠点とした地域福祉の ー事業の推進 推進 ・5つの活動を柱として実施した。 ①介護予防等を目的とする地域の集いの場支援と送迎支援 ②障害者の社会との交流の促進 ③放課後、長期休暇の児童の居場所の提供 ④相談・訪問・つなぎ ⑤生活課題に対応した生活支援サービス ・地域住民の交流の場、世 代間交流の場、見守り ・支え合いの拠点の周知 <あったかふれあいセンターサロン延べ参加者数> 若鮎会、ほたるの会(保健センター) 2,826 人 ときめき中山 1,035 人 (旧中山保育所、集落活動センター) ・介護予防、閉じこもり予防 福祉館 707 人 活動、生きがいづくり活動 ぽかぽかデー(せせらぎの郷小川) 483 人 の推進 ほんわか和田(和田集会所) 60 人 合計 5,111 人 ・いきいき百歳体操、かみかみ百歳体操の継続実施 ・誘い出し、見守り訪問の強化 ・季節のイベント、世代間交流、地域交流、野外研修、音楽療法の 開催 ・体操指導、口腔ケア教室、栄養講座、防犯教室、防災講習会など の学習会の開催 活動内容の充実を図り、介護予防や支え合いの拠点として住 民同士のつながりの広がりや心身面の効果が得られてきてい る。 しかしながら依然として、社協やあったかふれあいセンター事 業と関わりがない住民に対する知名度が低く、また参加者も固 定化しており、さらに男性の参加が少ないことから、それらの対 応・改善策を早期に図る必要がある。 ・広報強化 ・行事予定表を奇数月に発行・配布 ・イベント等のチラシを随時配布 ・「安田町社協だより」において活動報告、行事案内の掲載 地域へのあったかふれあいセンター行事予定の周知・情報提 供がスムーズになってきた。また、ネットワーク会において個別 ケースの報告、活動の周知・報告等を行うことで、関係機関と の連携の強化や活動の拡大も図ることができた。 ・活動目標・機能の検討、 ・毎日ミーティングによる日々の報告 明確化 ・活動計画の検討及び反省会の実施 ・相談機能、生活支援(買 ・より身近な相談場所として、信頼関係を築くことができるよう、職員 い物支援、服薬管理等)の の専門性や資質向上を図り、役割を遂行できるよう努めた。 充実 ・週1回買い物支援の実施。 ・服薬管理や冷蔵庫のチェック、見守り訪問等の生活支援を定期的 に実施した。 地域に身近な拠点として相談も多くよせられるようになった。ま た相談場所としての認知も広がり、必要な支援に「つなぐ」こと もスムーズになってきた。あわせて生活支援の充実とともに、 ・子ども、障害者への各種 ケアマネージャー・ヘルパー等と連携強化にも努めた。 支援の充実 ・放課後子ども居場所づくり、夏の子ども広場の開催 ・障害者の日中の居場所づくり「ほたるカフェ」や野外研修の実施 ・ほたるカフェメンバーの日々の困りごと等の支援 ・北川村「ゆずみどり」との交流会の開催 ・香南市「風車の丘あけぼの」見学 交流会や施設見学は、接客やマナーなど気づきがありカフェの 活動の推進につながってきている。 子ども対象の企画や障害者への支援・活動計画を実施し、交 ・活動・事業評価の実施 流行事の充実を図ることができた。 ・参加者からの聞き取りの内容を踏まえて活動評価を実施した。 ・一般高齢者評価事業振り返り会に出席し、各町村と意見交換を行 った。 評価シートの活用により、計画・実施・評価の流れができた。近 隣町村等との情報交換を行い、幅広い視野での振り返りや地 域住民の視点に立った評価、地域ニーズに応じた取り組みに ・専門性の育成・向上の推 努めた。 進 ・あったかふれあいセンターコーディネーター研修会受講。 ・あったかふれあいセンタースタッフ研修会受講。 ・介護予防支援員3名の「デイサービスたいよう」において3日間の 研修を実施。 ・認知症高齢者への対応、日々の見守りや姿勢について振り返り を行い、スタッフ一人ひとりアクションプラン(具体的な計画)を立 ②あったか会、あったか地 て、目標を作成・共有して活動を実施した。 域会議、あったかふれあい センター運営協議会の実施 ・あったか会を随時開催し、スタッフ間での取り組みの協議、情報・ 意見交換を行った。 ・住民主体の拠点作りを目指してあったか座談会を開催し、各地域 であったかの取り組みに関する意見や個別ニーズや地域課題の把 握を行った。 ・あったかの取り組みの周知、参加者や地域住民との意見交換の 場となる運営協議会を2回開催した。 座談会や運営協議会の実施により地域の声をもとに活動を考 えることができた。 しかしながら運営協議会では、出席者に十分な理解が得られ ていなかったため、次回は会議開催についての説明に意を配 し、方向性の明確化、共有化を重視することとしている。 ③安田町あったかふれあい センター交流会の開催 ・安田町あったかふれあいセンター交流会を次のとおり実施。 ・10月1日…テーマ「笑って元気になろう」 内容:活動報告、表彰(90歳以上の方)、講演、くじ引き ④JAあったかふれあいセン 参加人数:112名 ターとの連携・協働 ・ネットワーク会議(毎月)へ出席し、互いの情報交換、個別ケース の検討を行った。 ・JAあったかふれあいセンターとの協働イベント、学習会、交流会 を実施した。 ・常に情報交換しながら活動や広報の強化にともに取り組み、共通 ⑤集落活動センターとの連 認識や目標を共有する場を増やし連携強化に努めた。 携・協働 ・集落活動センターなかやまを拠点とした集いの開催とともに、地域 の交流やイベント、認知症サポーター養成講座の共催等に取り組 んだ。 3.日常生活自立支 ①日常生活自立支援事業 ・判断能力が十分でない高齢者や障がい者に、福祉サービスや日 援事業 の受託実施 常的な金銭管理などの援助を行い地域で安心して暮らせるよう支 援を実施。 ①利用契約者 7名 (うちH26 新規契約者 4名) ②生活支援員登録者 4名 (うちH26 新規登録者 3名) ③相談援助件数 ・問い合わせ件数 11件 ・初回相談件数 3件 ・相談援助件数 326件 ・支援時間数 185時間 ・東部成年後見・日常生活自立支援事業調査研究会(東部四者 会)出席 ・日常生活自立支援事業生活支援員研修会受講 ・ケース会への出席、開催 生活支援員の確保が課題。 成年後見制度による支援移行が課題。 4.心配ごと相談事 ①心配ごと相談の実施 業 ・相談件数 5件 ②弁護士による法律相談の 実施 5.社協事業活動 ・偶数月第3月曜日、午前10時から午後3時まで開設(年6回) ①社会福祉大会、社会福祉 運動会の開催 ・2月27日、午後1時から4時20分まで開設(年1回) ・相談件数 4件 ・第29回安田町社会福祉大会 ①日 時 11月29日 午前10時~12時 ②開催場所 安田町文化センター 多目的ホール ③テーマ 「災害発生時に支え合うことができる地域をめざして」 ④参加人数 94名 ・第27回安田町社会福祉運動会 ①日 時 11月29日 午後1時~3時 ②開催場所 安田町文化センター 多目的ホール ③参加人数 115名 昨年度に比べ、開催場所を変更し安田町文化センター多目的 ホールとした。 特に大きな混乱はなく、開催当日は大会進行も含め、円滑に行 うことができた。 6.共同募金・歳末 ①共同募金・歳末たすけあ たすけあい運動の い募金の実施 実施 ・共同募金・歳末たすけあい募金の実施(10 月~1 月) ①一般募金額 内訳 721,688 円 戸別募金 604,200 円 法人募金 162,000 円(27 件) 学校募金 13,653 円 個人募金 5,829 円 その他 ②歳末たすけあい募金額 ②共同募金事業の実施 6円 64,000 円 ・老人クラブの健康ウオーキング、町内清掃への支援 ・老人福祉活動事業(健康 ウオーキングの実施) 地域住民の支え合い意識 ・児童・青少年福祉活動事 ・高齢者疑似体験インストラクター養成講座受講、取得 を育てて行く福祉教育(共 業(小・中学校生徒、教職 ・小・中学校と連携し、民生委員、ボランティア等の協力のもと、児 育)の推進 員、地域住民への福祉教 童・生徒が福祉体験学習等を通じて、福祉に対する理解と認識を 育、もちつき、健康ふれあ 深めるように努めた。 いまつりへの参画) ・9月30日 安田中学校2年生 ①内容:うらしま体験学習(高齢者疑似体験) ②参加人数:10名 (ボランティア協力者4名) ・1月22日 安田小学校6年生 ①内容:あったかふれあいセンターの見学、高齢者へのイン タビュー、社会福祉協議会の仕事についての講話、 うらしま体験学習(高齢者疑似体験) ②参加人数:17名 (ボランティア協力者9名) ・1月23日 安田小学校5年生 ①内容:車いす体験学習 ②参加人数:13名 (ボランティア協力者8名) ・健康ふれあいまつり ①バザーの開催 昨年の社協役員・評議員学習会実施時に提案があったバザー を開催し、多くの商品提供や協力を得て、一定の成果を上げる ことができた。 ・福祉育成・援助活動事業 ・社会福祉大会・社会福祉運動会の開催 (社会福祉大会・社会福祉 ・ボランティア事業の推進 運動会の開催、研修会等 ・車いす、シルバーカー、歩行器等の購入、点検 の実施) ・各種研修会への出席 ③歳末たすけあい配分金事 ・本年度も独居高齢者愛の訪問事業(民生児童委員協議会との協 業(独居高齢者の愛の訪問 働事業)として年末にひとり暮らし高齢者198名に弁当を作り配っ 事業) た。 (配分額 7. 地域福祉活動 地域の福祉課題・福祉問 64,000 円) 年度途中より、町より安心生活創造事業を受託し、地域福祉活 題を明らかにして行く取組 ≪安心生活創造事業の推 動の一環としてこれまで取り組んできている諸事業と共にその推進 みの推進 進≫ に努めた。 地域での支え合い活動・ ①総合相談・支援体制の強 ・抜け漏れのない実態把握・支援として本年度は次の地区の個別 地域住民活動の推進 化、訪問活動の実施 訪問調査を実施した。 ②地域の社会資源の現状 把握、共通認識 ①実施地区:唐浜東、唐浜中、唐浜西、東谷、西北、間下 ・個別訪問調査を通して、地域のリーダーや世話役を把握し、社協 活動や安心生活創造事業の説明及び相互の関係づくりを図った。 ③地域の福祉課題・問題・ 個別に訪問することにより、社会的弱者の把握やニーズ把握 特長(ストレングス)の把握 ができた。また、サービス等の情報提供や対象となる他機関 ・実態調査、地域診断の実 へのつなぎや連携の強化も図ることができた。 施 ・支え合いマップ等、地域 ・地区ごとに「ささえあい会」を開催し、次のとおり支え合いマップを 福祉推進に向けたツール 作成した。 の作成 ・住民座談会、集会の開催 ①実施地区:唐浜東、唐浜中、唐浜西、東谷、西北 個別訪問調査及び支え合いマップ作成により、地域の現状・ に向けた企画・実施 課題の把握及び地域のつながりの把握を行った。なお次年度 ・地域の問題、課題の抽出 以降も個別訪問の継続、支え合いマップの更新、地域の実情 と解決策の検討 に応じた取り組みを住民とともに進めていくこととしている。 ・見守り台帳、要援護者台 帳整備への参画 ・間下地区では、集会所において懇親会・学習会等を開き、介護予 防や健康づくりのため、月1回の集まりを開催した。 あったかふれあいセンターとして介護予防に取り組み、体操の 継続実施や交流・生きがい活動等の展開ができるよう検討を している。 ・定期的に安心生活創造事業とあったかふれあいセンター事業の 検討会も実施した。 ④認知症サポーター養成講 ・認知症キャラバンメイト養成講座、地域リーダーステップ講座、ボ 座の開催 ランティア研修等の開催・情報発信を行った。 ・認知症サポーター養成講座をあったかふれあいセンター事業の 一環として次のとおり実施した。 ①安田地区と中山地区において開催 ・認知症サポーター登録人数:72名 ・認知症キャラバンメイト養成講座受講 ・新規キャラバンメイト登録者数:5名 認知症への理解や接し方について理解を深めるとともに、認 知症予防への関心度も高めることができた。 ⑤地域福祉推進の人材の ・ボランティア登録の情報発信と地域活動を協働していく人材の把 発掘・育成 握に努めた。 ⑥ボランティアセンター事業 ・香南市社会福祉協議会ボランティアセンターを視察。 の実施 ・ボランティア登録を開始し、あったかふれあいセンターのボランテ ・ボランティア登録の実施 ィア、老人クラブの集まり等において説明会を開催し、ボランティア 登録を促した。 ・ボランティア(グループ、 ①登録者数 11名 個人)活動の支援 ②団体登録者数 1団体 ・社協・あったかふれあいセンター事業へ参画してくれているボラン ・ボランティア活動のコーデ ティアとの意見交換や活動推進のための話し合いの場を随時開催 ィネート した。 ・ボランティアコーディネーター研修、全国ボランティアフェスティバ ・ボランティアの養成及び ルへの参加。 活動の推進・支援 ・安芸広域ボランティア研修会の企画・実施。 ・あったかふれあいセンターにおいて「ナツボラ」の企画・実施。 本年度はあったかふれあいセンターでのボランティア受入体制 を整え、登録ボランティア、団体の協力を得て、夏の子ども広場 や交流事業等の企画を実施、推進することができた。 ナツボラでは新規ボランティアの発掘・育成にはつながらなか ったことから、今後は広報の強化や働きかけ、内容の工夫等を 考えていくこととしている。 ・安芸広域社協内において災害時の体制や近隣の災害予想状況 等を共有し、災害ボランティアセンターの設置について検討を行っ ⑦災害ボランティア支援活 た。 動の研究・検討 ・災害ボランティア基礎講座、中核スタッフ研修受講 ・災害ボランティア研修会 ・災害ボランティアセンター情報交換会出席 への参加 ・災害時の事務局体制づくり研修、検討会出席 ・災害ボランティアセンター の体制の検討 ・安芸広域社協との連携 ・集落活動センターなかやま、ナルク、老人クラブ等との連携・協働 に努めた。 ⑧ボランティア活動、NPO 活動との連携 ・高齢者等食事(配食)サービス事業を町より受託 ①利用人数 ⑨その他福祉諸問題に関 する対策の企画と実施 13名 ②毎月ナルクとの打合せ会を開催 ・高知大学 SUIJI プログラムや大学生の地域交流への支援に努め た。 ・中芸広域連合実習生のあったかふれあいセンター見学・参加の 受入 ・高校生の見学訪問受入 8.福祉団体事務局 ①安田町老人クラブ連合会 ・単位老人クラブへの支 ・単位老人クラブ数 7クラブ ・会員数 170名 援 ②安田町身体障害者連盟 ・活動支援 ・会員数 10名 ・活動支援 ③青少年育成安田町民会 議 ・夏休み夜間パトロールの実施。 11回実施、参加延人数42名
© Copyright 2025 ExpyDoc