車載事業 成長戦略 - Panasonic

社 事業方針
車載事業 成長戦略
2015年5月20日
パナソニック株式会社
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
社長 伊藤 好生
1.2014年度 実績
2.2015年度 事業方針
3.車載事業 成長戦略
1/20
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
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1.2014年度 実績
2.2015年度 事業方針
3.車載事業 成長戦略
2/20
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
2014年度 実績
売上・営業利益ともに対前年・対計画を達成
(億円)
売上
営業利益
(率)
(前年比102%)
27,825
27,218
692
(2.5%)
3/20
上
・車載関連事業が牽引
1,057
(3.8 %)
1,005
(3.6%)
13年度
14年度
14年度
実績
実績
計画
2,423
1,550
FCF(13~14累計)
売
27,660
(CV2015)
※2014年度組織体制ベース
営業利益
・構造改革効果を刈取り
FCF(13~14累計)
・運転資金良化が寄与
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構造改革の完遂
大きな手を打ち終え、増益を牽引
営業利益増減分析(対前年)
営業利益増減要因
(億円)
課題事業の構造改革
14年度の主な改革取組み
1,057
半導体事業 アセットライト化
▲227
+287
+163
売
価
値
下
692
材
料
合
理
化
効構
等 +100 果 造
+629
増
販
益
改
革
固
定
費
増
回路基板事業 終息
為
替
益
光デバイス事業 転地推進
SAW事業 合弁化
▲587
※SAW: Surface acoustic wave(表面弾性波フィルター)
一般電源事業 合弁化
※2014年度組織体制ベース
13年度
4/20
14年度
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
成長への布石
車載・産業、グローバル市場で反転攻勢へ
車載事業への投資を決定
車載事業への戦略投資を決定
グローバル市場攻略
北米リチウムイオン新会社設立
欧州4販社を一社化
欧
州
(14年10月)
・
車
載 営業・SE一体で顧客ソリューション
・テスラ社と密連携
(14年10月)
フィコサ社と資本業務提携合意
・電子ミラー共同開発・事業化へ
(14年9月)
5/20
中
国
・
産
業
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中国統括会社設立
(14年4月)
B2B事業を牽引・拡大
1.2014年度 実績
2.2015年度 事業方針
3.車載事業 成長戦略
6/20
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
2015年度 経営目標
ICT減販を車載・産業でカバーし、増収増益を目指す
(前年比101%)
28,350
(億円)
売上
27,968
ICT
営業利益
(率)
FCF
産業
他
車載
1,425
(5.0%)
1,164
(4.2%)
14年度
15年度
987
230
※2015年4月1日付組織変更反映済み。一部の戦略投資を含む。
7/20
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営業利益達成シナリオ
転地による増販益で、成長投資増をカバー
1,425
(億円)
1,164
売
価
値
下
材
料
合
理
化
等
▲595
+591
減
価
償
却
増
▲125
+191
増
販
益
開
発
投
資
増
+115
+196
為
替
益
▲112
固
定
費
減
15年度
14年度
※2015年4月1日付組織変更反映済み
8/20
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
成長に向けた設備投資戦略
車載への積極投資で反転攻勢を加速
(億円)
分野別設備投資計画
1,650億円
1.5倍
2.2 倍
設
備
投
資
その他
ICT
減
価
償
却
費
18%
13%
14年度
実績
9/20
15年度
事業計画
15年度
中期計画(CV2015)
車載
10%
15年度
計画
59%
産業
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※戦略投資を含む
レイヤーアップに向け組織を再編
顧客へのモジュール・システム提案を強化
~2015年3月
狙 い
2015年4月~(11事業部)
モジュール・システムの例
コックピット
システム事業強化
16
事
業
部
+
モ
ー
タ
事
業
部
2事業部
基地局用蓄電システム
エ
車載・蓄電強化
ナ
ジ
ー
事
業
3事業部
コンテナ・データセンター
放熱+断熱
複合材
インダストリアル事業
5事業部
産業分野強化
複合センサ
ファクトリーソリューション事業
FA保有技術集結
10/20
ADAS
オートモーティブ事業
工場全体への
ソリューション
1事業部
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インフォテインメントシステム事業部の取り組み
大型受注に伴なう開発投資を効率化し、増益を実現
(億円)
売上
5,320
受注金額拡大
(前年比102%)
5,400
1.5倍
13年度
14年度
開発費効率化
営業利益
(率)
205
(3.9%)
14年度
11/20
253
(4.7%)
15年度
・社内開発資産の活用
・標準プラットフォーム戦略
・オフショア開発活用
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※
二次電池事業 の取り組み
※二次電池事業部+テスラBU
車載・産業へのシフトで、成長性と収益性を確保
(億円)
売上
3,794
(前年比107%)
4,060
リチウムイオン 車載・産業向け拡大
14
年度
227
(5.6%)
営業利益
(率)
12/20
※
67%
蓄電事業のレイヤーアップ
・海外協業パートナー活用
15年度
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
1.2014年度 実績
2.2015年度 事業方針
3.車載事業 成長戦略
13/20
15
年度
77%
・システム販売で付加価値拡大
74
(2.0%)
14年度
※売上構成
車載・産業
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車載電子機器の当社有効需要と売上目標
伸びる市場で、市場を上回る成長を実現
車載事業売上目標
車載関連当社有効需要
15→18CAGR
+8%
18.8兆円
快適
※当社推定
15→18CAGR
23.4兆円
7.7兆円
+17%
※CAGR:年平均伸び率
2.1兆円
協業・M&A
1.3兆円
6.5兆円
8.3兆円
安全
6.8兆円
7.4兆円
環境
5.4兆円
18年度
15年度
14/20
18年度
18年度
15年度
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
車載2.1兆円へ向けた全体像
社内・社外とのクロスバリューを活用し、事業領域を拡大
強み・新たな挑戦
6,000億円
●家電AV・モバイル技術を
車載へ応用
●高投資効率の新事業/
新商品を拡大
コックピット
事業
●センシング・画像処理技術
●協業・M&A
●検知から判断・表示まで
ADAS
事業
●電池技術 全種類の電池を展開
●電源デバイス技術
●旺盛な需要に
機を逃さず対応
電池・電源
システム事業
快適
インフォテインメント
安全
センシングデバイス
3,100億円
4,200億円
環境
15/20
強化
事業
15年度 1.3兆円
電池
充電器
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18年度 2.1兆円
9,300億円
4,700億円
7,000億円
インフォテインメント事業でNo.1を目指す
快適
投資効率の高い新事業・新商品で拡大
(億円)
快適領域売上目標
9,300
重点取り組み
・HMI技術を核に事業領域拡大
※HMI : Human Machine Interface
14年 欧州向け
HUD初受注
新
事
業
5,800 6,000
※HUD : Head-Up Display
フィコサ社との
協業
<次世代コックピット> <電子ミラー>
・プラットフォームの標準化・横展開
既存商品
・デバイス
新
商
品
14年度 15年度
16/20
14年
大規模件名
受注
<ネットワーク型 ディスプレイオーディオ・ナビ>
18年度
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
ADAS事業の強化
安全
ADAS:Advanced Driver Assistance Systems (先進運転支援システム)
強み(センシング、画像処理)を活かし「他社協業」でシステム構築
安全領域売上目標
4,700
(億円)
協業・M&A
2,800
コックピットとの融合でADAS事業強化
3,100
P ステレオカメラ
検
知
P
17/20
全周囲検知
カメラシステム
サイドカメラ P
判
断
14年度 15年度
P
画像処理,
レンズ技術
18年度
ADAS統合処理
ユニット P
ヘッドアップディスプレイ P
表
示
スマートメータ
(
快
適
)
次世代コックピット
P
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
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F
P パナソニック担当
F フィコサ社担当
電子ミラー P
F
車載電池トップメーカーとして攻勢
環境
競争力ある車載電池で、旺盛な需要に機を逃さず対応
環境領域売上目標
車載電池(LiB/NiMH) 重点取り組み
※LiB: リチウムイオン電池、NiMH:ニッケル水素電池
(億円)
米国工場
7,000
車載電源
・充電器等
3,800
(LiB円筒形)
・2016年量産開始(予定)
4,200
採用車種数
車載電池
(一部受注済み)
シェア拡大
14年度 15年度
18/20
(LiB/NiMH)
・納入実績:40車種(15年3月時点累積)
⇒さらに、23車種で受注展開中
18年度
(LiB/車両台数ベース)
20%
34%
14年度
18年度
※当社推定
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
2018年度へ目指す姿
車載事業を成長エンジンに、持続的な増収・増益を実現
売上・営業利益率
3.6
(兆円)
2.80
分野別売上構成
2.84
その他
ICT分野
産業分野
その他
17%(▲9)
ICT
7%(▲9)
産業
4.2%
5.0%
14年度 15年度
19/20
18%(+3)
車載分野
18年度
18年度 車載
58%(+15)
(
):対2013年度(AIS社発足年度)比増減ポイント
AIS社 事業方針/車載事業 成長戦略
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本プレゼンテーションには、パナソニックグループの「将来予想に関する記述」に該当する情報が記載されています。本プレゼンテーションにおけ
る記述のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これら将来予想に関する記述は、現在
入手可能な情報に鑑みてなされたパナソニックグループの仮定および判断に基づくものであり、これには既知または未知のリスクおよび不確実
性ならびにその他の要因が内在しており、それらの要因による影響を受けるおそれがあります。かかるリスク、不確実性およびその他の要因は、
かかる将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示されるパナソニックグループの将来における業績、経営結果、財務内容に関してこれら
と大幅に異なる結果をもたらすおそれがあります。パナソニックグループは、本プレゼンテーションの日付後において、将来予想に関する記述を更
新して公表する義務を負うものではありません。投資家の皆様におかれましては、金融商品取引法に基づく今後の提出書類およびその他の当社
の行う開示をご参照下さい。
なお、上記のリスク、不確実性およびその他の要因の例としては、次のものが挙げられますが、これらに限られるものではありません。かかるリス
ク、不確実性およびその他の要因は、当社の有価証券報告書等にも記載されていますのでご参照下さい。
●米州、欧州、日本、中国その他のアジア諸国の経済情勢、特に個人消費および企業による設備投資の動向
●多岐にわたる製品・地域市場におけるエレクトロニクス機器および部品に対する産業界や消費者の需要の変動
●ドル、ユーロ、人民元等の対円為替相場の過度な変動により外貨建てで取引される製品・サービスなどのコストおよび価格が影響を受ける可能
性
●資金調達環境の変化等により、パナソニックグループの資金調達コストが増加する可能性
●急速な技術革新および変わりやすい消費者嗜好に対応し、新製品を価格・技術競争の激しい市場へ遅滞なくかつ低コストで投入することができ
ない可能性
●他企業との提携またはM&Aで期待どおりの成果を上げられない可能性
●パナソニックグループが他企業と提携・協調する事業の動向(BtoB(企業向け)分野における、依存度の高い特定の取引先からの企業努力を上
回る価格下落圧力や製品需要の減少等の可能性を含む)
●多岐にわたる製品分野および地域において競争力を維持することができなくなる可能性
●製品やサービスに関する何らかの欠陥・瑕疵等により費用負担が生じる可能性
●第三者の特許その他の知的財産権を使用する上での制約
●諸外国による現在および将来の貿易・通商規制、労働・生産体制への何らかの規制等(直接・間接を問わない)
●パナソニックグループが保有する有価証券およびその他資産の時価や有形固定資産、のれんなどの長期性資産および繰延税金資産等の評価
の変動、その他会計上の方針や規制の変更・強化
●地震等自然災害の発生、感染症の世界的流行、サプライチェーンの寸断、その他パナソニックグループの事業活動に混乱を与える可能性のある
要素
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(参考)AIS社 新組織体制
(2015年4月1日 時点)
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 (AIS社)
<オートモーティブ事業担当>
インフォテインメントシステム事業部
社
長
伊藤好生
(兼)インダストリアル事業担当
上席副社長
柴田雅久
オートモーティブ事業担当
副
社
長
坂本真治
エナジー事業担当
副
社
長
青田広幸
ファクトリーソリューション事業担当
副
社
長
上原宏敏
インフォテインメントシステム事業部長
車 載 エ レ ク ト ロ ニ ク ス 事 業 部
<エナジー事業担当>
二
次
電
池
事
業
部
エ ナ ジ ー デ バ イ ス 事 業 部
パナソニック ストレージバッテリー㈱
<インダストリアル事業担当>
メ
技
術
本
部
カ
ト
ロ
ニ
ク
ス
事
業
部
ハ ゚ナソニ ック セミコン タ ゙クタ ー ソリ ュー シ ョン ス ゙ ㈱
デ バ イ ス ソ リ ュ ー シ ョ ン 事 業 部
オートモーティブ営業本部
電
インダストリアル営業本部
子
材
料
事
業
部
パナ ソ ニ ッ ク液 晶 ディス プ レ イ ㈱
<ファクトリーソリューション事業担当>
スマートファクトリーソリューション事業部
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