プログラム改定についてのQ&A

プログラム改定についてのQ&A
2015.6.23 日本ボーイスカウト兵庫連盟 (文責 森地)
プログラム改定について、説明会のアンケートに書かれていたものなど、いくつか質問が寄せられて
います。そこで、日本連盟が作成したQ&A(未配布)と、5月31日の全国県連盟コミッショナー会議での日
本連盟の回答を踏まえ、以下のように回答をまとめました。
■ 日連Q&Aより抜粋 (原文ママ)
Q1 対応ができる団にあっては、当該学年の7か月前から上進できるとあるが、CSの対応ができる団と
はどのような対応を言うのか?
A1
今後、日本連盟で提供する書籍や各種資料は、4月∼3月のプログラムとして示していきます。その
ため、それらを9月上進に応じて読み替えることができること、日本連盟が提示しているプログラム
をなぜ4月ではなく9月から実施するのかを保護者に説明できるなどです。原則は4月上進です。
※ 森地註:BSについても同様です。保護者への説明は、従来どおり、BS隊の年間プログラムにお
ける8月の夏季野営の位置づけから、9月上進が円滑に進むので、ということになるでしょう。
Q2 たすきのつけ方に改訂はないのでしょうか? また猶予期間はないのでしょうか?
A2
たすきのつけかたについては、プログラム改訂により、リスバッジやうさぎやしかの記章はたすき
ではなく、制服に着用することになります。
Q3 野外活動の「ボーイ隊の隊キャンプに1泊以上参加する。」はカブスカウトがBS隊のキャンプ(テン
ト泊、自炊)に参加するという理解でよいか?
A3
1泊程度参加ということでご理解ください。またハイキングも1回程度の参加です。
Q4 くまスカウトのみのキャンプを1泊体験とはテントでのキャンプでしょうか? それとも舎営でよい
のでしょうか?
A4
テント泊です。ボーイ隊とは違い成人の支援のもとで1泊のテント泊のキャンプ体験します。
※ 下線森地追加。なお、日本連盟が発行している『カブのキャンプ』という冊子に、カブにおけ
るキャンプの形が示されていますので、参照ください。
【カブのキャンプより】 カブのキャンプは、カブスカウトがテントを張り、炊事をするのではなく、指導者が主体となってテント
の設営をしたり、炊事場を作ったり、調理をするのであって、カブスカウトはその手伝いをするということを確認してください。カ
ブスカウトには、設営をしたり自然の変化に対する生活を自分でする体力はありませんし、それに必要な技能の習得もしていま
せん。(略) 指導者に大きな負担がかかりますから、指導者の経験や技能によって常設の野営場で張ってあるテントを利用す
ることや、指導者や支援者がテントを張り、必要な施設を整えてからカブスカウトを迎えるということもおこるのです。
Q5 3ヶ月前からの月の輪章となっていますが、1月∼3月という短い期間で寒い期間でもありできないス
カウトもいると思いますが救済処置は考えていないのでしょうか?
A5
できるだけ月の輪で履修をお願いしますが、全てを履修できなかった場合は、ボーイ隊に上進して
から、残りの課目を履修して、初級スカウトになります。(月の輪=初級課目)
Q6 くまスカウトのみのキャンプ(1泊テント泊体験)は、月の輪の履修が始まるまでに履修するというこ
とでよいのでしょうか?
A6
できれば、それが望ましいですが、履修できていなければ、くまと月の輪を並行して行うこともあ
るかと思います。ただ、1月から3月の期間のキャンプは大変かと思います。
Q7 チャレンジ章も最近の状況とかけ離れている事項がありますが改訂の予定はあるのでしょうか?
A7
現在、全てのチャレンジ章の内容の見直し作業を行っております。もう少し時間を頂戴したいと思
います。
■ 説明会当日の質疑応答
Q8 上進しないスカウトも月の輪に参加させるべきか?
A8
是非参加させて、モチベーションを高め、上進する気持に導く方向に活用してください。
Q9 スカウツオウン・サービスは、月の輪集会の中で実施すべきか?
A9
BSで行うスカウツオウン・サービスに参加しても構いません。
Q10 月の輪に女子スカウトが参加する場合、月の輪リーダーには女性が必要か?
A10
明記はありませんが、通常の隊集会と同じ考え方をとってください。
Q11 初級章を授与するタイミングは?
A11
月の輪では初級課目の履修認定までです。初級章の授与は上進、ちかいを立てた後の順序になりま
す。
■ 説明会アンケートでの質問 ⇒ 全国県連盟コミッショナー会議での確認結果
Q12 毎年5月に入団体験会をしているが、9月上進の場合、6∼7月にくま年代のスカウトが入隊すると、
りすの完修章のみで月の輪への取り組みをすることもある。問題はないか?
A12
問題ありません。この場合、くまの期間(カブスカウトの期間)がごく短いので、制服を購入しない
で済ませることもありえると思います。その場合はもちろん、りすのバッジは着けません。
Q13 CS途中入隊(例えばしか)のスカウトは、それ以前の進級章(例ではうさぎ)はつけられないのか?
A13
着用できません。
Q14 月の輪を履修しない場合(休隊等)は、上進後のサポートに工夫が必要。また変更登録は必要?
A14
Q5と重なりますが、(進歩課程としての)ボーイスカウトとして初級を履修することになります。
■ 説明会アンケートでの質問 (上記以外、県連盟からの回答)
Q15 VS上進時期は中3の9月となっているが、高1の4月では問題なのか?
A15
日本連盟教育規程1-10では、
(3) ボーイスカウトは、小学校6年生から中学校3年生までの少年とする。
(4) ベンチャースカウトは、中学校3年生の9月から18歳に達する日以後の、最初の3月31日までの
青年とする。
となっていますので、中学校3年生の9月から18歳に達する日以後の、最初の3月31日までは、ベンチ
ャーとして登録し活動できます。一方、教育規程3-73 ベンチャースカウト入隊③では、
入隊の時期は、各団において定める。
となっており、「中学校3年生の9月以降中学生の間」であれば、いつ上進(入隊)しても、規程上は問
題ありません。しかし、A1と同じことが言え、「日本連盟で提供する書籍や各種資料は、中学校3年
生の9月からのプログラムとして示していきます。原則は9月上進です。
」ということになります。
Q16 団として初級への進級面接を行っている。月の輪∼初級章授与の間のどのタイミングで行うのが
良いか?
A16
ボーイ隊に入ること、すなわち、本当の意味で「スカウト」になることの心構えを確認する意味で、
ちかいの式の直前ぐらいが適当だと思います。
Q17 新しい記章類について、従来県連が作成していたような説明資料を県HPに掲載してもらいたい。
A17
説明資料は、現在も
http://bs-hyogo.gr.jp/archive/item.cgi?p=272633812790033&i=1203201202311293
に掲載していますが、改定に追いついていないことや不備もあり、修正の必要が出ています。
そのような中、制服の左胸に着ける多くの記章について、着用方法があまりに煩雑なので、日本連
盟へ整理をお願いしたところ、今年度中に整理した資料を作成するとの返事をもらっています。記章
の着用位置や、記章そのものが変化する可能性もあります。
Q18 組拡委の「ビーバーたいけんノート」の使い方説明、データの県HPへの掲載を行ってもらいたい。
A18
本来、組織拡充委員会が回答すべきですが、代わって回答すると、http://bs-hyogo.gr.jp/sokaku/ に
掲載済みです。