東かがわ市立本町幼稚園

平成 26 年度東かがわ市立本町幼稚園評価書
1.園の概要
東かがわ市立本町幼稚園
幼稚園名
園 住 所
園 児 数
学級数等
教 職 員
教育目標
めざす幼児像
〒769-2702
東かがわ市松原170番地の6
TEL
0879(25)4570
FAX
0879(26)1066
男 子
32
女 子
31
3歳児
4歳児
5歳児
合 計
12
名
26
名
28
名
66
名
1
学級
2
学級
1
学級
4
学級
園 長
1名
教 諭
4名
講師等
4名
合 計
9名
教育目標
・心身ともに調和のとれた元気な子どもの育成
めざす幼児像
・心いっぱい、体いっぱい遊びこむ(様々な環境の中で)
・思いやりのある心豊かな子(人とのかかわりの中で)
・よく考えて行動し、最後までがんばる子(やる気、根気強さ)
2.幼稚園評価書
評 価 項 目
達 成 状 況
自己評価
幼稚園関
係者評価
改善に向けて
◎「生きる力」の基礎を育むために個や学校の実態に応じた適切な指導が計画的に行われ
ているか
教
育
活
動
の
充
実
・年齢別の発達に応じて、課題をつくり
運動能力の向上を目指す。(年長;一輪
車、竹馬など)
・海や御山の身近な環境を計画的に取り
入れたことは、歩く力になり体力向上に
○充実した遊びや生活を もつながった。
するための基礎基本とな ・保護者を巻き込んでの野菜栽培は
る力の育成
「食」への興味関心を高め、さらに保護
者自身の食の改善にもつながった。
・生活調べ項目をその時期の子どもの実
態に合わせて項目を変えたことで、保護
者の生活習慣への意識が高まった。
A
・3歳児 心の安定と友達つくり
・4歳児 自分の思いを伝えながら、相
○年齢による課題解決に
手の思いにも気付く。
向けての環境作り
・5歳児 状況に応じた行動を考え、見
通しをもって遊びに取り組む
A
A
・子どもの実態を把握し
ながら、運動面・生活
面・食育面において常に
流動的に課題を見付け、
達成できるように実践し
てきた。園だけでなく家
庭にも知らせ、協力して
もらった。・固定遊具・
マラソン・おにごっこな
どを計画的に保育に取り
入れたり、異年齢でも楽
しんで体力つくりに参加
できるよう工夫してき
た。また、目的をもって
海や御山へ出掛けること
で、充実した時間を過ご
すことができた。
◎幼稚園教育の充実のために保護者や地域と積極的に連携し、共働した子育てが図られて
いるか
家
庭
や
地
域
と
の
連
携
○様々な交流を通して人 ・幼保交流10回実施
とかかわる力を養うと共 ・幼小交流1年生4回・5年生2回職員交
に豊かな経験をする
流回
・やすらぎ処など地域との交流6回
教
職
員
の
資
質
向
上
◎教育課題達成を目指し、教職員の指導力を向上させるための研修に積極的に取り組めて
いるか
○親育ちの場として、保 ・クラス便り年16回~20回以上・園長通
護者に学びの場や情報を 信年12回以上
提供し子育て支援の充実 ・給食参観、学級懇談会各学年1回
・絵本の読み聞かせ70%達成。・図書
コーナー新設
・3歳児親子園外保育実施(カニとり、
白鳥動物園)・親のニーズに合った講演
会を計画実施した。
〇幼児理解につながる
自己研鑚に努め、保育や
かかわりについて見直し
をする。
A
A
A
・研究保育を通して、資質向上につなげ
る。
・事例研修を通して、幼児理解に努め
る。
・他園と合同で、ビデオ研修をする。
(誉水幼、白鳥・湊保)
A
A
・親育ちの場の提供とし
て、特に子育てに不安の
多い3歳児を中心に活動
してきた。今後は年中・
年長保護者にもより多く
の人が参加できるよう働
きかけをしたい。
・5年生との交流を今年
度初めてもつことができ
た。保護者から入学の心
配が少なくなったと評価
された。来年度につなげ
ていきたい。
○研究保育では、県の指導員
を招いて、幼児理解につなが
る職員研修ができるように保
育の実践に努めた。
○事例研修では全職員が、子
どもを多面的に見るために今
何が育っているのかを考える
ことで、日々の保育の振り返
りに繋がったり、今後のかか
わり方を考える機会となっ
た。今後外部講師を招いて研
修をより深めていきたい。
○他園と研修をすることで、
相互の思いを伝え合い、より
よい保育観をもつために話し
合えた。今後も継続していき
たい。
A
・専門機関との連携を積極的に図り必要
な個を専門機関につなげた事例もあっ
た。専門員と話合った内容を職員に報告
し共通理解を図りながら全職員で見守っ
〇一人一人に応じた支援 ていく体制が取れた。
の充実。
た。今後外部講師を招いて研
修をより深めていきたい。
○他園と研修をすることで、
相互の思いを伝え合い、より
よい保育観をもつために話し
合えた。今後も継続していき
たい。
A
◎園児が安全に楽しい幼稚園生活を送るための環境を整えるとともに、様々な環境を有効
に活用できているか
教
育
環
境
の
整
備
・交通安全、公共マナー等の指導
・毎月1回火災、地震、防犯のいずれか
を想定し訓練を実施 小学校との合同避
〇園内外の安全に幼児・ 難訓練(津波9月)
教師共に目を向け、規範 ・毎月遊具の安全点検を行うと共に扱い
意識や防災安全意識を高 方を指導し、危険防止に努める
める。
〇特色ある教育環境の工 ・絵本の読み聞かせ
・お茶をいっぷく
夫により体験を広げる
・英語で遊ぼう(年3回)
・園周辺の自然環境を活用してマラソン
大会につなげた。
B
B
・今後さらに、様々な災
害を想定した避難訓練の
強化を図っていきたい。
・本町の恵まれた自然環
境を、今後も保育活動に
積極的に取り入れていき
たい。
B
評価[A:十分達成できている、B:おおむね達成できている、C:やや改善の必要がある、D:改善の必要がある]
C,Dの場合は改善策を記入
3.保護者等の意見
○アンケートの結果、園児が『楽しく幼稚園生活を過ごしている』100%、教師が『子ども一人一人をよく理解し、個に
応じた援助をしている』100%と評価してもらえている。
○5年生との交流では、5年生の姉が「おもしろかった」と喜んでいました。入学前に知っているお兄さんやお姉さんがい
ることで安心して入学できると思います。
○集団下校体験では、5年生の次期班長さんがとてもやさしく接してくれて嬉しかった。
○感動の運動会でした。子どもたちの可能性を最大限に引き出して最高のパフォーマンスで私達に忘れることの出来ない
貴重な時間をプレゼントしていただきありがとうございました。
○集団生活でたくさん学ぶことがあるのだなと感じました。発表会を終え、少し自信がついたと思います。毎日お風呂で
熱心に練習していました。母親として楽しい時間を過ごせたと思います。友達の気持ちも少しずつ理解してくれればと
願っています。家庭でのかかわり方も考えて見たいと思います。
○保育園の発表会ではステージから姿を消したり、ごぞごぞ動いたりと落ち着きのなさが前面にでていましたが、幼稚園
での発表会では見事に踊りも歌も見せてくれ、その成長ぶりに感動しました。
4.自己評価講評
○生活調べでは、各学年ごとに実態に応じた内容をその都度検討実施した結果、保護者意識の高まりとともに生活習慣へ
の意識が高まった。特に自分から挨拶をする子70%以上達成。
○給食では、全園児完食できるようになった。家庭でも野菜を工夫して食するよう努力してくれる家庭が増えつつある。
3歳児はエジソン箸から2本箸へ移行中である。
○園長通信(年間12回以上)クラス便り(年間16回~20回以上)発行。保護者アンケートでは教育方針や教育活動
を分かりやすく伝えているとA評価70%。
○図書室利用率平均70%だが、1回でも利用している家庭は90%を上回る。保護者が仕事をしている、していないにかかわ
らず、絵本への関心が高まっている。
○地域の人を招いて活動することも大切だが、地域に出向いての交流効果が高い。特に、老人施設訪問を年間4回行い、
子どもたちがお年寄りと接したり、スキンシップをとることで、優しい気持ちが育っている。
○今年度は特に3歳児クラスは保護者に積極的に保育に参加できるよう、カニとり、親子園外保育、親子野菜つくり、
クッキングなどを計画。保護者から、子どもの成長が分かると評価。
○今年度より5年生との交流を2回実施。5年生担任とは事前に話し合う場をもつことができた。保護者から、集団下校
体験も5年生がやさしかったとの声が多く、小学校への不安が軽減されたと評価してもらえた。また、小学校からは、5
年生の交流を実施して良かったと言ってもらえた。
5.幼稚園関係者評価講評
○実際に園児がいる時に地震が起きた時、放送と同時にとっさに机のしたに逃げることが出来たの
は、日頃の訓練のおかげである。
○幼稚園の時の経験が良かったのか、幼稚園の先生を目指すと言う子がいる。そのような園児を育
てていくことは、幼児教育のよさを広めていく一つの方法である。
○インターネットさぬきっ子の講演会を取り入れたのは良かった。
○毎日忙しい中日々お疲れ様です。今までのスタンスを続けて下さい。
○年長保護者の読み聞かせが思ったより少ないのが残念です。とてもだいじなことなので、もっと
もっと参加してもらえる方法をとりたいですね。
○最近の家庭では、一人っ子が多いのではないかと思います。幼稚園という集団の中で、いろいろ
学べる機会を設けていただけている様子。すごく良いことだと思います。