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平成 26 年度
事
業
報
告
書
は
じ
め
に
平成 26 年度における諸事業は、本学園の建学の精神に則り、モラロジー教育を根幹
として教育内容の充実と教職員の資質向上に努め、学生・生徒の品性と能力の涵養を図
ることを目的に、以下の基本方針に基づいて、次葉以下に報告のとおり実施した。
基本方針
本学園は、麗澤教育の理念の実現に向け、麗澤各校の経営を行い、教育・研究の諸活
動を遂行する。
創立者生誕 150 年(平成 28 年)が含まれる 5 年間の麗澤各校の中期計画の実行に積
極的に取り組み、あわせて以下の 5 つの重点施策を実施する。
〔重点施策〕
(1)学園将来構想提言への対応
(2)学生・生徒等の確保
(3)収支構造の改善
(4)グローバル化への対応
(5)公益財団法人モラロジー研究所との協力
目
次
Ⅰ.学校法人の概要
1.建学の精神…………………………………………………………………………………
1
2.沿革…………………………………………………………………………………………
2
3.組織…………………………………………………………………………………………
4
4.役員・顧問…………………………………………………………………………………
6
Ⅱ.事業の概要
1 重点施策の取り組み ………………………………………………………………………… 7
2 各校等の事業報告
【1】麗澤大学 ………………………………………………………………………………… 9
1.重点目標への取り組み
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
3.主な事業計画への取り組み
【2】麗澤中学・高等学校 …………………………………………………………………… 24
1.重点目標への取り組み
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
3.主な事業計画への取り組み
【3】麗澤瑞浪中学・高等学校 ……………………………………………………………… 28
1.重点目標への取り組み
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
3.主な事業計画への取り組み
【4】麗澤幼稚園 ……………………………………………………………………………… 34
1.重点目標への取り組み
2.主な事業計画への取り組み
【5】法人 ……………………………………………………………………………………… 37
1.重点目標への取り組み
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
3.主な事業計画への取り組み
Ⅲ.財務の概要
1.資金収支計算書 …………………………………………………………………………… 39
2.消費収支計算書 …………………………………………………………………………… 40
3.貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 42
4.財務状況の推移 …………………………………………………………………………… 44
5.主要な経営指標の推移 …………………………………………………………………… 46
別表1.平成 26 年度教育対象学生・生徒・園児数(平成 26 年 5 月 1 日現在) …………… 47
別表2.平成 26 年度卒業・修了者数(平成 27 年 3 月 31 日現在) ………………………… 49
別表3.平成26年度麗澤大学卒業者・大学院修了者進路状況(平成27年4月1日現在) …… 50
別表4.教職員の構成(平成 26 年 5 月 1 日現在)……………………………………………… 51
Ⅰ.学校法人の概要
1.建学の精神
(1)麗澤教育の理念
麗澤教育は、創立者廣池千九郎が提唱した道徳科学(モラロジー)に基づく知徳一体の教育を
基本理念とし、学生生徒の心に仁愛の精神を培い、その上に現代の科学、技術、知識を修得させ、
国家、社会の発展と人類の安心、平和、幸福の実現に寄与できる人物を育成する。
(2)麗澤教育のめざす人間像
1.大きな志をもって真理を探求し、高い品性と深い英知を備えた人物
1.自然の恵みと先人の恩恵に感謝し、万物を慈しみ育てる心を有する人物
1.自ら進んで義務と責任を果たし、国際社会に貢献できる人物
(3)麗澤の語義
「麗澤」という語は、中国の古典『易経』の「象に曰く、麗ける澤あるは兌びなり、君子以て
朋友と講習す」という言葉からとったものである。「並んでいる沢が、お互いに潤し合い、周囲
の草木もその沢の水のお陰によって青々と生い茂っている。この様子はまことに喜ばしい限りで
ある。これと同様、立派な人間になろうとする者は、すぐれた師のもとで、志を同じくする友と
切磋琢磨し、人格の完成を目指すと同時に、周囲の人々にもすばらしい影響を与えてゆくよう努
力すべきである」と説明されている。
また、「日月は天に麗く。百穀草木は土に麗く。重明にしてもって正に麗く。すなわち天下を
化成す」、つまり「日や月は天に付着しているから万物を照らすことができ、穀物や草木は土に
付着しているから花を咲かせ実を結ばせることができる。また、明徳をもって正しい道にしっか
りと付着して政治を行えば、天下を正しく教化できる」とも説明されている。
創立者廣池千九郎は、その精神を「麗澤とは、太陽天に懸りて、万物を恵み潤し育つる義な
り」と説明している。すなわち、本学園が設置する各学校の校名「麗澤」には、私たち人間にと
って、思いやりの心を育てることが何より大切であるとの願いが込められており、麗澤各校は、
太陽のような光明(知恵)と温熱(慈悲)とを併せもって、公平無私な態度で万物を育てること
ができる人間の育成を目標としている。
-1-
2.沿革
和暦
西暦
月
内
昭和 10 年
1935
4
道徳科学専攻塾
昭和 17 年
1942
4
財団法人廣池学園
4
東亜専門学校 支那科、南洋科
東亜外事専門学校に改称
容
本科、別科(全寮制、男女共学) 開設
設立
開校
昭和 19 年
1944
1
昭和 20 年
1945
12 東亜外事専門学校
大陸科、欧米科に改称
昭和 21 年
1946
5
東亜外事専門学校
研究科 開設
昭和 22 年
1947
1
千葉外事専門学校に改称
昭和 23 年
1948
4
新制高等学校
道徳科学専攻塾高等部
本科、農業別科(全寮制、男女共
学) 開校
昭和 25 年
1950
4
麗澤短期大学 英語科(全寮制) 開学
道徳科学専攻塾高等部のうち本科を全日制普通課程、農業別科を定時制普
通課程に変更
昭和 26 年
1951
2
私立学校法の施行に基づき学校法人に組織変更
4
道徳科学専攻塾高等部を麗澤高等学校に改称
昭和 34 年
1959
4
麗澤大学 外国語学部イギリス語学科、ドイツ語学科(全寮制) 開学
昭和 35 年
1960
3
麗澤短期大学 閉校
4
麗澤大学 外国語学部中国語学科 開設
麗澤高等学校瑞浪分校(全寮制、男子校)
昭和 37 年
1962
1
開校
麗澤高等学校瑞浪分校を独立校とし、麗澤瑞浪高等学校
昼間定時制課程
に改称
4
麗澤瑞浪高等学校
昼間定時制課程 開校
麗澤保育園 開園
昭和 38 年
1963
4
麗澤瑞浪高等学校
全日制普通課程(男子校) 開設、昼間定時制課程か
ら夜間定時制課程に変更
昭和 39 年
1964
4
麗澤瑞浪高等学校
昭和 42 年
1967
3
麗澤高等学校 定時制課程 閉課程
昭和 45 年
1970
4
麗澤瑞浪高等学校
昭和 47 年
1972
4
麗澤日本語学校
開校
昭和 51 年
1976
3
麗澤日本語学校
閉校
4
麗澤大学 別科日本語研修課程
3
麗澤保育園 閉園
4
麗澤幼稚園 開園
昭和 55 年
1980
全日制普通課程 男女共学に変更
定時制課程
男女共学に変更
開設
昭和 60 年
1985
4
麗澤瑞浪中学校(全寮制、男女共学) 開校
昭和 61 年
1986
4
麗澤大学 外国語学部イギリス語学科を英語学科に改称
麗澤大学 通学制の導入
昭和 63 年
1988
4
麗澤大学 外国語学部日本語学科 開設
-2-
平成 3 年
1991
4
麗澤幼稚園 3 歳児保育 開始
平成 4 年
1992
4
麗澤大学 国際経済学部国際経済学科、国際経営学科 開設
麗澤高等学校 通学制の導入
平成 8 年
1996
4
麗澤大学 大学院言語教育研究科日本語教育学専攻[修士課程] 開設
麗澤大学 大学院国際経済研究科経済管理専攻、政策管理専攻[修士課程]
開設
麗澤瑞浪高等学校及び麗澤瑞浪中学校 通学制の導入
平成 10 年
1998
4
麗澤大学
大学院言語教育研究科日本語教育学専攻[博士課程(後期)]
開
設(既設の日本語教育学専攻[修士課程]を[博士課程(前期)]に改称)
麗澤大学 大学院国際経済研究科経済・政策管理専攻[博士課程] 開設
平成 11 年
1999
4
麗澤大学 国際経済学部国際産業情報学科
平成 12 年
2000
3
麗澤瑞浪高等学校
平成 13 年
2001
4
麗澤大学
定時制課程
開設
閉課程
大学院言語教育研究科比較文明文化専攻[博士課程(前期・後
期)] 開設
平成 14 年
2002
4
麗澤中学校 開校
平成 18 年
2006
4
麗澤大学 大学院言語教育研究科英語教育専攻(修士課程) 開設
麗澤オープンカレッジ 開校
平成 20 年
2008
4
麗澤大学
外国語学部 英語学科、ドイツ語学科、中国語学科、日本語学
科を外国語学科に改組
麗澤大学
国際経済学部(国際経済学科、国際経営学科、国際産業情報学
科)を経済学部(経済学科、経営学科)に改組
平成 24 年
平成 25 年
2012
2013
3
麗澤大学 国際経済学部国際産業情報学科を廃止
4
麗澤大学 大学院国際経済研究科を経済研究科に改組
3
麗澤大学 大学院国際経済研究科経済管理専攻[修士課程]を廃止
麗澤大学 外国語学部英語学科を廃止
麗澤大学 国際経済学部国際経営学科を廃止
平成 26 年
2014
3
麗澤大学 国際経済学部及び国際経済学科を廃止
9
麗澤大学 大学院国際経済研究科政策管理専攻[修士課程]を廃止
-3-
3.組織
(1)教育・研究組織
言
語
教
育
研
究
科
日本語教育学専攻(博士課程 前期)
日本語教育学専攻(博士課程 後期)
比較文明文化専攻(博士課程 前期)
比較文明文化専攻(博士課程 後期)
英語教育専攻(修士課程)
大 学 院
経
済
研
究
科
麗
澤
大
学
外
国
語
学
部
学
別
経済学専攻(修士課程)
経営学専攻(修士課程)
外国語学科
部
経
済
学
部
廣
池
学
園
経済学・経営学専攻(博士課程)
経済学科
経営学科
日本語研修課程
経済社会総合研究センター
科
比較文明文化研究センター
企業倫理研究センター
言語研究センター
情報FDセンター
付属機関
情報システムセンター
国際交流センター
日本語教育センター
麗澤オープンカレッジ
学生相談センター
キャリアセンター
道徳科学教育センター
学修支援センター
図 書 館
麗澤高等学校
麗澤中学校
麗澤瑞浪高等学校
麗澤瑞浪中学校
麗澤幼稚園
注 1)麗澤大学外国語学部ドイツ語学科、中国語学科及び日本語学科は、平成 20 年度から募集停止。
注 2)麗澤大学大学院国際経済研究科経済・政策管理専攻は、平成 24 年度から募集停止。
-4-
(2)事務組織
秘 書 室
監 査 室
評
議
員
会
教務グループ
学 務 部
学生支援グループ
キャリア支援グループ
国際交流グループ
学長室
学
事 部
教育研究支援グループ
大学院・オープンカレッジ
グループ
図書館事務グループ
事
理
事
理
事
長
会
務
企画調査室
総合企画部
企画広報室
情報システム室
局
総務課
総
務 部
人事課
施設課
健康支援センター
財 務 部
監
財務課
経理課
事務課
事
麗澤瑞浪事務部
施設課
食堂課
麗澤中学・高等学校事務課
麗澤幼稚園事務課
-5-
4.役員・顧問
【役員】
区分
氏名
現職就任年月
担当業務・主な兼職等
理事長
廣池 幹堂
平成元年 2 月
法人業務の総理
常務理事
井上 貞廣
平成 9 年 4 月 (理事)
平成 24 年 4 月
初等中等教育、総務担当
常務理事
梶
平成 22 年 3 月
企画、募金、収益事業担当
常務理事
長井 孝介
平成 20 年 4 月 (理事)
平成 22 年 3 月
高等教育、財務担当
理事
岡田 恭彦
平成 23 年 3 月
富士通(株)顧問
理事
小野 宏哉
平成 18 年 4 月
高等教育、情報担当、麗澤大学副学長
理事
蟹井 克也
平成 24 年 4 月
中等教育担当、麗澤瑞浪中学・高等学校長
理事
黒須 里美
平成 25 年 3 月
高等教育担当、麗澤大学言語教育研究科長
理事
芝井 敬司
平成 27 年 3 月
(学)関西大学理事・教授
理事
竹政 幸雄
平成 15 年 4 月
中等教育担当、麗澤中学・高等学校長
理事
中山
理
平成 16 年 3 月
高等教育担当、麗澤大学学長
監事
濱井 利一
平成 22 年 3 月
(株)ジュピターコーポレーション
代表取締役副会長
監事
風澤 俊夫
平成 25 年 3 月
(株)フーサワ取締役会長
浩
29 名
評議員
【顧問】
氏
名
就任年月
現
職
阿部
孝
平成 24 年 4 月
(学)廣池学園顧問
石田
隆一
平成 26 年 4 月
(株)イシダ名誉会長
梅田
博之
平成 19 年 3 月
麗澤大学名誉教授、東京外国語大学名誉教授
大河原 良雄
平成 19 年 3 月
(公財)世界平和研究所理事
金
正年
平成 16 年 11 月
ソウル大学校名誉教授
林
英輔
平成 21 年 3 月
麗澤大学名誉教授、山梨大学名誉教授
宮川
公男
平成 19 年 3 月
麗澤大学名誉教授、一橋大学名誉教授
(平成 26 年 5 月 逝去)
-6-
Ⅱ.事業の概要
1 重点施策の取り組み
1.学園将来構想提言への対応
麗澤教育の教育方法の再構築・体系化に取り組み、理論に裏付けられた教育方法・技術(麗澤
メソッド)を開発して、それを身につけた教職員を組織的に育成していく「麗澤教育開発センタ
ー(仮称)」の開設準備のため、開設準備室設置プロジェクトを設け、同センターの設置に向け
た課題の抽出と開設準備体制の検討を行い、平成 27 年度から「麗澤教育開発センター(仮称)
準備委員会」を設置して開設準備を更に推進することとした。
2.学生・生徒等の確保
麗澤教育の理念実現を目指し学生・生徒等を安定的に確保するため、学生・生徒数の確保に向
けて募集・広報活動を一層強化するとともに、進学・キャリア支援等にも最善を尽くした。
その結果、麗澤各校の平成 27 年度入学者数は募集定員の合計に対して 104%を超える状況と
なり、全体の定員数に対する平成 26 年 5 月 1 日現在の学生・生徒等の在籍者数の割合も
104.4%で、定員管理は概ね順調である。しかし、入学者確保の観点から個別の状況を見た場合
には大きな課題があり、募集・広報活動の更なる重点化を図る必要がある。
また、進学・キャリア支援等に関して、大学においては、キャリア教育科目により低学年次か
らのキャリア教育の更なる充実を図るとともに、資格取得などで大きな実績をあげることができ
た。さらに、各高等学校では、国公立大学をはじめとする進学実績において、前年度を上回る成
果をあげることができた。
3.収支構造の改善
平成 26 年度は、24 年度から 26 年度までの収支改善第 3 クールの最終年にあたり、改善目標
である消費支出比率 95%以下を念頭に置きつつ、麗澤各校の中期計画達成及び事業計画の実行に
必要な財源確保に努めてきた。
当初予算における帰属収入合計は 77 億 7,950 万円、消費支出合計は 76 億 2,534 万円、帰属
収支差額はプラスの 1 億 5,416 万円で、消費支出比率 98.0%でスタートした。実績においては、
帰属収入合計は 77 億 7,404 万円で当初予算比 546 万円の減少となったが、消費支出合計は 73
億 9,783 万円となり、当初予算比 2 億 2,751 万円の減少となった。
この結果、平成 26 年度の帰属収支差額は 3 億 7,621 万円のプラス、消費支出比率は 95.2%と
なり、収支改善目標(消費支出比率 95%以下)を概ね達成したことになる。しかし、26 年度に
おいては、当学園と公益財団法人モラロジー研究所との所有施設の整理を目的とした不動産交換
が行われ、これに伴い固定資産交換差額として 3 億 2,221 万円が収入計上されている。この差額
は資金の増加を伴わない一過性のものであり、この特殊要因を除けばプラスは 5,400 万円に止ま
り、実質的な消費支出比率は 99.3%となるため、今後も引き続き収支改善に努める必要がある。
4.グローバル化への対応
麗澤各校では、グローバル社会で、高い志を持って中核的に活躍できる人材育成のシステムを
教育の柱の一つとして確立するための諸活動を展開した。
麗澤大学では、新たに海外の複数の大学と交流協定の締結・更新を行うなど、グローバル化へ
の取り組みを促進した。また、グローバル人材育成への取り組みを強化するため、国連アカデミ
ックインパクト、世界大学総長協会(International Association of University Presidents:
-7-
IAUP)横浜総会及び全米模擬国連大会への学生の参加を積極的に支援するとともに、本学にお
いて「国際フェスタ CHIBA」を開催した。麗澤中学・高等学校では、ユネスコ・スクールの国
際大会及び佐賀県で実施されたグローバルキャンプに教員と生徒が積極的に参加し、今後のグロ
ーバル化推進のための足掛かりを固めることができた。麗澤瑞浪中学・高等学校では、5 年生全
員を対象とした台湾研修旅行を実施して多くの成果を上げることができた。
5.公益財団法人モラロジー研究所との協力
麗澤教育の理念実現に向けて、関連法人である公益財団法人モラロジー研究所との協力体制を
強化した。
麗澤大学では、教員 14 名を同研究所が主催する「第 51 回 教育者研究会」92 会場のうち 13
会場へ講師として派遣し、さらに、「第 26 回 道経一体経営講座」
、
「モラロジー全国青年大会 in
上信越」、千葉県モラロジー協議会主催の千葉県公開講演会等において、中山学長が講演を行っ
た。麗澤中学・高等学校では、大学同様、「教育者研究会」へ講師の派遣を行うとともに、同研
究会に教員が参加し、研修を進めた。麗澤幼稚園では、同研究所が主催する行事等に、園児・保
護者が参加し協力した。また、麗澤大学及び麗澤幼稚園では、平成 27 年度から本格的に開始さ
れる同研究所の高齢者福祉介護事業との連携について検討を重ねた。
-8-
2 各校等の事業報告
【1】麗澤大学
建学の精神に則り、学位授与方針・教育課程編成方針・入学者受入れ方針の 3 つの方針に基づき、
グローバル社会に貢献できる国際的教養人・国際公共人の育成に向けて、教育・研究・社会貢献活
動に取り組んだ。特に平成 26 年度は、29 年度までの中期計画への取り組みを本格的に開始すると
ともに、学生基点に立った教育体制を整備し、グローバル化と地域連携への取り組みを一層強力に
推進した。
1.重点目標への取り組み
(1)学士課程の教育課程の再編
平成 25 年度に策定した授業科目のナンバリングに基づき、カリキュラムの一層の体系化を進
めるためカリキュラム・マップの作成等の検討を行った。また、学生の自発的な学修意欲を向上
させ、学士課程教育の実質化を促進するため学修ポートフォリオの導入について検討を行った。
(2)認証評価の受審と ISO26000 の活用による自己点検・評価の推進
平成 26 年度は公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価を受審し、全て
の評価項目において「基準を満たしている」との評価を受けた。また、ISO26000(社会的責任
規格)の活用は、恒常的なものとして取り組み、引き続き学生基点に立った教育を推進すること
を確認した。
(3)学生募集の強化と退学・除籍者の抑制による学生の定員確保
高等学校への働きかけを強化するとともに、短期大学や専門学校からの編入学生確保を図り、
中期計画の目標である外国語学部 350 名、経済学部 360 名の入学者確保を目指したところ、平
成 27 年度入学者は、外国語学部 373 名(うち編入学者 26 名)
、経済学部 282 名(うち編入学者
0 名)となった。また、退学・除籍者の抑制に努め、退学者は 75 名(平成 25 年度は 89 名)、除
籍者は 13 名(平成 25 年度は 32 名)となり、きめ細かな学生指導の成果が現れた。
(4)グローバル化・地域連携への取り組みの促進
平成 26 年度は新たにミクロネシア短期大学(ミクロネシア)との交流協定締結、サラワク大
学(マレーシア)との覚書の調印及びナンヤン・ポリテクニック(シンガポール)との交流協定
の更新を行った。さらに、ホーチミン市ベトナム国家大学人文社会科学大学(ベトナム)と日本
語とベトナム語の対訳形式で共同執筆した『現代における経済と道徳』の出版や同大学日本学科
での特別授業を実施した。また、柏市教育委員会との連携事業による「夏休み放課後子ども教
室」や道徳教育をテーマとした「教職員研修講座」の開催、光ヶ丘商店会との連携事業を開催し
た。加えて、公益財団法人ちば国際コンベンションビューローと国際フェスタ CHIBA を共催し、
本学で開催した。これによりグローバル化・地域連携ともに、教育・研究の両面における取り組
みを具体的に推進することができた。
また、日本地域学会第 51 回年次大会の公開シンポジウム(麗澤オープンカレッジプレ 10 周年
記念事業)の開催(10 月)や横浜で開催された世界大学総長協会(International Association of
University Presidents:IAUP)横浜総会(6 月)に中山学長、渡邊外国語学部長及び学生 6 名
が参加し、麗澤の道徳教育・研究の取り組みと今後の方向性について発表するなど麗澤の道徳教
育を世界に向けて発信した。
(5)学士課程と修士課程の連携教育の強化
科目等履修生制度や特別推薦選抜制度等の活用を一層推進し、学士課程教育の高度化を図ると
ともに、修士課程への進学者を確保し、修士課程教育の充実を図ることを目指したが、特別推薦
-9-
選抜において、言語教育研究科で 1 名、経済研究科で 7 名の志願となった。また、大学院におい
ては、公益財団法人モラロジー研究所のモラロジー専攻塾との連携を強化することを目指し、専
攻塾生 1 名が聴講した。
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
(1)人材の確保・育成
1)学生数を安定的に確保し、教育水準の維持・向上を図るため、学部は入学定員の 1.2 倍程度、
研究科は入学定員の 1.1 倍程度の入学者確保を目指し、外国語学部は 347 名(1.16 倍)
、経済
学部は 282 名(0.94 倍)となり、学部全体は(629 名)1.05 倍となった。また、研究科修士
課程においては、言語教育研究科が 10 名(0.56 倍)
、経済研究科が 10 名(0.67 倍)となった。
2)コア・メッセージの策定は、中期計画との関連で検討することとし、本来の課題であった本
学のキャッチコピーを策定することとなった。このキャッチコピーは、本学に興味を持っても
らうためのコミュニケーションワードとして、募集広報ツールで活用していくこととした。
(2)教育の充実
1)中期計画(平成 25~29 年度)では、学位授与方針等に基づくカリキュラムの体系化・実質
化を図ることとされ、道徳性の涵養と実社会で必要とされる力の養成の両立、課外活動や寮教
育等の正課外教育の体系化に取り組むこととしている。平成 26 年度においては、実社会で必
要とされる力、ジェネリック・スキルをカリキュラム等に関連づけて、カリキュラムの一層の
体系化を進める施策に取り組むこととし、ジェネリック・スキルを定義した「汎用的能力(麗
澤大学版)」を作成した。また、学修ポートフォリオは、「汎用的能力(麗澤大学版)」を学生
が自己評価するシステムに特化して導入することで検討し、あわせて、学生のための既存シス
テムの改善を検討することとした。
2)中学・高校教員養成への取り組みを強化するため、教員採用試験対策講座を新設した。同講
座の 1 学期の受講者数は 18 名(うち学部 4 年生 13 名、修士 2 年生 3 名、科目等履修生 2
名)あり、このうち 4 名が千葉県の教員採用試験に合格した。
3)グローバル人材育成への取り組みを強化するため、国連アカデミックインパクト、世界大学
総長協会及び全米模擬国連大会への学生の参加を積極的に支援するとともに、本学において
「国際フェスタ CHIBA」を開催した。
4)地域連携(Center of Community:COC)を意識した教育を拡充するため、千葉県、柏市及
び柏商工会議所との連携を推進した。
5)本学における教育改革を迅速に推進するため、学長裁量経費を新設し、4 件の取組みに対し
て費用を助成した。
(3)研究の充実
1)国際的通用性を高めるために、国際共同研究プロジェクトを推進した。特にミズーリ大学
(アメリカ)との共同研究における道徳教育の効果測定ツールの開発に向けて検討を重ねた。
2)科学研究費助成事業等外部研究資金の導入を強化するとともに、地域連携を意識した研究を
重点的に進めるため、特別研究助成の優遇措置を実施した。
(4)経営改革
1)ガバナンス体制の整備を図り、中期計画実施を中心とする効率的な予算編成・執行に努めた。
3.主な事業計画への取り組み
2-1 教育活動
2-1-1 全学事項
-10-
(1)ファカルティ・ディベロップメント(FD)
1)導入後 4 年目となり完成年度を迎える GPA 制度について、改善が指摘されている評価方法及
びポイント化の方法について再検討を進めることとなっていたが、十分な検討ができなかった。
平成 27 年度も引き続き検討するとともに、活用方法の拡充を図ることとした。
2)教員個々の授業力向上を目的として実施している教員間の授業公開制度について、より組織
的に取り組むため、これまで各年度に 1 回の実施であったものを平成 26 年度から各学期 1 回
の実施とした。
3)学生の能動的な学修を育成するためにアクティブ・ラーニング等の手法を取り入れた教授法
についての FD 活動を行った。
(2)建学の理念に関する教育
1)全学的なカリキュラム改革の一環として、全学年において体系的に「道徳科学」を学べるよ
うな順次履修的なカリキュラムの策定を行ってきたが、未完のため継続して策定を行い、平成
27 年度前期中の完成を目指すこととした。
2)アメリカのボストン大学やミズーリ大学、イギリスのバーミンガム大学、ベトナムのベトナ
ム国家大学などの海外大学等との交流を進め、道徳・倫理教育の世界的な展開を図り、道徳教
育のグローバル化に資することができた。
(3)日本語教育
1)特設コースにクラス担任を新たに置き、授業担当者間の情報交換を充実させるとともに、授
業報告や申し送りを記入する共有ノートをつくり、きめ細かな対応を可能とする体制を整えた。
2)経済学部に入学した初級レベルの留学生に対する学習内容を検討し実施した。
3)再編成した技能別コース科目「聴解」においてアカデミック・ジャパニーズに沿った教育内
容の改定を進め、「口頭表現」においては改定すべき課題を確認した。
(4)教職課程
1)英語教員を目指す学生の英語力を向上させ、教員採用試験合格者を増大させるため、平成 26
年度入学生より、「英語科教育法Ⅰ」「英語科教育法Ⅱ」「教育実習Ⅰ」の科目について、
TOEIC 等の英語力を履修条件として設定した。この対応のため、英語の運用能力の高い学部
生、大学院生及び科目等履修生が指導する「英語フォローアップセミナー」を実施し、6 名の
講師により週 12 コマ設定した。英語力に不安のある学生は都合の良い時間に指導を受けられ、
個別指導を基本としたため、苦手分野の克服を中心に実施することができた。
2)教職課程の履修指導を強化し、「教職実践演習(中・高)」に関連する「履修カルテ」の効率
的な運用ができるようシステム化を進めている。既に電子ファイルの管理に移行したため、利
便性は向上したが、在学中の教職課程での学びを振り返り、成果と課題を明確にしていけるよ
う今後も検討を進めていく。
3)1 年次より教員免許状取得のためのオリエンテーションや履修指導を開始し、教員を目指す
学生の指導体制を強化した。1 年次の登録者は 109 名で、教職課程の特別講演会や英語フォロ
ーアップセミナーの案内等を行い、教員免許取得に向けての意識を高めた。
4)教員採用試験に向けた対策を強化するための講座を新設し、1 学期は 4 月から 8 月までの期
間に 10 回開講し、18 名が参加した。2 学期は 9 月から 1 月までの期間に 7 回開講し、12 名
参加した。1 学期参加者の内、4 名が千葉県教員採用試験に合格した。
5)教職課程に新たに「道徳科学の研究Ⅱ」を新設し、従来の「道徳科学の研究」を「道徳科学
の研究Ⅰ」に変更した。平成 26 年度の入学生より、この 2 科目を必修科目とし、本学教職課
程履修者全てに修得を義務付けた。
(5)高大連携
1)国際理解特別講座及び麗澤大学教養講座について、高校生にとってより魅力的なプログラム
-11-
を検討した。国際理解特別講座は、5 月 10 日から 8 月 8 日までの土曜日と夏休みの期間を利
用し、近隣の高校生を対象に 19 回の講座を開講した。「欧米の社会と文化」
、「国際関係と国際
社会」
、「いま、アジアを知る」
、「世界の経済とグローバルビジネス」の 4 つの分野の講義と 3
回の特別講義を実施し、4 高校から 11 名が参加した。
2)麗澤高校において、選択科目の一つとして麗澤大学教養講座を開講(4 月 18 日から 11 月 21
日までの金曜日に実施)し、78 名が参加した。外国語学部及び経済学部の教員 18 名が自身の
専門分野の講義を行い、大学教育の一端に触れる機会となった。
3)高校からの要請に基づいて本学教員を派遣する出前講座を積極的に推進し、50 高校に外国語
学部及び経済学部の教員 39 名を派遣した。
2-1-2 外国語学部
(1)学生基点に立った教育内容の充実
1)みまもりの会、学生相談センター、学生支援グループ及び教務グループなどと協力して課題
を抱える学生の把握とサポートに努めた。
2)学外イベントへの学生の参加を奨励し、その指導体制を整えた。
① 模擬国連グループ第 4 期生のワシントン D.C.への派遣にマクヴェィ P.C.教授が指導者とし
て始めて同行した。
② 正規授業(TOP Level English)内で『全国学生英語プレゼンテーションコンテスト』に
出場する学生を指導する試みを始めた。8 グループ総勢 24 名が参加したが、残念ながら 1
次予選を通過することはできなかった。
③ 本学で開催された「国際フェスタ CHIBA」に、企画段階から本学部学生が中心的に関わっ
た。
3)英語力強化のため、国際交流・国際協力専攻の 1 年次生に TOEIC IP テストの受験機会を第
2 学期に新たに与えた。
(2)グローバル化の推進
1)南イリノイ大学(アメリカ)への学生派遣を新たに開始し、4 名の学生を派遣した。
2)主に日本語・国際コミュニケーション専攻の学生を対象に釜山外国語大学校(韓国)におけ
る『韓国語プログラム』を開発し、第 1 期生として 3 名を派遣した。
3)I-lounge においてスチューデント・アシスタント(SA)を組織化して、学生へのサポート体
制を強化した。
(3)その他
1)学部内広報活動の一環として『第 1 回留学プレゼン・フェス』を 1 月 22 日に開催した。留
学から帰国した学生の体験を広く共有することが目的であり、今後も継続して開催していく予
定である。
2-1-3 経済学部
(1)基礎学力の充実、リメディアル教育の推進として、まず数学を強化した。公文式を導入し、プ
レースメントテストの結果を受けて、一定基準に達しなかった学生は「基礎数学」を 2 学期に履
修することとし、1 学期は公文講座を受講させた。公文講座の履修者は、期待以上の成果を収め、
2 学期の基礎数学につなげた。
(2)資格取得など、キャリア関連の教育を充実させた。学部の魅力を高めるとともに、就職におい
て資格の評価が高まる中で、資格取得者 100 人を目標に掲げた。平成 26 年度に受検料などで支
援する資格を取得した学生は、「ファイナンシャル・プランナー3 級」24 人をはじめ、全体で 46
名となった。
(3)グローバル教育を促進した。平成 16 年にスタートした IMC コースは順調に機能しており、
-12-
26 年度は、新たに A クラス 18 名、B クラス 19 名、C クラス 23 名の計 60 名を受け入れた。こ
れに国際ビジネスコース 5 名の新入生を加えると、グローバル系の特別コース受講者は 65 名と
なった。また、中国語で経済、経営を学ぶ中国 MC コースは 7 年目を迎えるが、平成 26 年度は、
S コース(既に中国語の学習経験がある者を対象)が 2 名、A コース(中国語の初心者を対象)
が 5 名の新入生を受け入れた。グローバル教育の一つの柱である留学は、リーマンショック以降
低迷したものの、アベノミクスの影響もあり回復し、平成 26 年度は 20 名が長期留学を行った。
2-1-4 言語教育研究科
(1)魅力的な教育研究環境の構築
1)各専攻に分散していた一部の教育科目を 3 専攻共通の専門科目として再編成した新カリキュ
ラムをスタートさせた。これにより、研究活動の基盤となる教育内容を 3 専攻共通で培う体制
ができた。また、専攻ごとに一部異なっていた履修方法を統一するとともに、研究指導を強化
するため、1 年次 2 学期から特別研究を履修させるようにした。
2)計画的履修を支援するため、科目のナンバリングを導入した。
3)研究指導・研究環境改善を目指して学生アンケートを実施し、今後の教育研究環境や指導体制
改善の参考にした。
4)ティーチング・アシスタントとの意見交換の場を持ち、研究科全体の教育研究活動も支援し
ていくように改善した。
(2)学部との連携強化
1)学部生に科目等履修生制度を積極的に紹介し、大学院の環境に触れる機会を提供した。
2)科目ナンバリングを利用して、学部専門科目との連携を明確にした。
3)大学院生による学部生との交流会を 2 回実施し、交流を図った。
(3)言語研究センター及び比較文明文化研究センターとの連携強化のため、大学院生のメーリング
リストを利用して研究会やセミナーの開催案内を行い、分野を超えて積極的な参加を促した。
(4)大学院生の研究交流支援
1)公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー主催の国際フェスタ CHIBA に参画し、在
学する大学院生の各研究分野を紹介するポスターセッションを実施した。また、大学祭(麗陵
祭)でも同様の展示を行った。
2)大学院生による修士論文の最終確認を兼ねた論文発表会を実施した。
3)大学院生による英語プレゼンテーション研究会を 2 回実施した。
4)上記の諸活動により、経済研究科との連携が強化された。
(5)研究科の教育研究活動及び担当教員紹介情報等が一層分かりやすい様に、大学院 Web サイト
を一部リニューアルした。
2-1-5 経済研究科
(1)修士課程に英語のみで学位を授与することのできるコース「International Program for Public
Policy, Finance and Business」の設置準備を行った。また、秋入学や 9 月修了にも対応できる
ように、修士課程の通年科目をセメスター科目に変更する検討を行った。
(2)学部と協力して ASEAN 諸国等における海外提携校の拡大とその連携を進め、留学プログラム
の構築を検討した。
(3)修士課程において先行研究サーベイの口頭発表会を定例化し、研究指導の充実と研究活動の基
盤充実に努めた。
(4)学部専門科目との連携及び計画的履修を支援するため、科目のナンバリングを導入した。
(5)大学院生の研究交流支援
1)公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー主催の国際フェスタ CHIBA に参画し、在
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学する大学院生の各研究分野を紹介するポスターセッションを実施した。また、大学祭(麗陵
祭)でも同様の展示を行った。
2)大学院生による修士論文の最終確認を兼ねた論文発表会を実施した。
3)大学院生による英語プレゼンテーション研究会を 2 回実施した。
4)上記の諸活動により、言語教育研究科との連携が強化された。
(6)修士課程・博士課程共に、研究指導に対して共同指導体制の充実を図った。
(7)日本学術振興会の国際交流事業(論博支援事業)で受け入れていた 1 名に論文博士を授与した。
(8)研究科の教育研究活動及び担当教員紹介情報等が一層分かりやすい様に、大学院 Web サイト
を一部リニューアルした。
2-1-6 別科日本語研修課程
(1)別科修了後に就職を希望する別科生の課題の洗い出しを開始した。
2-2 研究活動
2-2-1 学部・研究科
(1)外国語学部・言語教育研究科
1)各専門分野における研究活動を促進するため、科学研究費補助金等の外部研究資金の獲得に
尽力した。
2)言語研究センター及び比較文明文化研究センターとの連携を強化し、学内外での研究を活性
化し、かつ成果の公表に努めた。
3)言語教育研究科において、ポストドクター及び大学院生を含めた研究成果物としての『言語
と文明』13 号を刊行した。
4)言語教育研究科において、香港科技大学の若手研究者を客員研究員として招き共同研究を行
った。
(2)経済学部・経済研究科
1)経済学部では、平成 25 年度から始めた「知の発信会」を 26 年度も充実した活動を行った。
また、知の発信会と並んで、専任教員による「知の発信ポスター」を作成した。このポスター
は、自分の研究領域、教育あるいは社会貢献活動などを発信する「知 A」と自分の研究領域の
特殊なものを発信する「知 B」に分けて紹介した。
2)経済社会総合研究センター及び企業倫理研究センターの多様なプロジェクト等を活用し、研
究成果を積極的に公表した。
3)経済研究科において、サラワク大学(マレーシア)との交流協定に基づき、イスラム経済関
連の研究指導に伴う諸分野、イスラム金融及びイスラム経済に関する研究会等を実施した。
4)経済研究科において、不動産投資に関する共同研究を行い、ファイナンスコースにおけるリ
サーチセミナーとの連動を準備した。
2-2-2 別科日本語研修課程
(1)日本語学習レベルに応じた効果的な働きかけについて研究した。初級・初中級レベルにおいて
は、文型、文法、語彙の習得を進めながら、授業内外において、積極的に日本語を使って課題を
解決する意識を持たせるようにし、初中級・中級レベルにおいては、各自の学習目的を意識化さ
せ、達成すべき目標を設定させることで、自律的な学習態度を持たせるよう工夫した。また、中
上級・上級レベルにおいては、幅広い語彙の習得や、中上級レベルの文型の着実な積み上げを図
るため、小テストの見直しと作成を行った。
2-2-3 研究センター
(1)経済社会総合研究センター
-14-
1)日米韓、ユーラシア、イスラム圏及び欧州等の各地域に固有の社会、経済問題を取り上げた
プロジェクトによって、「国際経済、国際社会研究」が一層掘り下げられ、各種の資料の収集
と合わせて、その成果が報告された。さらに、その促進の一環として、マレーシア及びインド
からの客員研究員を受け入れ、人的交流を含めて研究プロジェクトを遂行した。
2)プロジェクトベースの成果を社会還元する「研修事業」の実施に向けて、社会的ニーズのリ
サーチ方法、機関、メニュー及び諸事務手続き等を検討した。経営関係のプロジェクトはコン
テンツとして魅力的だが、事業の具体化に必要な措置の検討事項が多く、次年度以降に課題を
残した。
(2)比較文明文化研究センター
1)学内外の著名な研究者を講師に迎え、統一テーマを「起源」とした「比文研セミナー」を年
6 回開催した。
2)伊東俊太郎客員教授を囲んで「
『伊東俊太郎著作集』を読む会」を年 8 回開催し、比較文明学
の基礎を深く学ぶ機会として、多くの大学院生、モラロジー専攻塾生及び研究者が参加した。
3)センター紀要である『比較文明研究』19 号を発行し、講演論文や論文等を収録することがで
きた。
4)『比文研ニューズレター』20 号を発行した。
(3)企業倫理研究センター
1)センター研究員の研究成果をまとめた書籍を平成 27 年度内に出版する予定で、プロジェクト
を立ち上げた。平成 26 年度末現在、書籍名を『企業と社会の持続可能性をめぐって』
(仮)と
し、約 15 本の論文を掲載し、麗澤大学出版会から刊行する予定で進めている。
2)センター研究員が海外で行った学会報告は 12 件となり、研究員による個別の研究成果を海外
に向けて発信することについては、一定の成果をあげることができた。しかし、論文英訳支援
や Web サイトの活用は少なく、その積極的活用は次年度以降の課題となった。
3)センター研究員が、Association for Practical and Professional Ethics や International
Conference on Business and Management など海外の学会の年次大会に参加し、海外研究者
との交流を深めた。また、センターの研究プロジェクトとして中国の研究者と共同研究を進め
ているもの(1 件)、平成 26 年度(~28 年度)の科研費研究プロジェクトとして企業倫理関
連テーマで中国及び韓国の研究者と共同研究を進めているもの(1 件)、センター研究員が個
別に海外研究者と共同研究を進めているもの(2 件)など、グローバルな人的ネットワークの
拡充を積極的に進めた。
(4)言語研究センター
1)「外国語教室での口頭フィードバックを考える」をテーマとした 2 名の外部講師によるシンポ
ジウムを開催し、30 名が参加した。
2)研究セミナーの一環として、外部講師による研究セミナーを開催し、20 名が参加した。
3)Web サイトの構成と内容について検討を行ったが、『麗澤大学言語研究センター活動報告書』
(仮称)の作成には至らず、課題として残った。
2-2-4 日本語教育センター
(1)多様化する留学生が混在する中で、事前・事後学修を充実させることを具体的な目標とし、学
生自身が学修成果を実感できるしかけとは何かについて検討を始めた。
2-2-5 道徳科学教育センター
(1)平成 28 年度カリキュラム改定に合わせて、1 年次から 4 年次までの道徳科学関連科目を整備
するための準備を進めた。詳細の検討は、平成 27 年度前半中にまとめることとなった。道徳科
学関連科目で使用するテキストは、平成 27 年度前半中に検討を進め、28 年度に刊行することと
-15-
なった。
(2)道徳に関する教員免許状更新講習の運営を支援した。
(3)公益財団法人モラロジー研究所主催の教育者研究会 13 会場に延べ 14 名の教員を派遣した。
派遣教員
開催日
開催場所
派遣教員
開催日
開催場所
水野治太郎 名誉教授 7 月 12 日(土)
東京都足立区
大野正英 准教授
8 月7 日(木)
神奈川県座間市
中山 理 教授
7 月 26 日(土)
新潟県長岡市
北川治男 名誉教授
8 月8 日(金)
千葉県柏市
橋本富太郎 講師
7 月 30 日(水)
奈良県奈良市
北川治男 名誉教授
8 月10 日(日)
静岡県浜松市
大野正英 准教授
中山 理 教授
橋本富太郎 講師
7 月 31 日(木)
東京都大田区
八木秀次 教授
8 月16 日(土)
熊本県熊本市
8 月 5 日(火)
神奈川県秦野市 中山 理 教授
8 月23 日(土)
東京都江戸川区
北川治男 名誉教授
8 月 6 日(水)
長野県中野市
8 月23 日(土)
愛知県名古屋市
水野修次郎 講師
8 月 6 日(水)
群馬県桐生市
北川治男 名誉教授
(4)道徳教育の推進に向けた活動を展開した。
1)千葉県等の公立高等学校での道徳教育の必修化を受けて、高等学校教員を対象とする道徳教
育に関する研修会への講師派遣等の支援を行った。
① 埼玉県春日部市立葛飾中学校の校内研修で「よりよい道徳授業と道徳教育をめざして」の
テーマで講演(江島顕一助教)8 月 25 日
② 千葉県立大多喜高等学校で行われた「道徳」研究授業を参観(橋本富太郎講師)10 月 9 日
③ 千葉県高等学校 PTA 連合会 松戸地区研究集会において「家庭における道徳教育-生涯教
育から累代教育 -」と題して保護者及び教職員に向けて講演(北川治男名誉教授・道徳科
学教育センター客員教授)10 月 23 日
④ 私立水戸女子高等学校で 3 年生対象に道徳の授業を 2 回実施。テーマは「One for All, All
for One―ホペイロという仕事―」「心に残る言葉による道徳教育」(江島顕一助教)7 月 14
日、12 月 15 日
2)平成 25 年 2 月に出版した『高校生のための道徳教科書』を活用した学校教員対象の 2 回目
の「道徳教育講座」を千葉県教育委員会の後援により本学で開催し、26 名が受講した。
3)千葉県が次期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な方針などの意見を聴くために設置し
た「光り輝く『教育立県ちば』を実現する有識者会議」の座長に中山学長(道徳科学教育セン
ター長)が就任し、議論の結果を 11 月 19 日に千葉県知事に報告した。
(5)「道徳科学」を既修した在学生及び卒業生を対象にアンケート調査を実施し、大学での道徳教
育の効果を測定するとともに、「道徳科学」で学んだ知識や経験が実社会で役立つような教科書
の改訂や「道徳科学」の授業方法に資するデータを収集するための検討を行った。
(6)アメリカのミズーリ大学 CCC(Center for Character & Citizenship)との共同研究プロジェ
クト(M プロジェクト)「品性教育と道徳教育の評価方法に関する共同研究」を継続して行うた
めのプロジェクト会議を 8 回開催し、8 月にはミズーリ大学のバーコヴィッツ博士を交えて研究
会を開催した。
(7)ホーチミン市ベトナム国家大学人文社会科学大学で使用する日本文化・倫理道徳に関する副教
材(日越対訳)『現代における経済と道徳』を、本学との共同執筆により 7 月に出版した。
(8)グローバル・ドミトリーで行う寮教育プログラムの更なる展開を図るための検討を行った。
2-3 学生支援
2-3-1 受入れ
(1)入学者選抜
1)両学部共通
① インターネット出願(願書出力)サービス、コンビニエンスストアでの検定料払込みにつ
-16-
いて、3 月(B 日程)、センター利用入試Ⅲ期でも実施を拡大し、志願者の利便性を高めた。
2)外国語学部
① 3 月入試を複数回実施し、86 名の志願者を確保した。
② 編入学指定校入試において、志願者 2 年次編入 7 名、3 年次編入 26 名、入学者 2 年次編入
7 名、3 年次編入 18 名を確保した。また、外国人留学生編入学試験(日本語・国際コミュ
ニケーション専攻志願者)において、3 年次に出願したものが 2 年次での選考も希望するこ
とができるようにし、2 年次で 1 名の入学者を確保した。
3)経済学部
① 実施回数を増やした AO 入試Ⅰ期からⅤ期において 60 名、公募推薦入試Ⅰ期からⅣ期にお
いて 5 名、センター試験利用入試Ⅰ期からⅢ期において 204 名の志願者を確保した。
② 指定校を新たに 48 校追加し 101 名の志願者を確保した。
4)言語教育研究科
① 高度な専門性を身に付けた研究者及び実務家を目指して研究活動を進めていくことができ
る入学志願者を選考するため、一般選抜、社会人選抜、外国人留学生選抜、そして既卒者も
対象に含めた学内推薦選抜を実施し、それぞれの志願傾向や選抜実施状況を精査し、今後の
改善を検討した。
② 日本語学校及び専門学校への広報活動を展開し、社会人及び外国人留学生を含めた入学志
願者の受入れに努めた。
③ 学部との連携を一層強化し、学部生に対して研究科科目の履修・聴講体制を積極的に広報
し、学内推薦による入学促進に努めた。
④ 3 専攻の学内推薦選抜における出願基準等を整備するとともに、GPA を利用した基準を加
えることを検討した。
⑤ 学部からの進学者だけでなく、多様な人材を受け入れるため、社会人対象の大学院案内リ
ーフレットを作成し、学内外に設置するとともに麗澤オープンカレッジ会員に送付した。
⑥ 経済研究科と連携して、本学学部既卒者対象の大学院案内資料を作成し、麗澤会を通じて
送付した。
⑦ グローバルに情報を発信するための大学院英語版 Web サイトの改善とともに、Facebook
上に研究科キャンペーンサイトを立ち上げ、Web サイト上での集客誘導を展開した。
5)経済研究科
① 改組した教育研究体制を点検し、一定の水準を備えた修士論文を完成する能力のある入学
志願者を選考し受け入れていくため、各専攻での一般選抜、社会人選抜、外国人留学生選抜
及び特別推薦選抜の志願傾向や選抜実施状況を精査し、改善に努めた。特に各種英語資格試
験や日本経済学教育協会の経済学検定試験の利用についても検討した。
② 修士課程において英語のみで学位を授与することができるコース「International Program
for Public Policy, Finance and Business」の設置準備に伴い、次年度 9 月受入れのための選
抜方法や受入れ体制を検討した。また、大学院 Web サイトにて募集情報を発信した。
③ サラワク大学(マレーシア)を中心とした海外提携校特別推薦選抜が 3 年目を迎えて、博
士課程において継続的に志願者を受け入れる予定であったが、マレーシア政府の海外留学派
遣制度が変更になり、新たな対応を検討することとなった。
④ JICA が主催するアフリカの若者のための産業人材育成(ABE)イニシアティブ第 1 バッ
チとして、1 名を 9 月から研究生として受け入れた。また、引き続き第 2 バッチとして研究
科の情報を JICA 経由で発信した結果、4 ヶ国から本学研究科への進学希望者を得た。
⑤ 学部との連携を一層強化し、専門コースから特別推薦による入学を安定的に促進させた。
特に、学部 3 年次からの飛び入学を含めた特別推薦選抜における推薦基準等の見直しを行っ
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た。また、GPA を利用した基準を加えることを検討した。
⑥ 言語教育研究科と連携して、大学院生による本学学部既卒者対象の大学院案内資料を作成
し、麗澤会を通じて送付した。
⑦ グローバルに情報を発信するための大学院英語版 Web サイトの改善とともに、Facebook
上に研究科キャンペーンサイトを立ち上げ、Web サイト上での集客誘導を展開した。
6)別科日本語研修課程
① 中国語、韓国語サイトの立ち上げには至らなかった。英語サイトについては、4 月~翌 3
月の願書ダウンロードが 130 件と順調に伸びており(前年度 10 月~3 月の同時期と比べる
と 2.7 倍の伸び率)
、このうち願書提出に結び付いたのは 3 件、入学手続き終了者は 1 名で
あった(別科辞退者は他大学合格者 1 名、就職が決まった者 1 名)
。
② 韓国の大学との提携は社会情勢なども鑑み、現在別科の提携校となっている大邱外国語大
学校、又石大学校、釜山外国語大学校との連携強化を図ることとし、当面拡充は行わない判
断をした。
③ 他大学の体験型短期留学プログラムについて調査した。
(2)募集広報活動
1)「教育内容(PBL)」
、「国際的な活動」、
「地域連携活動」の 3 つを広報資源として、Web サイ
ト、ニュースリリースなどの情報発信を強化した。また、平成 27 年度配布用の入学案内、ホ
ームページリニューアルでは「国際交流関係」「地域連携関係」「キャリア関係」のコンテンツ
を刷新した。
① 教育内容(PBL):情報発信 6 件、プレスリリース 1 件、掲載 1 件
② 国際的な活動:情報発信 48 件、プレスリリース 2 件、掲載 3 件
③ 域連携活動:情報発信 28 件、プレスリリース 2 件、掲載 2 件
2)「入学者調査」及び「非入学調査」を実施した。サンプルサイズは「入学者調査」574 件、
「非入学調査」109 件であり、これら調査から以下 3 点の募集ターゲットの特徴を確認できた。
① 本学に入学しない理由は、「知名度が低い」、
「周囲が勧めてくれない」が上位。
② 受験者のキャリアへの関心の強さに反して、本学のキャリア教育が十分に伝わっていない。
③ 入学者に最も伝わっている本学の魅力は「国際性」と「面倒見の良さ」。
3)コア・メッセージについては、大学の中長期計画と併せて検討することとなった。一方で、
受験対象者との「コミュニケーションワード」を意味するキャッチコピーを決定し、入学案内
をはじめ、Web サイト等への掲載を決定した。
4)受験生及び保護者に直接届ける広告媒体に対して効果測定を行い、費用対効果の見込めない
ものは実施を見送った。一方で、教育内容等を伝えるために 5 本の動画コンテンツ制作と知名
度向上を狙いとしてマスメディア活用を実施し、ドラマ撮影 3 本、映画 1 本、WebCM 2 本な
どロケ誘致を実施した。
5)Facebook 及び LINE の公式アカウントを取得し、スマートフォンを主たるツールとして活用
する受験対象者への情報発信の強化を図った(Facebook 情報発信 93 件、LINE 情報発信 53
件)。
6)職員 25 名からなる「御用聴き隊」を結成し、年間 104 校(教員を含んだ高校訪問合計は
188 校)を訪問した。また、訪問の質向上を目的として 2 回(5 月と 10 月)の事前説明会、7
月に報告会を実施した。
① 本学は、語学・国際系統では一定の評価を得ているが、経済学部の知名度が低く、特色や
学びの内容を前面に出すことが必要である。
② 単独での出張講義開催には難色を示す一方、小論文対策に関しては前向きな反応である。
③ グローバル人材育成コースの宣伝を受け、経済学部でも語学が学べるというコンセプトに
-18-
は良い印象であるが、教育内容が見えてこないという課題が残った。
7)保護者向けの施策として、オープンキャンパスプログラムにおいて 4 回の「キャリア・就職
関連セミナー」の実施と、リーフレット制作を行い、募集イベントにて配布した。Web サイト
でのコンテンツ配信として、4 名の卒業生インタビューをグローバル人材育成コースの特設ペ
ージにて掲載した。
<キャリア・就職関連セミナー概要>
1 回目(6/18) 麗大生と就職担当職員による特別講演(証券会社内定者とキャリアセンター)
2 回目(7/13) 麗大生と就職担当職員による特別講演(銀行内定者とキャリアセンター)
3 回目(8/8)
就職課長が語る“大学の就職情報”の読み解き方(キャリアセンター)
4 回目(8/24) 就職担当職員による特別講演(キャリアセンター)
8)予備校や進学塾への施策については検討に留まり、未実施となった。塾に対するアプローチ
として、専門誌『塾ジャーナル』
(11 月号)への記事広告を出稿した。塾関係の情報収集に努
め、平成 27 年度の塾向け営業活動の実施に向けて準備を進めた。
9)学生による母校訪問は 3 件に留まり、充分な計画実施にいたらなかった。計画的な実施管理、
制度の再考及びオペレーションについて再検討し、平成 27 年に継続して実施する。
2-3-2 学修支援
(1)1 年次の必修科目に SA(スチューデント・アシスタント)を配置し、1 年次生の主体的な学修
意欲向上を図ることを計画したが、外国語学部の語学能力保証プログラムや英語教員を目指す学
生の英語力向上等の需要が高く、英語のフォローアップに特化した取り組みを行い、全学年を対
象に実施した。
(2)正課外講座等の充実を図り、授業との連携を図った。経済学部の 1 年次生に実施した基礎数学
プレースメントテストの結果を受けて、希望学生を対象に「基礎的数学力向上講座」を実施し、
56 名の学生が参加した。
(3)学修支援センターの仕組みを活用し、オフィスアワーや教科別指導等の充実を図った。教職課
程と英語のオフィスアワーを各 1 コマ実施するとともに、新たに PC スキルフォローアップセミ
ナーを週 1 回開催し、授業で分からなかったことや更なるレベルアップを目指す学生を対象に
SA による個別指導を行った。
2-3-3 学生生活支援
(1)学内 SNS サイトを学生生活全般のサポートツールとして全学的運用を図るため、学生支援グ
ループとグリコミ運営委員会との連携によって、より効率的な環境を提供した。利用率の低い
1・2 年次生を対象とした広報強化や掲載情報の拡充を実施した。システムの改善・強化や更な
る広報強化・掲載情報拡充に関しては、引き続き次年度も検討していくこととした。
(2)教職員による学生指導のサポートツール「学生カルテ」の全学的運用を図った。同ツール掲載
情報の開示範囲を検討する中で、高校訪問参加教職員へ開示権限を与えるなどして試験運用を行
った。
(3)学生個々の情報共有を目的に学部の学生担当者と学生対応部署による「みまもりの会」を発足
し、対応策や改善策についての検討を行った結果、学生指導をよりきめ細かく行うことができ、
退学・除籍者の抑制につながった。
(4)旧学生寮を部室棟に改修し、課外活動の利便性を図った。さらに、音楽室の防音設備を施すな
ど設備や備品の整備を実施した。
2-3-4 寮教育・寮生活支援
(1)フロアー・リーダー会議を実施することにより、月例のユニット・リーダー会議の内容が充実
-19-
した。今後は、フロアー・リーダー会議の内容を更に充実させ、学生自治による寮運営の充実を
図っていく。
(2)寮生が主体的に行う月例のイベントを企画・立案し、実施した。交流の場を増やす機会として
は一定の効果を収めたが、教職員の個性や特技を生かしたセミナー、キャリア教育などの企画は
実施できなかった。
(3)教職員と寮生との連携強化を図り、緊急対応マニュアルを作成した。また、寮内で食物アレル
ギーの症状を持つ寮生に対処するために対処方法のマニュアルを作成し、緊急時に備えた。
2-3-5 学生相談
(1)平成 26 年度に発足した「みまもりの会」に専任カウンセラーが参加し、会に報告された情報
を元に学生の状態や対応についての意見を述べた。配慮願の内容を見直し、説明文書の添付、英
語版の作成を行った。配慮願は学部長、研究科長と学生相談センター長との連名で発行すること
とした。
(2)経常的に行ってきた外国語学部新入生対象の青年期や大学生の課題についての講話(基礎ゼミ
内)を、平成 26 年度は経済学部新入生も対象とし、道徳科学の授業内で実施した。また、教員
からの依頼を受け、基礎ゼミの 2 クラスにおいて、
「呼吸法」「デート DV・ストーカー」につい
ての講話とワークを行った。
2-3-6 キャリア形成支援
(1)キャリア教育科目で、アクティブ・ラーニングの要素を積極的に取り入れるなど、低学年次か
らのキャリア教育の内容の更なる充実を図った。
(2)就職・採用活動時期の後ろ倒しについて、学外からの情報収集を強化するとともに、学生や教
職員に対する情報提供を活発に実施して、就職支援に関する全学的な連携を推進した。
(3)グローバルな事業展開に積極的な優良企業の見極めや関係構築を推進する一方、新たにインタ
ーネット経由の無料通話システムを利用した留学中の学生の就職支援を開始した。また、地域連
携については、柏商工会議所での課題解決型インターンシップの仕組みづくりに参画した。
(4)他大学からキャリア教育科目や就職支援の現状について情報収集を行うとともに、国が主導す
る就職・採用活動時期の後ろ倒しに応じた教育内容の見直しを行うなど、平成 28 年度からのカ
リキュラム改革に向けて、改善策の検討を開始した。
(5)公益財団法人モラロジー研究所の資料等を参考に、本学のキャリア教育や就職支援における要
点等を再認識し、正課内外を通じて社会人としての自立を促すべく、学生一人ひとりに対してき
めの細かい教育・支援を実施した。
2-3-7 外国人留学生支援
(1)国際交流グループと学生支援グループとの連携を強め、留学生が病気又は怪我をした際に、病
院・保護者・教員との連携を適切に分担して進めるなど、より迅速な対応が可能となり、留学生
への支援を強化することができた。
(2)寮教育委員会及びユニット・リーダー会議に国際交流グループも加わり、学生寮における留学
生の生活状況を今まで以上に把握することができ、留学生に対するよりきめ細かな対応に結びつ
けた。
(3)麗澤オープンカレッジが学生サークル Refree 及び光ヶ丘商店会と協力して実施した、本学外
国人留学生を対象とした地域ニーズ調査のサポートをするとともに、調査結果を踏まえ、発行さ
れた『麗大生の麗大生による麗大生のためのマップ NanKaC 攻略 map』の作成を支援した。
2-3-8 海外留学支援
(1)国際交流センターと学生相談センターが連携し、「留学支援アンケート」調査を実施した。当
-20-
初想定した留学派遣可否の判断材料としての活用ではなく、アンケート結果を踏まえて、留学に
関する学生の不安を取り除くアドバイスやケアを行うとともに留学説明会における説明内容を見
直した。
(2)平成 25 年度に国際交流センターが実施した留学成果「見える化」アンケートの実施結果と、
外部セミナー参加などによる情報収集を踏まえ、アンケート内容を社会人基礎力と結びつけた内
容に改良し、留学プログラムの充実に活かせるようにした。また、外国語学部が試験的に実施し
た「留学プレゼン・フェス」の開催を支援し、留学から帰国した学生に留学の成果を披露する機
会を設け、留学成果を「見える化」する取り組みの充実を図った。
(3)学生の留学派遣を促進するための外部奨学金については、JASSO の海外留学支援制度に申請
する際に、平成 25 年度の反省に基づいて申請枠組みを変更した結果、追加採択Aを含め、申請
分が全て採択される成果を得ることができた。
(4)就職活動スケジュールが平成 28 年 3 月卒業見込みの学生から後ろ倒しになることに関して、
外部セミナーなどを利用して情報を収集したが、外資系及び中小企業の動向は大きく変わること
はなく、影響は限定的であり、留学派遣への影響も大きくないと判断し、従来と同様の対応をす
ることを決定した。
2-4 学術情報支援
(1)図書館において、学内ビブリオバトル(知的書評合戦)を閲覧フロアにて開催し、4 名の学生
が参加し、発表した。ビブリオバトルを審査する一般参加者は 17 名であった。
(2)留学生 2 名を学内インターンシップ生として受け入れ、期間中の成果を閲覧フロアにて発表し、
併せてその発表に関する資料を展示した。
(3)大学院生に図書推薦を積極的に行うよう周知案内し、推薦に基づき研究図書を受け入れた。
(4)2 階の閲覧フロアの雑誌書架を廃棄し、図書書架及び閲覧用の椅子を増設した。
(5)グループ学習室の利便性を向上させるため、椅子を可動式の椅子に変更し、ホワイトボードを
設置した。
(6)利用者の窓口となる閲覧業務の一部を業務委託から職員が対応する体制に変更した。
(7)千葉県図書館協議会を当番校として開催した。
2-5 情報教育・研究支援
(1)SYS2014 のサービスを 4 月 1 日から開始した。サービスの内容については前回の SYS2010 と
同等であるが、技術的な工夫によってシステム構成を最適化することで、サービス品質を低下さ
せることなく機器の台数削減やグレードダウンを実現し、費用削減を行った。需要が伸びている
ストレージシステムについては、6TB から 12TB に増加させることでサービス向上を図った。
(2)情報 FD センターホームページで公開しているオンラインマニュアルを拡充させた。特にヘル
プデスクでの質問が多い内容については、Q & A 形式にまとめて公開することで、利用者が自発
的に問題を解決できるように利便性を向上させた。また、ネットワーク接続マニュアルについて
は英語化対応を行い、オリエンテーションで留学生に配布することで、母国と即日連絡を取りた
いという要望に応えた。
(3)平成 25 年度に導入した SKYSEA で引き続きシステム利用状況を記録していたが、SKYSEA
の不具合によって一部の利用記録を失う事案が発生した。不具合の修正を適用するとともに、再
発防止策を実施することで、同様の問題が起きないように対応した。蓄積された記録は年度毎に
集計・分析して、次期システム構築における検討材料とする予定である。記録の分析方法につい
て引き続き検討を行う。
(4)学内に設置している PC の利用記録を蓄積し、見える化するシステムを開発した。システムに
よる分析から、PC 設置場所により利用頻度に差が生じていることが確認された。このデータを
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元にして、利用者の需要に合った配置に最適化する研究を行っている。また、システム開発の成
果については論文にまとめ、大学 ICT 推進協議会 2015 年度大会にて発表を行った。
(5)情報 FD センターでは次の 3 つの資格取得支援を行った。
1)P 検(ICT プロフィシエンシー試験):外国語学部情報 FD 委員会と共催して、P 検学内団体
試験を全 9 回(第 1 学期 5 回、第 2 学期 4 回)実施した。受験者数は平成 25 年度よりも 23
名増の合計 66 名となった。
2)CompTIA IT Fundamentals:グローバルな IT 資格である CompTIA IT Fundamentals の資
格試験講座(全 5 回実施 11 月〜12 月)を、ウチダ人材開発センターと麗澤オープンカレッジ
共催により実施し、学内団体試験を全 2 回(12 月、1 月)実施した。また、CompTIA 資格試
験講座実施に際し、大手 IT 企業において第一線で活躍されている 5 名のゲストを招き、IT キ
ャリアについての理解や IT 企業への就職、資格取得について考えるイベント「大手 IT 企業と
語り合う座談会-将来の可能性を広げよう」を開催した(ゲスト企業:日本 IBM、株式会社
リコー、富士ゼロックス株式会社、株式会社 co-meeting、NRI セキュアテクノロジーズ株式
会社)
(CompTIA 日本支局、ウチダ人材開発センター、麗澤大学キャリアセンター、外国語学
部情報 FD 委員会共催)。
3)Web デザイナー検定:7 月に CG-ARTS 協会の Web デザイナー検定団体試験を実施した。英
語・英米文化専攻 2 年の学生が Web デザイナーのベーシック試験で全国第一位の成績で合格
し、同時に「文部科学大臣賞個人賞」を受賞した。
(6)3 つの FD ワークショップを開催した。6 月に「フリーウェアソフト Praat を用いた音響分析
入門」を開催した。7 月に「文献管理ソフト End Note 入門」
(ユサコ株式会社共催)のワークシ
ョップを行い、さらに 1 月にはトレンドマイクロ株式会社による「ID・パスワード管理に関する
セキュリティ対策講座」を開催した。また、授業の ICT 利活用推進については、4 月、9 月、翌
年 3 月に、新任教員に対して Moodle の利用案内(個別対応)とマニュアルの配布を行った。平
成 26 年度 Moodle に開設されたコースは、25 年度よりも 11 コース増の合計 80 コース(第 1 学
期 37、第 2 学期 42、通年 1)となった(上記はいずれも外国語学部情報 FD 委員会と共催)。
(7)現行のネットワーク機器構成を見直し、より効率的な構成で再設計を行った。また、事務系ネ
ットワーク機器の更新をプロジェクトに含めた場合の案を複数検討し、導入費用の削減が可能か
検討を行った。業者からの事前見積を元に来年度の導入に向けて最終仕様を策定する予定である。
(8)クラウド化に関する資料収集を行ったが、検討にまでは至らなかった。今後はそれらの資料を
基に法人の ICT 委員会等で検討を進めていく。
2-6 国際交流活動
(1)外国人留学生との交流活動を行う RIFA(麗澤国際交流親睦会)と連携してイベントを開催し
たり、全米模擬国連団体の大会への参加をサポートしたりするなど、学生による国際交流活動を
支援した。
(2)公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー主催の国際フェスタ CHIBA を本学で開催し、
赤阪清隆氏(本学客員教授、フォーリン・プレスセンター理事長)の講演、桑山紀彦氏(NPO
法人地球のステージ代表理事)の公演、戸川正人氏(JICA 国際協力人材部長)の講演を実施す
るとともに、外部団体を招いての展示のみならず、多くの学生団体に日頃の国際交流活動の成果
を披露する機会を提供し、グローバル人材となることを目指す学生の志を高めることができた。
(3)海外提携校である実践大学(台湾)における国際シンポジウムに教員を派遣し、ポートランド
州立大学の短期研修プログラムに初めて学生を派遣するなど、国際交流活動の充実を図った。ま
た、南イリノイ大学(アメリカ)、ハワイ大学マノア校(アメリカ)、ミクロネシア短期大学(ミ
クロネシア)、パヤオ大学(タイ)、パーペチュアル・ヘルプ大学(フィリピン)、培材大学校
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(韓国)と新規に協定を締結した。また、ナレースワン大学(タイ)、タゴール国際大学(イン
ド)とも協定締結に向けて検討を進めている。なお、オーストラリアの短期語学研修先として、
QIBA に代わりラングポーツ英語カレッジを新たに選定し、学生派遣を開始した。
2-7 社会貢献活動
(1)生涯学習講座の各企画内容の改善・整備に努めるとともに、採算状況の一層の改善を図った。
特別講演会は、総合テーマに則した講演者を選定し実施した。
(2)講座管理システム及びホームページのリニューアルを進め、後期講座・特別講演会から新たな
システムによる受講申し込みを受け付け、受講料の入金管理、講座の運営管理等を開始した。こ
のことにより、会員サービスの改善、管理業務の軽減、経費削減につながった。
(3)外部団体からの学習コーディネート・講師派遣事業を継続的に実施した。また、平成 27 年度
から本格的に開始される公益財団法人モラロジー研究所の高齢者福祉介護事業との連携について
も検討を重ねた。
(4)東日本大震災の復興とその視察を目的とした特別研修企画を昨年度に引き続き実施予定であっ
たが、諸般の事情により中止となった。また、麗澤会の支援を受けて、宮城県山元町復興支援ボ
ランティアを企画し、学部生 10 名を派遣した。
(5)協同組合光ヶ丘商店会とともに光ヶ丘地域をフィールドにした連携事業を開催した。特に
Student Plaza「はなみずき」を中心とした活動は学生サークルの支援を受けて安定的に実施さ
れ、いくつかの新たな企画では多くの参加者をみた。また、それらの諸活動を通して地域の自治
会等との関係も改善され、大学と地域の連携関係を進めることができた。
(6)協同組合光ヶ丘商店会と協働で、本学教員と地域コンサルタントを交えて「地域戦略会議」を
開催した。数多くの検討を重ね、大規模な「地域ニーズ調査」を実施し、今後の光ヶ丘地域発展
のための基礎データを収集した。
(7)「大学コンソーシアム東葛」の活動に積極的に参画し、他大学及び自治体と連携した諸事業を
支援した。平成 26 年度も複数の本学学生が参加し、地域振興に取り組んだ。また、柏市教育委
員会及び民間学習団体からの要請に基づき、近隣小学生の学習支援を目的とした事業を支援し、
9 名の学部生を派遣した。
(8)平成 27 年度に麗澤オープンカレッジ開校 10 周年を迎えるにあたり、記念企画を検討し、その
実施体制を準備した。また、平成 26 年度に本学で開催された日本地域学会第 51 回年次大会にお
けるシンポジウムを開校 10 周年プレ企画として後援した。
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【2】麗澤中学・高等学校
建学の精神に則り、モラロジーに基づく道徳教育を根幹として教育内容の充実と教職員の資質の
向上を図り、生徒の道徳性と学力及び体力の涵養に努めた。また、中期計画の実施に合わせて、進
学実績の向上と広報活動の充実を推進し、麗澤中学・高等学校の社会的な価値向上に努めた。
1.重点目標への取り組み
(1)中期計画の実行
麗澤中学・高等学校の中期計画として、①新進学体制、②男女寮の改修と体制の見直し、③食
堂の改修という大項目が設定されている。まず新進学体制については、中学において叡智コース
を新設するとともに、高校においてはプロジェクト叡智を始動させることで本格的に実行に移す
ことができた。次に男女寮の改修と体制の見直しについては、男子寮の改築の計画、業者選定、
補助金申請など具体的に実施することができ、平成 27 年度の竣工予定となっている。しかし、
女子寮の改修についてはほとんど検討することができなかったため、平成 27 年度の課題として
取り組む必要がある。さらに寮体制の見直しについては、寮改修の過程で課題の検討を進めたが、
具体的な成果を出すことができなかった。最後の食堂の改修については、平成 26 年度について
はほとんど検討することができなかったが、27 年度より校内にプロジェクト委員会を結成する
ことで具体化させる予定である。
(2)部活動指定部への支援
1)中学・高校ゴルフ部については、強化指定選手制の充実を行うことにより、強化指定選手に
対する学費面での支援を行うとともに、教務的及び学習指導的側面における規程を作成するこ
とにより学校生活を円滑に送るための支援を行うことができた。一方高校吹奏楽部の指定部化
を進めることにより、楽器購入面での優遇措置を行うことができたが、その他の支援に対して
は必ずしも十分とはいえない状況である。
2)中高女子ゴルフ部が国際大会や国内大会において優秀な成績を上げることにより、麗澤の知
名度は少しずつ上昇しており、ある程度の成果を上げることができた。
(3)グローバル化への対応
グローバルリーダー育成委員会を設置したが、具体的な委員会活動を進めることが十分できた
とは言えなかった。しかし、ユネスコ・スクールの国際大会及び佐賀県で実施されたグローバル
キャンプに教員と生徒が積極的に参加することを通じて、今後のグローバル化推進のための足掛
かりを固めることができた。
(4)進学実績の向上
1)高校 5 年次からスタートする TK、SK、IL コースについては、その特色を明確にすることに
よって、それぞれが目指す進路実績向上に一定の成果を上げることができたが、その一方で高
校入学時における特進コース・文理コースについては、必ずしもその特色を明確にすることに
成功しているとは言えない。特に特進コースについては、本来の設置目的のあり方を再考する
ことにより、コースの特色と内容をより充実したものにしていく必要がある。
2)教科間における中学と高校の連携については、教科によっては十分とは言えず、教育課程や
学習内容の一貫性に多くの課題を残している。生徒の主体的学習習慣の確立と合わせて、平成
27 年度において連携をより強化していく必要がある。
(5)生徒指導の徹底
1)望ましい人間関係の涵養については、麗澤の建学の理念である知徳一体の教育を、多くの教
職員が道徳の授業、学級運営及び寮指導などを通じてある程度具体化することができたが、生
徒間のいじめなど好ましくない人間関係を根絶することは必ずしもできてはいない。
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2)SNS をはじめとする情報モラルについては、全校をあげて指導を徹底させることができた。
その結果、少しずつ生徒の意識改革が進みつつあるものの、今後はより指導を徹底させる必要
がある。
(6)広報活動の強化
1)平成 26 年度は、中学における叡智コース始動を受けて、募集・広報活動にかなり力を注ぐこ
とができた。具体的には、入試回数を 4 回にして船橋会場での入試実施回数も 2 回に増やすな
ど募集を強化するとともに、広報活動も充実させることができたため、受験者を大幅に増大さ
せることができた。高校においても前年度の進路実績と本校の進路指導の充実を広く広報する
ことにより、少しずつ高い学力の受験者を増やすことができた。
2)東南アジアにおける独自の広報活動を積極的に行うことにより、帰国生の募集を強化した。
その結果、少しずつではあるが高い学力の受験希望者の関心が高まりつつある。
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
(1)人材の確保・育成
1)新特進(東大)コースの開設
中学において叡智コースを始動させることができたが、高校における新コース開設について
は具体的な実行を行うことができていない。また、奨学金制度についても廣池学事基金の運用
改善を通じて充実に努めたが、限られた基金の中でいかに充実させるかが大きな課題である。
さらに、教員体制の充実に努めたが、質・量ともに大きな課題を残している。
2)育成プログラムの作成
校内の教員研修制度については、平成 26 年度末にスタートさせたプロジェクト叡智を通じ
て、より高い授業力実現の第 1 歩を開始させることができた。また、校外の研修についても、
予備校主催の授業研修に、1 年間で延べ 64 名・85 講座に参加した。
3)研修・留学の制度化
勤続年数に応じた研修・留学については、ほとんど制度化に取り組むことができなかったが、
平成 27 年度においては 1 名の国内留学を実現させることができた。
(2)教育の充実
1)東大合格者(5 人)の恒常化
平成 32(2020)年度の実現を目指して、中学におけるコースは始動させることができたが、
コースの指導内容をはじめとする検討課題は数多くある。とはいえ高校においてプロジェクト
叡智を始動させることによって、在校生の東大合格に向けての施策を始めることができた。
2)寮教育運営制度の見直し
男子寮の改築を通じて、男女寮の運営制度を見直すことができたが、十分とはいえず、特に
女子寮については、平成 27 年度以降に持ち越すことになった。
3)教職員のモラロジー理解の促進
平成 26 年度より毎朝教職員朝礼において『道徳科学の論文』の輪読を継続するとともに、
月 1 回の教職員モラロジー研究会を実施することができた。また、長期休暇などを利用して、
4 名の教職員が公益財団法人モラロジー研究所の本部講座を受講し、モラロジーの理解を深め
た。
4)授業「道徳」のシラバス作成
校長、教頭及びすべてのクラス担任が道徳の授業を担当し、授業道徳の実施については、充
実しているが、シラバスの作成については、具体的に作成するには至らなかった。
5)麗澤メソッドの開発・研究
クラス担任による学級運営、寮担任による生徒指導、部活顧問による指導など、本校教員に
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よる生徒指導についての経験は確実に積み上げられているが、麗澤メソッドの開発・研究とし
て理論化・体系化するには至らなかった。
(3)経営改革
1)臨時定員増の申請
平成 27 年度の高等学校の募集については、臨時定員増 40 名を実現し、90 名の募集枠で入
学試験を実施することができた。
3.主な事業計画への取り組み
(1)教務部
1)新学習指導要領実施の 2 年目にあたり、進路指導部と連携して新しいカリキュラムが円滑に
実施できるように努めた(高等学校)。
2)コンピュータの全面的リプレースを円滑に実施することができた。
3)新進学指導体制の検討に伴い、中学からのコース制と新特進コースのカリキュラムについて
検討し、平成 27 年度に実施できるよう準備した。
(2)進路指導部
1)中学の生活ノートについては、学習内容を記録させる機能を付与した学年独自の形で作成・
配布し、毎日の回収・所見記入の作業を通して、自宅学習への啓発を行った。高校の手帳の活
用については、4 年生で NOLTY スコラプログラムを導入した。また、定期試験前 2 週間での
学習実行記録を実施できた。
2)大学見学ツアーについては、当年度・次年度での実行には至らなかったが、検討段階で平成
29 年度実施に向けての収穫は得られた。6 年生対象の受験対策プログラムについては、現 6 年
での従来の進学体制の充実を図るとともに、校内予備校の継続的な打合せを経て、新 6 年生で
の新たな企画「プロジェクト叡智」を 1 月末から始動させた。
3)中学新コース「アドバンスト叡智コース」、「エッセンシャル叡智コース」の設置に伴い、特
にアドバンスト叡智コースの 6 年間のカリキュラムについて各主要教科での検討を重ね、スー
パーグローバルハイスクール事業の主旨を活かしたプログラムの開発を進めた。
4)平成 26 年度の確定進路は以下のとおりであった。
平成 26 年度卒業生(250 人)の進路状況
進路状況
人数
国公立大学
%
過年度生
31
12.4%
5
177
70.8%
10
(6) (2.4%)
(0)
(防衛大学校を含む)
私立大学
(うち麗澤大学)
短期大学
6
2.4%
0
専修・専門学校
6
2.4%
0
就職
0
0%
0
留学
1
0.4%
0
29
11.6%
0
250
100%
15
その他(予備校等)
合計
主な合格大学
【医学部】
(
)内は過年度生内数
徳島大 1、筑波大 1、岩手医科大 1、杏林大 1、東邦大 1
【国公立大学】筑波大 5、千葉大 4、東京外語大 1、お茶の水大 1、横浜国立大 1、岩手大 1、秋田大 1、
宇都宮大 1、群馬大 1、茨城大 9、埼玉大 9(2)、東京海洋大 3(1)、東京学芸大 1、
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東京芸術大 1(1)、信州大 2(1)、徳島大 1、首都大東京 1、横浜市立大 1、秋田県立大 1、
千葉県立保健医療大 1、静岡県立大 1、高知工科大 1
【私立大学】麗澤大 6、慶応大 7、早稲田大 17、上智大 5、明治大 25(3)、青山学院大 11、立教大 29、
中央大 19(3)、法政大 29(4)、東京理科大 14(3)、学習院大 25(4)、同志社大 1、
立命館大 5(2)、関西大 2(3)、関西学院大 3
【その他】
防衛大学校 2、防衛医科大学校 1
(3)生徒指導部
1)生徒に対して人と関わる活動に積極的に参加するように勧め、バランスのとれた人間性を涵
養すべく、教員全体で「挨拶」に対する指導を重点的に強化したが、目に見える大きな成果を
得るには至らなかった。
2)インターネット、携帯電話を利用した情報モラルについて、外部機関(NTT ドコモ、KDDI、
DeNA、柏市少年補導センター)を利用した講習会を 1 学期内に 4 回(学年ごとに)実施した。
学校集会や学年集会でも継続して注意をよびかけた。
(4)特活指導部
1)体育祭は今後も中高合同で行うことに決定した。文化祭については今後も継続して企画・運
営の充実に向けて検討を加える。
2)高校吹奏楽部を強化指定部とし、中高ゴルフ部は強化指定選手として、規定を設けた。
(5)国際部
1)本校に留学しようとする留学生に対し、本校が必要とする個人情報や同意書を一元化した
「留学生申請書」を作成し、十分な情報を確保する改善ができた(高等学校)。
2)留学中や留学を希望する生徒に対し、適宜情報を提供しながら、留学及び帰国のサポートを
行うことができた(高等学校)。
(6)入試広報部
1)中期計画に伴う新コース(叡智コース)募集に関連する広報活動として、塾訪問、中学校訪
問を強化した。また、春に加えて秋の段階で、新コースに関する告知ポスター、チラシ等を作
成し広報を強化した。
2)海外帰国生を対象とし、特に東南アジア地域での学校説明会を実施し、成果をあげることが
できた。
(7)メディアセンター
1)朝読書、学級文庫、図書貸出の充実を図った。対外活動を充実させ、麗澤中学・高等学校の
図書教育を促進させた。
2)自分(ゆめ)プロジェクトや教科との連携を積極的に進めた。生徒の資料活用のスキルアッ
プを図り、外部図書館との連携を充実させた。また、学内検索用 PC の活用を促進させた。
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【3】麗澤瑞浪中学・高等学校
平成 26 年度も前年度と同様に、生徒の学習活動や部活動などにおいて一定の成果を収めること
ができた。特に学習面においては、授業時間や進学講座の時間の確保に努め、選抜性の強い大学に
関してもある程度の進学実績を残すことができた。また、部活動においても、剣道部のインターハ
イ優勝をはじめ、強化指定部を中心に成果を収めることができた。施設面については、全寮エアコ
ン設置と高校女子寮の改修工事などを無事完了して、居住環境の改善をすることができた。
ただし、重点目標の1つでもある生徒募集に関しては、依然として厳しい状況が続いているので、
全国規模の広報活動をより一層展開していきたい。
収支の改善についても、生徒数の増加による収入増と人件費などの削減による支出減に資する能
動的な活動を担保するように今後も努めていきたい。
1.重点目標への取り組み
(1)法人の中長期計画と整合した本校の中長期計画の具体的施策を策定し実行することについて、
概ね、法人の中長期計画と整合した方向で事業を実施できた。
(2)生徒数の安定確保と収支構造の改善
1)スクールバスを増便する件に関しては、可児御嵩路線を開通することができ7路線が完成し
た。
2)寮生確保のための広報戦略については、まだ改善の余地がある。
3)生徒数の急激な増加は難しかったが、前年度比で僅かに増やすことができた。
(3)寮教育の充実と環境改善
1)高校女子寮の諸設備の改修を予定どおり完了することができた。
2)モラロジー教育に基づいた教育プログラムの整備については、引き続き次年度も取り組んで
いきたい。
3)寮での学習指導体制の確立については、夜間巡回や学習会などの取り組みを行った。
(4)教科指導・進路指導の一層の充実
1)新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた授業内容の確立が図れるように、それぞれの教科で取
り組んだ。
2)選抜性の強い大学に挑戦できる授業、進学講座の内容改善に取り組んだ。
3) 電子黒板等のIT機器を用いた効率的・効果的授業ができるように、研究授業などを行った。
(5)部活動の環境整備と強化
1)全校生徒が活き活きと活動ができる部活動の環境整備に努めた。
2)剣道部を中心に多くの部活動で全国大会・東海大会進出を果たすことができた。
(6)教職員の資質向上を推進
1)教職員を対象とした様々な研修を充実させ、教職員の資質向上に努めた。
2)教職員の確保については、募集に困難を極めたが、何とか確保することができた。
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
(1)人材の確保・育成
1)募集目標数の達成
平成 27 年 4 月時点で 720 人(中学生 240 人、高校生 480 人)の生徒数達成を目標としたが、
高校生の入学者数が振るわず、目標より 9 名の減となった(生徒総数は 701 人から 711 人へ
微増)
。
2)スクールバス便の充実
-28-
平成 24 年度に続いて新たな路線(可児御嵩路線)を開通し、7 路線の整備を完了した。
3)広報力の強化
寮生の募集については、麗澤会や公益財団法人モラロジー研究所の協力のもとで、会員・地
方責任者への情報発信にも努めることができたが、今後は寮生確保のために、特にモラロジー
研究所の一層の協力をお願いしたい。
(2)教育の充実
1)寮の収容定員の充足
平成 29 年度目標の 430 人(中学生 110 人、高校生 320 人)の確保に向けて全国的な広報活
動を行ってきたが、26 年度末時点では 400 人を僅かに下回る結果となっているので(中学生
101 人、高校生 292 人)、より一層の取り組みが急がれる。
2)寮指導体制の改革
寮を担当するチューターの勤務体制の改善については、勤務時間管理と諸手当の増額などを
通じて法人全体で取り組みを行った。
3)中高一貫体制の構築
学力の向上と進学実績の向上を目指して、中学生を対象に英語や数学などの教科の先取り学
習と習熟度学習を行った。
4)グローバル人材の育成
平成 26 年 11 月に 5 年生生徒全員を対象に台湾研修旅行を実施して多くの成果を上げるこ
とができた。また、中学3年生のニュージーランド研修についても多くの参加(61 人中 39 人
参加)があり、無事に終えることができた。
5)特色ある学校行事の創設
プロジェクト委員会による会議を継続的に行って学校行事等の見直しに取り組んできた。中
学生の総合学習の時間における「日本文化体験」学習プログラムについては、平成 27 年度か
ら実施することができるように準備を完了した。
(3)経営改革
1)帰属収支の赤字幅の削減
帰属収支の赤字幅の縮減については、諸施設の減価償却費負担も大きいが、生徒数の大幅な
増加による帰属収入の増加を図ることで目標の実現につなげたい。
3.主な事業計画への取り組み
(1)教務部
1)中部地区私学教育研修会(10/2,3)に本校から 12 名の教員が出席し、学校経営、国際、生徒
指導、教科課程、進路、各教科(5 教科)の各部会で研修に参加した。いずれの部会も新学習
指導要領の理解と実践に役立つ有益な情報が得られ、参加した教員の意識を高め、本校におけ
る今後の教育実践に対する多くのヒントを持ち帰ることができた。
2)多治見地区の教務主任会議に定期的に出席し、近隣各校の教育課程作成や授業実践について
情報交換を行った。
3)平成 26 年度から始まった 5 年生の台湾研修旅行に向けて、訪問校である及人高級中学校の来
校(6/6,7)受入れと交流及び姉妹校提携に関して、国際交流係を中心にサポートした。また、
研修旅行実施までの事前研修にも助力をした。
4) 3 年生のニュージーランド研修の事前準備、及び来年度から始まるオーストラリア研修の企画
について、国際交流係を中心にサポートした。また、国際交流係の若手メンバーに、これらの
業務を積極的に分担することによって、国際交流スタッフとしての力量を高めてもらうことに
努めた。
-29-
(2)教科指導部
1)新課程完全実施を意識した授業展開を、計画的に実施できた教科が多くみられた。移行期の
難しさを感じつつも、センター試験に対応する工夫ができていた教科も多くあった。高校では、
同一テスト内での習熟度の差を、追加問題を上位層に出題するなどして工夫をすることができ
た。中学では先取りを意識して、高校分野に踏み込んで授業を展開したところもあった。
2)公開授業と研究授業を通して、電子黒板やタブレットを活用した近未来の授業展開の研究や、
実力のつく授業づくりに各教科で積極的な研修に努めた。難関国公立の二次試験に対応できる
力を養うために、難易度の高い問題の対策を各教科で取り組むことができた。
(3)生徒指導部
1)毎週一回各部署の責任者が集まり、集団や個人の報告会を開いた。その情報をまとめて全教
員で共有した。また、その情報をもとに共通指導ができるよう努めた。
2)交通安全意識の向上を目指し、担任部と連携し、自動車学校に依頼して1年生と4年生に対
して交通安全教室を実施した。
3)営繕美化係教員が掃除時間に巡回し掃除状況の確認をした。生徒会美化委員会は、掃除状況
のチェックや手作り掃除道具の作成など積極的に取り組んだ。
4)広く情報モラルが課題となっており、担任部と連携して、中学生3学年対象と4年生対象の
2回外部講師による情報モラル教室を実施した。
(4)進路指導部
1)大学入試センター試験後の国公立大学の 2 次試験や私立大学の一般試験対策として用途に合
わせて 14 種類の「特講」を開講した。英作文や小論文に対しては個別指導を行った。また、
教育研究セミナーには 25 人が受講し受験指導の実力を磨いた。
2)学年別に「進路便り」を発行し、学習意欲の喚起に努めた。また、「センター試験特集号」を
発行して、各科目担当者による分析と対策を 4・5 年生全員に配布した。
3)麗澤大学による「大学出張講義」と「小論文指導」を計 7 回実施し、中学生も多数参加した。
また、2・3 年生を対象とした名古屋大学教授による「プレミアム講座」を開講した。
4)平成 26 年度の確定進路は以下のとおりであった。
◎平成 26 年度卒業生(165 人)の確定進路状況
確定進路
人数
割合
36
21.8%
106
64.3%
6
3.6%
11
6.7%
就職
1
0.6%
留学
0
0%
その他(予備校等)
5
3.0%
165
100%
国公立大学
私立大学
国公私立短期大学
専修・専門学校
合計
*国公立系大学合格者数 40 人(全員現役生)
◎主な合格大学(
)の数字は過年度生 内数
【国公立大学】京都大2 大阪大1 北海道大1 東北大1 高知大〔医・医〕1 筑波大1 弘前大1
横浜国立大2 信州大2 山梨大1 都留文科大1 岐阜大1 岐阜県立看護大1 静岡大1
静岡県立大1 愛知県立大2 名古屋市立大1 金沢大1 石川県立大1 福井大3
福井県立大1 滋賀大1 滋賀県立大1 大阪教育大1 大阪府立大2 神戸大1 奈良女子大1
奈良県立大1 岡山大1 広島大1 北九州市立大1 鹿屋体育大1 防衛大学校1
-30-
【私立大学】麗澤大3 慶応大1(1) 早稲田大2(1) 明治大3 東京理大7(2) 中央大2 立教大1 法政大4
北里大2 駒沢大2 専修大1 玉川大1 東京農大3 明治学院大1 東海大1
岐阜聖徳学園大1 南山大16 名城大13 愛知淑徳大15 中京大13 愛知大7 *愛知医科大5
藤田保健衛生大7 金城学院大5 名古屋外大5 椙山女学園大8 同志社大7 同志社女子大1
立命館大11(1) 京都外大1 龍谷大2 京都女子大1 関西大6 近畿大2 天理大1
関西学院大4など
*愛知医科大5のうち医学部医学科1
(5)特活指導部
1)生徒会活動では、初めて土岐川流域清掃のボランティアに参加するなど地域に貢献すること
ができたので、今後も機会をとらえて積極的に参加していきたい。3学期の生徒会行事も怪我
なく実施することができた。
2)各部活動とも熱心に活動していた。中学野球部や水泳部の中学生女子の活躍が素晴らしかっ
た。囲碁将棋部、自然科学部も部員数は少ないが実績を上げることができた。
3)剣道部女子の全国選抜大会二連覇と全国高校総体初優勝に尽きる1年であった。男子剣道部
もインターハイ出場を果たした。高校男子テニス部、高校陸上部男子も東海総体、東海選抜出
場を果たした。
4)平成 26 年度の部活動の成果は以下のとおりであった。
◎中学校(県大会 8 位以上のみ表示)
全国大会
テニス部
男子団体 (全国選抜中学校テニス大会)
東海大会
水泳部
女子個人 (中体連東海大会 6 位)
テニス部
男子団体 (東海地区中学新人テニス大会 5 位全国へ)
男子個人 (東海中日ジュニアテニス選手権大会)
男子個人 (東海毎日ジュニアテニス選手権大会)
女子団体 (東海地区中学新人テニス大会)
ゴルフ部
男子個人 (中部ジュニアゴルフ選手権)
県大会
陸上部
男子個人 (中学新人競技大会
8 位以上
水泳部
女子個人 (中体連県大会 3~7位 8 種目)
7 位)
女子個人 (岐阜県室内スプリント 優勝)
英語弁論
女子個人 (高円宮杯中学校英語弁論大会)
◎高等学校(県大会 3 位以上のみ表示)
全国大会
剣道部
男子団体 (全国高校総合体育大会)
女子団体 (全国高校総合体育大会 優勝)
男子個人 (全国高校総合体育大会)
女子個人 (全国高校総合体育大会 3 位)
テニス部
男子団体 (国民総合体育大会
ベスト 8)
女子団体 (国民総合体育大会
ベスト 8)
男子団体 (全国高校選抜大会
準優勝)
女子団体 (全国高校選抜大会
3 位)
男子個人 (国民体育大会)
自然科学部 男子個人 (全国聞き書き甲子園)
囲碁将棋部 女子個人 (全国高校将棋新人大会)
東海大会
剣道部
男子団体 (東海高校総合体育大会 準優勝)
女子団体 (東海高校総合体育大会 優勝)
男子個人 (東海高校総合体育大会 5 位)
男子個人 (東海高校総合体育大会 5 位)
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女子個人 (東海高校総合体育大会 優勝)
女子個人 (東海高校総合体育大会 2 位)
女子個人 (東海高校総合体育大会 3 位)
テニス部
男子団体 (東海高校選抜大会
優勝)
女子団体 (東海高校選抜大会
優勝)
男子団体 (東海高校総合体育大会)
男子シングルス(東海高校総合体育大会)
男子ダブルス (東海高校総合体育大会)
男子シングルス(東海中日ジュニア選手権大会)
男子ダブルス (東海中日ジュニア選手権大会)
(全国選抜東海地区大会 8 位)
男子団体
男子シングルス(東海毎日ジュニア選手権大会)
男子ダブルス (東海毎日ジュニア選手権大会)
陸上部
男子個人 (東海高校総合体育大会 8 位)
男子個人 (東海陸上競技選手権)
男子個人 (東海高校新人陸上大会)
女子個人 (東海高校新人陸上大会)
水泳部
男子個人 (東海高校総合体育大会)
男子個人 (東海高校新人水泳大会)
弓道部
男子団体 (東海高校総合体育大会)
男子個人 (東海高校総合体育大会)
県大会
剣道部男子
剣道部女子
テニス部男子
サッカー部
3 位以上
陸上部男子
弓道部男子
陸上部女子
水泳部男子
テニス部女子
太鼓部
吹奏楽部
(6)自学センター
1)寮や施設課・総務課等のネットワーク機器の更新を行い、これまでにも増して安定した通信
を行うことができるようになった。特に、高校女子寮では寮の改修と連携して行ったので各
階・各部屋で利用することが可能となった。
2)積極的に電子黒板を利用した授業や進学講座が行われるなど、意識的に視聴覚機器を利用し、
効果的に授業に活用するための取り組みが行われるようになってきた。
3) 自学センター内図書スペースの書架の耐震施工を行った。景観を損なわない方法を採用した。
書架によっては本を合わせて重量が 100kg を越えるものもあるが、大きな揺れに耐え、生徒
の避難を確保できるようになった。
4)常日頃より自学センター内図書スペースや自習スペースの環境整備に努めるとともに、新入
生に対して図書利用オリエンテーションを行ったり、図書委員や教員によるお勧め本を紹介す
るコーナーを設けたりするなどし、利用の数と質を高めることができた。8 月には本校の司書
が愛知県学校図書館研究会高等学校部会司書部夏季研究会の分科会の講師として招かれ、日頃
の取り組みを発表し高い評価を得た。
(7)研究部
1)内容を更に充実させることができた。特にニューモラル学習については、ワークシートを複
数提供して担任に選択してもらう形式にしたことによって、担任がそれぞれ創意工夫をしてよ
り深い内容の学習をすることができた。人権学習については、「人権作文コンテスト」に応募
して複数の生徒が表彰を受け、また、本校の取り組みが外部団体から評価されて表彰を受ける
などの成果を収めた。
-32-
2)教職員研修会では本校のニーズに合わせた外部講師を招聘し、教職員のスキルアップを図る
ことができた。また、県教育センターの講習に教員を派遣して、資質の向上を促すことができ
た。初任者研修、初担任研修においては内容を精査し、より円滑な業務の推進をサポートする
ことができた。また、生徒体験発表集や教職員対象の研究紀要も教職員に働きかけて原稿を集
めて製本・発行し、生徒や教職員の間で相互啓発をすることができた。
(8)担任部
1)1 年生から 6 年生までのホームルーム年間計画が整備され、学年主任会で確認・調整がスム
ーズにできるようになった。各学年で行っている授業担当者会も年間 2~3 回、全学年で実施
することができ、会議の重心も「情報の収集」から「進路指導・生徒指導上の情報発信と共
有」へと着実に移行してきたように思われる。
2)生徒指導連絡会における情報共有が進み、部活動・寮生活・健康面・食事指導・生徒指導な
ど多岐にわたって有機的な情報交換や意見集約・方針確認の場となってきた。また、中学校の
デイリーライフに限定されていた生徒とのコミュニケーション・ツールも、クラスや期間限定
ではあるが高校にも広がりがみられていて、積極的なホームルーム運営が学校生活の活性化に
つながっているように思われる。
(9)チューター部
1)毎朝チューター間で情報交換を行い、連携を密にした。また、寮生活のしおりの見直しを行
い、合わせて、チューター業務のマニュアルの確認をした。今後もチューターの資質向上を更
に図るよう努める。
2)寮役員研修・学年別研修は順調に行うことができた。寮役員、部屋長、各係の育成に今後も
努めていきたい。
3)環境整備については、個人差はあるものの全般に向上した。平成 27 年度も見回りや点検を継
続する。特に高校寮では生徒の自主的な活動を援助したい。
4)保護者へのハガキは、ほぼ毎週送ることができた。チューターも言葉を添えているので保護
者の安心満足度も向上している。大変良いことであるので平成 27 年度も継続する。
5)テスト週間中の教員による夜間学習を行った。平成 27 年度も継続する。学習係活動での学習
時間調査も継続して行ってきて、学習時間増加に繋がっている。中学寮では自習時間中、生徒
を一か所に集めてチューターの監督による学習指導を時々行った。
6)部活寮においては、競技レベルの高い生徒の確保と育成をすることができるようになってき
た。テニス部も新たに部活寮となった。剣道部は特に良い成果を収めた。寮生活全体も大きな
問題もなく円滑に運営できた。
7)女子寮の改修(個室化)に伴っての新しい生活のルール作りを進めている。また、全寮エア
コン化に対しての使用ルールを整備している。
(10)広報部
1)学校の広報用パンフレットは部分改定に止めた。中学のパンフレットは印刷部数を全て配布
することができた。
2)寮生確保のために麗澤会を通じて、ニュースなどを適齢卒業生に送付した。また、寮のある
学校説明会、地方責任者研修会などで、寮の魅力をアピールした。
3)可児市に通学バスが通ったこともあり、その地区へのアプローチを行った。学校見学会には
体験授業などを導入し、中身のリニューアルができた。次年度に向けて時期と方法などを見直
した。
-33-
【4】麗澤幼稚園
建学の精神である「知徳一体」の教育を目指し、平成 26 年度も園児の生きる力や基礎体力の育
成に努めるとともに、教育内容の充実と教職員の資質向上に努めた。この目標達成には保護者の協
力体制が不可欠なため、保護者との連携を強化し子ども達の基本的生活習慣や社会規範の確立に尽
力した。
平成 26 年度は、定員の充足の取り組みとして、他園の動向やニーズに合わせ、未就園児対象
「うさぎルーム」の募集と開始時期を早め、定員を増やした。また、預かり保育においては、実施
日と時間の拡大、料金の改定を実施して、利用者の利便性を図った子育て支援に取り組んだ。
1.重点目標への取り組み
(1)定員充足への取り組み
1)平成 26 年度は、未就園児対象「うさぎルーム」
(以下、「うさぎルーム」という)の募集・開
始時期を早めて募集人数を増やし、安定した園児数の確保に努めた。
2)「うさぎルーム」や園庭開放日を通して、本園の特色をより理解してもらうため、保護者同士
や保育者と親睦が図れるように配慮した。
3)預かり保育の開催日を増やし、時間の延長と料金の改定をして保護者への利便性を図った。
4)見学者を積極的に受け入れ、ホームページを有効活用し、教育活動や園行事、子育て支援活
動等の情報発信に努めた。
5)子ども・子育て新システムへの移行に伴い、平成 25 年度より園の将来構想の検討を重ねてき
たが、現行のままで行くことにした。また、平成 27 年度より幼稚園の収支改善のため、保育
料の値上げ実施を決定した。
(2)公益財団法人モラロジー研究所との協力
1)公益財団法人モラロジー研究所が主催する行事や活動に、園児及び保育者が参加し協力した。
2)平成 27 年度から開所する高齢者福祉施設内託児所の設営・運営・連携について、協力体制が
取れるよう努めた。
(3)教育内容の充実と環境の整備
1)モラロジー教育を根幹とした教育内容の充実に向け、幼稚園教育要領のもと、教育全般の見
直しと現状の課題改善に努力した。
2)平成 26 年度は、教育目標の中の「思いやりの心」を育てることを意識し、保護者の協力も仰
ぎつつ日々の教育に取り組んだ。
3)教育内容の充実に努め、主体的・自発的な活動が展開できるよう教育環境を整えた。
4)園児一人ひとりの特性や発達課題に即し、入園から卒園、小学校への移行、さらに生涯にわ
たる長期的な視野に立ち、心身の育ちや基本的生活習慣の確立、指導・援助などに努めた。特
に支援の必要な子には、学期に一度発達支援センターの巡回職員より適切な指導を受けた。
(4)保護者との連携強化
1)家庭訪問、三者面談、保育参観後の懇談会、個人面談、送迎時における保護者とのコミュニ
ケーションを通し、その協力体制のもと、子ども達の基本的生活習慣と社会規範の確立や教育
活動の援助を行った。
2)毎月のニューモラル配布、モラロジー研究所主催のハートフルセミナーや生涯学習セミナー
への参加を呼びかけた。
(5)教師の資質向上
1)教育者としての資質向上を目指し、日々の実践や各種研修会への参加等自己研鑚に努め、学
びの共通理解を図り、専門性を高めた。また、園内研修会を実施し、他クラスの保育を参観す
-34-
ることで切磋琢磨し合い、スキルアップにつなげた。平成 25 年度に引き続き、補助教諭の経
験の場を設定し、若手教員育成にも尽力した。
2)園内モラロジー研修会の開催、朝礼・夕礼・定例会における格言等の輪読実施を通して、建
学の精神の理解に努めた。また、モラロジー研究所の講座受講などを積極的に呼びかけて参加
を募り、モラロジーの理解に努めた。
2.主な事業計画への取り組み
(1)保育指導
1)平成 26 年度は、特に思いやりの心を育てることに力を尽くした。年度当初に学年主任会議で
具体的方法の検討を行い、例年より異年齢交流活動を多く取り入れることで、相手の気持ちの
理解と思いやりいたわりあう場を設けた。また、友だちとの協力によって喜びが実感できるよ
うな保育や遊びを積極的に取り入れた。教材として、「言葉と作法」「心のカレンダー」「心の
ドリル」を有効活用し、心の成長を促した。
2)健康的な心身の育成、体力・運動能力の増進を図り、正課の体育指導内容を日常の保育活動
や自由遊びの中に生かせるよう工夫した。また、1 学期に実施した運動能力測定の結果を踏ま
え、特に腕力や脚力を伸ばせるよう、ドッヂボールや鬼ごっこ等の集団遊びを意識的に取り入
れた。3 学期からは、朝の自由遊びの時間に毎日マラソンを実施したところ、成果が見られた
ので、平成 27 年度もこれらの取り組みを継続し、更なる運動能力の増進につなげたい。一方、
チャレンジカードを改定したことで、3 年間継続した取り組みが可能となり、意欲的に、かつ
楽しみながら体を動かす園児が増え、体力・運動能力の増進につながった。
3)園児1人ひとりの個人記録をこまめに取り、個々の成長に見通しをもった指導を行った。支
援の必要な子に対しては、発達支援センター職員による巡回指導を学期に一度依頼し、適切な
指導を受けた。また、指導内容については、定例会などを利用して教職員が共通理解し、小学
校へのスムーズな移行ができるよう配慮しつつ教育活動に取り組んだ。
(2)教職員の資質向上
1)平成 25 年度に引き続き、7 月に講師を招いての園内モラロジー研修を実施し、教職員の品性
向上に努めた。また、平成 26 年度はモラロジー研究所の論文講座を 1 名、概論講座を 4 名の
教諭が受講し、モラロジーの理解に努めた。今後も感謝の集いをはじめ、学園内で実施のモラ
ロジー勉強会への参加や講座受講などを積極的に呼びかけていきたい。日常的には、朝礼時に
「格言」、夕礼時に「ニューモラル 心を育てる言葉 366 日」、週 1 回の定例会時には「三方よ
しの人間学」を輪読し、建学の精神の理解を深めた。
2)教師としての専門性やスキルアップについては、平成 26 年度より新たに、異なった学年やク
ラスの保育指導を見て学ぶ園内研修会を 6 回実施し、保育技術習得や資質向上に努めた。また、
平成 25 年度同様、補佐教諭の保育体験の場を数多く持ち、それぞれが自信をもって保育活動
を展開できるようになり、効果をあげた。
(3)教育環境の充実整備
1)散歩や中央広場での活動を積極的に取り入れ、季節の移り変わりを感じながらのびのびと遊
ぶことで、知的好奇心や探究心が育まれるよう努めた。
(4)保護者との連携
1)保護者との連携については、幼児期における基本的生活習慣や社会規範の確立、保護者の安
心が得られるよう、毎日の送迎や面談、懇談会を通じてコミュニケーションに努めた。その際、
担任は一部の保護者に偏らないよう細心の注意を払う必要があり、全保護者と信頼関係を築け
るよう今後も努力していきたい。また、預かり保育の利用が多い保護者には、連絡ノートの活
用を見直し、コミュニケーションが充分とれるよう改善した。
-35-
2)年度当初に実施している家庭訪問を、全園児ではなく新入園児のみを対象とし、進級児につ
いては幼稚園での三者面談に変更した。この改善により、担任の年度当初の仕事量削減につな
がった。
(5)定員充足への取り組み
1)平成 25 年度は「うさぎルーム」を 6 月募集 9 月開始として、各クラス 15 名 3 クラス(定員
45 名)で実施した。定員充足に向けて、平成 26 年度は 1 月募集 5 月開始とし、各クラス 18
名 3 クラス(定員 54 名)に増やしたところ、すぐに定員を満たし、3 学期までキャンセル待
ちの保護者が出るなど好評を得た。
2)平成 26 年度の園庭開放は 19 回(前年 20 回)実施し、延べ 244 組(前年 254 組)の参加者
があった。また、土曜日の実施回数を増やして父親を含め家族で参加できるようにし、希望者
には園舎見学も実施するなどして、11 月の願書受付につなげた。
3)平成 25 年度の預かり保育は、保育後~17:00、1 時間 400 円で実施したが、26 年度は保育後
~17:30 に拡大、1 時間 300 円に改定し、利用回数の多い保護者の負担軽減を図った。その結
果、平成 25 年度は 1,310 名、26 年度は 1,950 名と利用人数が大幅に増加し、収入増にもつな
がった。また、平成 26 年度より夏休み最初の 1 週間と夏休み最後の夏季保育 3 日間の預かり
保育を実施したところ、延べ 93 名の利用者があり、保護者の好評を得た。
4)毎年 6 月~10 月に実施している園舎見学会は、平成 26 年度から次年度入園該当児対象の枠
を外したところ、次年度以降の入園希望見学者が増えた(全体の 2 割)。園舎見学会の回数は、
「うさぎルーム」を 5 月開始としたので減らした。よって、全体の見学希望者数は、平成 25
年度と比較すると減少した(平成 26 年度は、12 回実施 40 組参加。25 年度は、15 回実施 57
組参加)。また、入園説明会参加者は 47 組(前年 50 組)で、平成 25 年度より減少したが、
これは在園児の弟妹が参加しなかったためである。
5)平成 27 年度「うさぎルーム」の募集にあたり、26 年度は 12 月~1 月にうさぎルーム希望者
対象の園舎見学会を新たに実施したところ、16 組の参加者があった。
6)未就園児対象の園庭開放については、ホームページからの申し込みも可能にしたところ、大
多数の Web 申込利用があった。また、広報活動を強化していくために、ホームページとパン
フレットの刷新に向け、準備中である。
7)平成 26 年度より「廣池千九郎谷川・大穴記念館」の利用を在園児と 3 親等以内の親族に限り、
麗澤会員価格で利用できるようになった。また、麗澤大学オープンカレッジの生涯学習講座も、
子女の在園中に限り、保護者は半額での受講可能となった。見学会などで伝えてきたが、今後
はホームページなどへの掲載を検討している。東門の掲示板も、園庭開放日などの情報を掲示
するなど、有効活用に努めた。
(6)その他
1)子ども・子育て新システムへの移行に伴い、内閣府の動向を見ながら検討した結果、現行の
ままで行くこととした。まだ、新システムの詳細について決定されてないことも多く、移行す
ることによって制約が出ることや支援額にはほとんど差がないなど、現段階ではデメリットが
多いと判断した。ただし、今後も社会の動向や柏市の現状、ニーズ等を注視しながら、幼稚園
の将来構想や諸課題の検討を継続していく必要がある。
-36-
【5】法人
1.重点目標への取り組み
(1)麗澤各校の教育・研究環境の改善・向上を図るために、施設・設備・環境の適切な維持管理・
整備に努めた。
(2)瑞浪キャンパスにおける円滑な教育活動を支援するために、教育・生活環境の整備を進め、以
下のとおり、老朽化したライフラインの整備・更新を図った。
2.中期計画の実行に関する事項への取り組み
(1)学園の将来構想の実現に向けた取り組み
1)中期計画に関する進捗と各課レベルでの取り組みとを関連付けた報告を、夏季職員研修会(8
月 27 日開催)にて行い、中期計画の意識付けを行った。しかし、点検・評価体制の構築まで
には至っていない。
2)「麗澤教育開発センター(仮称)開設準備室設置プロジェクト」を設け、センター設置に向け
た課題の抽出と開設準備などを行い理事長に報告し、平成 27 年度より「麗澤教育開発センタ
ー(仮称)準備委員会」を設けて、開設準備を更に推進することとなった。
(2)大学新学部設置に向けた調査
新学部の動向などに関する情報収集を行った。
(3)施設・設備の改善・充実
1)麗澤瑞浪中学・高等学校生徒寮の整備
① ボイラー給湯からエコキュートシステムへの変更
高校:41,803,776 円
中学:91,993,190 円
② ボイラー暖房からエアコン冷暖房への変更
高校:148,478,055 円 中学:88,920,115 円
③ 高校女子寮の個室化及びトイレの改修工事
高校:369,910,800 円
2)麗澤瑞浪中学・高等学校校舎・キャンパスの整備
① 中学・高校校舎の空調機等更新
高校:130,226,227 円 中学:9,306,317 円
② 上下水道埋設配管の改修工事
外部業者によるコンストラクション・マネジメントを導入したことにより、設計及び工事
を平成 27 年度に持ち越すこととした。
3.主な事業計画への取り組み
(1)麗澤大学出版会の財務改善
平成 25 年度に実施した麗澤大学出版会の補助活動事業への移行に伴い、在庫書籍の売り上げ
と汚損書籍の処分による圧縮を行った。
在庫
平成 26 年度末
書籍点数
金額
書籍総冊数
平成 25 年度末
増減
80
101
△ 21
10,366,804 円
13,864,205 円
△ 3,497,401 円
9,811
12,245
△ 2,434
(2)情報システムの改善
1)Windows XP のサポート終了に伴い、大学事務部門から順次 PC の OS を Windows7 にバー
ジョンアップし、12 月末までに完了した。また、同時に PC のハードディスクを SSD に交換
-37-
することで、PC の処理速度を大きく改善した。今後は、次の PC 更新時期について検討する。
2)組立て型で構築・運用してきた事務系メールサーバから、市販のサーバに移行し、保守を外
部に委託したことで、より安定した運用体制となった。今後は、将来のクラウドサービスの利
用について検討する。
3)新たな PC 端末ログ収集ソフトウェアに更新し、セキュリティと安定した PC 端末の運用が
可能となった。今後は、PC 端末の利用ログを蓄積して行くことで、利用状況の把握及びセキ
ュリティの強化を行う。
4)現在の人事給与システム、勤怠管理システムのハードウェア及びソフトウェアの保守終了に
伴い両システムの更新を行った。今後はシステムのハードウェア管理及び運用サポートを継続
する。
(3)施設・設備の改善・充実
1)柏キャンパス
① 大学新部室棟の全面塗装
大学:9,720,000 円
② 大学 SYS2014 サーバ機器の更新
大学:103,418,280 円
③ 中学・高校ネットワーク・サーバ・PC 機器の更新
中学・高校:26,600,400 円
④ 幼稚園暖房用パーパスの交換
幼稚園:3,024,000 円
2)瑞浪キャンパス
① 中学・高校校舎生徒用トイレの改修工事
中学・高校:32,076,000 円
② 中学・高校ネットワーク機器の更新
中学・高校:19,062,000 円
-38-
Ⅲ.財務の概要
1.資金収支計算書
(単位:千円)
収入の部
科
支出の部
目
学生生徒等納付金収入
本年度決算
前年度決算
4,159,146
4,191,771
83,722
77,880
手数料収入
増
減
科
目
本年度決算
前年度決算
△32,625 人件費支出
5,842 教育研究経費支出
減
3,994,584
4,002,018
△7,434
1,240,313
1,290,313
△50,000
1,091,390
1,005,952
85,438
0
0
0
寄付金収入
458,837
464,036
補助金収入
1,256,576
1,192,530
64,046 借入金等利息支出
国庫補助金
443,721
430,960
12,761 借入金等返済支出
地方公共団体補助金
812,855
761,570
51,285 施設関係支出
資産運用収入
476,422
529,239
△52,817 設備関係支出
349,920
446,913
△96,993
資産売却収入
1,085
37,614
△36,529 資産運用支出
3,515,987
1,634,138
1,881,849
921,678
825,792
95,886 その他の支出
140,968
88,081
52,887
76,203
55,156
21,047
0
0
0
事業収入
雑収入
借入金収入
△5,199 管理経費支出
増
前受金収入
1,679,567
1,710,484
△30,917
その他の収入
3,552,356
1,341,094
2,211,262
△1,746,802
△1,692,786
2,293,658
1,992,718
13,212,446
10,725,527
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
△54,016 資金支出調整勘定
300,940 次年度繰越支払資金
2,486,919 支出の部合計
0
0
0
836,570
303,569
533,001
△691,643
△339,115 △352,528
2,734,356
2,293,658
440,698
13,212,446
10,725,527
2,486,919
(注)表示金額は単位未満を四捨五入しており、内訳金額の合計と合計欄の金額が一致しない場合がある。
法人の教育研究に関連する全ての活動の収入と支出を明らかにする資金収支計算書における法人全
体の決算額は、132 億 1,245 万円となった。
収入の部では、学生生徒等納付金収入が 41 億 5,915 万円となり、前年度より 3,263 万円減少した。
この対策として、当学園は「学生・生徒等の確保」を重点施策の1つと定め、この施策に沿って麗澤
各校が平成 25 年度から 29 年度までの 5 年間の中期計画を作成し、学生・生徒等の募集活動、広報活
動の強化に努めている。
寄付金収入は 4 億 5,884 万円となり、そのうち特別寄付金(受配者指定寄付金含む)は 1 億 5,755
万円で、前年度より 447 万円の減少となっており、ホームページ上に寄付金のポータルサイトを立ち
上げるなど、募金活動の一層の強化を図っている。一般寄付金は殆どが公益財団法人モラロジー研究
所からの学校教育助成金で、前年度と同額の 3 億円を受け入れた。
補助金収入は 12 億 5,658 万円で、前年度より 6,405 万円の増加となった。そのうち大学及び高校
以下の経常費補助金は 12 億 2,693 万円で、前年度より 5,889 万円の増加となった。
資産運用収入は 4 億 7,642 万円で、前年度より 5,282 万円の減少となったが、これは当学園と公益
財団法人モラロジー研究所との不動産交換に伴う施設設備利用料収入(賃貸料)が 4,726 万円減少し
たことが主な要因である。なお、金融資産の運用収入は、前年度並みの 3 億 1,506 万円である。
事業収入は 9 億 2,168 万円で、前年度より 9,589 万円増加した。これは収益事業部門から 8,400 万
円の繰入収入があったこと、及び公益財団法人モラロジー研究所からの受託業務の手数料見直しによ
り受託事業収入が前年度比 1,941 万円増加したことが主な要因である。
支出の部では、人件費支出は 39 億 9,458 万円で、前年度とほぼ同額の状況であるが、その内訳で
は、教員人件費支出は前年度より 3,630 万円増加し、職員人件費支出は前年度より 3,624 万円減少し
ている。
教育研究経費支出は 12 億 4,031 万円で、前年度より 5,000 万円減少となった。それは麗澤高校の
-39-
校内予備校設置等に伴い報酬委託手数料支出が前年度より 6,717 万円増加したが、奨学費支出が前年
度より 2,665 万円減少したことや、前年度は大学の老朽施設の取壊し費支出 9,272 万円があったこと
などが支出減の主な要因である。
管理経費は 10 億 9,139 万円で、前年度より 8,544 万円増加している。それは育児休業等に係る人
材派遣費用や人事システム更改等に伴い報酬委託手数料支出が前年度比 7,402 万円増加したこと、及
び光熱水費支出が前年度より 1,405 万円増加したことが主な要因である。
施設関係支出は 8 億 3,657 万円で、前年度より 5 億 3,300 万円の大幅増加となった。それは平成
26 年度は中期計画に織り込んだ麗澤瑞浪中学・高校校舎・生徒寮の空調・給湯設備更新(総額 5 億
1,073 万円)
、及び女子寮改修工事(総額 3 億 6,991 万円)の大規模設備投資を実施したことによる。
設備関係支出は 3 億 4,992 万円で、前年度より 9,699 万円の減少となった。それは前年度実施した
システム更新投資(パソコンリース資産計上)3 億 1,470 万円の減が主な要因である。
2.消費収支計算書
(単位:千円)
消費収入の部
科目
消費支出の部
本年度決算
前年度決算
4,159,146
4,191,771
学生生徒等納付金
手数料収入
83,722
77,880
寄付金
476,999
470,847
補助金
1,256,576
1,192,530
443,721
430,960
国庫補助金
地方公共団体補助金
増減
6,152
812,855
761,570
529,239
資産売却差額
1,085
36,536
事業収入
921,678
825,792
95,886
雑収入
398,417
55,156
343,261
7,379,750
394,294
7,774,044
△3,832,462
消費収入の部合計
3,941,582
(うち減価償却費)
64,046 管理経費
12,761
476,422
基本金組入額合計
本年度決算 前年度決算
5,842 教育研究経費
資産運用収入
帰属収入合計
科目
△32,625 人件費
(うち減価償却費)
増減
3,953,959
3,943,033
10,926
2,175,271
2,249,898
△74,627
934,226
959,585
△25,359
1,257,234
1,161,712
95,522
160,263
170,852
△10,589
0
0
0
△52,817 資産処分差額
51,285 借入金等利息支出
7,580
322,344
△314,764
△35,451 徴収不能引当金繰入額等
3,790
5,314
△1,524
△284,466
△176,898 △3,655,564
7,202,852 △3,261,270 消費支出の部合計
7,397,834
7,682,300
3,456,252
479,449
前年度繰越消費収入超過額
923,195
696,644
基本金取崩額
646,625
705,999
1,886,432
923,195
当年度消費支出超過額
翌年度繰越消費支出超過額
(注)表示金額は単位未満を四捨五入しており、内訳金額の合計と合計欄の金額が一致しない場合がある。
単年度における法人の財務状況を示す消費収支計算書では、帰属収入合計が 77 億 7,404 万円で、
基本金組入額 38 億 3,246 万円を控除した消費収入の部合計は 39 億 4,158 万円となった。
平成 26 年度の帰属収入合計は、前年度より 3 億 9,429 万円の増加となった。これは当学園と公益
財団法人モラロジー研究所との不動産交換に伴い、学園所有不動産の簿価と研究所所有の不動産の時
価との差が顕在化し、その差額 3 億 2,221 万円を固定資産交換差額として雑収入に計上したことが最
大の要因であるが、この差額は資金増加を伴わない一過性の収入である。
学生生徒等納付金や事業収入のうちの寄宿舎収入、施設設備利用料が減少となったが、この減収分
を各校の補助金の増加と収益事業部門からの繰入収入等で補う形となった。
消費支出の部合計は 73 億 9,783 万円で、前年度より 2 億 8,447 万円の減少となっている。前年度
は老朽化した大学施設の取壊費や建物・構築物の資産処分差額 3 億 1,737 万円の計上という特殊事情
があったためである。
-40-
当年度の実質的な収入合計を示す帰属収入から消費支出の部合計を差し引いた、いわゆる帰属収支
差額は 3 億 7,621 万円のプラスで、帰属収支差額比率は 4.8%となり、前年度の△4.1%と比較し 8.9
ポイントの改善となっている。しかし、これも一過性の不動産交換差額の計上に負うものであること
を認識しておく必要がある。
基本金組入額は 38 億 3,246 万円となり、第 1 号基本金に 37 億 2,246 万円、第 2 号基本金に 1 億
1,000 万円を組み入れている。第 1 号基本金の組入額が大幅に増加したのは、基本財産と運用財産の
資産区分の見直しを実施したことによる。基本金取崩額は 6 億 4,663 万円で、この結果、当年度消費
支出超過額が 34 億 5,625 万円となり、翌年度繰越消費収支差額が 18 億 8,643 万円の支出超過の状態
となった。
-41-
3.貸借対照表
(単位:千円)
資産の部
科目
固定資産
有形固定資産
本年度末
前年度末
増減
57,030,032
56,613,111
416,921
28,729,935
28,306,956
422,979
土地
5,906,224
5,442,639
463,585
建物
18,857,439
18,955,774
△98,335
その他の有形固定資産
その他の固定資産
各種引当資産
その他の固定資産
流動資産
現金預金
その他の流動資産
資産の部合計
3,966,272
3,908,542
57,729
28,300,097
28,306,156
△6,059
27,942,117
27,883,117
59,000
357,980
423,038
△65,059
2,790,174
2,337,305
452,869
2,734,356
2,293,658
440,698
55,818
43,647
12,171
59,820,206
58,950,416
869,790
負債の部
科目
固定負債
本年度末
前年度末
増減
3,019,503
2,598,854
420,649
長期借入金
0
0
0
長期未払金
671,122
209,848
461,274
2,348,381
2,389,007
△40,626
2,028,856
1,955,925
72,931
退職給与引当金
流動負債
短期借入金
前受金
その他の流動負債
負債の部合計
0
0
0
1,679,567
1,710,484
△30,917
349,289
245,442
103,848
5,048,359
4,554,779
493,580
基本金の部
科目
本年度末
前年度末
増減
第一号基本金
45,591,959
42,306,347
3,285,612
第二号基本金
386,320
486,096
△99,776
第三号基本金
10,210,000
10,210,000
0
第四号基本金
基本金の部合計
470,000
470,000
0
56,658,280
53,472,442
3,185,838
消費収支差額の部
科目
本年度末
前年度末
増減
翌年度繰越消費収入超過額
0
923,195
△923,195
翌年度繰越消費支出超過額
1,886,432
0
1,886,432
923,195
△2,809,627
消費収支差額の部合計
△1,886,432
科目
負債の部・基本金の部及び
消費収支差額の部合計
本年度末
59,820,206
前年度末
58,950,416
増減
869,790
(注)表示金額は単位未満を四捨五入しており、内訳金額の合計と合計欄の金額が一致しない場合がある。
平成 27 年 3 月 31 日現在の法人の財政状態をあらわした貸借対照表では、資産総額が 598 億 2,021
万円となり、負債総額 50 億 4,836 万円を差し引いた純資産(基本金+消費収支差額)は 547 億
7,185 万円で、前年度より 3 億 7,621 万円増加した。
資産の部は、合計額が前年度より 8 億 6,980 万円の増加となった。これは土地について公益財団法
-42-
人モラロジー研究所との不動産交換に伴い取得した土地の時価額を計上したこと、及び麗澤瑞浪高校
女子寮改修に伴う設備の更新が主な要因である。その他の固定資産に計上している有価証券(各種引
当資産)については、全体では時価が貸借対照表計上額(簿価)を上回っており、評価益を確保して
いる。
負債の部は、前年度より 4 億 9,358 万円増加している。これは麗澤瑞浪中学・高校の空調・給湯施設
更新工事(住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業補助金対象)のリース取引に伴う長期未払金
の計上が主な要因である。
基本金の部については、第一号基本金が前年度より 32 億 8,561 万円増加となった。これは基本財
産と運用財産の資産区分の見直しに伴い、基本金組入れの対象となる基本財産が増加したことが要因
である。
-43-
4.財務状況の推移
(単位:百万円)
区 分
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
(1)資金収支計算書
資金収入
学生生徒納付金収入
手数料収入
11,167
13,140
11,955
10,726
13,212
4,355
4,301
4,230
4,192
4,159
88
85
77
78
84
寄付金収入
677
602
433
464
459
補助金収入
1,215
1,240
1,197
1,193
1,257
その他
2,459
4,453
3,899
2,806
4,960
2,373
2,459
2,119
1,993
2,294
11,167
13,140
11,955
10,726
13,212
人件費支出
3,877
3,957
4,042
4,002
3,995
教育研究経費支出
1,333
1,343
1,308
1,290
1,240
管理経費支出
1,082
984
1,036
1,006
1,091
施設関係支出
1,045
1,370
1,251
304
837
設備関係支出
375
191
146
447
350
資産運用支出
1,107
3,118
2,141
1,634
3,516
その他
ᇞ 111
58
38
ᇞ 251
ᇞ 551
次年度繰越支払資金
2,459
2,119
1,993
2,294
2,734
7,463
7,326
7,343
7,203
3,942
7,775
7,683
7,393
7,380
7,774
4,355
4,301
4,230
4,192
4,159
88
85
77
78
84
前年度繰越支払資金
資金支出
(2)消費収支計算書
消費収入
帰属収入
学生生徒等納付金
手数料
寄付金
690
608
437
471
477
補助金
1,215
1,240
1,197
1,193
1,257
1,427
1,449
1,452
1,446
1,798
ᇞ 312
ᇞ 357
ᇞ 50
ᇞ 177
ᇞ 3,832
7,260
7,452
7,309
7,682
7,398
人件費
3,910
4,017
3,954
3,943
3,954
教育研究経費
2,069
2,119
2,122
2,250
2,175
管理経費
1,262
1,160
1,212
1,162
1,257
うち減価償却額
(911)
(949)
(988)
(1,131)
(1,094)
その他
19
156
21
327
12
基本金取崩額
0
0
0
706
647
58,835
59,024
58,966
58,950
59,820
有形固定資産
28,137
28,602
29,010
28,307
28,730
その他の固定資産
28,157
28,213
27,904
28,306
28,300
その他
基本金組入額
消費支出
(3)貸借対照表
総資産
2,541
2,209
2,052
2,337
2,790
4,453
4,411
4,268
4,555
5,048
固定負債
2,537
2,566
2,461
2,599
3,020
流動負債
1,916
1,845
1,807
1,956
2,029
53,594
53,951
54,001
53,472
56,658
788
662
697
923
ᇞ 1,886
流動資産
総負債
基本金
消費収支差額
(注)表示金額は単位未満を四捨五入しており、内訳金額の合計と合計欄の金額が一致しない場合がある。
-44-
(単位:%)
区 分
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
(4)消費収支関係財務比率
人件費比率
人件費依存率
教育研究経費比率
管理経費比率
人件費
帰属収入
50.3
52.3
53.5
53.4
50.9
人件費
学生生徒等納付金
89.8
93.4
93.5
94.1
95.1
教育研究経費
帰属収入
26.6
27.6
28.7
30.5
28.0
管理経費
帰属収入
16.2
15.1
16.4
15.7
16.2
借入金等利息比率
借入金等利息
帰属収入
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
帰属収支差額比率
帰属収入-消費支出
帰属収入
6.6
3.0
1.1
ᇞ 4.1
4.8
消費支出
帰属収入
93.4
97.0
98.9
104.1
95.2
学生生徒等納付金
帰属収入
56.0
56.0
57.2
56.8
53.5
消費支出比率
学生生徒等納付金比率
寄付金比率
寄付金
帰属収入
8.9
7.9
5.9
6.4
6.1
補助金比率
補助金
帰属収入
15.6
16.1
16.2
16.2
16.2
4.0
4.6
0.7
2.4
49.3
12.5
12.7
13.5
14.7
14.8
基本金組入率
減価償却費比率
基本金組入額
帰属収入
減価償却額
消費支出
(5)貸借対照表関係財務比率
固定資産構成比率
固定資産
総資産
95.7
96.3
96.5
96.0
95.3
流動資産構成比率
流動資産
総資産
4.3
3.7
3.5
4.0
4.7
固定負債構成比率
固定負債
総資金
4.3
4.3
4.2
4.4
5.0
流動負債構成比率
流動負債
総資金
3.3
3.1
3.1
3.3
3.4
自己資金構成比率
自己資金
総資金
92.4
92.5
92.8
92.3
91.6
固定比率
固定資産
自己資金
103.5
104.0
104.1
104.1
104.1
98.9
99.4
99.6
99.3
98.7
132.6
119.7
113.6
119.5
137.5
総負債
総資産
7.6
7.5
7.2
7.7
8.4
総負債
自己資金
8.2
8.1
7.8
8.4
9.2
99.8
99.9
99.9
99.8
98.9
固定長期適合率
流動比率
総負債比率
負債比率
基本金比率
固定資産
自己資金+固定負債
流動資産
流動負債
基本金
基本金要組入額
注1 )総資金=負債+基本金+消費収支差額
注2 )自己資金=基本金+消費収支差額
-45-
5.主要な経営指標の推移
(単位:人)
区 分
平成
22年度
平成
23年度
平成
25年度
平成
24年度
平成
26年度
(1)学生等在籍者数
1,330
1,307
1,270
1,287
318
66
10
1
-
1,025
1,337
1,280
1,195
1,134
別科日本語研修課程
46
26
29
28
30
大学院 言語教育研究科
57
58
47
44
47
国際経済研究科
40
37
18
5
2
麗澤大学 外国語学部
国際経済学部
経済学部
1,295
-
-
18
34
38
2,816
2,831
2,672
2,594
2,546
麗澤高等学校
668
641
718
733
778
麗澤中学校
376
420
465
464
463
麗澤瑞浪高等学校
531
513
500
457
472
麗澤瑞浪中学校
199
188
179
223
229
麗澤幼稚園
167
172
160
172
160
4,757
4,765
4,694
4,643
4,648
(300) 1,602
(300) 1,628
(300) 1,725
(300) 1,626
(300) 1,489
経済研究科
大学合計
総合計
(2)入学(園)志願者数
麗澤大学 外国語学部
-
国際経済学部
-
-
-
-
(300)
617
(300)
745
(300)
669
(300)
577
(300)
509
別科日本語研修課程
{40}
87
{40}
48
{40}
26
{40}
28
{40}
26
大学院 言語教育研究科
(24)
39
(24)
55
(24)
29
(24)
43
(24)
41
国際経済研究科
(18)
28
(18)
27
経済学部
-
39
(18)
-
-
(18)
28
28
(18)
-
-
大学合計
(682) 2,373
(682) 2,503
麗澤高等学校
(235)
麗澤中学校
(150) 1,507
麗澤瑞浪高等学校
{125}
267
{125}
263
{125}
261
{120}
214
{150}
266
麗澤瑞浪中学校
{70}
54
{70}
85
{70}
88
{70}
121
{75}
97
麗澤幼稚園
(55) 54 10
経済研究科
年少
816
699
(200)
(150) 1,409
年中
年長
(55) 55
年少
3
年中
年長
(682) 2,488
716
(235)
(150) 1,257
(55) 49
年少
(682) 2,302
(240)
643
(150) 1,132
6
(55) 64 13
年中
年長
年中
年長
年少
(682) 2,093
693
(240)
(150) 1,261
(55) 47
年少
6
年中
年長
5,081
5,017
4,865
4,489
4,463
115
116
111
111
114
麗澤中学・高等学校
65
77
75
86
86
麗澤瑞浪中学・高等学校
70
70
70
71
74
総合計
(3)教職員数
麗澤大学
13
13
14
15
13
職員
176
181
184
177
172
合計
439
457
454
460
459
麗澤幼稚園
【注 記】
(1)学生等在籍者数
・当該年度の 5 月 1 日時点の在籍者数
(2)入学志願者数
・当該年度の入学試験に志願した人数(実施したのは前年度)
・( )内の数字は学則定員、{ }内の数字は募集定員
(3)教職員数
・当該年度の 5 月 1 日時点の在職者数
・各学校の人数はすべて専任教員のみ。ただし常勤嘱託を含む。
・職員は常勤嘱託を含む。
-46-
別表1.平成 26 年度教育対象学生・生徒・園児数
学年別
学校区分
言語教育研究科
日本語教育学専攻
(博士後期課程)
大
学
院
・
後
期
言語教育研究科
比較文明文化専攻
(博士後期課程)
国際経済研究科
経済・政策管理専攻
(博士課程)
経済研究科
経済学・経営学専攻
(博士課程)
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
小 計
言語教育研究科
日本語教育学専攻
(博士前期課程)
言語教育研究科
比較文明文化専攻
(博士前期課程)
麗
大
学
院
・
前
期
言語教育研究科
英語教育専攻
(修士課程)
国際経済研究科
政策管理専攻
(修士課程)
経済研究科
経済学専攻
(修士課程)
澤
経済研究科
経営学専攻
(修士課程)
大
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
小 計
大学院 合 計
学
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
ドイツ語学科
外
国
語
学
部
中国語学科
日本語学科
外国語学科
小 計
男
女
計
男
女
計
経済学科
経
済
学
部
経営学科
小 計
学 部 合 計
別科日本語研修課程
大 学 合 計
男
女
計
第1
学年
(平成 26 年 5 月 1 日現在)
第2
学年
1
1
2
5
5
1
1
2
1
3
5
1
7
8
5
5
1
1
2
1
2
3
6
3
9
27
32
96
238
334
334
102
24
126
82
52
134
260
594
16
14
30
656
注)※印は募集人員
注)麗澤大学別科日本語研修課程の入学者数欄は秋入学者の人数を含まない。
-47-
第4
学年
第3
学年
1
2
3
9
2
4
6
1
4
5
2
5
7
1
1
1
4
5
7
6
13
37
46
合 計 入学者数
2
2
4
1
1
2
1
3
8
11
2
1
3
1
1
1
1
2
9
1
4
4
8
23
3
11
14
1
9
10
3
6
9
1
1
1
2
1
2
6
8
13
9
22
64
87
1
1
2
1
1
1
1
1
1
9
93
221
314
314
118
20
138
87
37
124
262
576
90
216
306
306
114
22
136
71
54
125
261
567
622
576
1
1
103
382
234
909
337 1,291
341 1,295
157
491
28
94
185
585
123
363
43
186
166
549
351 1,134
692 2,429
16
14
30
692 2,546
定 員
入学定員 収容定員
1
1
2
3
9
3
9
3
-
2
1
3
5
1
7
8
5
5
1
1
2
3
9
6
27
6
12
6
12
6
12
-
1
2
3
6
3
9
27
32
94
238
332
332
101
24
125
81
52
133
258
590
14
11
25
647
-
5
10
10
33
42
20
66
93
-
-
-
-
-
-
300 1,200
300 1,200
170
680
130
520
300 1,200
600 2,400
60, ※40
702
60
2,553
学年別
学校区分
麗 澤 高 等 学 校
135
116
365
113
142
135
413
136
250
277
251
778
249
59
80
82
221
59
88
83
71
242
88
147
163
153
463
147
男
101
77
94
272
100
女
72
56
72
200
72
173
133
166
472
172
男
47
62
30
139
47
女
32
27
31
90
32
79
89
61
229
79
男
24
37
22
83
28
女
22
27
28
77
24
46
64
50
160
52
男
653
705
624
385
2,367
649
女
698
643
633
307
2,281
697
1,351
1,348
1,257
692
4,648
1,346
合 計
合 計
合 計
総 計
合 計 入学者数
136
女
麗 澤 幼 稚 園
第4
学年
114
合 計
麗 澤 瑞 浪 中 学 校
第3
学年
女
男
麗 澤 瑞 浪 高 等 学 校
第2
学年
男
合 計
麗 澤 中 学 校
第1
学年
合計
注)※印は募集人員
注)麗澤幼稚園の入学者数欄、入学定員欄は3 歳児の人数
-48-
定 員
入学定員 収容定員
240
715
150
450
210
※12 0
630
108
※ 70
324
55
185
1,465
4,857
別表2.平成 26 年度卒業・修了者数(平成 27 年 3 月 31 日現在)
1)卒業・修了者数(大学は 9 月卒業・修了含む)
学校区分
人数
言語教育研究科 日本語教育学専攻(博士後期課程)
0
言語教育研究科 比較文明文化専攻(博士後期課程)
1
国際経済研究科 経済・政策管理専攻(博士課程)
0
経済研究科 経済学・経営学専攻(博士課程)
1
2
小 計
大 言語教育研究科 日本語教育学専攻(博士前期課程)
学
院 言語教育研究科 比較文明文化専攻(博士前期課程)
麗
澤
大
学
4
5
言語教育研究科 英語教育専攻(修士課程)
6
国際経済研究科 政策管理専攻(修士課程)
0
経済研究科 経済学専攻(修士課程)
5
経済研究科 経営学専攻(修士課程)
9
29
小 計
31
大学院合計
2
ドイツ語学科
外
中国語学科
国
語 日本語学科
学
外国語学科
部
1
1
281
285
小 計
165
経 経済学科
済
経営学科
学
部
146
311
小 計
596
学部合計
24
別科日本語研修課程
651
大学合計
麗澤高等学校
250
麗澤中学校
152
麗澤瑞浪高等学校
165
麗澤瑞浪中学校
61
麗澤幼稚園
50
1,329
合 計
2)学位授与数(大学) ※9 月卒業・修了含む
学位
博
士
修
分野 文学 経済学 経営学 合計
課程
1
論文
合計
1
1
2
1
1
2
3
士
学
文学 経済学 経営学 合計
15
5
-49-
9
29
士
文学 経済学 経営学 合計
285
165
146
596
別表3.平成 26 年度麗澤大学卒業者・大学院修了者進路状況(平成 27 年 4 月 1 日現在)
<学 部>
外国語学部
経済学部
合 計
区分
男
女
計
男
女
計
男
女
計
就職希望者 A
64
177
241
211
63
274
275
240
515
就職決定者 B
61
170
231
199
61
260
260
231
491
59
162
221
195
61
256
254
223
477
2
2
4
4
0
4
6
2
8
0
6
6
0
0
0
0
6
6
0
0
0
0
0
0
0
0
0
95.3%
96.0%
95.9%
94.3%
96.8%
94.9%
94.5%
96.3%
95.3%
大学院進学
2
3
5
3
1
4
5
4
9
その他進学
1
7
8
8
0
8
9
7
16
15
16
31
22
3
25
37
19
56
82
203
285
244
67
311
326
270
596
企業就職
内 公務員
訳 教 員
その他の就職
就職決定率 B/A
その他
卒業者数
※平成26年9月卒業者を含む。
<大学院>
経済研究科/国際経済研究科
言語教育研究科
区分
男
女
計
男
女
計
合 計
男
女
計
就職希望者 A
5
8
13
3
7
10
8
15
23
就職決定者 B
4
3
7
2
4
6
6
7
13
3
2
5
2
4
6
5
6
11
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
2
0
0
0
1
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
80.0%
37.5%
53.8%
66.7%
57.1%
60.0%
75.0%
46.7%
56.5%
大学院進学
0
2
2
0
0
0
0
2
2
その他進学
1
0
1
0
1
1
1
1
2
その他
0
0
0
3
1
4
3
1
4
6
10
16
6
9
15
12
19
31
企業就職
内 公務員
訳 教 員
その他の就職
就職決定率 B/A
修了者数
※平成26年9月修了者を含む。
-50-
別表4.教職員の構成
(平成 26 年 5 月 1 日現在)
区
専 任
教職員
分
男
教
育
組
織
/
教
員
計
男
女
非常勤嘱託
パート嘱託
常勤嘱託
計
総
男
女
計
男
女
計
男
60 163 -
-
-
-
-
-
192
計
女
計
麗澤大学
89
25 114 103
麗澤高等学校
37
14
51
9
9
18 -
-
-
-
-
-
46
23
69
麗澤中学校
27
8
35
2
4
6 -
-
-
-
-
-
29
12
41
麗澤瑞浪高等学校
40
11
51
2
6
8 -
-
-
-
-
-
42
17
59
麗澤瑞浪中学校
17
6
23
1
2
3 -
-
-
-
-
-
18
8
26
1
12
13
0
3
3 -
-
-
-
-
-
1
15
16
84 201 -
-
-
-
-
-
麗澤幼稚園
小
事
務
組
織
/
職
員
女
非常勤講師
計
211
76 287 117
85 277
328 160 488
事務局
2
0
2 -
-
-
0
0
0
0
0
0
2
0
2
秘書室
0
0
0 -
-
-
0
0
0
0
0
0
0
0
0
監査室
0
0
0 -
-
-
1
0
1
0
0
0
1
0
1
学務部
15
13
28 -
-
-
3
6
9
2
9
11
20
28
48
学事部
9
9
18 -
-
-
0
5
5
0
20
20
9
34
43
総合企画部
10
2
12 -
-
-
4
4
8
0
3
3
14
9
23
総務部
24
4
28 -
-
-
6
3
9
1
9
10
31
16
47
財務部
10
1
11 -
-
-
0
1
1
0
3
3
10
5
15
麗澤瑞浪事務部
14
2
16 -
-
-
7
5
12
6
22
28
27
29
56
麗澤中高事務課
5
2
7 -
-
-
0
4
4
2
5
7
7
11
18
麗澤幼稚園事務課
0
0
0 -
-
-
0
1
1
0
2
2
0
3
3
33 122 -
-
-
21
29
50
11
73
84 121 135 256
21
29
50
11
73
84 449 295 744
小
計
総
計
89
300 109 409 117
84 201
注1)役員・顧問12名は除いた。ただし、職員給与の支給ある常務理事は職員に含めた。
注2)専任教職員(教員)の中には嘱託専任教員を含めた。
注3)無給者(客員教授23名、イェーナ大学派遣嘱託教員1名、非常勤嘱託1名)は除いた。
注4)モラロジー研究所出向者2名は総務部に含めた。
注5)モラロジー研究所からの出向受入者1名を学事部に含めた。
-51-