担当教員の紹介 (平成 年8月1日現在) 27 松田 利彦 教授(専攻長) 教授 ❶日本文学 ❷日本古典文学の表現と作品 と朝鮮 ❸『日帝時期の参政権問題と朝鮮 国際的展開とその方法 ❸『かくして『源氏 物語』が誕生する』、『説話集の構想と意匠 人』 、 『日本の朝鮮・台湾支配と植民地官僚』 生成をめぐる総合的研究、日本文学研究の (共編著)、『日本の朝鮮植民地支配と警察 今昔物語集の成立と前後』、『日本文学 二 ─1905 ~ 1945年』 、 『地域社会から見 重の顔』、『新日本古典文学大系41 古事談 る帝国日本と植民地─朝鮮・台湾・満州』(共編著) ❹ 「志賀潔と植民地朝鮮」 続古事談』 (共著) ❹「方丈記の文体と思想」、「釈教歌と石鹸」 磯前 順一 伊東 貴之 教授 教授 ❶宗教研究 ❷世俗社会における信仰、人 ❶中国思想史、日中比較文学・思想 ❷中 間の不安と救済 ❸『閾の思考』 、 『喪失と 国近世思想史(宋~清─特に清代政治思想史 ノスタルジア』、『ザ・タイガース 世界は ボクらを待っていた』、 『植民地朝鮮と宗教』 および清代初頭~中葉期の政治観・人間観・ 倫理観などを中心として、日中および東ア (共編) ❹「祀られざる神の行方」 、 「無垢 なるナルシシズム」 ❶専門分野 ❷現在の研究テーマ ❸主な著書 ❹最近の論文 稲賀 繁美 教授 ❶比較文学比較文化、文化交流史 ❷文化記憶の地殻変動、文化間葛藤の気象学 ❸ 『絵画の臨界』 、 『絵画の東方』 、 『絵画の 黄昏』 、『異文化理解の倫理にむけて』 (編 著) 『伝統工藝再考・京のうちそと』 、 (編著)、 『東洋意識:夢想と現実のあいだ1887- 1953』(編著) ❹ 「モノの気色:物質性より立ち昇る精神の 様相」 (『物気色』所収) 牛村 圭 教授 ❶比較文学、比較文化論、文明論 ❷近現代日本の文明観の変遷 ❸ 『「戦争責 任」論の真実』、『「勝者の裁き」に向きあっ て』 、『 「文明の裁き」をこえて』 、Beyond the“Judgment of Civilization”: The Intellectual Legacy of the Japanese War Crimes Trials, 1946-49. ❹「 ス ト ッ ク ホ ル ム の 旭 日─ 『世界の一等国』を目指した明治のアスリート」、“Pal’ s ‘Dissentient Judgment’Reconsidered: Some Notes on Japanese Responses to the Opinion” 倉本 一宏 教授 ❶歴史学(日本古代政治史、古記録学) ❷平安貴族の精神世界、古記録学 ❸ 『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』、 『三 条天皇』、 『人をあるく 紫式部と平安の都』、 『平安朝 皇位継承の闇』 、 『藤原行成 「権記」 全現代語訳』、『藤原道長の日常生活』、『藤 原道長の権力と欲望』、『藤原道長「御堂関白記」を読む』 ❹「大 王の朝廷と推古朝」 瀧井 一博 教授 ❶国制史、比較法史 ❷明治立憲体制の知 識社会史的かつ国際関係史的研究 ❸『文 明史のなかの明治憲法─この国のかたちと 西洋体験』、『伊藤博文─知の政治家』、『明 治国家をつくった人びと』 ❹ 「伊藤博文の 憲法行脚─立憲政治とは何か」、「渡辺洪基 と国家学会」 5 荒木 浩 ❶日朝・日韓関係史 ❷植民地朝鮮におけ る官僚機構、戦時期日本の汎アジア主義 ジアの文化交渉史 ❸『思想としての中国近 世』、『中国という視座』 (共著) ❹「明清交 替と王権論─東アジアの視角から」、「中国近世思想史における個 と共同性・公共性」、 「李恭の立場─顔李学派の再考のために」、 「中 国思想史における「有」と「無」をめぐる諸問題・覚書」 井上 章一 教授(日文研副所長) ❶建築史、意匠論 ❷風俗、意匠など、目 に見えるものをつうじた近代日本文化史の 再構成 ❸『伊勢神宮』、 『日本に古代はあっ たのか』、『パンツが見える。─羞恥心の現 代史』 ❹ “The Roots of Ise Shrine and the Folk Architecture of Sulawesi” 大塚 英志 教授 ❶まんが表現史、まんが創作論、柳田國男 論 ❷日本まんがに於ける映画的手法の海 外向け教育カリキュラム・教材の構築、東 アジアのまんが・アニメーション研究、柳 田國男をめぐる近代文学史をまんが表現で 描くための方法の構築と実践 ❸『映画式 まんが家入門』、 『アンラッキーヤングメン』、 『ミッキーの書式』 、 『物語消費論改』 ❹「世界まんが塾」、「恋する民俗学者」 小松 和彦 教授(日文研所長) ❶文化人類学、民俗学、口承文芸論 ❷東アジアにおける民俗宗教の比較研究 ❸『いざなぎ流の研究』、『百鬼夜行絵巻の 謎』、『「伝説」はなぜ生まれたか』 坪井 秀人 教授 ❶日本近代文学・文化史 ❷日本近代文化 における身体政治、感覚表象 ❸『声の祝 祭─日本近代詩と戦争─』、『感覚の近代─ 声・身体・表象─』、『性が語る 20世紀日 本文学の性と身体』 ❹“The Crossroads of East Asian Modernism ―Yi Sang's Literature and the Literature of Japan in his Age”、 「〈遠さ〉 あるいはアウラの向う側へ─前期『月の吠える』の詩の風景」、「モ ダニズムのなかの〈和歌歌曲〉─山田耕筰、ストラヴィンスキーそ のほか」 パトリシア・フィスター 教授 ジョン・ブリーン 教授 ❶日本美術史 ❷尼門跡と尼僧の美術 ❸ 『尼門 ❶日本の近世・近代史 ❷近世・近代神社史、皇室、 跡寺院の世界─皇女たちの信仰と御所文化』(共 外交、勲章 ❸『儀礼と権力 天皇の明治維新』、 A New History of Shinto( 共 著 )、Yasukuni, The War Dead and the Struggle for Japan's Past(編著)、Shinto in History: The Ways of the Kami(共編著) ❹「あら、うそやうそや: 『妙 貞問答』「神道のこと」について」、「『神都物語』:明治期の伊勢」、 「近 代外交体制の創出と天皇」、「神国日本の復興:二十一世紀における神 道の動向」、「十四代将軍家茂の上洛と孝明政権論」 著) 、 『尼門跡と尼僧の美術』、『近世の女性画家た ち 美術とジェンダー』 ❹ 「比丘尼御所の世界─ 二人の近世皇女の信仰と文化活動」、「馬郎婦の尊 格化と近世日本の禅宗界および皇族間の馬郎婦信 仰」 、 「蕪村の継承 横井金谷、横地三丘」 細川 周平 教授 ❶音楽学、 日系ブラジル史 ❷日系ブラジル文学、 近代日本音楽 ❸『サンバの国に演歌は流れる』、 山田 奨治 教授 ❶ 情 報 学、 文 化 交 流 史 ❷ 文 化 的 な 情 報 の 生 “Pirate”Publishing: 成・伝達・変容の研究 ❸ るもの』 、 『日系ブラジル移民文学 1,2』 ❹ 「戦時下の中国趣味の流行歌」、「戦前のレコー ド検閲─エロ歌謡取締りを中心に」、「音の始まり に向かう旅─いしいしんじ『麦ふみクーツェ』と鼓動の寓話」 The Battle over Perpetual Copyright in Eighteenth-Century Britain、『日本の著作権は なぜこんなに厳しいのか』、Shots in the Dark: Japan, Zen, and the West ❹“Reidentified Japan: Cultural Turns in Television Commercials after the 1980’s” “The ; Myth of Zen in the Art of Archery” 劉 建輝 榎本 渉 『シネマ屋ブラジルを行く』、『遠きにありてつく 教授 ❶日中比較文学、比較文化 ❷近代日中文化交渉 史 ❸ 『日中二百年─支え合う近代』 、 『魔都上海 ─日本知識人の 「近代」体験』、『帰朝者・荷風』 ❹ 「侮蔑、趣味、そして憧憬から脅威へ─近代日 本知識人の中国表象」、「満洲ロマンの文学的生成 ─ 『満洲浪曼』と 『芸文志』同人の活動を中心に」、 「中国開埠地:日本 『近代』從這里開始」 楠 綾子 准教授 ❶日本政治外交史、安全保障論 ❷1950年代の日米安全保障関係 ❸ 『吉田茂と安全保障政策の形成』、『占領から独 立へ』 ❹ 「冷戦と日米知的交流」、「安全保障政策 の形成をめぐるリーダーシップ」 光田 和伸 准教授 准教授 ❶日本中世史 ❷入宋・入元僧を中心とした日中 文化交流、東シナ海における海商 ❸『僧侶と海 商たちの東シナ海』、『東アジア海域と日中交流─ 9 ~ 14世紀』、『南宋・元代日中渡航僧伝記集成 附 江戸時代における僧伝集積過程の研究』 ❹「平安王朝と中国医学─12世紀を中心に」、「宋 元交替と日本」 フレデリック・クレインス 准教授 ❶日欧交渉史、科学史 ❷平戸オランダ商館往復書簡 ❸『江戸時代における機械論的身体観の受容』、 『17世紀オランダ人が見た日本』 ❹ 「ポンペの日 本史観」、「オランダ商館長と将軍謁見、野望、威 信、挫折」 マルクス・リュッターマン 准教授 ❶日本古典文学、比較文学、比較文化 ❷日本人 の死生観 ❸ 『恋の隠し方─兼好と「徒然草」』、 『芭 蕉めざめる』 『神の木』 ❹ 、 「連歌の『詠み方』と『読 ❶中・近世の日本社会史、文化史、古文書学 ❷古代の外来書礼受容及び中・近世の書札礼 ❸『偏見なし〈無私〉─契沖の日本近世前期の認識 み方』 ─宗祇一座 『水無瀬三吟』『湯山三吟』を矩と して」 論への貢献』(独語)、『菅浦村とその史料─中世 後期の近畿地方における一ケ村の惣形成について の研究』 (独語)、 『「書礼」日本書簡作法の史的研究』 三巻(独語) ❹「日本中近世の懸想文作法について:『艶書文例』を軸 に」、 「中・近世武家書札礼の文化史─記号の概観」 光田 和伸准教授は、平成28年3月退任予定です。 6
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