3月 1日号 - InfoSnow

幌高だより
「22名の新たな門出を
の新たな門出を祝って
門出を祝って」
祝って」
校長 廣瀨 之彦
3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
第
8
号
平成27年3月1日
北海道幌加内高等学校
◆ 3年間を振り返って ◆
3年 小西 渉太
この3年間で一番力を入れてきたのはそば打ちで
皆さんは中学校を卒業してすぐに家族から離れ、
す。そば関係の行事は真剣に取り組み、大会にも積
学校生活を送らなければなりませんでした。慣れな
極的に参加しました。そば打ちで結果を残すことが
い高校生活・寮生活や同級生、先輩たちとの人間関
できたので幌加内高校に入学したのは間違いではな
係に、時には困惑、疲れ、悩み、家に戻りたいと思
かったと思っています。そば打ちを通じてお互いに
ったこともあったかと思います。しかしながら、3
成長し合う仲間ができ、いろいろな人と交流をして、
年生の皆さんはこれらの困難を見事に乗り越え、高
たくさんのことを学びました。他にも、新聞やテレ
等学校の課程を修了しました。新そば祭りでの皆さ
ビに出るなど、今までしたことのない体験まででき
んの創意工夫溢れる活躍は私にも忘れられない出来
ました。そば打ちは自分にとっては成長するための
事となっています。しかしながら、全て自分の力だ
大切な物だと考えています。卒業してもそば打ちを
けで困難を乗り越えてきたわけではありません。周
続けてさらに自分を成長させていきたいと思います。
りの支えがあってこそ、特に家族や仲間の支えがあ
ってこそだと思います。ぜひ支えていただいた全て
の方々に感謝の気持ちを持って欲しいと思います。
また、陰になり日向になりお子様を支えてこられ
ました保護者の皆様のお喜びもひとしおのことと拝
察いたします。3年間、本校教育活動の推進にご理
解・ご協力いただきありがとうございました。
本校の校訓は「和」です。飛鳥時代の皇族、聖徳
3年 山﨑
陸
3年間を振り返って、私は協力の大切さを学びま
太子が作ったとされる十七条憲法に「和を以て貴し
した。私は昨年度農生会副会長を務めてから、今年
となす」という言葉が残されています。私心を捨て
度は全校生徒のリーダーである会長となり幌加内高
公正な議論や討論を経て真にお互いを認め合い、理
校を引っ張ってきました。昨年度の経験を活かして
解し合うことが「和」の精神の基本です。複雑化す
会長職もスムーズに行えると思っていたのですが、
る政治情勢や価値観の多様化等により脆弱化する人
仕事をするにあたって一人だけではうまくできず、
間関係が顕著な現在において、「和」は最も重みの
執行部をはじめとする全生徒と協力することで運営
ある言葉の一つだと思います。卒業生の皆さんが、
が成立するということを、学ぶことができました。
これからも本校の校訓である「和」の精神を持ち続
これは農生会だけの話ではなく、クラス内でも協
け、自分自身が幸せだと噛みしめることができる豊
力をすることで団結力を高め様々な壁を乗り越えて
かな人生を歩んでいただくことを願っています。
いけるということもわかり、学級目標である「One
地域の皆様には、これまでの絶大なるご支援、ご
for all,All for one」を実感することができました。
指導に感謝申し上げますと共に今後も変わらぬご指
この3年間、仲間の大切さを改めて感じられたので、
導をいただきますようお願い申し上げます。
仲間に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
≪3月の行事予定≫
月の行事予定≫
3/ 1(日) 第59回卒業証書授与式
帰省日(~8(日)まで)
9(月) 朝会・頭髪服装検査
23(月) 寮大掃除
24(火) 修了式・離任式・大掃除
帰省日(~4/7(火)まで)