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●チャーオ、シーナです。昨年くらいから缶ビールの「色」の種類が急に増えたように感じませんか？今までになかった「紫」
「緑」など、
各社が『カラフル化』に努めている様子。●一方、
「プレミアム・ビール」は４社とも「金」色、あっという間に出揃った「プリン体 0・発泡酒」
は４社とも「青」基調など、カテゴリーによっては『決まった色』があるようです。●今回は日本の大手ビール 4 社の缶（一部、びんも）の
色を分析してみました。各ビールの上にある色の表示は、パッと見たときの全体的・直感的な私の印象で記載してみました。金
黒
赤
黒
黒
「プレミアムのシリーズ品」＆「プレミアム相当の位置づけ」のビール ➡ 色々な色！
「プリン体 0 糖質０」発泡酒 ➡ 青！
銀
青
青
白
赤
青
青
銀
青
白
青
緑
エンジ
「オフ系（機能系）
」発泡酒 ➡ 緑優勢！「レギュラー」発泡酒 ➡ 白！
白
金
白
金
白
緑
白
緑
青
茶
緑
Ⓥ
Ⓥ
白
青
薄青
Ⓥ
Ⓥ
青
紫
Ⓥ
黒
青
エンジびん金
Ⓥ
近日
発
売
予
定
赤
金
び
ん
赤
紫
白
赤
スチ
ール
びん白
茶
「変わり種」＆「限定」のビール近日
発
売
予
定
黒
びん白
び
ん
び
ん
青
黒
黒
びん黒
び
ん
黒
びん白
茶
Ⓥ
「ノンアルコール」
➡ 白∼銀！
白
白
白
銀
緑
白
金
Ⓥ
Ⓥ
数
量
限
定
金
売
場
限
定
黒
金
茶
びん白びん白びん白
産
地
限
定
エンジ
白
黒
産
地
限
定
銀
茶
びん金
び
ん
エンジ
白
「クラフト（名称にクラフトがあるもの含む）」＆「ネット限定」のビール ➡ 色々な色！
株
主限
定
白
ベージュ
「黒」ビール ➡ 黒！
び
ん
白
「プレミアム」のビール ➡ 金！
季
節
限
定
「レギュラー」＆「準レギュラー」のビール ➡ 白∼銀！
近日
発
売
予
定
の「色」分析
び
ん
シーナズ・ウォッチング
スチ
ール
日本の「缶ビール」
● Ciao, Sienna is here! Color variation of canned beer has much increased from around last year. “Purple” or “Green” are new colors for beer cans. Big 4 players,
Asahi, Kirin, Sapporo and Suntory, seem to be trying different colors from the competitors. ●Besides, all 4 companies take same color “Gold” at so-called “Premium”
segment, and take same color “Blue” at newly-born “zero-purine” segment. ● We analyze the color of Japanese beer cans packaging (and some bottles packaging,
as Kirin takes only glass bottle for Premium and Craft segments). ● At this moment, there are three categories on the beer taste beverages, “Beer” (i.e. over
60% malt in Japanese regulation), “Happou-shu” (i.e. low-malt beer) and “Daisan-no-Beer” (i.e. no-malt beer). These ware born along with 3 different taxation levels,
however the government is planning to unify to 1 level in near future. So, items may be cut and reduced soon. “Craft by big companies” will start in 2015, so that the
new packaging tide may be born. Interesting to watch how the color/design is changing. （photo & text : Sienna K. Emiri シーナ・K・エミリ）
「びんビール」も少々
び
ん
Sienna‛s Watching
シーナの私的考察
●紙幅の都合で掲載できなかったオリオンビール、それに世界の代表的ビールや清涼飲料の缶も
ご覧下さい。
「赤い缶はコカコーラかバドワイザー」
「銀色に緑はハイネケン」と、世界の消費者
が刷り込まれてしまっている色があります。日本では「ブルーと白の缶はポカリススエット」が多
くの人に定着したパッケージ色の事例ですね。
●日本では近い将来、
「酒税の一本化」があると報道されています。
「ビール」とは異なった色使
い・デザインテーストの「第三のビール」や「発泡酒」がその時どのように整理・統合されるのか、
そして 2015 年から本格的に始まる見込みの「大手のクラフトビール」のパッケージの色やデザイ
ンはどうなるのか、
、
、今後も注目していきたいと思います。
➡まだ 1本だけれど
「オフ系（機能系）
」第三のビール ➡ 緑か金、
、青も健闘
緑 & 金！
白
青
白
緑
「レギュラー」第三のビール ➡ 金か青か、
、
、
金
銀
白
金
白
青
白
金
白
青
金
青
青
金
Ⓥ
「清涼飲料の缶」
糖
質
Ⓥ
Ⓥ 「バーチャル出演」
：インターネットなどから
画像を取り込んだものです。
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Sake Utsuwa Research / 15 II
Ⓥ
Ⓥ
Ⓥ
●ビールのブランド化戦略の中で、独自性のある色使
いは大変重要です。
「コカコーラ」
「バドワイザー」
「ハ
イネケン」の色が世界中に定着するのには 100 年か
かったでしょう。日本のビールも色に関する長期戦略
が必要ですね。
●なお、
「日本の地ビール」の缶ビールの色は、
次のペー
ジ（FOODEX2015 プレビュー）をご覧ください。とて
もカラフル！ (S/E)
オ
フ
白
75
%
60
%
オ
フ
金
糖
質
金
0
白
プ
リ
＋ン
糖体
質 85
70 %
% オ
オフ
フ
0
緑
糖
質
白
糖
質
金
0
白
糖
質
金
50
%
糖
質
「プ 0 糖 0」第三
緑
オ
フ
0
糖
質
糖
質
70
%
糖
質
0
オ
フ
「オリオンビール」と「世界の缶ビール」
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お断り：2014 年 11 月頃からサンプル商品を購入しはじめましたが、どんどんリニューアルされ、新製品が出るので、
ここに掲載したものは最新ではない製品、また終売になっている製品もあるかもしれません。ご了承ください。
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Sake Utsuwa Research / 15 II

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