契約書 - 堺市

(案)
収入印紙
委 託 契 約 書
貼付
中区まちづくりカフェ運営支援業務
業務名
堺市中区内
履行場所
履行期間
平成28年 4月 1日
から
平成29年 3月31日
まで
円
契約金額
(うち取引に係る消費税及び地方消費税の額
円)
契約保証金
上記の業務について、発注者と受注者は、おのおの対等な立場における合意に
基づいて、次の条項により契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行するも
のとする。
この契約の成立を証するため、本書2通を作成し、当事者記名押印のうえ、
各自1通を保有する。
平成
年
発
注
月
日
者
住
所
堺市堺区南瓦町3番1号
名
称
堺
代表者
受
注
者
住
所
名
称
代表者
堺市長
市
竹
山
修
身
(総
第1条
則)
発注者及 び 受注者は、契約書記 載の業務(以下単に「業務」という。)の
委 託 契 約 に 関 し 、こ の 契 約 書 、別 紙 仕 様 書 そ の 他 の 関 係 書 類( 以 下 こ れ ら を「 契
約 書 類 」と い う 。)に 基 づ き 、日 本 国 の 法 令 を 遵 守 し 、信 義 に 従 い 誠 実 に こ れ を
履行しなければならない。
2
受注者は、業務 を契約書記載の履 行 期間(以下単に「履 行期間」という。)内
に 履 行 す る も の と し 、発 注 者 は 、そ の 契 約 金 額( 単 価 契 約 の 場 合 に あ っ て は 、契
約単価に発注した数量を乗じて得た額(以下「発注総額」という。))を契約代
金として支払うものとする。
3
こ の 契 約 に お け る 期 間 の 定 め に つ い て は 、契 約 書 類 に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を
除 き 、民 法( 明 治 2 9 年 法 律 第 8 9 号 )及 び 商 法( 明 治 3 2 年 法 律 第 4 8 号 )の
定めるところによるものとする。
4
こ の 契 約 の 履 行 に 関 し て 発 注 者 と 受 注 者 と の 間 で 用 い る 言 語 は 、日 本 語 と す る 。
5
この契約書に定める金銭の支払に用いる通貨は、日本円とする。
6
こ の 契 約 の 履 行 に 関 し て 発 注 者 と 受 注 者 と の 間 で 用 い る 計 量 単 位 は 、契 約 書 類
に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、計 量 法( 平 成 4 年 法 律 第 5 1 号 )に 定 め る と こ
ろによるものとする。
7
この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。
(管轄の合意)
第2条
こ の 契 約 に 関 す る 争 訟 の 提 起 、申 立 て 等 は 、発 注 者 の 所 在 地 を 管 轄 す る 裁
判所に行うものとする。
(業務実施計画書等の提出)
第3条
受 注 者 は 、こ の 契 約 の 締 結 後 、直 ち に 業 務 実 施 計 画 書 及 び 業 務 に 必 要 な 関
係 書 類 を 作 成 し 、発 注 者 に 提 出 す る も の と す る 。た だ し 、発 注 者 に お い て そ の 必
要がないと認めるものについては、この限りでない。
(権利義務の譲渡の禁止)
第4条
受 注 者 は 、こ の 契 約 に よ っ て 生 ず る 権 利 又 は 義 務 を 第 三 者 に 譲 渡 し 、又 は
承 継 さ せ て は な ら な い 。た だ し 、合 併 等 を 原 因 と す る 承 継 で 、あ ら か じ め 発 注 者
の承認を受けたものについては、この限りでない。
(再委託の禁止)
第5条
受 注 者 は 、こ の 契 約 の 履 行 に つ い て 、業 務 を 第 三 者 に 委 任 し 、又 は 請 け 負
わせること(以下「 再委託」という。)をしてはならない 。ただし、業務の一部
について相当の理由があるときは、この限りでない。
(再委託の届出等)
第6条
前 条 た だ し 書 の 規 定 に よ り 業 務 の 一 部 に つ い て 再 委 託 す る 場 合 、受 注 者 は 、
あ ら か じ め 発 注 者 と 協 議 し 、発 注 者 の 同 意 を 得 た 上 、再 委 託 し よ う と す る 相 手 方
( 以 下「 再 委 託 先 」と い う 。)の 商 号 又 は 名 称 並 び に 業 務 の う ち 再 委 託 す る 部 分
及 び 再 委 託 す る 理 由 そ の 他 発 注 者 が 必 要 と す る 事 項 を 、書 面 を も っ て 発 注 者 に 届
け 出 な け れ ば な ら な い 。た だ し 、別 記「 個 人 情 報 取 扱 特 記 事 項 」第 7 の 第 2 項 の
規定に基づき再委託の申請及び承諾が行われた場合において発注者が必要でな
いと判断した場合は、この限りでない。
2
受 注 者 が 前 項 の 規 定 に よ り 業 務 の 一 部 を 再 委 託 す る と き は 、次 の と お り と す る 。
(1) 受 注 者 は 、 堺 市 入 札 参 加 有 資 格 者 の 入 札 参 加 停 止 等 に 関 す る 要 綱 ( 平 成 1 1
年制定)第2条第1項の規定による入札参加停止を受けた者(以下「入札参加
停止者」という。)及び堺市契約関係暴力団排除措置要綱(平成24年制定)
第3条第1項の規定による入札参加除外を受けた者(以下「入札参加除外者」
という。)並びに第18条第1項第8号に該当する者を再委託先としてはなら
ない。
(2) 受 注 者 は 、 再 委 託 先 の 行 為 の 全 て に つ い て 責 任 を 負 う も の と す る 。
3
受 注 者 は 、第 1 項 の 規 定 に よ り 業 務 の 一 部 を 再 委 託 し た と き 並 び に 受 注 者 及 び
再委託先が資材又は原材料の購入契約その他の契約をしたときの相手方(以下
「再委託先等」という。)が、堺市暴力団排除条例(平成24年条例第35号。
以下「暴排条例」と いう。)第2条第2 号に規定する暴力 団 員(以下単に「暴力
団 員 」と い う 。)又 は 同 条 第 3 号 に 規 定 す る 暴 力 団 密 接 関 係 者( 以 下 単 に「 暴 力
団 密 接 関 係 者 」と い う 。)で な い こ と を そ れ ぞ れ が 表 明 し た 誓 約 書 を 徴 取 し 、発
注 者 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。た だ し 、発 注 者 が 必 要 で な い と 判 断 し た 場 合 は 、
この限りでない。
4
発 注 者 は 、受 注 者 が 第 1 項 の 規 定 に よ る 届 出 を 経 ず に 再 委 託 し た 場 合 、入 札 参
加停止者を再委託先とした場合又は入札参加除外者若しくは第18条第1項第
8 号 に 該 当 す る 者 を 再 委 託 先 等 と し た 場 合 は 、受 注 者 に 対 し て 、当 該 再 委 託 先 等
と の 契 約 の 解 除 を 求 め る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 契 約 が 解 除 さ れ
た場合における一切の責任は、受注者が負うものとする。
(不当介入に対する措置)
第7条
受注者は、この契約の履行に当たり暴力団員又は暴力団密接関係者から、
暴排条例第2条第1号に規定する暴力団を利することとなるような社会通念上
不 当 な 要 求 又 は 契 約 の 適 正 な 履 行 を 妨 げ る 行 為( 以 下「 不 当 介 入 」と い う 。)を
受 け た と き は 、直 ち に 発 注 者 に 報 告 す る と と も に 、警 察 に 届 け 出 な け れ ば な ら な
い。
2
受 注 者 は 、再 委 託 先 等 が 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 か ら 不 当 介 入 を 受 け た
と き は 、直 ち に 発 注 者 に 報 告 す る と と も に 、当 該 再 委 託 先 等 に 対 し て 、警 察 に 届
け出るよう指導しなければならない。
3
発 注 者 は 、受 注 者 が 発 注 者 に 対 し 、前 2 項 に 規 定 す る 報 告 を し な か っ た と き は 、
暴排条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
4
発 注 者 は 、受 注 者 又 は 再 委 託 先 等 が 不 当 介 入 を 受 け た こ と に よ り こ の 契 約 の 履
行 に つ い て 遅 延 等 が 発 生 す る お そ れ が あ る と 認 め る と き は 、受 注 者 が 第 1 項 の 規
定による報告及び届出又は第2項の規定による報告及び指導を行った場合に限
り、必要に応じて履行期間の延長等の措置をとるものとする。
(特許権等の使用)
第8条
受 注 者 は 、特 許 権 、実 用 新 案 権 、意 匠 権 、商 標 権 そ の 他 日 本 国 の 法 令 に 基
づ き 保 護 さ れ る 第 三 者 の 権 利( 以 下「 特 許 権 等 」と い う 。)の 対 象 と な っ て い る
業 務 仕 様 又 は 履 行 方 法 を 使 用 す る と き は 、そ の 使 用 に 関 す る 一 切 の 責 任 を 負 わ な
け れ ば な ら な い 。た だ し 、発 注 者 が そ の 業 務 仕 様 又 は 履 行 方 法 を 指 定 し た 場 合 に
お い て 、契 約 書 類 に 特 許 権 等 の 対 象 で あ る 旨 の 明 示 が な く 、か つ 、受 注 者 が そ の
存 在 を 知 ら な か っ た と き は 、発 注 者 は 、受 注 者 が そ の 使 用 に 関 し て 要 し た 費 用 を
負担しなければならない。
(法令上の責任等)
第9条
受 注 者 は 、業 務 に 従 事 す る 者 及 び 第 1 1 条 に 規 定 す る 業 務 責 任 者 の 使 用 者
と し て 、労 働 基 準 法( 昭 和 2 2 年 法 律 第 4 9 号 )、労 働 者 災 害 補 償 保 険 法( 昭 和
2 2 年 法 律 第 5 0 号 )、職 業 安 定 法( 昭 和 2 2 年 法 律 第 1 4 1 号 )、最 低 賃 金 法
( 昭 和 3 4 年 法 律 第 1 3 7 号 )、健 康 保 険 法( 大 正 1 1 年 法 律 第 7 0 号 )、厚 生
年 金 保 険 法( 昭 和 2 9 年 法 律 第 1 1 5 号 )、雇 用 保 険 法( 昭 和 4 9 年 法 律 第 1 1
6号)その他関係法令を遵守するとともに、これら法令上の一切の責任を負い、
かつ、責任をもって労務管理を行うものとする。
(監督員)
第10条
発 注 者 は 、こ の 契 約 の 履 行 に 関 し 、発 注 者 の 指 定 す る 職 員( 以 下「 監 督
員」という。)を定めたときは、その氏名を受注者に報告しなければならない。
監督員を変更したときも、また同様とする。
2
監 督 員 は 、こ の 契 約 の 他 の 条 項 に 定 め る 職 務( 第 1 6 条 第 2 項 の 規 定 に よ る 検
査 及 び 第 4 項 の 規 定 に よ る 再 検 査 の 規 定 に よ る 検 査 を 除 く 。)を 行 う 権 限 の ほ か 、
次に掲げる行為を行う権限を有する。
(1) 業 務 の 進 捗 状 況 の 確 認 及 び 履 行 状 況 の 監 督
(2) 契 約 の 履 行 に つ い て の 受 注 者 又 は 受 注 者 の 業 務 責 任 者 に 対 す る 指 示 、 承 諾 及
び協議
(3) 契 約 書 類 に 基 づ き 受 注 者 が 作 成 し た 書 類 の 承 諾
(4) 契 約 書 類 の 記 載 内 容 に 関 す る 受 注 者 の 確 認 又 は 質 問 に 対 す る 回 答
(業務責任者)
第11条
受 注 者 は 、業 務 を 履 行 す る に 当 た っ て は 、業 務 責 任 者 を 定 め 、そ の 氏 名
等 を 発 注 者 に 報 告 す る も の と す る 。業 務 責 任 者 を 変 更 し た と き も 、ま た 同 様 と す
る。
2
業 務 責 任 者 は 、こ の 業 務 の 履 行 に 関 し 、そ の 運 営 及 び 取 締 り を 行 う ほ か 、契 約
金 額( 単 価 契 約 に あ っ て は 契 約 単 価 )の 変 更 、履 行 期 間 の 変 更 、契 約 代 金 の 支 払
の 請 求 及 び 受 領 、業 務 関 係 者 に 関 す る 措 置 請 求 並 び に 契 約 の 解 除 に 係 る 権 限 を 除
き、この契約に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。
(業務内容の変更)
第12条
発 注 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、業 務 内 容 を 変 更 し 、又 は 業 務 の
履 行 を 中 止 さ せ る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、契 約 金 額( 単 価 契 約 に あ っ
て は 契 約 単 価 )又 は 契 約 内 容 を 変 更 す る 必 要 が あ る と き は 、発 注 者 及 び 受 注 者 が
協議して定める。
2
受 注 者 は 、そ の 責 め に 帰 す る こ と が で き な い 理 由 そ の 他 正 当 な 理 由 に よ り 、業
務 が 履 行 で き な く な っ た と き は 、直 ち に 発 注 者 に そ の 旨 を 明 示 し て 、そ の 指 示 を
求めなければならない。
(臨機の処置)
第13条
受 注 者 は 、災 害 防 止 等 緊 急 の 必 要 が あ る と き は 、臨 機 の 処 置 を と ら な け
れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い て 、受 注 者 は 、そ の 処 置 の 内 容 を 直 ち に 発 注 者 に
通知しなければならない。
(立会・報告)
第14条
発 注 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、こ の 業 務 の 履 行 に 立 ち 会 い 、又
は 受 注 者 に 対 し 報 告 を 求 め る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、発 注 者 は 、業 務
の履行が適正でないと認めるときは、その補正を求めることができる。
(損害の負担)
第15条
受 注 者 は 、受 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 事 由 に よ り 発 注 者 に 損 害 を 与 え た と
きは、直ちに発注者に報告し、損害を賠償しなければならない。
2
受 注 者 は 、こ の 契 約 の 履 行 に 関 し 、第 三 者( 発 注 者 の 職 員 を 含 む 。)に 損 害 を
与 え た と き は 、発 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 場 合 を 除 き 、そ の 損 害 を 賠 償 し な け れ ば
ならない。
(検査)
第16条
受 注 者 は 、業 務 が 完 了 し た と き は 、発 注 者 に 対 し て 業 務 完 了 届 を 提 出 し
なければならない。
2
発 注 者 は 、前 項 の 業 務 完 了 届 を 受 理 し た と き は 、そ の 受 理 し た 日 か ら 起 算 し て
10日以内に検査しなければならない。
3
前項の場合において、検査に要する費用は、受注者の負担とする。
4
受 注 者 は 、検 査 の 結 果 、契 約 書 類 の 記 載 内 容 及 び 発 注 者 と 受 注 者 の 協 議 に よ り
定めた事項と適合しない部分について発注者から改善指示を命ぜられたときは、
直ちに当該部分の改善を行い、再検査を受けなければならない。
(契約代金の支払)
第17条
受 注 者 は 、前 条 第 2 項 の 規 定 に よ る 検 査 又 は 第 4 項 の 規 定 に よ る 再 検 査
に 合 格 し た と き は 、次 の と お り 支 払 請 求 書 を 発 注 者 に 提 出 し 、契 約 代 金 の 支 払 を
請求するものとする。
一括払
2
○ ○ ○ ,○ ○ ○ 円
発 注 者 は 、前 項 の 支 払 請 求 書 を 受 理 し た と き は 、そ の 受 理 し た 日 か ら 起 算 し て
30日以内に受注者に支払わなければならない。
(発注者の契約解除権)
第18条
発 注 者 は 、堺 市 契 約 規 則( 昭 和 5 0 年 規 則 第 2 7 号 )第 4 3 条 に 定 め る
も の の ほ か 、受 注 者 が 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は 、契 約 を 解 除 す る こ
とができる。
(1) 正 当 な 理 由 な く 契 約 を 履 行 し な い と き 。
(2) 本 契 約 に 関 し て 受 注 者 又 は 業 務 に 従 事 す る 者 若 し く は 第 1 1 条 に 規 定 す る 業
務責任者に、不正又は不当な行為があったとき。
(3) 業 務 履 行 上 の 過 失 又 は 不 手 際 が 度 重 な っ た と き 。
(4) 契 約 の 履 行 に 当 た り 、 発 注 者 の 指 示 に 従 わ な い と き 又 は そ の 職 務 の 執 行 を 妨
げたとき。
(5) 破 産 、 民 事 再 生 、 会 社 更 生 若 し く は 特 別 清 算 の い ず れ か の 申 立 て が あ っ た と
き又はこれと同視しうる経営危機に陥ったと認められるとき。
(6) 第 6 条 第 4 項 の 規 定 に よ り 、 発 注 者 か ら 再 委 託 先 等 と の 契 約 の 解 除 を 求 め ら
れた場合において、これに従わなかったとき。
(7) 前 各 号 に 定 め る も の の ほ か 、 受 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 理 由 に よ り 、 契 約 の 目
的を達成することができないと認められるとき。
(8) 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る と き 。
2
受 注 者 は 、前 項 の 規 定 に よ り 契 約 を 解 除 さ れ た 場 合 は 、契 約 金 額( 単 価 契 約 の
場 合 に あ っ て は 、契 約 単 価 に 予 定 数 量 を 乗 じ て 得 た 額( 以 下「 予 定 総 額 」と い う 。))
の 1 0 分 の 1 に 相 当 す る 額 を 違 約 金 と し て 、発 注 者 の 指 定 す る 期 限 ま で に 発 注 者
に支払わなければならない。
3
前 項 の 規 定 は 、発 注 者 に 生 じ た 現 実 の 損 害 額 が 同 項 の 違 約 金 の 額 を 超 え る 場 合
に お い て 、そ の 超 過 分 に つ き 、発 注 者 の 受 注 者 に 対 す る 損 害 賠 償 の 請 求 を 妨 げ る
ものではない。
(受注者の契約解除権)
第19条
受 注 者 は 、発 注 者 が こ の 契 約 に 違 反 し 、業 務 を 履 行 す る こ と が で き な く
な っ た と き は 、契 約 を 解 除 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、受 注 者 が 損 害
を受けたときは、発注者に対してその賠償を請求することができる。
(協議による契約解除)
第20条
発 注 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、受 注 者 の 承 諾 を 得 て 、こ の 契 約
を 解 除 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、受 注 者 が 損 害 を 受 け た と き は 、こ
れを賠償しなければならない。
(不正な行為等に係る賠償額の予約)
第21条
受 注 者 は 、こ の 契 約 に 関 し て 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は 、契
約 の 解 除 の 有 無 に か か わ ら ず 、か つ 、発 注 者 が 損 害 の 発 生 及 び 損 害 額 を 立 証 す る
こ と を 要 す る こ と な く 、受 注 者 は 、契 約 金 額( 単 価 契 約 に あ っ て は 予 定 総 額 )の
1 0 分 の 2 に 相 当 す る 額 に 、当 該 契 約 金 額( 単 価 契 約 に あ っ て は 予 定 総 額 )の 支
払 が 完 了 し た 日 か ら 政 府 契 約 の 支 払 遅 延 防 止 等 に 関 す る 法 律( 昭 和 2 4 年 法 律 第
2 5 6 号 )第 8 条 第 1 項 に 規 定 す る 財 務 大 臣 が 決 定 す る 率( 以 下「 支 払 遅 延 防 止
法 の 率 」と い う 。)で 計 算 し た 額 の 利 息 を 加 算 し た 額 を 損 害 賠 償 金 と し て 発 注 者
に 支 払 わ な け れ ば な ら な い 。こ の 契 約 が 履 行 さ れ た 後 に つ い て も 、ま た 同 様 と す
る。
(1) 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律( 昭 和 2 2 年 法 律 第 5 4 号 。
以下「独禁法」という。)第3条、第6条、第8条又は第19条の規定に違反
するとして、独禁法第7条、第8条の2又は第20条の規定による排除措置命
令(独禁法第2条第9項第3号に該当する行為及び不公正な取引方法(昭和5
7 年 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 1 5 号 )第 6 項 に 規 定 す る 不 当 廉 売 に 係 る も の を 除
く。)を受けた場合であって、独禁法第8章第2節に規定する手続を経て当該
排除措置命令が確定したとき。
(2) 独 禁 法 第 3 条 、 第 6 条 、 第 8 条 又 は 第 1 9 条 の 規 定 に 違 反 す る と し て 、 独 禁
法第7条の2第1項(独禁法第7条の2第2項及び第8条の3において読み替
えて準用する場合を含む。)若しくは第4項、第20条の2、第20条の3、
第20条の5又は第20条の6の規定により課徴金の納付命令を受けた場合
で あ っ て 、独 禁 法 第 8 章 第 2 節 に 規 定 す る 手 続 を 経 て 当 該 課 徴 金 納 付 命 令 が 確
定したとき。
(3) 前 2 号 に 掲 げ る 場 合 の ほ か 、 独 禁 法 第 7 条 の 2 第 1 項 ( 独 禁 法 第 8 条 の 3 に
おいて読み替えて準用する場合を含む。)の規定により課徴金を納付すべき場
合であって、納付命令を受けなかったとき。
(4) 受 注 者 が 、 独 禁 法 第 7 7 条 に 規 定 す る 抗 告 訴 訟 を 提 起 し 、 当 該 訴 訟 に つ い て
請求の棄却又は訴えの却下の判決が確定したとき。
(5) 受 注 者 又 は そ の 役 員 、 使 用 人 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 者 が 、 刑 法 ( 明 治 4 0 年
法 律 第 4 5 号 )第 9 6 条 の 6 若 し く は 第 1 9 8 条 又 は 独 禁 法 第 8 9 条 第 1 項 若
しくは第95条第1項第1号の規定に該当し、刑が確定(執行猶予の場合を含
む。)したとき。
(6) 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 2 2 年 政 令 第 1 6 号 ) 第 1 6 7 条 の 4 第 2 項 第 2 号
に該当すると発注者が認めるとき。
2
前 項( 第 5 号 及 び 第 6 号 を 除 く 。)の 規 定 は 、独 禁 法 第 7 条 の 2 第 6 項 に 規 定
す る 事 前 通 知 の 対 象 と な る 行 為 で あ っ て 発 注 者 が 特 に 認 め る も の に つ い て は 、こ
れを適用しないものとする。
3
第 1 項 の 規 定 は 、発 注 者 に 生 じ た 現 実 の 損 害 額 が 同 項 の 損 害 賠 償 金 の 額 を 超 え
る 場 合 に お い て 、そ の 超 過 分 に つ き 、発 注 者 の 受 注 者 に 対 す る 損 害 賠 償 の 請 求 を
妨げるものではない。
(不完全履行による減額、損害賠償)
第22条
発 注 者 は 、受 注 者 が 業 務 の 一 部 を 履 行 し な い と き 又 は 業 務 の 履 行 が 不 完
全 で あ る と き は 、契 約 金 額( 単 価 契 約 の 場 合 に あ っ て は 、発 注 総 額 )か ら 、そ の
不 履 行 又 は 不 完 全 部 分 に 相 当 す る 金 額 の 減 額 を 請 求 す る こ と が で き る 。こ の 場 合
に お い て 、発 注 者 が 損 害 を 受 け た と き は 、受 注 者 に 対 し て そ の 賠 償 を 請 求 す る こ
とができる。
(履行遅滞の場合における損害金等)
第23条
受注者の責めに帰すべき理由により履行期間内に業務を完了すること
が で き な い 場 合 に お い て 、履 行 期 間 経 過 後 相 当 の 期 間 内 に 完 了 す る 見 込 み の あ る
と き は 、発 注 者 は 受 注 者 か ら 損 害 金 を 徴 収 し て 履 行 期 間 を 延 長 す る こ と が で き る 。
2
前 項 の 損 害 金 は 、契 約 金 額( 業 務 の 一 部 に つ い て 既 に 履 行 し て お り 、第 1 7 条
第 2 項 の 規 定 に よ り 契 約 金 額 の 一 部 の 支 払 が 行 わ れ て い る 場 合 に あ っ て は 、契 約
金 額 か ら 当 該 金 額 を 控 除 し た 額 と す る 。た だ し 、単 価 契 約 の 場 合 に あ っ て は 発 注
総 額 と し 、業 務 の 一 部 に つ い て 既 に 履 行 し て お り 、第 1 7 条 第 2 項 の 規 定 に よ り
契 約 代 金 の 支 払 が 行 わ れ て い る 場 合 に あ っ て は 、当 該 金 額 を 控 除 し た 額 と す る 。)
に つ き 、遅 延 日 数 に 応 じ 、当 該 契 約 締 結 の 日 に お け る 支 払 遅 延 防 止 法 の 率 で 計 算
した額とする。
3
発 注 者 の 責 め に 帰 す べ き 事 由 に よ り 、第 1 7 条 第 2 項 の 規 定 に よ る 契 約 代 金 の
支 払 が 遅 れ た 場 合 に お い て 、受 注 者 は 未 受 領 金 に つ き 、遅 延 日 数 に 応 じ 、当 該 契
約締結の日における支払遅延防止法の率で計算した額の遅延利息の支払を発注
者に請求することができる。
(危険負担等)
第24条
業務が完了する前(成果物がある場合にあっては当該成果物の引渡し
前 )に お い て 、天 災 等 で 発 注 者 と 受 注 者 の い ず れ の 責 め に も 帰 す る こ と が で き な
いものにより当該業務が履行不能となった場合その他損害が発生した場合にお
いては、受注者がこれを負担するものとする。
(かし担保責任)
第25条
発 注 者 は 、契 約 の 履 行 の 成 果 物( 成 果 物 が な い 場 合 に あ っ て は 、履 行 し
た 業 務 )に か し が あ る と き は 、受 注 者 に 対 し て 当 該 か し の 修 補 を 請 求 し 、又 は 当
該修補に代え、若しくは当該修補とともに、損害の賠償を求めることができる。
2
前 項 の 規 定 に よ る か し の 修 補 又 は 損 害 賠 償 の 請 求 は 、契 約 の 履 行 の 成 果 物 の 引
渡 日( 成 果 物 の 引 渡 し が な い 場 合 に あ っ て は 、業 務 が 完 了 し た 日 )か ら 1 年 以 内
に 行 わ な け れ ば な ら な い 。た だ し 、当 該 か し が 受 注 者 の 故 意 又 は 重 大 な 過 失 に よ
り生じた場合には、当該請求を行うことのできる期間は、10年とする。
3
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、か し 担 保 期 間 に つ い て 契 約 書 類 で 特 別 の 定 め を し た
場合は、その契約書類の定めるところによる。
4
第 1 項 の 規 定 は 、契 約 の 履 行 の 成 果 物 の か し が 支 給 材 料 の 性 質 又 は 発 注 者 の 指
示 に よ り 生 じ た も の で あ る と き は 、こ れ を 適 用 し な い 。た だ し 、受 注 者 が そ の 材
料又は指示が不適当であることを知りながらこれを発注者に通知しなかったと
きは、この限りでない。
(変更の届出)
第26条
受 注 者 に つ い て 、名 称 、所 在 地 、代 表 者 、受 任 者 及 び 使 用 印 鑑 の い ず れ
かの変更があったときは、速やかに発注者に届け出なければならない。
(秘密の保持)
第27条
受 注 者 は 、こ の 契 約 に 関 し 、業 務 上 知 り 得 た 事 項 に つ い て 、そ の 取 扱 い
及 び 管 理 を 適 切 に 行 う た め に 必 要 な 措 置 を 講 ず る と と も に 秘 密 の 保 持 に 努 め 、当
該 事 項 を 他 に 漏 ら し て は な ら な い 。こ の 契 約 が 終 了 し 、又 は 解 除 さ れ た 後 に お い
ても、また同様とする。
(著作権の譲渡等)
第28条
受注者 は 、契約の目的物( 以 下「成果物」とい う 。)が著作権法( 昭和
4 5 年 法 律 第 4 8 号 )第 2 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 す る 著 作 物( 以 下「 著 作 物 」と
い う 。)に 該 当 す る 場 合 に は 、当 該 著 作 物 に 係 る 受 注 者 の 著 作 権( 著 作 権 法 第 2
1 条 か ら 第 2 8 条 ま で に 規 定 す る 権 利 を い う 。)を 当 該 著 作 物 の 引 渡 し 時 に 発 注
者に無償で譲渡する。
(成果物の公表)
第29条
発 注 者 は 、成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 す る と し な い と に か か わ ら ず 、当 該 成
果 物 の 内 容 を 受 注 者 の 承 諾 な く 自 由 に 公 表 す る こ と が で き 、ま た 、当 該 成 果 物 が
著 作 物 に 該 当 す る 場 合 に は 、受 注 者 が 承 諾 し た と き に 限 り 、既 に 受 注 者 が 当 該 著
作物に表示した氏名を変更することができる。
(成果物の内容の変更)
第30条
受 注 者 は 、成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 す る 場 合 に お い て 、発 注 者 が 当 該 著 作
物 の 利 用 目 的 の 実 現 の た め に そ の 内 容 を 改 変 し よ う と す る と き は 、そ の 改 変 に 同
意 す る 。ま た 、発 注 者 は 、成 果 物 が 著 作 物 に 該 当 し な い 場 合 に は 、当 該 成 果 物 の
内容を受注者の承諾なく自由に改変することができる。
(受注者の利用)
第31条
受 注 者 は 、成 果 物( 業 務 を 行 う 上 で 得 ら れ た 記 録 等 を 含 む 。)が 著 作 物
に 該 当 す る と し な い と に か か わ ら ず 、発 注 者 が 承 諾 し た 場 合 に は 、当 該 成 果 物 を
使 用 又 は 複 製 し 、ま た 、第 2 7 条 の 規 定 に か か わ ら ず 当 該 成 果 物 の 内 容 を 公 表 す
ることができる。
(著作権の侵害の防止)
第32条
受 注 者 は 、そ の 作 成 す る 成 果 物 が 、第 三 者 の 有 す る 著 作 権 等 を 侵 害 す る
ものでないことを、発注者に対して保証する。
2
受 注 者 は 、そ の 作 成 す る 成 果 物 が 第 三 者 の 有 す る 著 作 権 を 侵 害 し 、第 三 者 に 対
し て 損 害 の 賠 償 を 行 い 、ま た は 必 要 な 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い と き は 、受 注
者が、その賠償額を負担し、または必要な措置を講ずるものとする。
(プログラム等の利用)
第33条
発 注 者 は 、受 注 者 が 成 果 物 の 作 成 に 当 た っ て 開 発 し た プ ロ グ ラ ム( 著 作
権 法 第 1 0 条 第 1 項 第 9 号 に 規 定 す る プ ロ グ ラ ム の 著 作 物 を い う 。)及 び デ ー タ
ベ ー ス( 著 作 権 法 第 1 2 条 の 2 に 規 定 す る デ ー タ ベ ー ス の 著 作 物 を い う 。)に つ
い て 、受 注 者 が 承 諾 し た 場 合 に は 、別 に 定 め る と こ ろ に よ り 、当 該 プ ロ グ ラ ム 及
びデータベースを利用することができる。
(紛争の解決)
第34条
こ の 契 約 に 関 し 紛 争 が 生 じ た 場 合 は 、発 注 者 と 受 注 者 と の 協 議 に よ り 解
決を図るものとする。
2
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、発 注 者 及 び 受 注 者 は 、協 議 の 上 調 停 人 を 選 任 し 、当
該 調 停 人 の あ っ せ ん 又 は 調 停 に よ り 、そ の 紛 争 の 解 決 を 図 る こ と が で き る 。こ の
場 合 に お い て 、紛 争 の 処 理 に 要 す る 費 用 に つ い て は 、発 注 者 と 受 注 者 と が 協 議 し
て 特 別 の 定 め を し た も の を 除 き 、調 停 人 の 選 任 に 係 る も の は 発 注 者 と 受 注 者 と で
折半し、その他のものは発注者と受注者とでそれぞれが負担する。
3
前 2 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、発 注 者 又 は 受 注 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、
前 2 項 に 規 定 す る 紛 争 解 決 の 手 続 前 又 は 手 続 中 で あ っ て も 、そ の 紛 争 に つ い て 民
事 訴 訟 法( 平 成 8 年 法 律 第 1 0 9 号 )に 基 づ く 訴 え の 提 起 又 は 民 事 調 停 法( 昭 和
26年法律第222号)に基づく調停の申立てを行うことができる。
(契約保証金)
第35条
受 注 者 は 、こ の 契 約 の 締 結 と 同 時 に 、現 金 又 は 国 債 、地 方 債 そ の 他 の 有
価 証 券 で 発 注 者 が 確 実 と 認 め る も の に よ り 、契 約 保 証 金 を 納 付 し な け れ ば な ら な
い 。た だ し 、発 注 者 が そ の 必 要 が な い と 認 め た と き は 、受 注 者 は 契 約 保 証 金 の 納
付を免除される。
2
前 項 の 規 定 に よ り 契 約 保 証 金 を 納 付 し た 場 合 、当 該 契 約 保 証 金 は 、こ の 契 約 に
基づく受注者の債務が完了したときに返還する。
3
契約保証金には利子を付さない。
(違約金等への充当)
第36条
第18条第1項の規定により発注者がこの契約を解除した場合におい
て 、こ の 契 約 に 基 づ き 契 約 保 証 金 の 納 付 又 は こ れ に 代 わ る 担 保 の 提 供 が 行 わ れ て
い る と き は 、発 注 者 は 当 該 契 約 保 証 金 又 は 当 該 担 保 を 第 1 8 条 第 2 項 に 規 定 す る
違 約 金 に 充 当 す る こ と が で き る 。ま た 、こ の 契 約 に 基 づ き 、発 注 者 が 受 注 者 に 対
して賠償金又は損害金の請求権を有するときも、また同様とする。
(相
殺)
第37条
発 注 者 は 、受 注 者 に 対 す る 金 銭 債 権 を 有 し て い る 場 合 に お い て 、受 注 者
が第18条第1項各号又は堺市契約規則第43条各号のいずれかに該当したと
きは、当該金銭債権と第17条第1項の契約代金とを相殺することができる。
(賠償金等の徴収)
第38条
受 注 者 が こ の 契 約 に 基 づ く 賠 償 金 、損 害 金 又 は 違 約 金 を 発 注 者 の 指 定 す
る 期 間 内 に 支 払 わ な い と き は 、発 注 者 は 、そ の 支 払 わ な い 額 に 発 注 者 の 指 定 す る
期 間 を 経 過 し た 日 か ら 支 払 の 日 ま で の 日 数 に 応 じ 、当 該 契 約 締 結 の 日 に お け る 支
払遅延防止法の率で計算した利息を付した額と、発注者の支払うべき契約代金
( 単 価 契 約 の 場 合 に あ っ て は 発 注 総 額 )と を 相 殺 し 、な お 不 足 が あ る と き は 追 徴
する。
2
前 項 の 追 徴 を す る 場 合 に は 、発 注 者 は 、受 注 者 か ら 遅 延 日 数 に つ き 、当 該 契 約
締結の日における支払遅延防止法の率で計算した額の延滞金を徴収する。
(協
第39条
議)
こ の 契 約 に 定 め の な い 事 項 に つ い て は 、地 方 自 治 法( 昭 和 2 2 年 法 律 第
6 7 号 )、地 方 自 治 法 施 行 令 及 び 堺 市 契 約 規 則 に よ る ほ か 、必 要 に 応 じ て 発 注 者
と受注者とで協議して定める。
(個人情報の保護)
第40条
受 注 者 は 、こ の 契 約 に よ る 事 務 を 処 理 す る た め の 個 人 情 報 の 取 扱 い に つ
い て は 、 堺 市 個 人 情 報 保 護 条 例 (平 成 1 4 年 条 例 第 3 8 号 )と 併 せ 、 別 記 「 個 人 情
報取扱特記事項」を遵守しなければならない。
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1 受注者は、この契約による業務(以下「本件業務」という。)を行うに当たり、個人情報を
取り扱う際には、堺市個人情報保護条例(平成14年堺市条例第38号。以下「条例」という。)
第11条第2項の個人情報取扱事務の受託者として、個人情報の保護の重要性を認識し、個人の
権利利益を侵害することのないよう適正に取り扱わなければならない。
(秘密の保持)
第2 受注者は、本件業務に関して知り得た個人情報を正当な理由なく他に知らせ、又は不当な目
的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(罰則の教示等)
第3 受注者は、本件業務に従事している者に対し、在職中だけではなく退職後においても本件業
務に関して知り得た個人情報を正当な理由なく他に知らせ、又は不当な目的に使用してはならな
いこと、その他個人情報の保護に関して必要な事項を周知しなければならない。
2 受注者は、前項の周知の際に、本件業務に従事している者又は従事していた者が、条例第56
条及び第57条の違反行為をしたときは、本条例により懲役又は罰金に処されること(各本条の
規定は、条例第60条により、堺市の区域外においてこれらの違反行為をした者についても適用
されることを含む。)を教示しなければならない。
3 受注者は、本件業務に従事している者又は従事していた者が、条例第56条及び第57条の違
反行為をしたときは、条例第61条により、受注者に対しても、各本条の罰金刑が科されること
を十分認識し、本件業務を処理しなければならない。
(収集の制限)
第4 受注者は、本件業務を処理するために個人情報を収集するときは、当該処理に必要な範囲内
で、適法かつ公正な手段により行わなければならない。
(適正管理)
第5 受注者は、本件業務に係る個人情報の漏えい、改ざん、滅失又は毀損の防止その他個人情報
の適正な管理のため、次の各号に掲げる措置のほか必要な措置を講じなければならない。又、発
注者が必要と認めるときは、個人情報を取り扱う施設の実地調査を受けなければならない。
(1) 施錠が可能な保管庫又は施錠若しくは入退室管理の可能な保管室で厳重に個人情報を保管す
ること。
(2) 発注者が指定した場所へ持ち出す場合又は発注者が事前に承諾した場合を除き、個人情報を
定められた場所から持ち出さないこと。
(3) 個人情報の漏えい、改ざん、滅失又は毀損その他の事故を防ぎ、真正性、見読性及び保存性
の維持に責任を負うこと。
(4) 作業場所に、私用電子計算機、私用外部記録媒体その他の私用物を持ち込んで、個人情報を
扱う作業を行わせないこと。
(5) 個人情報を利用する作業を行う電子計算機に、個人情報の漏えいにつながると考えられる本
件業務に関係のないアプリケーションをインストールしないこと。
(6) 本件業務に着手する前に、個人情報の保護、情報セキュリティに対する意識の向上その他本
件業務の適切な履行に必要な教育及び研修を、作業従事者全員に対して実施すること。
(返還、廃棄等)
第6 受注者は、本件業務を処理するために発注者から提供され、又は自らが収集した個人情報に
ついて、保有する必要がなくなった、又はこの契約が終了し、若しくは解除されたときは、発注
者の指定した方法により、確実かつ速やかに返還若しくは引き渡し又は消去若しくは廃棄しなけ
ればならない。
2 受注者は、個人情報の消去又は廃棄に際して発注者から立会いを求められた場合は、これに応
じなければならない。
3 受注者は、本件業務において利用する個人情報を廃棄する場合は、当該情報が記録された電磁
的記録媒体の物理的な破壊その他当該個人情報を判読不可能とするのに必要な措置を講じなけ
ればならない。
4 受注者は、個人情報の消去又は廃棄を行った後、消去又は廃棄を行った日時及び消去又は廃棄
の内容を記録し、書面で発注者に報告しなければならない。
(再委託の禁止)
第7 受注者は、本件業務を処理するための個人情報については、自ら取り扱うものとし、第三者
にその処理を委託してはならない。
2 前項の規定に関わらず、事前に再委託先の商号又は名称、再委託する業務の内容、再委託する
理由、その他発注者が必要とする事項を記載した書面をもって申請し、発注者が事前に承諾した
場合に限り、受注者は、本件業務の一部を第三者(以下「再委託先」という。)に委託することがで
きる。この場合において、受注者は、再委託先に対し、受注者と同様の義務を負わせ、その遵守
を監督しなければならない。
3 受注者は、前項の規定により、本件業務の一部を再委託したときは、その契約内容を速やかに
書面で発注者に報告しなければならない。
(目的外の使用等の禁止)
第8 受注者は、発注者の指示又は承諾がある場合を除き、本件業務に関して知り得た個人情報を、
本件業務を処理する以外の目的に使用し、又は第三者に提供してはならない。
(複写及び複製の禁止)
第9 受注者は、発注者の指示又は承諾がある場合を除き、本件業務を処理するために、発注者か
ら提供された個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。
(事故発生時における報告)
第10 受注者は、この個人情報取扱特記事項に違反する事態が生じ、又は生じるおそれがあると
認めるときは、その旨を速やかに発注者に報告し、その指示に従わなければならない。この契約
が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(損害賠償)
第11 受注者は、この個人情報取扱特記事項に違反したことにより、発注者又は第三者に損害を
与えたときは、その損害を賠償しなければならない。
(契約の解除)
第12 発注者は、受注者がこの個人情報取扱特記事項に違反していると認めたときは、この契約
を解除することができる。