平成28年度南海トラフ地震対策優良取組事業所認定事業業務委託仕様書 第1条 適用範囲 本仕様書は、高知県の実施する「平成28年度南海トラフ地震対策優良取組事業所認定事業」 に適用する。 第2条 事業の目的 南海トラフ地震対策に取り組む事業所を優良取組事業所として認定することにより、他の事 業所の模範とすべき取り組みを広め、地域の防災力を向上させることを目的とする。 第3条 業務委託期間 契約日から平成29年3月31日まで 第4条 業務の概要 南海トラフ地震対策優良取組事業所認定事業のうち、事業所向け説明会、審査委員会及び認 定証交付式の開催や認定証の作成等に関する運営業務全般を行うこと。なお、説明会及び審査 委員会に関する資料作成は委託者が行うため、業務の対象外とする。 第5条 業務内容 1 認定制度説明会の開催準備及び運営 (1)受託者は、説明会(事業所への認定制度の内容や取り組むべきポイント等を説明)の 開催に係る会場・資機材の手配及び運営を実施すること。 (2)受託者は、委託者と協議のうえ広報用チラシを作成すること。 ※用紙:A4(コート紙55、白色) ※印刷:(表)フルカラー (説明会の概要、会場への案内図等を掲載予定) (裏)単色カラー (説明会の参加申込書を掲載予定) ※数量:6,500枚 ※上記のほか、チラシのPDFデータ(A4フルサイズ版)をチラシ作成後速やかに提 出すること。 (3)受託者は、高知新聞広告掲載1回(半3段分・デザイン含む)により、説明会の広報 を行うこと(白黒印刷掲載、掲載面の指定なし)。 ※受託後速やかに研修の広報用チラシ(案)及び新聞広告掲載(案)を作成し、南海 トラフ地震対策課と協議のうえ決定すること。 (4)受託者は、参加者の申込受付を行い(チラシの参加申込書の提出先は受託者とする)、 参加者の取りまとめを行うこと(参加者一覧を作成)。なお、事前申込みを原則とす るが、事前申込みの無い、当日参加者についても参加可能とする。 (5)説明会は、高知県内3箇所(高知市内、四万十市内、安芸市内を予定)で計3回開催 すること。なお、開催は平日に1時間30分(日中)(高知市については3時間30 分(日中))とし、日程は委託者と協議のうえ決定すること。 (6)会場規模は、高知市は100名、四万十市及び安芸市は35名(いずれもスクール形 式)が収容可能な施設を手配すること。 ※委託者がパワーポイント等で説明できるよう、パソコン、プロジェクター、スクリ ーン、レーザーポインター、マイク、音響設備等の設備を準備すること。 ※駐車場は委託者1台分を手配し、参加者分の手配は不要とする。 (7)受託者は、会場入口で受付を行い、参加者の所属及び氏名等をとりまとめること。な お、受付は説明会開始の30分以上前から実施すること。 (8)受託者は、委託者が作成する資料(高知市については後述の講師説明資料を含む)を 印刷し、参加者へ受付にて配布すること。 (9)高知市会場のみ2部構成(第1部1時間30分、第2部2時間)で開催し、第2部に ついては委託者と協議のうえ講師を選定し、講師との日程調整を行うこと。 ※高知市会場第2部の講師に対し、講演時の講師用飲料(水もしくはお茶)を準備し、 配布すること。 (10)受託者は、講師への謝金及び旅費を支払うこと。 ※謝金は、委託者が定める金額(50,000円)とし、旅費は県旅費規定(車両: 1kmあたり29円、公共交通機関等:実費用)に基づき支払うこと。なお、東京 都在住の講師を予定しており、当日日帰りで宿泊は伴わないものとする。謝金及び 旅費については実費精算とするため、謝金の変更や講演時間により宿泊の必要性が 生じた場合は、契約変更の対象とする。 2 審査委員会の開催準備及び運営 (1)受託者は、審査委員会(認定申請があった事業所を審査)の開催に係る会場・資機材 の手配及び運営を実施すること。 ※認定申請については、申請者から直接県へ送付することとしている。 (2)審査委員会は高知市内で1回開催すること。なお、開催は平日に3時間(日中)とし、 日程は委託者と協議のうえ決定すること。 (3)会場は30名(スクール形式)が収容可能な施設を手配すること。 ※審査委員会の委員5名及び事務局の座席に机上ネームプレートを配置すること。 ※委員5名に対し、講演時の講師用飲料(水もしくはお茶)を準備し、配布すること。 ※委託者及び委員の駐車場を手配すること。 (4)受託者は、委託者と協議のうえ、委員5名との日程調整を行うこと。 (5)受託者は、審査委員会の委員5名のうち、有識者4名(有識者の旅費の基点:①香川 大学、②高知工科大学、③高知県商工会議所、④高知市塚ノ原)への謝金及び旅費を 支払うこと。 ※謝金は、委託者が定める金額(1名あたり9,000円)とし、旅費は県旅費規定 (車両:1kmあたり29円、公共交通機関等:実費用)に基づき支払うこと。 (6)受託者は、委員を座席まで案内すること。なお、会場準備は、審査委員会開始の30 分前までに完了すること。 (7)受託者は、委託者が作成する資料を印刷し、委員の座席に事前に配布しておくこと (8)受託者は、審査委員会の内容について議事概要を作成し、審査委員会後速やかに委託 者へ提出すること。 3 認定証交付式の開催準備及び運営 (1)受託者は、認定を受けた事業所への認定証交付式の開催に係る会場・資機材の手配及 び運営を実施すること。 (2)交付式は高知市内で1回開催すること。なお、開催は平日に2時間(日中)とし、日 程は委託者と協議のうえ決定すること。 (3)会場は100名(スクール形式)が収容可能な施設を手配すること。 ※音響設備等、交付式が可能な設備を準備すること。 ※交付の際に使用できるステージ及び横断幕、金屏風を準備すること。また、認定事 業所の座席に机上ネームプレートを配置すること。 ※委託者と協議のうえ、認定会場の座席等を示したレイアウト図を作成すること。 ※委託者及び認定事業所の駐車場を手配すること。 ※認定事業所の交付式への出席者は、委託者が確認を行う。 (4)受託者は、認定式の進行及び司会を行うこと。なお、認定事業所の紹介文等は委託者 と協議のうえ定めること。 (5)受託者は、認定書授与の際に写真撮影を行うためのカメラマンを手配し、各団体2枚 以上(全景、近景)の写真を撮影すること。 (6)受託者は、会場入口で受付を行い、認定事業所の出席者を確認し、座席まで案内のう え、交付式の流れを説明すること。なお、受付は、交付式開始の1時間前から実施す ること。 (7)受託者は、委託者が作成する資料を印刷し、認定事業所の座席に事前に配布しておく こと。なお、認定事業所の随行者に対する資料配布は、受付にて行うこと。 (8)交付式に併せて同会場にて開催する「高知県自主防災組織知事表彰 表彰式」について も、(3)~(7)の業務を実施すること。 4 認定証の作成 (1)認定を受けた事業所に交付する認定証を委託者と協議のうえ作成すること。 (2)認定証は、1事業所あたり2枚作成し、20事業所分作成すること。 (3)認定証に使用する台紙はA4OKプリンス上質180kgとし、フルカラー及び金色 を使用して印刷すること(別紙1参照)。 (4)認定証と併せて交付する、シンボルマークデータを格納したCD-ROMを作成する こと。 ※認定証データ及びシンボルマークのデータは、委託者が提供する。 5 その他 (1)受託者は、シンボルマークを印刷したマグネットシート を作成すること。 ※受託者は、受託後速やかにマグネットシートデザイン を作成し、南海トラフ地震対策課と別途協議のうえ 決定すること。 ※マグネットシートは、縦35cm以上、横25cm以上、厚さ 0.8mm以上の白色を使用し、フルカラー印刷とする。 ※マグネットシートは500枚作成すること。 ※平成25年度認定事業所16事業所×10枚、平成26年度認 私たちは、南海トラフ地震に備えた 定事業所3事業所×10枚、平成27年度認定事業所4事業 活動を行っています。 所×10枚を各事業所に対し送付すること。 図 マグネットシートイメージ ※認定事業所参考URL http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/jigyoushonintei.html (2)受託者は、南海トラフ地震対策優良取組事業所シンボルマークを使用したピンバッチ 及び缶バッチを作成すること。 ※受託者は、受託後速やかにピンバッチ及び缶バッチデザインを作成し、南海トラフ 地震対策課と別途協議のうえ決定すること。 ※ピンバッチ及び缶バッチはφ25~35mm、フルカラーとする。 ※ピンバッチ150個、缶バッチ500個をそれぞれ作成すること。 ※平成25年度認定事業所16事業所×(ピンバッチ3個及び缶バッチ10個)、平成26 年度認定事業所3事業所×(ピンバッチ3個及び缶バッチ10個)、平成27年度認定事 業所4事業所×(ピンバッチ3個及び缶バッチ10個)を各事業所に対し送付すること。 ※認定事業所参考URL http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/jigyoushonintei.html 第6条 報告・支払 1 完了報告 (1)受託者は、委託業務完了報告書(以下「報告書」という。)を作成し提出すること。 なお、記載する内容については委託者と協議のうえ定めるものとするが、おおむね次 のとおりとする。 【記載内容(例)】 ◆表紙、目次(ページ番号記載) ◆業務概要 ◆業務フロー図 ◆認定制度説明会の概要及び出席者一覧 ◆審査委員会の概要 ◆認定証交付式の概要及び認定事業所一覧 ◆高知県自主防災組織知事表彰の概要及び表彰団体一覧 ◆説明会、審査委員会、認定証交付式及び高知県自主防災組織知事表彰の写真 ◆打合せ記録簿 ◆その他必要な事項 (2)作成した広報用チラシ、会場レイアウト図等は、pdfファイル及びオリジナルファイル を納品すること。 (3)説明会、審査委員会、認定証交付式及び高知県自主防災組織知事表彰の写真は、会場 の雰囲気が分かるよう撮影すること。 (4)報告書は次の仕様で提出すること。 ア 冊子:1冊(カラー印刷) イ 電子データ:1部(PDF形式等を後述の成果物CD-ROMに収録し提出すること) 2 成果物 受託者は、本委託業務において作成したもの(以下「成果物」という。)をCD-ROMに収め、 1部提出すること。 【成果物(例)】 ◆報告書(オリジナルファイル形式及びPDF形式) ◆広報用チラシ及び会場レイアウト図(オリジナルファイル形式及びPDF形式) ◆出席者名簿(Excelファイル) ◆各種写真(JPEG形式等) 等 第7条 義務 1 受託者は、契約の履行にあたり業務の意図及び目的を十分に理解したうえで、業務の内容 検討を十分に行い、業務が円滑に進むように努めること。 2 受託者は、会場の安全管理について、必要な安全対策を行うこと。また、事故等が発生し た場合、受託者は、適切な対応を行うとともに、速やかに委託者に報告を行うこと。なお、 事故等発生後の対応については、契約書第19条に基づいて行うものとする。 第8条 協議 1 業務を実施するにあたり、実施方法等を協議するとともに打合せを行うものとする。なお、 必要があれば、次に示す以外にも適宜打合せ及び会場確認等を行うものとする。 【打ち合わせ(予定)】 ◆第1回打合せ(契約後7日以内) ◆第2回以降打合せ(3回程度) 2 受託者は、打合せ内容等について記録した書面を、各打合せ後速やかに、委託者に提出す ること。 第9条 疑義 業務中に疑義が生じた場合には、委託者と協議のうえ決定する。なお、その決定事項並びに 変更事項については書面にて確認を行うものとする。 第10条 個人情報の保護について 受託者は、この契約による事業を実施するための個人情報の取扱いについては、「特定個人 情報等取扱特記事項」及び高知県個人情報保護条例を遵守すること。 ※受託者は、受託後速やかに特定個人情報等の責任体制等報告書を南海トラフ地震対策課に 提出すること(別紙2参照)。 参考)高知県個人情報保護条例 http://www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/act/frame/frame110000016.htm 第11条 その他 1 本仕様書に定めるほか、委託者が業務遂行に必要と認めた事項については、原則として受 託者は委託者の指示により実施するものとする。 2 本業務を実施するにあたり、会場等で使用した受託者所有備品及び受託者がレンタルした 備品等については、受託者の責任で回収すること。 3 本業務に関する補償・経費等の一切は、受託者において負担するものとする。 【別紙1】 図 認定証のイメージ 【別紙2】
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