リゾートタイプ 手法 山岳リゾート 1-1 都市計画-歩行者空間の拡充 1-4 都市計画-構造物の修景 地名 学習ポイント (特徴) 概要 ツェルマット(スイス) 空間の連続性を図り、またアクティビティを誘致・集積させることにより、富裕層等 の滞在促進及び消費拡大を図っている。 視察のポイント ・ツェルマットの街中は電気自動車と馬車が公共交通機関となっており、街中は全て歩行者空 間(ペデストリアンゾーン)となっているため、車を気にせずゆっくりと街中を散策し、時間を過 ごすことができる。それによって買物や飲食など消費促進が図られ、消費単価向上に寄与し ている。こうした快適な歩行者空間の確保という基本的な考え方は、アメリカのベイルやカナ ダのウィスラー、フランスのアボリアッツなどにも影響を及ぼしている。(1-1、1-4) ・スイスでは駅でバゲージを預けると最終空港までスルーで運ばれるシステムを有している。 そのため「手ぶら観光」が可能となり、買物がしやすいため消費単価向上に結びついている。 ・行政:ブルガーゲマインデ・ツェルマット(地域共同体) ・DMO:ツェルマット観光局 ・宿泊業者:ザイラー・ホテルズ・シュバイツァーホフ ・商業施設:バーンホフ通り ・歩行者空間の確保、環境への配慮、美しい街並みの形成など日本のリゾート地に とって参考となる点は多い。 ・マーケティングも進んでおり、きめ細かなデータ分析を行い、毎年「ツェルマット観 光協会年報」という形で公開している。 ・ツェルマット観光局 http://www.zermatt.ch/jp ・スイス政府観光局 http://www.myswitzerland.com/ja/swissevents.html ヒアリング先 (候補) 国内観光地への 適用 関連Web スイス連邦ヴァレー州、ヨーロッパ唯一の単独峰・マッターホルンの登山基地であ る。 車の乗り入れが禁止されたスイスアルプスの「カーフリーリゾート協会」に加盟する リゾートの一つである。街中は電気自動車と馬車だけという環境に配慮したリゾート として世界に知られている。 建物の高さ制限や切妻屋根の統一、景観に配慮した索道整備など世界のアルプスを代 表するリゾートと言える。標高1,620メートル、人口4,200人。
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