出席管理機能

respon for manaba course
respon 教員用マニュアル
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0. はじめに
respon （レスポン）をご利用いただき、ありがとうございます。
respon は、manaba にリアルタイムアンケート機能と、出席管理機能を提供します。
リアルタイムアンケート
学生はPC ／携帯電話（フィーチャーフォン・スマートフォン）のブラウザ、あるいは専用アプリ ”respon” [*1] を用いて
教員があらかじめ作成した「出席カード」を提出します。
これらの集計結果は、manaba の教員画面や専用アプリで、リアルタイムに確認ができます。
出席管理機能
出席カードに連動して、manabaの「コース」の中に出席表が生成されます。出欠席の状態やその理由を記入できます。
また、「出席カード」の提出時間に応じて、「○時○分までに提出した人は出席」と一括して登録することができます。
ユーザアイコンを設定していれば、顔写真も表示されますので [*2] 、目視や点呼での出席確認にもご利用いただけます。
専用のアプリで、「教室にライブを！」
専用アプリをご利用いただくことで、より多くの機能をご提供します。
・通信状態が悪い環境や状況でのアンケート
・ GPSを用いた、厳密な出席確認
・アンケートの集計結果を学生にライブ中継・リプレイ配信... etc.
これらの機能が、教員と学生のコミュニケーションを高め、教室が新しい学びの場へと発展することを願っています。
respon の利用風景（イメージビデオ）をご覧ください
http://respon.jp
[*1] ... iOS 7以降 / Android 4.0以降に対応しています。
[*2] …全ユーザの顔写真を一括登録するオプションも提供しています。
Contents
1. 用語
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2. 基本的なご利用の流れ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3. 出席カードの発行
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4. 出席カードの回収
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5. 出席表の編集
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
6. 出席表のダウンロードと、情報の見方・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
7. 活用のヒント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
8.アプリでできる事と、注意点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
アプリの使い方は、アプリ内の「設定」 → 「使い方」をご参照ください
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1 出席機能の概要
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1. 用語
respon システムに登場する用語をご紹介します。
出席カード
・・・主に授業時間内での出題・回収を目的とした質問フォームです。学生はPC・携帯のブラウザか
アプリを用いて、教員があらかじめ作成した「出席カード」に回答を記入して提出します。
出席カードのタイプは次の3種あります。
出席のみ
・・・学生の名前の確認だけを行います
クリッカー
・・・口頭で質問をして、学生が回答を選択するための、簡易なフォーム（10択＋自由記入欄ひとつ）
アンケート
・・・教員が問題文・選択肢をあらかじめ作成しておくアンケート（最大10問）
受付番号
・・・出席カードに付与される 9 桁の数字です。教員は、教室で受付番号を学生に口頭・板書などで伝え、
学生はこれをシステムに入力することで出席カードにアクセスします。
匿名提出
・・・名前を伏せた状態で、出席カードを提出します。匿名で提出した場合、教員も回答者名を確認することが
できません。匿名提出ができる出席カードは、「クリッカー」と「アンケート」です。
お試し提出・・・教員が、担当コースの出席カードを提出すると「お試し」扱いになります。提出までの流れは全て確認でき
ますが、回答はシステムに記録されません。受付中は何回もお試し提出ができます。
出席表
・・・出席カードに紐づいて生成される名簿です。画面から出席情報を記入し、Excelで出力できます。
コース内の出席表をまとめた「総合出席表」をダウンロードすることもできます。
2. 基本的なご利用の流れ
授業前
出席カード発行
教員は、授業前にあらかじめ manaba で出席カードを発行し、受付番号を
控えておきます。
授業中
授業中、任意のタイミングで、教員は9桁の受付番号を伝えます。
学生はPC・携帯のブラウザか、アプリを用いて受付番号を入力し、
出席カードを表示して回答を提出します。
552530328
授業後
教員は、出席カードの受付を終了します。
提出状態に応じて出席管理を行う場合は、manaba の教員画面からその
出席カードの出席表を開き、出席情報を記入します。
HINT
教室の状況を見て、アプリやPCを使って教室内で出席カードを発行するのもよいでしょう。
また、授業中に受付終了をしたり、複数回出席カードを回収したりすることも効果的です。
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2 出席カードの発行
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3. 出席カードの発行
それでは、実際に出席カードを発行してみましょう。manaba にアクセスして、担当のコースのページを開いてください。
3-1 コーストップ画面の、［出席カード一覧］をクリックします。
［受付中］の出席カード一覧が表示されます。
3-2 ［出席カード発行］をクリックすると、パネルが表示されます。 A ~ D の選択と記入をして、［発行］をクリックしてください。
カードタイプ(A)
３つのタイプから選んでください。
ラベル(B)
このカードを、後から識別しやすくするために付ける名前で
す。（例：「第3回講義出席確認」「授業の感想」）
(A)
※ラベルは、2016年春より履修生にも見せる仕様になりますので、
それを想定して記入してください。
(C)
(B)
(D)
実施予定日時(C)
このカードを授業で使う予定の日時を入力します。入力した
日時にカードを利用しなくても、問題ありません。
Liveプレイヤー公開選択(D)
クリッカーとアンケートのオプションです。「公開」を選択する
と、アプリで提出したユーザが、締切りまでの間、提出者の
回答を見ることができるようになります。
出席カード発行画面
3-3 問題文の作成（カードタイプ：「アンケート」選択時）
1.
2.
アンケート作成画面で質問 (ア) を入力してください。
回答形式 (イ) を以下の２つから選択してください。
・[単一選択] … 単一選択形式
・[自由記入] …自由記入形式
3.
[単一選択] では、続けて選択肢 (ウ) を入力します。
一行につき一つの選択肢を記入してください。
4.
質問を追加する場合、[+質問を追加](エ) をクリックします。
質問は10問まで追加できます。質問を削除したいときは、
[削除]ボタン(オ) をクリックします。
5.
[プレビュー](カ) をクリックすると、学生にどのように見え
るか確認できます。
6.
[発行](キ) をクリックすると、発行完了です。
(オ)
(ア)
(イ)
(ウ)
(エ)
(カ)
(キ)
カードを発行すると、カード一覧にあたらしく出席カードが追加されます！［お試し提出］をクリックして、提出してみましょう。
受付番号
実施予定日時
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2 出席カードの発行
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4. 出席カードの回収
4-1 学生の提出方法
授業では、口頭や板書で、受付番号を学生に伝えてください。学生は、ブラウザかアプリを利用して提出します。
ブラウザを利用した提出
PC、携帯電話のブラウザを利用して提出をします。アクセス後、受付番号・ ID ・ PWD を入力すると、出席カードが表
示されます。
ブラウザからの提出は、 https://room.chuo-u.ac.jp で［出席カード］をクリック
アプリを利用した提出
iOS / Android 用のアプリ “respon” を利用して提出します。最初に設定を済ませておけば、受付番号を入力するだけで
出席カードが表示されます。
アプリの設定は、
https://room.chuo-u.ac.jp を登録してください
HINT
カードタイプ「クリッカー」は、0～9 の10択ボタンと、自由記入欄がひとつあるだけで、問題
文はありません。「理解できた人は１、わからなかった人は2 を選んでください」「授業の感
想を書いてください」など、口頭・スクリーン・印刷物等で問題を伝えてご利用ください。
クリッカー
（アプリ画面）
4-2 提出状況の、ライブ表示
教員は、アプリを利用するか、 PCで manaba にアクセスして提出状況をライブで確認できます。
PCから確認する場合は、コース > ［出席カード一覧］をクリックし、そのカードの［提出状況］(A) をクリックします。
(A)
(B)
HINT
アプリでも、提出状況を確
認できます。
PCの提出状況画面を、プロ
ジェクターを利用して学生に
見せるのも良いでしょう。
LIVEプレイヤー
（アプリ画面）
提出状況（PC画面）
※提出状況画面の推奨ブラウザ
Internet Explorer 9 以降
Safari 6 以降
Firefox 18 以降
Google Chrome 24 以降
4-3 出席カードの受付終了
授業中、あるいは授業後に、出席カードの受付を終了します。PCで受付終了をする場合は、そのカードの
［受付終了］(B) をクリックします。受付終了をすると、そのカードは［受付終了］のカード一覧画面に移動します。
教員が受付終了をしなくても、カード発行後、実施予定日時から7日を経過すると自動的に受付終了となりますので、
ご注意ください。また、受付終了時に、提出者が0人でかつ出席表が未編集だった場合は、自動的に削除されます。
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5 出席情報の編集と成績登録
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5. 出席表の編集
出席カードを発行すると、出席表の画面が用意されます。
この画面は、紙の出席簿と同じ感覚で入力いただくものです。
授業中
5-1 教室で、出席表を編集する
授業で出席カードを回収しても、携帯電話を忘れたり、何ら
かの理由で早退する学生がいるかもしれません。そのよう
な時は、授業中に出席表を編集することをおすすめします。
コース > ［出席カード一覧］の出席カード一覧画面で、
該当の出席カードの出席表の［編集］をクリックします。
名簿が表示されますので、個々の学生の出欠の種類を選
択してください。「理由」も記載できます。
出席情報を編集したら、名簿の一番下にある［保存］をクリックしてください。
出席カードを提出した学生は、受付終了後に一括して「出席」に変更できるので、受付中に個別に「出」とする必
要はありません。
授業後
5-2 出席カードの受付終了後に、出席表を編集する
出席カードの受付を終了した後は、提出状況を一括して出席表に反映することができます。［受付終了］のカード一覧から、
カードを選び、出席表の［編集］をクリックしてください。
5-2-1 携帯忘れ・早退などの申告や、点呼で確認した学生
の出席情報を入力します。理由も記入しましょう。(A)
5-2-2 続いて、出席カードの提出時間を元に、一括判定をし
ます。カードを提出した学生は、提出日時が記載されていま
すが、まだ学生の出欠情報はなし（＝「無」）になっています。
日時(B) を指定します。［判定］(C) クリックすると、ここに指
定した日時までに提出している学生を一括で出席（＝出）と
します。
※ 指定欄にあらかじめ入っている日時は、受付終了したと
きの時間ですが、任意の時間に変更できます。
(B)
(C)
一括判定を行う前に、出席情報・理由を変更し
ている学生は、判定の対象から除外されます。
（例：提出したが、教員が「早遅」としていた学生
は、一括判定を行っても「早遅」のままです）
(A)
..
.
編集が終了したら、必ず
名簿の下にある［保存］(D)をクリックしてください。
出席表は、Excelシートでダウンロードできます。
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(D)
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5 総合出席表
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6. 出席表のダウンロードと、情報の見方
各出席カードの［ダウンロード］をクリックすると、出席表をExcelシート
でダウンロードできます。
このシートには、様々な情報が記載されています。
また、出席カードの種類に応じて、出力する情報も変化します。
6-1 全ての種類のカードに共通の情報
以下の説明は、本マニュアル［5.出席表の編集］の作業を行ったあと（保存ボタンを押したあと）にダウンロードしたエクセ
ルシートの説明になります。
(1)
(3)
(4)
(2)
(6)
(5)
(7)
(8)
(9)
(10)
(1)… 受付番号、実施予定日時、ラベルです。
(2)… 受付終了日時です。
(3)… 「出席表の編集画面」の②で入力した出欠の判定
日時です。
(4)… 出席の配点です。エクセル上で変更可能です。
(5)… 出席と、得点計（後述）の合計点です。
(6)… 「出席表の編集画面」で入力・判定した結果です。
(7)… (6)の結果に応じて、 (4) の点数が入っています。
(11)
(12)
(9)… 受付終了後に提出していた場合、ここに
「受付終了後提出(NG)」と記載されます。
(10)… ここに日時の記載がある学生は、アプリで提出したとき、
通信状況が悪く「仮提出」となり、後から送信をした人です。
(11)… GPSデータをもとに、cluster分析をした結果です。
A … 同じ場所にいた可能性が高い
B … 同じ場所にいた可能性がやや高い
F … 同じ場所にいなかった可能性が高い
X … GPSのデータが送信されなかった
空欄 … アプリ以外の手段で提出をした
(12)… 「出席表の編集画面」で情報を最後に編集した日時です。
(8)… 「出席表の編集画面」で入力した理由です。
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5 総合出席表
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6-2 クリッカー・アンケートの出席表シートに記載される情報
出席カードがクリッカーと、アンケートの場合は、ユーザが記入した回答がエクセルシートに出力されます。それらの回答に、
正解を設定することで、得点計算ができるように計算式も入っています。
(14 -1)
(14 -2)
(17)
(13)
(15)
(13)… 各得点とボーナスの合計点です。#得点計の直下
の数字は、このカードの受付番号です。
(14) …［#回答］の列には、各ユーザが選択、記入した回
答が入っています。
この回答に対して、採点を行いたい場合は、［正解］のセ
ルに、正解を記入し、その点数を［配点］のセルに記入しま
す。すると、［正解］と同じ回答が記入されている場合に、
点数が挿入されます。
（図では、 “1” を正解として、配点を20点と記入しました。 “1” と
回答しているユーザの得点覧に 20 が挿入されます）
(14 -1), (14 -2) …問題の数だけこのセットが並びます。
(16)
(15)…ダウンロードした時点での、スターの数です。スターは、
プレイヤーを公開した際に、アプリ内でユーザ同士で付け
ることができます。
(16)… 教員の裁量で、個別に点数を記入するための列です。
スターを多く獲得した回答に対して、得点を与えるとき
は、ここに記入してください。
(17)… アプリのプレイヤーで、教員は、表示するコメントを選択で
きます。プレイヤーでコメントが非表示になっているユーザは、こ
の列に「非表示」と記載されます。
(15) ~ (17) の列は、プレイヤーの状態に関わらず常に表示されます。
6-3 灰色の行のユーザーとは
匿名で提出したユーザや、履修していない学生が提出した場
合、灰色の行で表示されます。
6-4 総合出席表に記載される情報
総合出席表には、ダウンロード時に選択した出席カードの、「出席表の編集画面」で入力・判定した結果がすべて記載されて
います。なお、総合出席表には匿名のユーザや、非履修生は含まれません。
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5 出席情報の編集と成績登録
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7. 活用のヒント
「出席カード」の活用方法は様々です。
出席確認のために回収することもできますが、一回の授業で複数回実施することも簡単ですので、あるカードは意見収集だけ
を目的とし、別のカードは小テストの代わりに使うこともできるでしょう。ここでは、出席カードの使い方のコツをご紹介します。
7-1 ラベルには、「目的」を記載する
出席カードを何に使うのか、目的をラベルに書いておくと、後
から内容を確認する際にとても役立ちます。
そして、目的に応じて、回収後の処理の仕方が変わります。
例）
例）
例）
第3回講義の出席確認
第3回講義の理解度確認アンケート
第4回講義のミニレポート兼・出席確認
HINT
2016年春より、ラベルは学生に対しても公開される情報になります。
respon を使うことが出席確認を兼ねることが自明であるならば、ラベルに記載する必要はありません。
7-2 目的別のカードの管理
出席確認が目的のカードの管理
出席表を編集
出席をカウント
出席確認が目的のカードに関しては、本マニュアル［5.出席表の編集］の作業を必ず行ってください。
これを行うことで、総合出席表で、出席の数をまとめて出力できます。
意見・感想収集だけを目的としたカードの管理
ダウンロード
意見や感想の収集だけを目的として出席カードを利用した場合は［5.出席表の編集］の作業を行う必要はありません。
アプリや manaba の画面でグラフを確認いただけます。 manaba からダウンロードできるエクセルシートは保存・集
計にお役立てください。
採点だけを目的としたカードの管理
ダウンロードして採点
小テストやミニレポートを目的として出席カードを利用した場合も、［5.出席表の編集］の作業を行う必要はありません。
エクセルシートをダウンロードして、シートの中で採点をしてください。
採点と出席確認を兼ねるカードの管理
出席表を編集
出席をカウント
ダウンロードして採点
1枚の出席カードで、小テストをし、さらに出席確認もする、という場合もあるでしょう。
この場合は、［5.出席表の編集］の作業を終えてから、エクセルシートをダウンロードして採点をしてください。
［5.出席表の編集］を行うことで、出席の記録が manaba に保存されます。
7-3 総合出席表
総合出席表は、ダウンロード時にチェックマークをつけた出席カードの出席結果のみが出力されます。なお、出席表の編
集と保存が完了していないと、チェックを付けることができませんのでご注意ください。
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2 出席カードの発行
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8. アプリでできる事と、注意点
出席カードはブラウザからも回答できますが、学生が、respon アプリを利用して回答することで、より利便性が高まります。
8-1 通信状況が悪い状況での回答フォーム
ブラウザでは、通信状況が悪い環境では、回答フォームを一切表示すること
ができませんが、 responアプリを利用すると、
・「出席のみ」と「クリッカー」は非通信状態でも回答フォームを表示します。
（その場合、コース名や曜日は「曜日・時間」となる場合があります：右図）
・「アンケート」は、学生が事前にアプリを起動していれば、通信状況が悪い
環境でも高い確率で回答フォームを表示することができます。
8-2 仮提出
アプリで提出ボタンを押したときに、通信状況が悪いと、「仮提出しました」と表
示される場合があります。時間と場所は記録していますので、後で電波状況が
良い場所で必ず提出するよう指導をしてください。
仮提出のカードを送信するには、アプリの「ログ」から送信ボタンをタップします。
なお、教員が出席カードの受付を終了しても、responシステムは、24時間、
仮提出の回答の受信を続けます。ただし、受付終了後に受信した回答はプレイ
ヤーには表示されません。
→ 本マニュアル［6-1］- (10) も併せてご覧ください。
8-3 GPSと、集合判定
アプリで提出すると、スマートフォンのGPS情報を送信し、その情報をもとに、「同じ場所にいたか」の判定を行います。
端末のGPS設定をオンにしないと、情報は取得できません。
集合判定を行う場合は、学生にGPSの設定をすませ、提出時にGPSをオンにするよう周知をしてください。
なお、具体的な座標（緯度・経度）は誰にも（教員にも）伝えない仕組みですので、不安に思う学生にはお伝えください。
→ 本マニュアル［6-1］- (11) も併せてご覧ください。
HINT
GPSの設定は、アプリの「設定」 → 「使い方」 → 「学校のmanabaを登録したとき」 → 「１.端末の設定」をご覧ください。
GPS機能をオフ、あるいは未設定のユーザは、エクセルシートで集合判定が “X” と表示されます。
ブラウザから提出したユーザは、集合判定が空欄になります。
8-4 集合判定の精度
集合判定は、提出者数が多いほど正確になります。また、GPSの性能が機種ごとに個体差があるため、場合によっては教
室から提出したのにも関わらず F判定（同じ場所にいなかった可能性が高い）になる可能性はゼロではありません。
1回の結果だけでなく、複数回の結果を見て、たとえばF判定が続く学生に対しては点呼をするなどの指導をしてください。
※集合判定のプログラムは随時改良して精度を高めています。
8-5 匿名提出
匿名提出にチェックを入れて提出すると、教員であっても誰が提出したかわかりません。
出席確認で用いる場合は、匿名にチェックを入れないよう周知をお願いします。
※なお、今後のバージョンアップで、学生が匿名の選択をする機能は廃止されます。
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