ノーベル賞 経済学賞 スティグリッツ教授が見た日本

ノーベル賞 経済学賞 スティグリッツ教授が見た日本
ノーベル経済学賞受賞のコロンビア大学スティグリッツ教授を取材、
教授は格差なき成長を主張。安倍首相らとの国際金融経済分析会合
に出席し、教授は消費増税は時期尚早だと指摘した。日本でも格差
が拡大している、先進国では小さいほうだが格差は広がっていると
指摘。教授は富裕層・大企業減税のトリクルダウン経済で成功した
国はないと指摘し、法人税減税に疑問を示した。企業の内部留保は
355 兆円を超え、実質賃金は下がっている。教授は必要なのは刺激す
ることだとした。教授は消費税ではなく炭素税を提案、炭素排出量
の多い企業に高い税金をかけることで企業に投資を促すと解説した。
相続税も格差をなくし、財源を増やすとした。世界経済の低迷は需
要の減少で、財政出動で需要を創りだす必要を訴えた。これを子ど
もたちの貧困、高齢者の貧困などの対策に使うべきだとした。
スタジオトークで、古舘伊知郎は同一労働同一賃金をするのに、派
遣法改正の整合性が取れないと指摘。スティグリッツ教授の税は他
のところで上げ、消費増税を上げないことを紹介。
2016 年 3 月 17 日放送 22:58 - 23:05 テレビ朝日
報道ステーション (ニュース)