No.1544 2016 30 27 ります。 市政を取り巻く状況 る人に共 有されることを 願って やみません。 調 布 市 基 本 構 想におけるま ちづくりの基本理念では、人権 が尊重され平和に暮らすことが できる﹁共生の実現﹂を掲げてい ます。国際理解の醸成や多文化 共 生に関 す る 事 業に加 え、今 後、オリンピック・パラリンピック への機運醸成とも連動した国際 交流・平和事業を展開します。 HPトップページ左上 「いざという時のために・メール配信サービス」 をご覧ください。 詳細は市の■ 問 コールセンター 0120-670-970 ■ (平日午前9時∼午後6時) (総合防災安全課) ●調布市防災・安全情報メールに登録を 地震・災害・防犯に関する情報、気象警報・注意報、市からのお知らせを配信します。 参加と協働の まちづくりと持続可能 な市政経営の推進 機能の再編・統廃合、管理の在 り 方に関 する総 合 的 な 計 画 を 策定します。 マイナンバー制 度については、 引 き 続 き 市 民に分 か りや すい 周知に努め、適切な制度運用と 情報セキュリティへの対応を図り ます。 人材の確保・育成については、 女 性 職 員の活 躍 推 進の取 組 を 進 展させて参 りま す。 この取 組 は、多様な職員の視点を市政経 営に反映し市民サービスの向上 につなげるものであり、男 女 共 同参画社会の実現に向け、実効 を 上 げられるよう 取 り 組みま す。 このほか、専門性を有する任 期付法務専門職の採用を行い、 法 務・例 規 部 門の専 務 体 制 を 整備します。 予算編成に当たって 平成 年度の一般会計決算で は過 去 最 高の市 税 収 入 となり ま した。その主 な 増 要 因 となっ た法人市民税は、税制改正等に よる減収が見込まれ、市税総体 では前年度比較で減を見込んで いま す。地 方 消 費 税 交 付 金につ いては増 を 見 込んでおり ま す。 歳出につきましては、市民の安 全・安心の確保をはじめ、社会 保障関係経費、待機児童対策に 伴 う 保 育 園 運 営 経 費、公 共 建 築 物の適 切 な 維 持 保 全や公 共 工事に係る経 費、情 報システム に関 するセキュリティ対 策の強 化などの増 を 計 上していま す。 この結果、平成 年度一般会 計の歳入歳出予算︵案︶ は、総額 853億6千万円となり、前年 度と比較して3億9千万円、 パーセントの増となりました。 調布市が誕生して 年、人間 に例 えれば暦が還った 昨 年 を、 新 生・調 布の本 格 的 な 幕 開 け として、平成 年度は、 これまで 以 上に魅 力 あふれる 豊 かな 調 布市の実現に向け、その歩みを 力強く前進させて参ります。 26 5 市 政の諸 課 題に的 確に対 応 していくためには、市 民の理 解 と協力の下、参加と協働のまち づく り を 推 進 す る と と も に、 中・長 期 的な将 来 見 通しを 踏 ま えた持 続 可 能な市 政 経 営に 取り組むことが不可欠です。 参 加 と協 働のま ちづく りの一 層の推進に向けて、引き続き市 民 参 加 手 続 全 般の適 切な運 用 と創 意 工 夫 を 実 践 して参 り ま す。 また、自治会活動等への必要 な 支 援や地 区 協 議 会に対 する 運営支援とともに、地区協議会 未設立地区への継続的な働きか けに努め、地域のネットワーク構 築に取り組みます。市政情報の 積極的な提供では、さまざまな 媒 体の活 用と報 道 機 関 等へのパ ブリシティ活 動に加 え、調 布の ま ちの魅 力 発 信 事 業の充 実 を 図ります。 また、オープンデータ の取組や市民等との議論の場を 通じて、市民主体による地域情 報化を推進します。 持 続 可 能な市 政 経 営の推 進 については、市政経営の一層の効 率 化に向 けた 取 組 を 着 実に推 進します。公共施設の維持保全 は、計画に基づく取組を着実に 推進するとともに、学校施設の 今 後の中 長 期 的な対 策について 引き続き検討を進めます。市庁 舎の耐 震 化については免 震 改 修 を進めます。 また、インフラを含 む 公 共 施 設 全 体の今 後の維 持 保全・更新・長寿命化と合わせ、 0. 5 日 本の経 済 状 況 全 体では緩 やかな回 復 基 調にあるものの、 今後の地域経済や市民生活への 景 気の好 循 環の見 通 しはなお 不透明であります。 2025年 を 見 据 えた 高 齢 者福祉、介護保険制度改正、子 ども・子 育て支 援 新 制 度に基 づく取組、インフラを含む公共 施 設の維 持 保 全・更 新への対 応など、全 国 的な課 題に対し て、市としても重要課題として 取り組み、着実に推進して参り ます。 2020年東京オリンピック・ パラリンピックについては、調 布 市で実 施 される競 技の追 加が 決定し、さらに、前年の2019 年ラグビーワールドカップでは、 開 会 式 及び開 幕 戦が調 布 市で 開催されることが決定いたしま した。 世 界 最 大 級のスポーツイベン トが調布市において、2年連続 で開催されることは、未来を担 う 子どもたちにとって、明るい 希 望 と夢 を 抱いて世 界に目 を 開 く 絶 好の機 会 となるものと 確 信 して お り ま す。 この 好 機 を、我がまち、そして多摩地域 全体の振興につなげられるよう 東京都や近隣自治体などと一層 連携を図りながら、スポーツ振 興や文 化 振 興、産 業・観 光 振 興、青 少 年 健 全 育 成などさま ざまな 角 度から準 備 を 進めて いきます。 まちづくりの基本理念 の実現に向けて 今 年はオリンピックイヤーで す。 オリンピックは平和の祭典で もあり、オリンピズムの根本原 則には、人間の尊厳の保持に重 き を 置 く 平 和な社 会の確 立が 掲 げられていま す。今 年のリオ デジャネイロ大会を契機に、 この 理念が、改めて世界中のあらゆ 28 60 誉市民の水木しげる氏が、昨年 月に御 逝 去になりました。水 木先生及び水木プロダクションに は、図書館事業、平和事業、産 業・観光振興など枚挙にいとま がない御協力をいただき、調布 市に計り知れない恩恵を与えて く ださいま した。謹んで感 謝 と 哀 悼の意 を 捧 げま すとともに、 今後とも、水木先生の顕著な御 功績を大事に語り伝えていきた いと考えております。 市政全般としては、子どもの 貧困対策や、困難を抱える子ど も・若者の相談支援、生活困窮 者自立支援など、新たな事業に も着手しました。街づくりでは、 世紀の調布のまちの骨格づく りが着 実に前 進 していま す。布 田駅周辺では駅前広場の利用が 開始となり、夏祭りが数年ぶり に復活するなど、まちづくりの 成果を実感できました。調布駅 周辺においても、南北の再開発 ビルが昨年竣工し、官民連携に よる新たな子育て支援拠点がオ ープンしました。駅前でのマルシェ など新趣向の賑わい創出も多様 な主体の連携により展開されま した。 平成 年度の位置付け こう した 平 成 年 度 を 踏 ま え、平成 年度は、まちの将来 像﹁みんなが笑顔でつながる・ぬ くもりと輝きのまち調布﹂の実 現に向けた歩みをさらに前進さ せていく 年 度 となり ま す。市 政 の第一の責務である市民の安全・ 安 心の確 保や市 民 生 活 支 援 を 基 調 とし た 取 組 を 継 続 す る と ともに、基本計画に掲げた ﹁強い まち﹂、 ﹁安心して住み続けられ るまち﹂、 ﹁利便性が高く快適で 豊かなまち﹂、﹁うるおいのある まち﹂ の4つの重点プロジェクトを 基 軸に各 施 策・事 業 を 着 実に 推 進します。併せて、調 布 市ま ち・ひ と・しごと 創 生 総 合 戦 略を有機的に連動させ、基本計 画の実 効 性 向 上 を 目 指 して参 27 28 28 6 11 21 2 2月29日から始まった平成28年第1回市議会定 例会において、長友市長は、平成28年度における 市政経営に対する基本的な考えについて、所信を 表明しました。 要旨は次の通りです。 HP、公文書資料室 基本的施策の全文は、市の■ (市役所4階)および市内各市立図書館でご覧にな れます。 問 政策企画課☎481-7368 ■ とを確認し合ったところです。 一 方で昨年7月、小型航空機 が富士見町の住宅地へ墜落する という、あってはならない重大事 故が発 生いたしました。事 故の 原 因 究 明と再 発 防 止 策が示さ れるまで、なお時間を要してい ますが、東京都に対し徹底した 安 全 対 策を今 後も追 求し、併 せて、市として引き続き被害を 受 けた市 民の方々に寄 り 添い、 支援を継続して参ります。 また昨年は、日本のリトルリ ーグの創設と発展に尽力された 功績により、故林和男氏が平成 年の特 別 表 彰 として野 球 殿 堂入りされ、調布市においても 5人 目 となる名 誉 市 民の称 号 を贈らせていただきました。 他方、大変残念なことに、名 28 市制施行 周年を 振り返って 60 平成 年度は、市制施行 周年 を迎え、調布市にとって大きな節 目の年 となり ました。記 念 式 典 をはじめ多 岐にわたる 事 業に、 多くの方々の御参加、御協力をい ただき、心より感謝申しあげま す。 この1年、様々な記 念 事 業 を 通じて、これまでまちの発展に尽 くされてきた市 民の力を改めて 強く実感するとともに、引き続 き、市民の皆様と共に将来への展 望 を 開いていく 意 義 を 確 認させ ていただきました。 また、姉妹都 市・木島平村との盟約関係も 周年を迎え、今後とも両自治体 の絆を深め、交流を重ねていくこ 27 3 4 60 魅力あふれる 豊かな調布市の実現に 向けて 平成28年度における基本的施策について 1 平成 28年 3 /20 みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報 ちょうふ 岐阜市・富山市・遠野市の三市と 災害時相互応援協定を締結……………2 4月1日(金)から市役所の組織を変更……………2 マイナンバー…………………………………………3 軽自動車税の税率変更…………………………… 3 病児・病後児保育事業の 平成28年度登録を開始…………………3 東京都シルバーパスの発行 ……………………… 5 「ゲゲゲの上映会」 ∼水木しげるさんメモリアル∼ …………6 (主な内容) ■発行:調布市 (毎月5日・20日発行) ■所在地:〒1828511 東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■調布市ホームページ http://www.city.chofu.tokyo.jp/ ■編集:行政経営部広報課
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