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No.1544
2016
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ります。
市政を取り巻く状況
る人に共 有されることを 願って
やみません。
調 布 市 基 本 構 想におけるま
ちづくりの基本理念では、人権
が尊重され平和に暮らすことが
できる﹁共生の実現﹂を掲げてい
ます。国際理解の醸成や多文化
共 生に関 す る 事 業に加 え、今
後、オリンピック・パラリンピック
への機運醸成とも連動した国際
交流・平和事業を展開します。
HPトップページ左上
「いざという時のために・メール配信サービス」
をご覧ください。
詳細は市の■
問 コールセンター 0120-670-970
■
(平日午前9時∼午後6時)
(総合防災安全課)
●調布市防災・安全情報メールに登録を 地震・災害・防犯に関する情報、気象警報・注意報、市からのお知らせを配信します。
参加と協働の
まちづくりと持続可能
な市政経営の推進
機能の再編・統廃合、管理の在
り 方に関 する総 合 的 な 計 画 を
策定します。
マイナンバー制 度については、
引 き 続 き 市 民に分 か りや すい
周知に努め、適切な制度運用と
情報セキュリティへの対応を図り
ます。
人材の確保・育成については、
女 性 職 員の活 躍 推 進の取 組 を
進 展させて参 りま す。
この取 組
は、多様な職員の視点を市政経
営に反映し市民サービスの向上
につなげるものであり、男 女 共
同参画社会の実現に向け、実効
を 上 げられるよう 取 り 組みま
す。
このほか、専門性を有する任
期付法務専門職の採用を行い、
法 務・例 規 部 門の専 務 体 制 を
整備します。
予算編成に当たって
平成 年度の一般会計決算で
は過 去 最 高の市 税 収 入 となり
ま した。その主 な 増 要 因 となっ
た法人市民税は、税制改正等に
よる減収が見込まれ、市税総体
では前年度比較で減を見込んで
いま す。地 方 消 費 税 交 付 金につ
いては増 を 見 込んでおり ま す。
歳出につきましては、市民の安
全・安心の確保をはじめ、社会
保障関係経費、待機児童対策に
伴 う 保 育 園 運 営 経 費、公 共 建
築 物の適 切 な 維 持 保 全や公 共
工事に係る経 費、情 報システム
に関 するセキュリティ対 策の強
化などの増 を 計 上していま す。
この結果、平成 年度一般会
計の歳入歳出予算︵案︶
は、総額
853億6千万円となり、前年
度と比較して3億9千万円、
パーセントの増となりました。
調布市が誕生して 年、人間
に例 えれば暦が還った 昨 年 を、
新 生・調 布の本 格 的 な 幕 開 け
として、平成 年度は、
これまで
以 上に魅 力 あふれる 豊 かな 調
布市の実現に向け、その歩みを
力強く前進させて参ります。
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市 政の諸 課 題に的 確に対 応
していくためには、市 民の理 解
と協力の下、参加と協働のまち
づく り を 推 進 す る と と も に、
中・長 期 的な将 来 見 通しを 踏
ま えた持 続 可 能な市 政 経 営に
取り組むことが不可欠です。
参 加 と協 働のま ちづく りの一
層の推進に向けて、引き続き市
民 参 加 手 続 全 般の適 切な運 用
と創 意 工 夫 を 実 践 して参 り ま
す。
また、自治会活動等への必要
な 支 援や地 区 協 議 会に対 する
運営支援とともに、地区協議会
未設立地区への継続的な働きか
けに努め、地域のネットワーク構
築に取り組みます。市政情報の
積極的な提供では、さまざまな
媒 体の活 用と報 道 機 関 等へのパ
ブリシティ活 動に加 え、調 布の
ま ちの魅 力 発 信 事 業の充 実 を
図ります。
また、オープンデータ
の取組や市民等との議論の場を
通じて、市民主体による地域情
報化を推進します。
持 続 可 能な市 政 経 営の推 進
については、市政経営の一層の効
率 化に向 けた 取 組 を 着 実に推
進します。公共施設の維持保全
は、計画に基づく取組を着実に
推進するとともに、学校施設の
今 後の中 長 期 的な対 策について
引き続き検討を進めます。市庁
舎の耐 震 化については免 震 改 修
を進めます。
また、インフラを含
む 公 共 施 設 全 体の今 後の維 持
保全・更新・長寿命化と合わせ、
0.
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日 本の経 済 状 況 全 体では緩
やかな回 復 基 調にあるものの、
今後の地域経済や市民生活への
景 気の好 循 環の見 通 しはなお
不透明であります。
2025年 を 見 据 えた 高 齢
者福祉、介護保険制度改正、子
ども・子 育て支 援 新 制 度に基
づく取組、インフラを含む公共
施 設の維 持 保 全・更 新への対
応など、全 国 的な課 題に対し
て、市としても重要課題として
取り組み、着実に推進して参り
ます。
2020年東京オリンピック・
パラリンピックについては、調 布
市で実 施 される競 技の追 加が
決定し、さらに、前年の2019
年ラグビーワールドカップでは、
開 会 式 及び開 幕 戦が調 布 市で
開催されることが決定いたしま
した。
世 界 最 大 級のスポーツイベン
トが調布市において、2年連続
で開催されることは、未来を担
う 子どもたちにとって、明るい
希 望 と夢 を 抱いて世 界に目 を
開 く 絶 好の機 会 となるものと
確 信 して お り ま す。
この 好 機
を、我がまち、そして多摩地域
全体の振興につなげられるよう
東京都や近隣自治体などと一層
連携を図りながら、スポーツ振
興や文 化 振 興、産 業・観 光 振
興、青 少 年 健 全 育 成などさま
ざまな 角 度から準 備 を 進めて
いきます。
まちづくりの基本理念
の実現に向けて
今 年はオリンピックイヤーで
す。
オリンピックは平和の祭典で
もあり、オリンピズムの根本原
則には、人間の尊厳の保持に重
き を 置 く 平 和な社 会の確 立が
掲 げられていま す。今 年のリオ
デジャネイロ大会を契機に、
この
理念が、改めて世界中のあらゆ
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誉市民の水木しげる氏が、昨年
月に御 逝 去になりました。水
木先生及び水木プロダクションに
は、図書館事業、平和事業、産
業・観光振興など枚挙にいとま
がない御協力をいただき、調布
市に計り知れない恩恵を与えて
く ださいま した。謹んで感 謝 と
哀 悼の意 を 捧 げま すとともに、
今後とも、水木先生の顕著な御
功績を大事に語り伝えていきた
いと考えております。
市政全般としては、子どもの
貧困対策や、困難を抱える子ど
も・若者の相談支援、生活困窮
者自立支援など、新たな事業に
も着手しました。街づくりでは、
世紀の調布のまちの骨格づく
りが着 実に前 進 していま す。布
田駅周辺では駅前広場の利用が
開始となり、夏祭りが数年ぶり
に復活するなど、まちづくりの
成果を実感できました。調布駅
周辺においても、南北の再開発
ビルが昨年竣工し、官民連携に
よる新たな子育て支援拠点がオ
ープンしました。駅前でのマルシェ
など新趣向の賑わい創出も多様
な主体の連携により展開されま
した。
平成 年度の位置付け
こう した 平 成 年 度 を 踏 ま
え、平成 年度は、まちの将来
像﹁みんなが笑顔でつながる・ぬ
くもりと輝きのまち調布﹂の実
現に向けた歩みをさらに前進さ
せていく 年 度 となり ま す。市 政
の第一の責務である市民の安全・
安 心の確 保や市 民 生 活 支 援 を
基 調 とし た 取 組 を 継 続 す る と
ともに、基本計画に掲げた
﹁強い
まち﹂、
﹁安心して住み続けられ
るまち﹂、
﹁利便性が高く快適で
豊かなまち﹂、﹁うるおいのある
まち﹂
の4つの重点プロジェクトを
基 軸に各 施 策・事 業 を 着 実に
推 進します。併せて、調 布 市ま
ち・ひ と・しごと 創 生 総 合 戦
略を有機的に連動させ、基本計
画の実 効 性 向 上 を 目 指 して参
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2月29日から始まった平成28年第1回市議会定
例会において、長友市長は、平成28年度における
市政経営に対する基本的な考えについて、所信を
表明しました。 要旨は次の通りです。
HP、公文書資料室
基本的施策の全文は、市の■
(市役所4階)および市内各市立図書館でご覧にな
れます。
問 政策企画課☎481-7368
■
とを確認し合ったところです。
一 方で昨年7月、小型航空機
が富士見町の住宅地へ墜落する
という、あってはならない重大事
故が発 生いたしました。事 故の
原 因 究 明と再 発 防 止 策が示さ
れるまで、なお時間を要してい
ますが、東京都に対し徹底した
安 全 対 策を今 後も追 求し、併
せて、市として引き続き被害を
受 けた市 民の方々に寄 り 添い、
支援を継続して参ります。
また昨年は、日本のリトルリ
ーグの創設と発展に尽力された
功績により、故林和男氏が平成
年の特 別 表 彰 として野 球 殿
堂入りされ、調布市においても
5人 目 となる名 誉 市 民の称 号
を贈らせていただきました。
他方、大変残念なことに、名
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市制施行 周年を
振り返って
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平成 年度は、市制施行 周年
を迎え、調布市にとって大きな節
目の年 となり ました。記 念 式 典
をはじめ多 岐にわたる 事 業に、
多くの方々の御参加、御協力をい
ただき、心より感謝申しあげま
す。
この1年、様々な記 念 事 業 を
通じて、これまでまちの発展に尽
くされてきた市 民の力を改めて
強く実感するとともに、引き続
き、市民の皆様と共に将来への展
望 を 開いていく 意 義 を 確 認させ
ていただきました。
また、姉妹都
市・木島平村との盟約関係も
周年を迎え、今後とも両自治体
の絆を深め、交流を重ねていくこ
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魅力あふれる
豊かな調布市の実現に
向けて
平成28年度における基本的施策について
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平成 28年
3 /20
みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報 ちょうふ
岐阜市・富山市・遠野市の三市と 災害時相互応援協定を締結……………2
4月1日(金)から市役所の組織を変更……………2
マイナンバー…………………………………………3
軽自動車税の税率変更…………………………… 3
病児・病後児保育事業の
平成28年度登録を開始…………………3
東京都シルバーパスの発行 ……………………… 5
「ゲゲゲの上映会」
∼水木しげるさんメモリアル∼ …………6
(主な内容)
■発行:調布市
(毎月5日・20日発行)
■所在地:〒182­8511 東京都調布市小島町2丁目35番地1
■調布市ホームページ http://www.city.chofu.tokyo.jp/ ■編集:行政経営部広報課