261号 2016年3月20日 真 下 紀 子 議 員 は3 月 4日 第 1 回 定 例 道 議 会 で代 表 質 問 を 行 い、戦 争 に向 け て 暴 走す る 安 倍 政 権 に 抗 し て、 ﹁道 内 の 自 衛 隊 員 が 犠牲 に な る こ と を 食 い 止 めなければならない﹂ と 高 橋は る み知 事に 迫 り ま し た。 真 下 議 員 が、政 府 軍 との 戦 闘 になるおそれがある自衛隊 の 南 ス ー ダ ン派 遣に つ い て 認 識 を た だ し た の に 対 し、知 事 は﹁自 衛 隊 が追 加 さ れ た業 務 を 担 う か ど う か は政 府 が検 討 す る﹂な ど と し て 自 ら の見 解 を 述 べ ま せ ん で し た。真 下 議 員 は、人 質 救 出 の た め に﹁狙 撃・射 殺﹂を 前 提 に 作 戦 が 検 討 さ れ て い る 事実 も 示 し﹁戦 慄 すら 覚 え る﹂と 指 摘し ま した。 通費・宿泊費を助成するための予算を、道が新年度予算に計上 しました。日本共産党道議団が長年、実現を求めてきたもので す。第一回定例道議会で3月4日、真下議員の代表質問に高橋 月 第 1回 定 例 会 が開会 し た2 日朝、日本共産党の真下 紀子、菊地葉子、宮川潤、佐野 弘 美 の4道 議 が道 庁 北 門 前 で 街頭か ら報告し ま し た。 反 対 を決 め て い 真下道議団長は﹁オ ール 北海 道で え る こ と は で き ま せ ん。 を批 准 しな いよう 求め て い きます﹂ と訴え ました 。 道 議 団は、7年以上前 か ら、 ﹁せ を軽 減す る た め に、日 本 共 産 党 少し で も 妊産婦と家族の負担 も地 元 で出産 で き ず、1 5 1市 のうち1 4 9 市 町 村 で経 産 婦 で が地域 に な い た め、1 7 6自 治 体 足 に よ っ分 て娩 可 能な医 療 機 関 を 除 き、産 科 医 療 機 関 か ら 娩可能な医療機関の あ る 自治体 3 0 0万円が計上さ れ ま し た 。分 診 出・ 産 時の交通費 宿・ 泊費を助 成する﹁ 安心出産支援事業費﹂5 ㎞ 市町村で は 入 院・通院 が対象 と な り、 市 町 で は通 院 が助 成 の対 象 と な り ま す。機 械 ㎞の の妊 婦 健 診 に は休暇 をとっ て 家 的 な自 治 体 間の距離 で な く、産 安 心の出産 に は程遠い深刻な事 設定と な っ て い ま 。す 済的負担も大き く な っ て い ま 。す 通機関の有無な ど も勘案さ れ た 族 が付 き添 い、出 産 の際 に は前 超から 50 科医療機関か ら の 距離や公共交 冬の積雪と厳寒の中 で の 遠方へ 25 48 48 泊 するなど、心身 だ け で な く経 50 せ ん。 めて妊 婦 健 診 や 出 産 時 の交 通 2016 年 度 道 予 算 に、妊 婦 健 このたび 道 議 会に計上された す。 態 が、長年 に わ た っ て続 い て い ま T P せようとしても 弊 害 を乗 り越 算 するなど、影 響 を小 さ く見 た は ず。コ メ の 生産減 を ゼ ロ試 T P P ㎞ 以 上 と離 島 の はるみ知事が答弁しました。 り返し求め て き ま し。 た 26 P 町 村 で は初 め て の 分 娩 ができま 広大 な北海道 で は産 科 医の不 27 道 内 では 災 害 派 遣 された 隊 員 家 族の不安を 軽減す る た め、自 衛 隊 と 留 守 家 族 支 援 協 定 を結ぶ自治体が2 年前の か ら に 増え、 等の た め の﹁海 外 派 遣﹂を 記 述 し た 協 定 も2 か ら 5自 治 体に 増 えました。 真 下 議 員 は、こ の 協定 が 戦 時 の よ う に 家 族 や住 民 を動 員 し、戦 闘 地 域 へ 送 り 出 す﹁現 代 版 銃 後 の 守 り﹂と な ら な い よ う、﹁憲 法 順 守 の 立 場 を 明 確 に し、あ く ま で 憲 法に 沿 っ た 平和外交 に 徹 することを 国 に 求 め る べ き で す﹂と迫 り ま し た。知 事 は、平 和 を 守 る 努 力 は 大 事だ と 述 べ る に と ど ま り、非 軍 事 の 立 場 を 明確 に し ませんでした。 真 下 議 員 は﹁国 際 貢 献 は 非 軍 事 の 立場 を 貫 く た め に力 を 尽 く す﹂と 決 意 を 表 明し ま し た。 P K O 遠隔地の医療機関に出向いて行う妊婦健診・出産に対して交 36 費・宿泊費 に道 は助成 を﹂と、繰 真下紀子事務所 旭川市3条16丁目左7号 TEL 0 1 6 6 - 20− 0808 FAX 0 1 6 6 - 20− 1616 はつらつ道政レポート 発行 2015年度 10件(17件) 道は2 0 1∼ 02 0 1年 5度の6年間で行っ た道職員の不祥事へ の 懲 12件(23件) に 免 職、停 職、減 給、戒 告︶ に つ い て、道 の 指 針 で は 職 務 上 の 行 為 は 公 表 対 象 で す が、 職務外の公表対象は免職と停 職 だ け と な っ て お り、道 警 も ほぼ同じ基 準です。 し か し、道 教 委 や 札 幌 市 は す べ て の 懲 戒 処 分 を 発 表 し、 公式ホームページでも公開し て お り、地 方 自 治 体 で も、道 が 調 査 し た 7 都 府 県︵東 京、 神奈川、愛知、京都、大阪、兵 庫、福 岡︶で は、職 務 と の 関 係の有無にかかわらず戒告以 上の懲戒処分はすべて公表し ています。 2014年度 警 備 会 社 で 働 き 収 入 を 得 た、 歩行者 を死 亡させた 交 通 事 故、ホ タ テ 密 漁、臨 時 職 員 に キスし抱きつくなどのセクハ ラが疑われるものも少なから ず含まれていました。 真 下 議 員 の 質 問 で、道 警 も ∼ 年に行った懲戒処分1 2 7 件のうち 件 を 非 公 表 と していたことも明らかになり ました。 そ の 中 に は 酒 気 帯 び 運 転、 小 売 店 で の 万 引 き、異 性 宅 へ の 住 居 侵 入、強 制 わ い せ つ な ど法令違反が疑われる事案も 少なくありません。 道 職 員 の 懲 戒 処 分︵重 い 順 15件(25件) 戒処分1 6 7件のうち、半数以上の 件を公表せ ず、中に は法令違 反が疑わ れ る ケ ー ス が あ る こ と が党道議団の調査で分か り ま し た。 公表基準の見直しを求めた 真 下 議 員 の 代 表 質 問 に、高 橋 は る み 知 事 は﹁他 府 県 の 状 況 も 把 握 し、不 祥 事 の 発 生 防 止 や道政への信頼確保といった 観 点 か ら、効 果 的 な 公 表 の あ り 方 を 検 討 す る﹂と 答 え、公 表基準を見直す考えを示しま した。 質 疑 は、新 聞・ テ レ ビ各 社 で も 大 き く 報 道 さ れ、道 民 か ら﹁道 の 対 応 は お か し い﹂ ﹁一 般 市 民 な ら 逮 捕 さ れ る 場 合 も﹂と の 反 響 が 寄 せ ら れ て います 非公表とされたケースの中 に は、駅 員 の 胸 を 小 突 く な ど の 暴 行 事 件、許 可 を 受 け ず に 2013年度 知 事 から に 改 善を 求め るよう迫りました。 な い の は 当 然﹂と 指 摘。 るのでは喜びを共有でき の安全や利便性が後退す 埋めのためにローカル線 し、﹁新 幹 線 の 赤 字 の 穴 18件(35件) 知 事 は﹁不 断 の 安 全 対 策 の 徹 底、利 便 性・ サ ー ビ ス 向 上 を 求 め て い く﹂ と初めて答え ま し た。 ですが、知事は見直しを拒否していま 真 下 議 員 は 4 日 の 道 議 会 代 表 質 問で、 北海 道の ト ン ネ ル事 故 多 発と、 北海道新幹線開業と 引 き換え に在来線 の利 便 性が 切り 捨てられている 問 題で、高橋知事 の姿勢 をただしました。 2012年度 ることは 設計段階でわかっていたこと 次々発表し て い ま す。 12件(30件) 変更理由の現地が急峻な斜面であ 真 下 議 員 は、﹁新 幹 線 2011年度 JR べきだ」と迫りました。 化・廃 止、 本 も の 普 通 列 車 減 便 の 他、特 急 列 車 21件(37件) 教育に役立つか。血税投入を見直す の開業を心からは喜べな 真下議員は「今議会で増額される30 割引切符S切符フォー廃 計画です。 非公表(全件数) る。それだけあれば、どれだけ福祉や い﹂と の 訓 子 府 町・菊 池 90億円増額し、さらに30億円増額する 止 な ど、利 用 者 の 利 便 性 が再開されました。総事業費は昨年 北海道 が管理 す る ト ンネル176か所のう を求めました。 一春町長の言葉を紹介 億円は子ども医療費助成における中 88 11 真下議員は代表質問で建設見直し 非公表の道の懲戒処分 学生までの通院分の事業費に匹敵す 45 必要性の検証が不十分なまま、建設 JR 480億円に膨れ上がっています。 低下につながる施策を の対象となり建設を中止しましたが、 79 総事業費が当初予算の340億円から ち、避 難 訓 練 を 実 施 し た の は ヵ 所。昨 年 末、火 災が発生した嵐山トンネ ル︵函 館 線︶で は 一 度 も 行 わ れ て い ま せ ん。2 0 11年に特急列車脱線火 災事故が発生した第一ニ ニ ウ ト ン ネ ル︵石 勝 線︶ では事故の翌年一度やっ た き り。真 下 議 員 は﹁安 道が厚真町に建設中の厚幌ダムの 2010年度 す。 全軽視の姿勢も甚だし い﹂と批判し ま し た。 北 海 道 は、駅 の 無人 アッポロ 14 15 同ダムは 民主党政権時代に見直し JR JR
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