∼平成22年中の自転車事故∼

∼平成22年中の自転車事故∼
1 自転車乗用中の当事者(第1当、第2当)が関係した人身事故発生件数
熊本県内において自転車乗用中の当事者が関係した人身事故は、平成22年中は、1,444件
(全人身事故の13.3%を占める)発生し、前年同期比55件の減少であった。
構成率%
22.0
全国
20.0
18.0
16.0
熊本
14.0
12.0
10.0
熊
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1,521
1,60 4
1,567
1,622
1,690
1,579
1,581
1 ,5 55
1,499
1 ,444
11.7
1 2.4
12.2
12.3
13.0
12.1
13 .1
13.5
13.4
13.3
175,223
178,289
181,845
187,980
183,653
174,262
171,018
162,525
156,373
18.5
1 9.0
19.2
19.7
19.7
19.6
20 .5
21.2
21.2
本
構成率(%)
全
国
構成率(%)
H19
H20
H21
H22
H22
注) 構成率とは、全事故件数に占める自転車事故の割合
2 事故類型別
平成22年中の自転車事故発生状況は、発生件数1,444件・死者数16人・負傷者数1,439人であ
る。
自転車事故は、交通事故全体(10,830件)の13.3%を占めている。
この中で、出会い頭の事故が758件と最も多く、半数以上(構成率:52.5%)を占めている。
次いで、右折時(176件)、左折時(168件)の順に多く発生している。
発生件数 構成率(%)
自転車対歩行者
車
両
正面衝突
追突
出会い頭
13
0.9
31
2.1
33
2.3
758
52.5
対
追越追抜時
39
2.7
自
すれ違い時
23
1.6
左折時
168
11.6
右折時
176
12.2
その他
163
11.3
転
車
単
転倒
26
1.8
独
その他
14
1.0
1,444
100
合計
転倒
1.8%
その他
1.0%
自転車
対歩行者
0.9%
正面衝突
2.1%
追突
2.3%
車両対自転車
(その他)
11.3%
右折時
12.2%
1,444件
出会頭
52. 5%
左折時
11.6%
すれ違い時
1.6%
追越追抜時
2.7%
3 市街地・非市街地別、道路形状別、信号機の有無別
市街地・非市街地別では、市街地において1,155件発生し、約80.0%を占めている。
道路形状別では、交差点内が半数以上(62.5%)を占め、なかでも信号のない交差点における事故が多数
を占める。
【市街地・非市街地別、道路形状別】
交 差点付近
交差 点内
信号 なし
交差点内
信号あり
単路
その 他
【道路形状別、信号有無別】
交差 点内
信号 あり
7.9%
1.0 %
信号なし
70.5%
13.0%
8.7%
単路
その他
31.6%
非市街地
2.4%
単路
その 他
交差点付 近
市街地
(集中)
6.1%
1,444件
2.1%
交差点 内
信号な し
8.8%
交差 点内
信号 あり
26 .6%
市街地
(その
他)
信号あり
29.5%
交差点内
信号なし
3.1%
交差点付
近
5.9%
2.8%
17.5%
単路
その 他
交差点
62.5%
交 差点 付近
市 街地(人 口集 中地区 )
市 街 地 ( そ の 他 )
非
市
街
地
合
交差点内
交 差点 単 路
付近 その 他
小
計
信号 あり 信号 な し
発生件数 187 384
構成率
13.0 26.6
交差点内
交差 点 単路
付 近 その 他
交差点内
小
計
信号 あり 信号 なし
小
計
交差 点 単路
付近 その他
計
信 号あ り 信 号な し
40 254 865
45 127
30
88 290
34 125
15 115 289 1,444
2.8 17.5 59.9
3.1
2.1
6.1 20.1
2.4
1.0
8.8
8.7
7.9 20.0 100
4 自転車乗用中当事者の原因別
自転車乗用中に事故に遭った当事者の半数以上に何らかの原因(法令違反)があったと認められる。
その原因をみると、安全不確認が最も多く、次いで交差点安全進行義務違反となっている。
構成率(%)
違
信号無視
2.5
通行区分違反
3.5
交差点安全進行
反
あ
り
違
7.1
通行方法違反
2.3
動静不注視
18.4
安全不確認
30.1
その他
15.4
小計
100
な
し
動静 不注 視
18.4%
20.7
一時不停止
反
通行 方法 違反
2.3%
−
違反なし
42.7%
違反あり
57.3%
一 時不 停止
7.1 %
安全不確 認
30 .1%
交差 点安 全進 行
20.7%
通 行区 分違 反
3.5%
その 他
15.3%
信 号無 視
2.5%
5
年齢別死傷者(自転車乗用中の死傷者数)
幼児
死傷者数
6
前年比
※
+2
60∼
その他
20代 30代 40代 50代
64
10代
90 116 263
−9
65 166 124 100 130
−5 +20 +9
+3
65
以上
計
1,455
87 308
−35
−3 −26 −15 +11 −22
死者16人(前年比+7人)を含む
死傷者数
年齢別死傷者数
308
263
116
166
90
6
124
65
130
100
87
6 5以 上
6 0∼ 6
4
5 0代
4 0代
3 0代
2 0代
1 0代
高校生
中学生
小学生
幼児
(人)
350
300
250
200
150
100
50
0
6
小学生 中学生 高校生
所属別自転車事故
平成20年
平成21年
平成22年
平成20年
件数 構成率 件数 構成率 件数 構成率
平成21年
平成22年
件数 構成率 件数 構成率 件数 構成率
熊本北
334 21.5 304 20.3 303 21.0
山都
0
0.0
0
0.0
1
0.1
熊本南
297 19.1 280 18.7 268 18.6
宇城
87
5.6
77
5.1
83
5.7
熊本東
293 18.8 303 20.2 298 20.6
八代
124
8.0 135
9.0 137
9.5
玉名
42
2.7
40
2.7
43
3.0
氷川
23
1.5
16
1.1
25
1.7
荒尾
48
3.1
57
3.8
47
3.3
芦北
9
0.6
8
0.5
8
0.6
山鹿
46
3.0
39
2.6
36
2.5
水俣
17
1.1
15
1.0
13
0.9
菊池
31
2.0
17
1.1
17
1.2
人吉
27
1.7
20
1.3
19
1.3
大津
77
5.0
86
5.7
63
4.4
多良木
7
0.5
10
0.7
4
0.3
小国
2
0.1
1
0.1
1
0.1
天草
27
1.7
22
1.5
25
1.7
阿蘇
8
0.5
6
0.4
6
0.4
上天草
11
0.7
9
0.6
8
0.6
高森
3
0.2
4
0.3
0
0.0
牛深
2
0.1
4
0.3
5
0.3
御船
40
2.6
46
3.1
34
2.4
計
1,555
1,499
1,444
※各署の構成率は四捨五入をしているため、合計値が100(%)とならない場合があります。