地域紹介 原谷ってどんなとこ??

ななの
45号
2015年4月1日
地域紹介 原谷ってどんなとこ??
皆さんは「原谷」と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか? 今回は「京都の奥座敷」と言われる
原谷の魅力をご紹介したいと思います!!
原谷は四方を山に囲まれた大北山域の盆地です。1948年には人口48人でしたが、最近ではマンショ
ンや住宅も増え世帯数は1547世帯、人口は4172人(2010年)とたくさんの人が暮らしておられま
す。ちなみに原谷こぶしの里は衣笠山の北側、金閣寺の裏の山道を上がったところに位置しています。
なんといっても京都市内にありながら、自然豊かで四季の移り変わりを身近に感じることができるのが
最大の魅力です!
原谷の名所といえば…??
まずは「原谷苑」!
こちらは植木を販売する村岩農園さんが期間限定で桜、
梅、紅葉のシーズンに一般公開されています。中でも20数
種類400本以上ある桜が咲き乱れる苑内はそれはそれは素
晴らしい美しさです。
もうすぐ桜のシーズン。
「桜の隠れ里」
としても知られる原谷苑にぜひ足を運んでみて下さい。
続いては「原谷弁財天」!
原谷地域の氏神様として祀られている原谷弁財天。本殿
後方には白龍大神が祀られています。10月の第3日曜日に
は例祭が行われ、境内ではフリーマーケットが開催され、前
夜から2日間にわたり地域の方による花笠踊りや太鼓、獅
子舞による奉納が行われます。
どれも素晴らしい奉納ですが、特に太鼓の音色は素晴ら
しく大迫力です。
実際に原谷にお住まいの方に地域の魅力を教えて頂きました!
!
大江光子さん(原谷こぶしの里デイサービスセンター職員)
聞き手/北川裕世(原谷こぶしの里ショートステイ)
原谷に住まれることになったきっかけを教えて下さい。その頃の原谷はどんな様子でしたか?
36年前に原谷に家を建てて住んでいるけど、実はそのずっと前にも一時原谷に住んでいたことがあったんよ。
原谷の寮に入ってた。その頃は今みたいに家もなくて空き地だらけ。水道もなくて井戸から水を汲んでたんや
で。でも毎年夏には今も続いている盆踊りがあって、夜店も出たし、弁財天のお祭りもその頃からあって、地域
の人たちですごく盛り上がったな。今もお祭りの時に使ってはる獅子舞の獅子は地域の人がビニール紐で手作
りして、それを今でも使ってるんやで。
原谷の魅力を教えて下さい。
原谷は本当に静か。冬は雪が降るとちょっと困るけど、夏は涼しいし自然も豊か。
「京都の奥座敷」なんて言
われるけど本当にその通りだと思う。原谷に住んで長いけどいい所やな~って思うよ。
今は若い人も子供も増えて、家も昔では考えられないくらいたくさん建ったし便利になった。でも今も毎年夏
の盆踊りと弁財天のお祭りはずっと続いてるし大切にされている。新しく原谷に住まはる人は多いけど、地域の
人の楽しみになってる事はずっと変わらへんね。
時代が変わっても原谷地域の方がずっと大切にされていることを知ることができました。
ありがとうございました。
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