CMOS センサー

<経済用語解説>
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CMOS センサー
「電子の目」として、デジカメやスマホだけでなく、自動車にも搭載へ
CMOS(相補型金属酸化物半導体)を使ったイメージセンサーです。イメージセンサー
とは、レンズから入った光を電気信号に変換する半導体を指し、
「電子の目」と呼ばれてい
ます。他のイメージセンサーと比較すると、CMOS センサーは部品単価が安く、また消費
電力が少なく済むことがメリットです。また同センサーは小型化や高性能化が進展してい
るため、今やほとんどのデジタルカメラやスマートフォンに採用されています。
今後は自動車分野において CMOS センサーが採用される可能性が指摘されています。前
方車との衝突を回避して事故を未然に防ぐ ADAS(先進支援運転システム)の導入や自動
運転車の普及が進めば、車載カメラ用として CMOS センサーの大量搭載が見込まれるから
です。民間調査会社の予測では、世界の車載センサー市場は 2012 年の 1.9 兆円から毎年 6%
程度成長して 2020 年には 2.9 兆円の規模に拡大する見通しです。とりわけ、ADAS 向けイ
メージセンサーの市場規模は年率 20%台で伸び、2020 年に約 4,400 億円に成長すると予想
されています。
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