H-UV機に最適なKOMORI標準インキ「KG-911」

小森ニュース
KOMORIの推奨する印刷資材・機材、K-Supply 特集!!
H-UV機に最適なKOMORI標準インキ「KG-911」
お客様訪問 ㈱アサプリホールディングス・㈱オフセット岩村
KPMの成功事例 ㈱和歌山印刷所
株式会社 小森コーポレーション
本社/東京都墨田区吾妻橋3-11-1
〒130-8666 ☎03-5608-7806
http://www.komori.com
本状はこれまで情報提供させていただいてきた関係者の方々に送付しております。今後の本状送付の
中止をご希望される方はお手数ですが下記の電話番号にご連絡くださいますようお願い申し上げます。
なお、
ご連絡の無い方にはご同意を得たものとさせていただき、
引き続き情報提供をさせていただきます。
弊社では関係者の方々の個人情報は関係法令を遵守し大切にお取り扱いさせていただきます。
株式会社小森コーポレーション ソリューションビジネス推進部 TEL.03-5608-7806
KOMORI INFORMATION
小森情報
KOMORIの推奨する印刷資材・機材、K-Supply 特集!! お客様によるインキ使用量の評価テスト
H-UV機に最適なKOMORI標準インキ「KG-911」
お客様のさらなる収益向上を目指すPESP事業
KOMORIは、「すべてはお客様からの発想のもとに、すべ
印刷会社25社における
各色の平均削減率
このためKOMORIでは、「独自開発の画期的なH-UVシス
テムに最適なH-UVインキを開発し、お客様に対するH-UV
の実現を目指しています。そして今、お客様のさらなる収
印刷の価値を高めていく」ことを目指し、H-UV機の標準イ
益向上へ向けた最適なソリューション提案を実現すべく、
ンキをはじめ、湿し水やローラー洗浄液などKOMORI推奨
新 た な 事 業 改 革 と し て 取 り 組 ん で い る の がPESP(Print
のK-Supply商品の開発を推進しています。
KG-911と
他5社製
H-UVインキの
使用量比較
BL
4色平均の削減率
▼6.9%
C
▼14.0%
M
▼9.4%
Y
▼22.8%
印刷品質を高めるK-Supplyインキ「KG-911」
K-Supply商 品 は 幅 広 い 商 品 を 扱 っ て い ま す が、 下 記 は
H-UV機におけるKOMORI推奨の主なK-Supply商品です。
●H-UV用湿し水
「KG-502」
UV、H-UV印刷に最適。小ロットから量産印刷まで安定
した高品質印刷を実現。グレーズ発生も抑制
●給水ローラー洗浄液「KG-201」
ローラーの表層クリーニングに最適な洗浄液。定期的使用
▼13.1%
で親水化能力が向上し均一な水上がりを保持。低臭気仕
様、作業性抜群な環境対策商品
●親水化処理液「KG-202」
≪KG-911はインキ使用量が低減≫
Engineering Service Provider)事業です。
※上記に記載されている導入効果・改善効果は、投資等の判断の参考
となる情報の提供を目的として、一定の条件の下で試算・測定され
たものであり、実際の効果を保証するものではありません。
給水クロムローラーやゴムローラーにも強固で持続性のあ
る親水性皮膜を形成し、インキ付着を防止
●インキローラーメンテナンスクリーナー「KG-131」
PE(プリンテッド・エレクトロニクス)、資材・機材をすべ
H-UV印 刷 に
て取り揃えている数少ないメーカーで、PESP事業を通し
関する様々な品
てお客様の課題を解決していきます。そのため、従来のオ
質対応テストを
フセット印刷機を中心とした販売・サービス体制から、機
行った結果、印
材・資材・消耗品・ソフトウエア・予防保全などの領域を
刷品質の優劣を
包含した幅広い製品やサービスによるトータルソリューシ
左右するのは第
⇒紙離れが良く、紙剥け・エッジピックの発生を抑制
の併用で洗浄性アップ、色替えや作業終了時のローラー洗
ョンを提案できる体制への業態変革を行っています。今後
一にインキの要
逆トラッピングしにくい、水負けしにくい
浄の作業性を大幅に向上
は、ソリューション営業を積極的に展開するとともに、デ
因が大きいこと
ジタル化・IT時代にふさわしい商品開発を行い本格的な販
が判りました。そこで、H-UVインキの品質改善(タック、濃
(インキの糸引き現象を抑えた樹脂を選定)
売を開始します。
度、フロー、膜厚など)を実施し、硬化性・品質・汎用性・経
⇒機械・工場を今まで以上にクリーンな状態に保持
色替えに強力な洗浄効果。日々の各種トラブルの発生を未
●従来よりも高濃度インキ
⇒シャープな網点形状を再現、ヒゲ発生を最小限に抑制
薄い皮膜の印刷で折り加工時の割れ問題に有利
●高い流動性(高フロー )のインキ設計
枚葉機用のKG-911
オフ輪用のKG-911
済性をハイレベルに兼ね備えたH-UV機に最適なK-Supply
安定した印刷品質をサポートするK-Supply商品
インキ
(KOMORI標準インキ)
の
「KG-911」
を開発しました。
■K-Supplyインキ
「KG-911」
の特長
KG-911のマイレージ(印刷可能枚数)テスト
(当社評価テストによる測定・試算)
KOMORIではPESP事業の一環として、K-Supplyのブラ
ンド名で商品提供を行い、お客様の安定した印刷品質をサポ
同じ絵柄でインキkg当りのマイレージ(印刷可能枚数)を比
較すると、KG-911はA・B社比で10%、C社比で10 ∼
20%のアップとなった。
ートしています。K-Supply商品とは、印刷品質や印刷条件
の高度化・複雑化に対応するために、サービス・工場技術陣・
K-Supply商 品 の 中 で も 特 に 注 目 を 浴 び て い る の が、
H-UV機関連の印刷資材です。H-UV機は、優れた速乾性能
を持ち、オフセット印刷機の革新的なオンデマンドテクノロ
ジーとして高い評価を得ており、世界全体での受注は500
台を超える勢いです。油性印刷からH-UV印刷に切り替えた
お客様は「もう油性印刷には戻れない」と感想を述べられてい
●オフ輪用KG-911の場合
高フローの実現により、オフ輪のパイピング装置にも対応
でき、オペレーターの負荷を軽減
■KG-911をご使用のお客様からの評価
実際にK-SupplyインキKG-911をご使用のお客様23社の
方々より、下記のご評価をいただいています。
《品質面について》
「刷りやすい」「ヒゲが少ない」
「調量がらみが少ない」
「ミストが少なく、カバー・空調設備が汚れにくい」
「ロングランで汚れが少ない」
《コスト面について》
「インキ使用量が圧倒的に少なく、費用削減になった」
KGCが選定したKOMORI推奨の印刷資材・機材を指します。
≪KG-911はインキのマイレージが高い≫
インキローラー、ブランケットに使用可能。KG-131と
⇒ジャパンカラーに準拠した色調、油性の光沢に近似
色替えしやすく、オペレーターの負荷を軽減
の使用量とコストを削減
●H-UVローラー洗浄液
「KG-102」
●作業面:インキフローを上げて濃度低下を改善
から指摘を受けた課題の改善により、H-UV印刷のパフォー
⇒kg当りのマイレージ(印刷可能枚数)がアップし、インキ
ンキ、紙粉の除去に最適
●品質面:流動性を上げたグロスアップ設計
⇒ロングラン印刷中に発生しがちなツボ逃げを抑制
●他社インキよりも薄い皮膜で同じ濃度が出る特性を持つ
然に防止。ゴム素材の表層に入り込んだグレーズ、残留イ
●環境面:インキミストを抑制(他社比較約50% )
KG-911は、従来のインキで生じていた問題点や印刷会社
マンスアップを実現しています。
1
同じ絵柄・同じ枚数を4色印刷した場合、印刷会社25社
のインキ使用量を比較すると、KG-911は他5社製のイン
キよりも平均使用量削減率は▼13.1%となった。
るほどです。
てはお客様のご満足のために」を基本姿勢に、顧客感動企業
KOMORIは、印刷に関連するオフセット、デジタル、
(印刷会社25社による測定・試算)
■H-UV関連の主なK-Supply商品
《サポート面について》
「印刷トラブル発生時にインキだけではなく印刷機械のコ
ンディションを含めトータルでサポートしてもらえる」
「機械・インキなどすべてKOMORIだから対策がとりや
すい」
「KOMORIがトータルで対応してくれるので安心」
専門のスタッフが全面的にサポートします
●KG-911の発注先・流通・サポートについて
お客様の発注
窓口:テクノサービスセンター
発送:工場よりお客様に直送
◇他のインキとの色のマッチングに対応します。
◇印刷機の設定、立ち上げをサポートします。
●営業・サービス・KGCが連携してお客様をサポート
K-Supply商品については、営業・サービス・KGCが緊密に
連携してお客様をサポートいたします。
営業
K-Supply
商品
サポート
を採用の
印刷会社
連 携
サービス
KGC
2
K-Supply USER'S SUCCESS
お客様訪問
株式会社アサプリホールディングス
株式会社アサプリホールディングスは、印刷関連4社からなるグループ企業で
2台のH-UV搭載機に
KOMORI標準インキを採用。
最適資材で生産効率を向上。
ある。最適な印刷設備と数値化による
“見える化”で、経営の健全化を進めてい
る。同社ではH-UV搭載のリスロンS26、リスロンA37を導入し、品質向上と徹
底した生産の効率化を図っている。
そして、H-UV両機をゼロセットの調整を行い各メーカーのインキテストを行っ
KG-911
H-UVインキ(for Sheet)
た結果、K-Supplyインキ(KOMORI標準インキ)の「KG-911」の使用を決定し、
昨年3月から採用している。その導入成果について、松岡社長、北原誠 印刷部第
代表取締役社長 松岡 祐司
一グループグループ長主任にお聞きした。
「KG-911」H-UVインキは、H-UV印
刷に最適な硬化性・品質・汎用性・経
済性をハイレベルに備えたKOMORI
標準の紙用インキです。
氏
本社/三重県桑名市安永926
http://www.asapri-hd.jp/
TEL/0594-23-5519
菊半・菊全H-UV機で4色の仕事の効率向上
お客様からの印刷に関するクレームもなくなり、品質や納期
「KG-911と他社製を比較すると、
化し、インキであれば1kgのコストではなくて、1kgで刷
㈱アサプリホールディングスは、商業印刷の㈱アサプリ、
への信用が高まっています」と、H-UV機の生産効率への貢
KG-911のインキ使用量は10 ∼15
れる量とコストで考える。印刷時間であれば、仕事を行う
献は大きいと語られた。
%落ちています。機械の方もインキの
成り行きの時間ではなくて、採算のためには何時間で行わ
送りを10%下げて印刷できます。イ
なければならないかで考える。このようにインキや紙など
ンキコストは前年対比で20%ほど削
の資材、印刷時間、電気使用量、受注金額のデータなどを
減できています。水の送り量も10%
組み合わせて分析を行うことで、仕事ごとのコストや印刷
KG-911による費用対効果は予想以上に大きい
下げて印刷しています。朝の立ち上げ
機ごとの時間当たりコストを明確にしています。それらの
ムを構築している。さらに、生産効率を極限まで高め、グル
同社ではH-UV機2台をゼロセットの状態に戻し、他社イ
時の送り量も10とか12でのセットで
ープの総合力を発揮できるよう、印刷工程や資材などの徹底
ンキを含めて同じ絵柄でインキ使用量のテストを実施してい
した“見える化”に取り組んでいる。
る。その結果、昨年3月からK-Supplyインキ(KOMORI標
オフ輪の㈱プリンター、ページもののオリエンタル印刷㈱、
制作の㈱バロックのグループ企業を束ねる持ち株会社であ
同社は、特殊紙や厚紙、特色などもH-UV印刷は行ってお
らず、普通の紙による商印が99%を占めている。
り、全社の統括・管理機能を担っている。
同社は、経営の健全化を図るために、受注から出力・印
刷・加工・出荷までを一元管理できる独自の集中管理システ
そんな同社が短納期対応を図るために導入したのが
H-UV 搭 載 機 で あ る。2011年 に ㈱ アサプリに リスロン
S26(菊半裁4色機)、2013年にオリエンタル印刷㈱にリス
ロンA37(A全判4色機)を導入している。
「H-UV機ではプロセス4色の仕事しかやらない」と言う松
準インキ)の「KG-911」
に100%切り替えている。
北原 誠 様
スタートしていましたが、今は8くらいに下げています。
今まで使ったインキはエッジピックが悩みの種でしたが、
データは全社員で共有し、部門別採算で一人一人が課題と
目標を持ちながら仕事に取り組んでいます」と、全社でコス
ト意識を持つことの大切さを語られた。
KG-911は真冬でもほとんどトラブルはありません。流動
さらに、KOMORIが展開するK-Supplyの商品開発につい
性がいいのでツボ逃げの現象もなくなりました。色に関して
ては、
「ユーザーとKOMORIが一緒に研究しながら、印刷機
「KG-911の採用は、インキ使用量を削減できることが決
は、既存の仕事やリピートものにも対応できるので問題はあ
だけでなく最適な印刷資材や機材までを提供することは大い
め手でした。インキはなるべく水を切って、インキの量を最
りません。KG-911をはじめ、
H液、洗浄液、親水化処理液、
に歓迎します」と語られた。
適な状態にして、適性皮膜で印刷することが一番だと思って
メンテナンスクリーナーなどはすべてK-Supply商品を使用
松岡社長にKG-911に決めた理由を伺った。
現場のみんなが考えチャレンジする強い会社に
います。KG-911は薄い皮膜で同じ濃度が出ますので、マ
していますが、すごくマッチングしていると思います」と、
「短納期の仕事が増え、乾きや後加工の問題もあって、油
イレージ(kg当たりの印刷可能枚数)が高くなり、同じ枚数で
K-Supply商品を高く評価している。
性からH-UV搭載のリスロンS26 に切り替えました。そして
あればインキの使用量が減ります。盛る量が減れば、インキ
同社では、誰もがすべての機械を操作できる多能工となっ
4色の仕事に特化しています。インキを交換せずに、小ロット
コストが低くできますし、H-UVランプの電気量も少なくて
ており、水回りの清掃やニップ調整、ローラーの巻き直しな
の連続印刷で台数ものを行い、ドン天もやれて非常に生産効
済みます。折り加工で絵柄が割れることも少なくなります。
どもこまめに行っている。
率がいい。さらに菊全も短納期・小ロットで数多くやってい
H-UV機とKG-911による印刷は、品質やマイレージ、コス
こうということで、リスロンA37のH-UV機を導入しました。
トパフォーマンスの面で非常に優れています。他社のインキ
見える化でコスト意識を共有することが大切
クロスメディアなど情報産業の多角化をイメージした業態
と同じ版、同じ紙の同条件でテストして比較してみると分か
「厳しい市場価格の中ではプライシングの考え方が大事」と
にしていかなければならないと思っています。現在、デジ
岡社長に、H-UV機の導入理由を伺った。
ると思いますよ」と、KG-911の削減効果を語る。
インキは毎日の積み重ねなので、KG-911がもたらす作
業性と費用対効果は予想以上に大きいという。
インキ使用量10 ∼15%削減、コスト20%削減
北原主任に、KG-911の導入成果について伺った。
「自分の立ち位置と目標設定が大切」と言う松岡社長に、今
後についてお聞きした。
「コストは下げられるところは極限まで下げてやっていか
なければ、なかなか勝ち残っていけない。しかし、印刷し
かできない会社は残れません。今後はデジタルやウェブ、
語る松岡社長に、同社の見える化について伺った。
タル機を導入したり、カラーマネジメントのクラウド化な
「いかに安く作れる力をつけるか、安く売っても利益が出
ど、一層の効率化に取り組んでいます。新しいことにはど
せる体質をいかに作っていくかが、当社の見える化のやり
んどんチャレンジし、現場のみんなが考えて行動する強い
方です。そのために、印刷機のリアルタイムな稼働状況を
会社にしていきます」と語る松岡社長は、業界を変革してい
把握し、刷り順や混み具合を見ながら最適な振り分けを行
く若い人財を育てるべく、印刷がめざす将来への設計図を
っています。さらに、紙代やインキ代、印刷時間も見える
描きはじめている。
インキ棚に並ぶKG-911
3
4
K-Supply USER'S SUCCESS
お客様訪問
株式会社オフセット岩村
株式会社オフセット岩村は、同業の印刷会社からの仕事をメインに、繊細な色調
使いやすいK-Supply商品。
KOMORI標準インキ採用で
品質と稼働率の向上を実現。
「色の岩村」にマッチしたインキ「KG-911」
や品質にこだわりを伴う幅広い仕事への対応で高い評価を得ている。
2013年4月 にH-UV 搭 載 リスロンS44(四 六 全 判 5 色 機)を 導 入。 同 時 に、
H-UV関連の印刷資材(K-Supply商品)を採用し、本機校正やドン天印刷などの
H-UV印刷で効率化を図っている。
KG-911
H-UVインキ(for Sheet)
そして、2014年9月、主力のインキをK-Supplyインキ(KOMORI標準インキ)
の「KG-911」に変更している。その導入理由と成果について、岩村社長、永井一
代表取締役社長 岩村 貴成
彰 生産管理部CTP課課長、中島章好 生産管理部印刷課機長にお聞きした。
「KG-911」H-UVインキは、H-UV印
刷に最適な硬化性・品質・汎用性・経
済性をハイレベルに備えたKOMORI
標準の紙用インキです。
本社/東京都板橋区新河岸1-15-22
http://www.offiwa.com/
TEL/03-5921-2291
で、網点再現性に優れるとともに、紙剥けやブランケットの
KOMORIに言って調べて解決すれば終わりですから、安心
㈱オフセット岩村は、
「色の岩村」と言われるほど色再現
膨潤などの点で適性があると判断し、使用を決定している。
感が広がります。もっと稼働率を上げたいですから、解決策
「従来のインキよりも本刷りの濃度
に定評があり、印刷品質に厳しいお客様から厚い信頼を得
現在では、リピートもの以外のインキはKG-911に切り
の線引きができないトラブルは避けたい。浮気をすればトラ
が安定して、スムーズに印刷できるの
ブルのもとになりますので、これは本気です」と語られた。
で楽になりました。また、濃度調整も
替え、使用割合は9割以上になっているという。
ている。
H-UV機の速乾性と安定した色再現性は、お客様から
「非
岩村社長は、「H-UV機のインキは価格や作業性の面でま
常にきれい」
「ドライダウンがないので安心」と高く評価さ
だまだ伸び代があると思います。今後もハイスピードで改良
れ、また、本刷りがスムーズにできる本機校正は年間に1割
してくれることを期待しています」と語られた。
氏
の使用感について伺った。
反応が早く、以前は80枚くらい通さ
現場が使いやすくなり、インキ使用量も削減
ないと安定しなかったのが、60枚く
「インキをKG-911に変えて、ドットゲインの社内管理目
らいで安定します。インキの使用量
標(JapanColor2011 50 % 領 域14
は、従来のインキよりも10%ほど削
しかしながら、「現場が一番使いやすいインキを使う、と
KOMORIが提供するインキが安心感をもたらす
%±3参考)の対策も含め、ずいぶん
減できていると思います。特に黄色は発色がいいので盛らな
いうのが当社の方針」と語る岩村社長は、1年半を経た昨年9
「 ト ラ ブ ル が 少 な い の が 一 番 」と 言 う 岩 村 社 長 に、
安 定 し て き ま し た 」と 言 う 永 井 課 長
くて済んでいます。当初はインキを変えると発色が変わるの
に、その導入成果について伺った。
で抵抗がありましたが、実際に使ってみてここまで安定して
ずつ増えるなど、順調に推移し導入成果を実感していた。
月、さらなる印刷品質の向上を図るために、主力のインキの
KOMORIがインキの提供を行うメリットについて伺った。
中島 章好 様
変更に踏み切っている。「色の岩村」にマッチしたインキは、
「機械・紙・インキの3つトラブルがあります。これまで
「従来のH-UVインキは油性と比べ
いるとは思いませんでした。今では他のインキには戻りたく
H-UV 機 に 最 適 なKOMORI 標 準 のK-Supplyイ ン キ
「KG-
はそれぞれのメーカーが製造・提供しているため、トラブ
て、もともとタックが強く、紙剥けし
ないという感じで、本当に変えて良かったと実感していま
911」である。
ルの原因が分かりにくかった。新しいインキが出たといっ
やすい。また、水幅も狭く、稼働中の
す」と笑顔で語られた。
ても使用している紙に合わないなど、トラブルが生じると
温度変化や回転数による濃度変化に対
インキの不具合が改善され、印刷品質を実感
永井 一彰 様
『これはインキ』『それは紙』などと押し付け合って、結局ど
応しきれない面があり、汚れも出やすかった。KOMORIと
ネットワーク対応でスピード感のある会社へ
こ に 相 談 す れ ば い い か 分 か ら な い こ と が 多 い。 で も、
の取り組みの中で、そういった問題点が改善され、現場の使
「H-UV印刷に対する期待は大きい」と語る岩村社長に、今
「油性印刷は成熟段階にありますが、H-UV印刷は2009
KOMORIがインキも供給するようになれば、
〈機械・インキ〉
いやすさにつながっています。」
年からで、まだインキもパーフェクトを求める段階ではない
と〈紙〉という判断の線引きができます。例えば、今までは
KG-911は、 高 濃 度 タ イ
「当社は品質や色調を求める仕事が多いので、本紙校正
というのが、私たちの認識です。やってみなければ分からな
車で言えばノーマルではなくて改造車で走っていたような
プのインキで、他のH-UVイ
の仕事はこれからも増えていく可能性は高い。H-UV機導
い部分が多々あります。ですから、現場の改善努力はもちろ
もの。部品やいろんなところをカスタマイズした車ではな
ンキよりも薄い皮膜で同じ濃
入からもうすぐ2年ですが、今まで以上に営業展開ができ
んですが、インキに関して不具合が出てくればインキメーカ
く、この車はすべて責任をもって走らせますよ、という形
度が出る特性があり、インキ
ます。市場的には菊全・菊半の仕事が多く、今後は菊全の
ーに改善をお願いしてきま
になったのは非常にありがたいですね」と期待を込めて語ら
の消費率低減にもつながって
H-UV化が必要だと感じています。そして、印刷関連業界
した。そんな時、KOMORI
れた。
いるという。
岩村社長にKG-911への変更の経緯について伺った。
後についてお聞きした。
逆トラッピングしにくい綺麗な黄色
全体を盛り上げるべく、積極的に提案を行いながら、同
か ら 新 タ イ プ の イ ン キKG-
同社では、H-UV機の導入時より、湿し水やブランケット
「実際の現場では、ツボの数値を落とせていて、なおかつ
業のお客様と手を取り合ってネットワークとして対応で
911を薦められたのです」と
洗浄液、ローラー洗浄液などの印刷資材は、KOMORI推奨
その分、水を絞れており、結果としてインキマイレージ(印
きる会社にしていきたい。IT時代にふさわしいスピード感
語る。
のK-Supply商品を使用している。
刷可能枚数)がアップしています」と永井課長は語る。
のある会社にしていきたいと思っています」と語る岩村社
KG-911の 印 刷 テ ス ト を
岩村社長は、「10の資材があって、他社の資材を1つでも
繰り返した結果、ドットゲイ
使ってトラブルが生じたら、KOMORIだけでは終わらない。
濃度が安定し楽になった、本当に変えて良かった
逆 に、 す べ てKOMORIの 資 材 で あ れ ば、 ト ラ ブ ル は
「印刷がスムーズで楽になった」と言う中島機長に、インキ
ン が 少 な く、 変 動 も わ ず か
長は、印刷品質を追求するとともに、新たな印刷のある
べき姿を見つめながら印刷の未来にチャレンジし続けて
いる。
積み上げられたK-Supplyインキ
5
6
KOMORI INFORMATION
小森情報
KOMORI新春特別内覧会 特集!!
お客様の課題を解決するソリューションを提案
会場では実演①と同じ絵柄のチラシを
ングの精度をご確認いただきました。
成果をVTRで紹介しました。導入成
Impremia Cシリーズで出力し、オフ
■VTRで導入成果を紹介
果の詳細については、3 ∼ 6ページの
セットのチラシと比べてカラーマッチ
実演の中で、K-Supplyインキの導入
お客様訪問を参照ください。
リスロンGX40RPで高級パンフレット、美術館ガイドの印刷実演
H - U V 搭載リスロンG X 4 0 R P (菊全
判8 色両面機)は、印刷統合システム
2月5日・6日の両日、つくばプラ
実演では、美術館の制作物(高級パ
一貫受注を可能にするビジネスモデル
KHS-AI、分光式色調管理装置PDC-
ントにおいてKOMORI新春特別内覧
ンフレット・ガイドブック・チラシ・ポ
を通して、オフセット印刷・デジタル
SX、印刷品質検査装置PQA-S、全色
会を開催しました。内覧会には全国か
ストカード・封筒・クリアファイル・プ
印刷から後加工までのトータルなソリ
同時刷版交換装置A-APC、品質検査
ら85社・170名のお客様にご参加い
レミアム入場券・長尺ポスターなど)の
ューション提案を行いました。
システムPDF照合装置を装備して実
ただきました。
今回の内覧会では、H-UV搭載リス
ロンA37(A全判4色機)とH-UV搭載リ
スロンGX40RP(菊全判8色両面機)お
よびデジタル印刷機Impremia Cシリ
ーズによる実演を実施し、さらに実演
に使用したK-Supply商品やPESP商
演を行いました。
今回の実演では、KOMORIが推奨するH-UV印刷に最適なK-Supply商品や
PESP商品などを使用しています。
◆K-Supply商品
K-SupplyインキKG-911、湿し水、ローラー洗浄液など
◆ソフト商品
CMSソフトK-ColorSimulator、印刷工程管理システムK-Station4
◆PESP商品
Impremia Cシリーズ、断裁機アプリシアCT137、ホリゾンの加工機
品の説明を行いました。
リスロンA37でA4チラシのドン天印刷、ポストカードの印刷実演
H-UV 搭載リスロンA37(A 全判 4 色
機)の実演では、菊全サイズの用紙を
使用し、速乾印刷で薄紙のドン天印刷
実演③ A4パンフレット印刷
用紙:ヴァンヌーボ(0.15㎜ )
○A4パンフレット中面を速乾で
両面をワンパスで試刷り
○ 見 当 と 色 調 確 認 後、16,500
回転で本刷り300枚を速乾で
両面印刷
実演③は、美術パンフレットの前
のジョブとして、「セーブザチル
ドレン」のパンフの絵柄を印刷し
ました。
もどこでも各工
程の進捗や機械
の稼働状況など
が確認できる様
子をご覧いただ
タブレットを使用して実演
きました。
●品質検査システムPDF照合装置
イメージセンサーにより印刷物の画像
を取り込み、刷版データとの照合を行
うことにより初刷りの段階で文字欠け
などを確認でき、生産ロスや不正紙の
流出を防止します。
■K-Supply商品、サービスの紹介
K-Supply商 品、DCブ ロ ア ー、 後 加
工の機器装置、H-UV後付け工事、環
境対応支援プログラムなどについて紹
介しました。
■ソリューションサポートの紹介
ドン天印刷は版数と切替時間を削
減し、高品質・短納期の実現で収
益向上に貢献します。
KHS-AIの学習機能データベースに保
存されたジョブデータの稼働分析を行
と厚紙印刷を行い、さらにデジタル印
ジョブ切り替え(ブランケット自動洗
う印刷管理の支援商品について、事例
刷機とのカラーマッチングをご覧いた
浄、セミAPCでの版交換、プレイン
を交えて紹介しました。機械ご購入後
だきました。
キングによるインキ設定など)
も安心して品質に専念していただける
アプリシアCT137による断裁
刷り出しサンプルに見入るお客様
実演① A4チラシのドン天印刷
実演② 厚紙のポストカード印刷
用紙:オーロラコート(0.12㎜ )
用紙:Newピジョン(0.33㎜ )
○A4×8面付けのチラシ表面をあ
らかじめセットした版で試刷り
○見当と色調確認後、13,000回
転で本刷り300枚を速乾印刷
○すぐにフィーダーへ紙を積み
替え、版交換なしでドン天印刷
○印刷サンプルを配布し、速乾
性とK-Supplyインキの印刷品
質をご確認いただきました。
○薄紙から厚紙への切り替え後、
ポストカードの試刷り
○ 見 当 と 色 調 確 認 後、 本 刷 り
200枚を速乾印刷
○印刷後すぐに断裁機で後加工
○短時間で完成したポストカード
を配布し、厚紙印刷の品質の高
さをご確認いただきました。
※宛名面は事前に印刷済み
よう、KOMORIはあらゆるサポート
■ソリューションの提案
ジ ョ ブ 切 り 替 え(減 速 中 の 刷 り 減 ら
■ソリューションの提案
実演①と②のジョブ切り替えの間に、
し、リムービング、ブランケット自動
実演③と④のジョブ切り替えや本刷り
実演後の挨拶で営業1部部長の菅伸
速乾印刷やカラーマッチングによるソ
洗浄、A-APC により全色同時に1分
の間に、断裁機、中綴じ機、PDF照
健 は、
「KOMORIは オフセット 印 刷
リューションを紹介しました。
25秒で版交換など)
合、K-Station4によるソリューショ
機、デジタル印刷機・Impremiaシリ
ンを紹介しました。
ーズと、常にお客様の立場から次世代
●断裁機アプリシアCT137
を見据えた商品を提供しております。
アプリシアCT137はタッチパネルで
今後も、コスト削減、稼働率向上、売
操作が簡単な四六全判断裁機です。特
上増加、高付加価値化など、トータル
長や仕様など詳細については、9ペー
な印刷システムの構築とお客様の課題
ジを参照ください。
を解決するために積極的に多様な提案
●工程管理システムK-Station4
をしてまいります。印刷機はもちろ
K-Station4は、印刷の予定・進捗・
ん、K-Supply商品やサービス商品、
実績など工程情報の“見える化”を実現
ソフト商品、PESP商品もトータルコ
し、会社全体で工程管理の“見える化”
ーディネイトしてまいります。これか
を推進できます。
らのKOMORIにぜひご期待ください」
実演ではタブレットを使用し、いつで
と述べました。
●H-UVの速乾印刷
速乾印刷は、乾きにくいユポなど特殊
原反の印刷、質感のあるファンシー系
用紙への重い絵柄の印刷、デザイナー
に好まれる高付加価値印刷を可能にし
ます。さらに、デジタル印刷機のバリ
アブル印刷とのシステム構築によりB
to Cへの展開拡大が期待できます。
●CMSソフトK-ColorSimulator
K-ColorSimulatorを使用すると、オ
フセットを基軸としたPODのカラー
マッチングが誰でも簡単に行えます。
7
裁後、事前にリスロンS29で
印刷した疑似エンボスの表紙と
合わせて、中綴じ機で製本
○印刷から冊子完成までに要した
時間はわずか15分
○美術館ガイドを配布し、H-UV
の速乾性能、K-Supplyインキ
の発色、断裁
機の性能を
じっくりと
ご確認いた
だきました。
実演④ 美術館ガイド印刷
用紙:ヴァンヌーボ(0.15㎜ )
○切り替え後、美術館ガイドの中
面(A4両面16ページ)を速乾印
刷で試刷り
○刷り出し20枚で見当・色調が
一発でOK
○中面を速乾で本刷り500枚
本刷り中に、PQA-Sによる品
質検査と濃度制御、PDF照合
装置による不正紙検査の機能を
紹介
○断裁機アプリシアCT137で断
対応でお応えします。
8
PESP PRODUCTS
PESP 商品情報
トピックス
TOPICS
プログラム油圧クランプ大型断裁機
dCL(デジタルクリエイティブラウンジ)内覧会
KOMORIの断裁機アプリシアCT115/CT137を販売開始
デジタル印刷機の新製品Impremia C100発表会
このたび、KOMORIでは新たに後
加工機の製品群としてアプリシアシリ
作性と安全規格を兼ね備え、優れたコ
ストパフォーマンスを発揮します。
ーズをラインアップしました。その第
アプリシアCT115/CT137は、従
1弾として販売を開始するのが、菊全
来の断裁機のイメージを打破する洗練
ワイド・四六全ワイドの断裁機アプリ
された外観デザインと操作性に優れた
シアCT115 / CT137です。
19インチの大型液晶タッチパネルを
装備。操作画面はこのタッチパネルに
デ ジ タ ル 印 刷 機 の 新 製 品Impremia
主な特長
○19インチ大型タッチパネル採用で
簡単操作
○包丁からテーブル先端まで735mm
の広い作業スペースを確保
C100の発表会と実演を行いました。
Impremia C100は、毎分100枚の
出力が可能な高品位フルカラーデジタ
ル印刷機です。高品質と高生産性を兼
○薄紙から厚紙まで、毎分100枚の
高速・大量プリントを実現
○55g/㎡∼最大350 g/㎡の紙厚に
対応の広範囲な用紙対応力
○多彩な仕上げが行える、インライン
のシステムバリエーション
ラグインで作成。Impremia C100で
印刷面にフィルム加工し、スミの追い
刷りで金フィルムを定着。カッティン
グプロッターの後加工で箱が完成する
までを実演。
<シール>
○オフセットとのカラーマッチングを
Impremia C100でOKトップコート
○最大断裁高165mm
グの本格的な生産機として、優れたパ
実現するK-ColorSimulator(オプシ
100枚をプリント(出力は59秒で完
○カットラインを標準装備
フォーマンスでオンデマンド印刷のニ
ョン)
了)。コールドラミネート、カッティ
規格の型式検定を受けた両手操作式の
○CIP4対応可能
ーズを強力にサポートします。
断裁スイッチ、光電式のエリアセンサ
○厚生労働省型式検定取得
ーを標準搭載。また、用紙断裁、仕上
アプリシアCT115/CT137の主な本体仕様
安全面においても、厚生労働省の新
げ断裁などにも使いやすい幅広の断裁
間口を備えながらも、設置スペースに
安全対策と使いやすさを追求
困らないようコンパクトな機械サイズ
KOMORIの断裁機アプリシアは、
を実現しています。断裁速度も同機ク
後加工工程の革新を目指して、最新の
昨年11月のdCL内覧会において、
ね備えた次世代デジタルプリンティン
集約され、誰でも簡単に操作できます。
アプリシアCT137
給、定期点検などもサポートします。
ラスではトップレベルです。
安全対策と使いやすさを徹底的に追求
アフターケアはKOMORIサービス
して開発された断裁機です。抜群の操
が担当し、緊急時の対応や断裁刃の供
製品名
Apressia CT115 Apressia CT137
テーブル幅* ㎜
2,650
2,870
テーブル高さ ㎜
900
奥行*
㎜
2,465
2,785
高さ
㎜
1,650
最大断裁高さ ㎜
165
断裁幅
㎜
1,150
1,370
断裁長
㎜
1,150
1,450
* 機械周囲にはメンテナンススペースが必要です。
機械左右方向テーブル端から1,000㎜以上(左右共)、
機械後方テーブル末端から500㎜以上
ングプロッターの後加工でシール完成。
Impremia C100 仕様
印刷速度(A4ヨコ)
用紙寸法(最大)
用紙寸法(最小)
印字寸法(最大)
用紙坪量
出力解像度
枚/分
㎜
㎜
㎜
g/㎡
dpi
100
330×487
100×140
321×480
55 ∼ 350
1,200
<サンプル展示>
Impremia C100で制作した関連商材
のグリーティングカード、封筒、シール、
ラベル、ペーパークラフト、トレーシン
グペーパーで
ビジネスモデルを実演で紹介
のクリスマス
■Impremia C100の主な特長
<クリスマスケーキ箱>
ツリーなどの
○過酷な連続使用時でも、高レベルの
箱の展開図や筋入れなどの加工データ
サンプルを展
を事前にAdobe Illustratorとそのプ
示しました。
Impremia C100
品質画像と画像安定性
実演サンプル
スキルレス カラーマッチングソフトウエア
第44回インターネプコンジャパン/コンバーテックジャパン2015
機能性と操作性が向上したK-ColorSimulator2
東海商事㈱がKOMORIグループとして展示会初参加
K-ColorSimulator2(KCS2) は、
簡単操作でカラーマネジメント
小ロット生産に、プルーフ出力に
東海商事株式会社は、KOMORIのグ
ッチパネルタブレット端末の動作展示
オフセットとデジタルのハイレベルな
●シンプル&イージーカラーマネジメ
KCS2のカラーマッチングで、オフ
ループ会社として初めて展示会に参加
を行いました。これはタッチパネルの
セット印刷の近似色で出力します。
しました。同社は、スクリーン印刷に
引出し配線とメタルメッシュのセンサ
●オフセット印刷物の少部数生産を
関してトータルソリューションを提供
ー電極を同時に1度の印刷で形成する
するスクリーン印刷機メーカーであ
ことができるオール印刷メタルメッシ
り、プリンテッド・エレクトロニクス
ュタッチパネルです。
カラーマッチングを実現します。
KCS2を使用すると、PODやイン
印刷指示からプロファイル作成まで簡
クジェットの各種プリンターでオフセ
単な操作で行えるシンプル機能。測色
ットの色をシミュレーションできま
器と接続することでプロファイル作成
す。しかも、専門知識がなくても簡単
を自動で行えます。
に精度の高いプロファイルを作成する
●シンプル色調整機能
ことができます。これまで“手間と時
特定のポイントを指定し、簡単操作で
間と知識”が必要とされていた一連の
プルーフ設定作業を極限まで簡素化
PODで実現
●オフセット印刷基準のプルーフ出力
市場で確固たる実績を誇っています。
また、ブース内では、新開発の縦型
東海商事の展示会ブース
■第44回インターネプコンジャパン
両面同時スクリーン半自動印刷機の出
テックジャパン2015(機能性材料・
1月14日(水)か ら3日 間、 第44回
品、R2R(ロール トゥ ロール)型ギャ
フィルム、加工技術の総合展)が東京
色調整が可能です。専門知識を必要と
インターネプコンジャパン(エレクト
ップゼロスクリーン印刷機のビデオを
ビッグサイトで開催されました。
する色調整が、どなたでも直感的に行
ロニクス製造・実装技術展)が東京ビ
放映。さらに印刷サンプルコーナーで
同展示会は、“塗る・貼る・切る”と
し、簡単な操作でオフセット印刷基準
えます。
ッグサイトにおいて開催されました。
は、スクリーン印刷手法による様々な
いう三大要素の加工技術(コンバーテ
の色合わせが完結できます。
●ロードバランス機能
同展示会は、エレクトロニクス機器
用途の基盤、フィルムやセラミック基
ィング・テクノロジー )に関わる材料・
板を展示しました。
装置・技術が一堂に会する展示会で、
※ Japan Color、Fogra、GRACol
9
ント
をインクジェットで実現
K-ColorSimulator2のシンプル出力画面
複数台のEPSON PX-Hシリーズのプ
の製造・実装技術に関する世界有数の
などの標準カラーに対応
リンターがある場合には、ロードバラ
展 示 会 で、 昨 年 に 比 べ 約40 % 増 の
※KCS2対応プリンター:
ンス機能を使用することで、自動的に
85,924名の来場者が訪れました。
Impremia Cシリーズ、
負荷の少ないプリンターを選択してジ
EPSON PX-H6000、7000、
ョブの負荷を分散し、プルーフ出力を
8000、9000、10000
最短で行うことが可能です。
東海商事のブースでは、グラビアオ
フセット印刷機PEPIO F20を用いた
K-ColorSimulator2のシンプル色調整画面
メタルメッシュ方式の11.6インチタ
企業や研究機関の開発者や技術者、
3日間の来場者は47,649名でした。
大学関係者などが数多く来場され、ブ
上記のインターネプコンジャパンと
ース内は熱気に満ち溢れていました。
同様の出展を行い、スクリーン印刷や
■コンバーテックジャパン2015
グラビアオフセット印刷のサンプル展
1月28日(水)から3日間、コンバー
示などを行いました。
10
KOMORI SERVICE
サービス部からのお知らせ
株式会社和歌山印刷所−KPM(小森式予防保全)の成功事例<Vol.34>
5S・WPMで完全黒字化、品質損金80.5%減、生産性11.7%増
損金額は80.5%減です。一級技能士
えるようになったからです」と語って
CSR認定制度」の第1期ワンマスター
に合格した西條仁機長は、「合格した
います。
認証も受けています。
す。2011∼13年の計画修理は10%
りました。会社に働きに来ているので
株式会社和歌山印刷所(津村善郎社
しました。また、国家資格である一級
「攻めの戦力を計画していきます」
数年は社内資金のメリハリある使い方
をしてきましたので、内部留保ができ
長、和歌山県和歌山市)は、昭和20年
台 で 突 発 修 理 は80 % を 超 え て い ま
技能士試験への挑戦、社内機長認定制
はなく、来させていただいていると思
同社は“地域に貢献し愛され憧れを
終戦の焼け野原から復興するために設
す。し か し、2014年 は 計 画 修 理 が
度の設立、そのためのKOMORIスク
い印刷していきたい」と、働く意味さ
持たれる企業”を目指しています。そ
ました。今から古い数台の印刷機を新
立された歴史を持つ老舗です。
「わか
74.2%、突発修理が25.8%と割合
ール講師による2年にわたる継続的指
え変わったようです。
のためにWSKだけでなく、地域を意
台に集約する攻めの戦力を計画してい
やまで働きたい企業『NO.
1』を目指す」
が逆転しました。
導など活動を発展させてきたのです。
そればかりか小型機9台の損金額も
識したCSRに取り組み、会社周辺の
きます。全国、全世界の皆様、
“わいん”
は 会 社 全 体 が シ ョ ー ル ー ム で す。
和歌山県を代表する印刷会社で、
“わ
寅本裕司生
表3は運転時間率履歴ですが、6台
83.6%減、営業・前工程・後工程など
清掃や中学校・特別支援学校の職場体
いん”の愛称で親しまれています。し
産管理部次長
平均で前年比11.7%増です。しかも
の他部署の損金額は42.5%減、総計の
験学習、障害者の雇用なども進めてい
WSKの見学を心よりお待ちしており
かし、地方の中堅印刷会社が厳しい経
は、
「古い機
4台は多能化のために機長ローテーシ
損金額は58.8%減と半減したのです。
ます。その活動が評価され「全印工連
ます」と笑顔で語っています。
営を強いられているように、同社も売
械が痛んでい
ョンを行っての数字です。
上高の減少と赤字に苦しんでいまし
て突発修理が
根来修二印刷課課長は、
「何より時
の半減について、「これまでは部門間
た。雇用を守りながら復活するため
出ていました
間にこだわるようになりました。今ま
の壁があったのですが、WPMがこの
に、2009年 か ら5S活 動 を 開 始 し、
が、WPM に
インキ発注点管理をする寅本次長
では良い商品を作るためには時間がか
壁を超える力になり全部署が協力し合
2011年 から は KPMを 参 考 に し た
よって修繕費を必要最低限に抑えて内
かっても仕方ないと考える傾向があり
WPM(わいん式予防保全)を開始した
部留保してきたのです。主力のリスロ
ましたが、今は良い商品を作るのは当
のです。
ン40SPとリスロン26のオーバーホ
たり前で、より早く・無駄なく・より
そして表1のように、売上高は減少
ール計画修理をやるのに4年かかりま
利益を上げるのだと、全員が変わって
していますが、2009年以降6年連続
した」と苦労が報われた笑顔で語って
きました」と語っています。
で経常黒字を達成してきたのです。
います。
穂藤一雄生産管理部課長補佐は、こ
平成26年度の年間清掃MVP表彰に
2011年
2012年
2013年
2014年
リスロン40SP
リスロンⅡ40
リスロン26
スプリント26P
菊全判8色両面機
2003年2月納入
菊全判2色反転機
1998年9月納入
菊半裁4色機
1992年9月納入
菊半裁2色反転機
1991年3月納入
¥0
¥1,959,610
¥870,750
¥4,109,150
¥3,541,090
¥150,800
¥451,835
¥201,340
¥262,500
¥0
¥740,610
¥1,534,900
¥0
¥292,328
¥71,680
¥132,050
リスロン26
¥31,710
¥372,945
¥145,264
¥110,789
349.4%
スプリント26P
¥10,320
¥0
¥0
¥0
▼100%
主力機の計画修理費用を生み出す
の成功について、
「スタート時に、代
調子の良かった状態を詳細にサンプル
同社にはKOMORI機6台24色と小
表者にKPMスクールに参加させたこ
としてデータを残し、今後少しでも回
型機9台11色の15台の印刷機が稼働
とが大きな契機になりました。大阪の
転を上げられるように、常に作業効率
しています。すでに納入後10年から
スクールまで行ったこと、他の会社の
を考えるようになりました」と語って
25年以上経過している印刷機の修理
人たちと交流できたことで、皆が変わ
います。
費用を抑えるために、11名の代表が
りました。今までの刷っていればよか
KPM大阪スクールを受講し、勉強して
ったから、こうしたいと主体的に仕事
《予防保全の大切さ》
きたリーダーによる社内勉強会を始め
を作るようになったのです」と振り返
コラム⑰
ています。さらに5Sチェックシートの
っています。
作業効率を考えるようになった
個 人 MV P 表
2012年には印刷現場にお客様を呼
んで受注を拡大するために、WSK(わ
取り組みを行
いんショールーム化)を展開し、2013
年間清掃MVP表彰板
表2は6台の印刷機修理金額履歴で
年には挨拶などを学ぶためにKOMORI
表4の品質損金額履歴のように、品
の接遇研修を全部門のリーダーに実施
質事故も大幅に減少しました。6台の
6台24色合計
¥1,545,743
¥1,928,822
¥565,964
¥301,618
▼80.5%
19.6%
15.7%
15.9%
74.2%
¥4,516,130
¥2,622,878
¥3,168,110
¥1,788,400
80.4%
84.3%
84.1%
25.8%
小型機9台合計
¥188,163
¥192,074
¥93,805
¥30,900
▼83.6%
他部署合計
¥2,336,767
¥4,291,030
¥2,115,838
¥1,343,757
▼42.5%
総 計
¥4,070,673
¥6,411,926
¥2,775,607
¥1,676,275
▼58.8%
工程外事故(ポストプレス以降で発見されるケース)に分けて、自
止が多く品質事故が少ない、逆に未熟なオペレーターは品
工程外事故の根絶を目指します。(なお自工程内を会社、クライ
質事故が多く未然防止が少ないという傾向があります。こ
アント納入以降を自工程外としても構いません。自社の規模や状
の品質事故と未然防止の管理は、オペレーターを印刷技術
況によって内と外の線引きをしてください)
者として育成すること
そして、品質事故を①印刷技術の未熟による事故、②メンテナンス
につながります。
不良による事故、③その他(ポカミスや確認ミスなど)による事故に
分けて分析します。なぜなら、歯止めが異なるからです。①はオペ
ます。自工程内のミスもコミュニケーションや教育指導などで未
然に予防することができます。
品質事故・未然防止分析表
自工程外 自工程内
未然防止
クすることが歯止めになり、部門間の壁を超えることにつながり
●
失を防ぐことができます。ミスが生じた責任部署にフィードバッ
−3
渡辺六郎
−2
●●
せば品質事故を引き起こしかねないミスを、事前に見つければ損
●●●
さらに、未然防止を管理することが重要です。印刷現場で見過ご
田中五郎
場コミュニケーションの改善、これらが歯止めの内容となります。
1
加藤史郎
ンスの実行と管理、③は基本動作・モチベーションや体調管理・職
個人品質事故・未然防止履歴表
のサンプル
●
(2.6)
2014年
71.1
2.0
¥1,100,000
¥487,000
¥600,000
¥5,151,060
突発修理
KPMの成功事例を見ますと、すぐれた印刷技術者は未然防
●●
(2.4)
2013年
73.4
2.2
計画修理
¥5,616,130
¥3,109,878
¥3,768,110
¥6,939,460
吉田三郎
(1.9)
2012年
76.9
1.9
修理金額
合計
●●●
(1.7)
2011年
80.7
2.4
合計
47.5%
53.0%
11.7%
品質事故は、自工程内事故(印刷現場内で発見されるケース)と自
●
2010年
83.1
1.5
リスロン32
49.5%
66.8%
34.8%
∼品質事故のマイナス面だけでなく未然防止のプラス面からも管理しましょう∼
伊藤次男
(2.6)
WPM導入
リスロン40
41.8%
47.3%
13.2%
「品質事故データ」の取り方
2
−1
リスロン32
¥201,279
¥25,662
¥0
¥72,012
▼62.7%
山田一郎
スタッフの皆様
2009年
87.4
1.5
リスロン40
¥348,046
¥262,893
¥38,660
¥118,817
▼65.9%
●
経常利益率 %
2008年
97.0
▼1.2
リスロンⅡ40
¥0
¥49,120
¥0
¥0
―
品質事故件数
売上高比率 %
5S導入
2007年
100.0
▼3.3
リスロン40SP
¥954,388
¥1,218,202
¥382,040
¥0
▼100%
●
20
2011年
2012年
2013年
2014年
増減率
鈴木太郎
経常利益率 (右目盛)
スプリント26P
37.8%
35.3%
▼6.6%
表4:品質損金額履歴表
3
0
¥1,335,900
¥620,540
¥626,160
¥815,970
2014年度
60
40
¥476,640
¥86,600
¥1,007,075
¥146,050
●
売上高比率 (左目盛)
リスロン32
未然防止件数
100
80
リスロン40
菊全判4色機
四六半裁4色機
1989年6月納入 1987年11月納入
レーターの技術力向上のための教育とトレーニング、②はメンテナ
表1:売上高比率、経常利益率推移
リスロン26
28.3%
30.0%
6.2%
自工程外 自工程内
品質事故
いました。
全部署が協力し合える環境へ
リスロン40SP リスロンⅡ40
59.0%
68.3%
62.5%
76.5%
5.9%
12.1%
件数
彰など多彩な
印刷部活動掲示板に稼働率を書き入れる穂藤課長補佐
2013年
2014年
増減率
運転時間率:本刷時間(1枚目から必要枚数印刷した時間)÷直接作業時間(切り替え時間+本刷時間)
輝いた初田泰博機長は、
「 機械の一番
年間清掃団体
表3:運転時間率履歴表
表2:印刷機修理金額履歴表
百合川壮常務取締役工場長はWPM
作成と採点、毎月のパトロール、月間・
11
百合川常務は今後について、
「この
ことは自分にとってさらなる高みにな
金 額
資材費 チャージ 計
印刷技術
メンテ不良
その他
計
印刷技術
メンテ不良
その他
計
合 計
営業・クライアント
製刷版
その他
計
印刷技術
その他
計
合 計
総計(未然防止−品質事故)
※( )内の数字は、JAGAT印刷産業経営動向調査報告書141社より。(平均年商21.7億円、平均従業員数132人)
12
TOPICS
トピックス
CONTENTS
共立印刷株式会社
つくばプラントの環境授業
最新鋭のB縦全判機SYSTEM 35Dの起動式を実施
環境活動に取り組む大切さを学ぶ
KOMORI INFORMATION
KOMORIの推奨する印刷資材・機材、K-Supply 特集!! ̶ 1
H-UV機に最適なKOMORI標準インキ「KG-911」
しています。そして、今回のシステム
舩 木 執 行 役 員 は、
「 シ ス テ ム35D
つくばプラントでは小学生を対象に
ンをがまんしよう」
「テレビをつけっぱ
35Dは、当社にとって小森製印刷機
は、投資を吸収できるだけの生産性と
環境授業を毎年実施しており、9回目
な し に し な い 」な ど 活 発 な 声 が 上 が
K-Supply USER’
S SUCCESS
通算50台目の導入と記念すべき機械
コストダウンを見込むことができま
となる今年はつくば市立茎崎第三小学
り、節電の大切さを学んでいました。
となりました。
す」と高く評価されました。
校の4年生42人が訪れました。
株式会社アサプリホールディングス ̶̶ 3
2台のH-UV搭載機にKOMORI標準インキを採用。
最適資材で生産効率を向上。
当社はページ物が多く、従来のB縦
工場見学では、全長30mの巨大な
輪転機の迫力に圧倒され、枚葉機では
株式会社オフセット岩村 ̶̶̶̶̶̶ 5
使いやすいK-Supply商品。
KOMORI標準インキ採用で品質と稼働率の向上を実現。
半裁機では生産性が低くエネルギーコ
仕事の幅を広げビジネス拡大
4つの色でカラー印刷ができる仕組み
起動式での記念品授与、倉持孝社長(左)と持田訓社長(右)
ストが課題でした。そこで多ページ化
「新聞の折り込みチラシを主体に創
を熱心に聞き、紙幣印刷機にも大いに
共立印刷株式会社(倉持孝社長、東
することで生産効率を高め収益性に大
業しましたが、その後出版物やカタロ
京都板橋区)は、システム35D(B縦全
きなインパクトをもたらそうと、シス
グにも対応し、最近ではリーフレッ
判輪転機)を昨年10月に導入し、本年
テム35Dに更新しました。同機は32
ト、パッケージ、DMなどを次のステ
壁面の太陽光パネルを見上げる児童達
ゴミ削減プロジェクトを実施していま
2月に起動式を執り行いました。
ページ折りが可能な1,000回転仕様
ップとしてビジネスの拡大を図ってい
まず、児童を迎えたのは数百メート
す。いつも取り組んでいる環境活動
のダブルチョッパー折機、印刷品質検
ます。また、デジタル機の活用で小ロ
ルに及ぶ長大な工場建屋。その壁面に
が、実は地球レベルで役立っていると
PESP PRODUCTS
50台目の記念すべき印刷機
査装置のPQA-Wver2.0を搭載し、大
ットの仕事にも取り組んでいます。今
貼られた太陽光パネルは蛍光灯312
いうこの体験を今後の環境活動に活か
していきたい」と抱負を語られました。
プログラム油圧クランプ大型断裁機 ̶̶̶̶̶̶̶ 9
KOMORIの断裁機アプリシアCT115/CT137を販売開始
スキルレス カラーマッチングソフトウエア
機能性と操作性が向上したK-ColorSimulator2
興味を示していました。
引率の先生は、
「当校では、学習で
舩 木 敏 勝 執 行 役 員 第1製 造 本 部 長
型カタログの生産にメリットを発揮し
後とも最新設備の採用によって生産力
本(約10kw)の電気量になると聞き、
に、システム35Dの導入理由と同社
ています。従来機2台分の生産量で、
を高め、利益体質の構築を目指してい
目を輝かせていました。さらに、様々
のビジネスの方向性についてお聞きし
損紙やエネルギーのコストダウンにも
きます。」
な省エネや節電、廃棄物削減など環境
ました。
貢献しています。さらに、最新の各種
舩木執行役員は、
「設備の能力を最
「当社の現在の生産設備は、オフ輪
自動化装置が搭載されているため、従
大限に発揮できるよう人材教育にも力
続いて、地球温暖化についての授
来機と同じ人員で対応でき、女性オペ
を注いでいきます」と笑顔で語られま
業。地球温暖化の一番の原因は二酸化
じ6ライン、中綴じ24ラインを保有
レーターも積極的に登用できます。」
した。
炭素CO2であり、日本の排出量は世
dCL(デジタルクリエイティブラウンジ)内覧会 ̶ 10
デジタル印刷機の新製品Impremia C100発表会
第44回インターネプコンジャパン/コンバーテックジャパン2015
東海商事㈱がKOMORIグループとして展示会初参加
界で6番目に多いと聞くと、
「エアコ
印刷機の仕組みの説明に聞き入る児童達
第51回 光文堂新春印刷機材展
「Print Doors 2015」
オフセットとデジタルの融合で新たな可能性を提案
株式会社光文堂(讃岐秀昭社長、名
古屋市中区)は、1月21日から2日間、
51回目となる光文堂新春印刷機材展
実演① チラシ200部の両面印刷
実演③ センター貼り封筒の印刷
リスロンS26で先刷り面を印刷後、
ドン天で後刷り面を印刷。H-UVの
速乾印刷により、短時間で納品する
実演をご体感いただきました。
インキは、H-UVに最適なKG-911
(KOMORI標準インキ)を使用。
センター貼りの封筒で色ムラのな
い均一な印刷を実演。
また、H-UV印刷やラミネーターな
どの加工機を組み合わせて、バリア
ブル印刷や付加価値のある印刷、高
級感のあるツールなど、利益を生み
出す事例も紹介しました。
第59回ニューイヤー駅伝
最後まで安定した展開で、11位!!
第59回ニューイヤー駅伝2015が
元日に開催されました。
の4選手が区間10位以内。最後まで
安定した展開で選手達も持てる力を
KOMORIの1区 佐 藤 選 手 は ト ッ プ
出し切り、チーム全体の底上げが感
から12秒差の9位で襷渡し。2区のケ
じられました。しかし、目標は8位入
モイ選手は追い上げて6位へ。3区濱
賞。まだ上位チームと比べ中継前の
崎選手・4区的場選手は共に強豪と競
ラスト勝負やツメに違いがあり、今
Impremia C71を出展し、オフセッ
り合いながら8位で中継。5区橋本選
後はこれをベースに常に上位でレー
トとデジタルが融合した印刷の新たな
手 は 踏 ん 張 り を 見 せ る が10位 で 中
ス展開ができるチームを目指してい
K-Supply商品の実物展示やパネル展
継。6区楠選手は区
きます。より一層のレベルアップに
示も行いました。
間6位の健闘ながら
励みますので、ご声援のほどよろし
11位。7区 ア ン カ
くお願いいたします。
「Print Doors 2015」を名古屋市中
小企業振興会館において開催しました。
KOMORIは、H-UV搭載リスロン
S26(菊半裁4色機)とデジタル印刷機
可能性を紹介しました。
ビジネスモデルで実演を展開
実演では、印刷会社が街のケーキ店
のバレンタイン向けのチラシや封筒を
受注した場合を想定して、極小ロット
で短納期対応のビジネスモデルの実演
を通してソリューション提案を行いま
した。
印刷資材やレトロフィット商品など
実演② チラシの追加注文に対応
CMSソフトK-ColorSimulatorで
オフセット基 軸のカラーマッチン
グを行い、Impremia C71で実演
①のチラシの追加注文に対応する
実演を実施。オフセットと遜色のな
い色調をご確認いただきました。
また、Impremia C71による提案
サンプル、簡易プルーフ、小部数の
先行納品、追い刷り印刷など多彩
な事例を紹介しました。
ーの下里選手は向
KOMORIの記録:4時間59分11秒
か い 風 の 中、11位
を死守してゴール。
区間6位の楠選手の力走
上位でレースができるチームに
今回は、佐藤、ケモイ、的場、楠
KOMORI新春特別内覧会 特集!!̶̶̶̶ 7
お客様の課題を解決するソリューションを提案
TOPICS
対策の設備や装置を見学。
34台、枚葉機2台、製本では無線綴
KOMORI INFORMATION
1区
2区
3区
4区
5区
6区
7区
12.3km :佐藤寛才
8.3km :R・ケモイ
13.6km :濱崎達規
22.0km :的場亮太
15.8km :橋本隆光
12.5km :楠 康成
15.5km :下里和義
34分59秒
23分13秒
39分41秒
63分45秒
49分33秒
38分19秒
49分41秒
KOMORI SERVICE
株式会社和歌山印刷所 ̶̶̶̶̶̶̶̶ 11
―KPM(小森式予防保全)の成功事例〈Vol.34〉
5S・WPMで完全黒字化、品質損金80.5%減、生産性11.7%増
TOPICS
共立印刷株式会社 ̶̶̶̶̶̶ 13
最新鋭のB縦全判機SYSTEM 35Dの起動式を実施
第51回 光文堂新春印刷機材展「Print Doors 2015」
オフセットとデジタルの融合で新たな可能性を提案
つくばプラントの環境授業 ̶̶̶̶ 14
環境活動に取り組む大切さを学ぶ
第59回ニューイヤー駅伝
最後まで安定した展開で、11位!!
◇編集後記◇
KOMOR Iは印刷に関わるすべてのものの
価値を高めていくために、K-Supply商品や
PESP商品の開発を推し進めています。今回
はK- S upply商品のKO MO R I 標準インキ
KG-911、PESP商品の断裁機アプリシア、デ
ジタル印刷機Impremia C100、ソフトウエア
KCS2をご紹介しています。
ON PRESS No.193
2015年3月号
発行:株式会社小森コーポレーション
ソリューションビジネス推進部
13
〒130-8666 東京都墨田区吾妻橋3-11-1
TEL.03-5608-7806 FAX.03-3624-9519
http://www.komori.com