2014年12月号

常磐大学高等学校
2014 年 12 月号
発行 常 磐 大 学 高 等 学 校
国 際 教 育 プロジェクト
国 際 教 育 プロジェクト
ニ ュ ー ス レ タ ー
Tokiwa University-High School
International
Education Project
News Letter
はじめに
Hello, everyone! The end of this year is around
the corner. How did you spend 2014? We heard
that many of you did a great job and made a big
success.
At the start of a new year, we always have a new
sense of determination. We believe you will set
up a goal and try hard to achieve it.
皆さんこんにちは。 今年も終わりに近づい
てきました。 皆さんにとってどんな年でしたか。
皆さんの活躍は耳に入ってきています。
新年のはじめに、私たちは新たな決意を固
めます。 皆さんがそれぞれに目標を掲げ、そ
の目標に少しでも近づこうと頑張ってくれると
信じています。
We wish you a happy new year!
良いお年を!
10 月から English Connections が始まりました
常磐大学の留学生による英会話活動 ( English Communications )が 10
月から始まりました。
アメリカのカリフォルニア州立大学フレズノ校・ノースリッジ校からの留学生が
本校に来校し、10 月から 12 月の3か月間(テスト期間などを除く毎週水曜
日)に、食べ物、ファッション、観光地などの Topic で 20 名以上の本校生と楽
しい英会話交流をしてくれました。12 月 19 日には常磐大学で留学生とのお
別れ会をかねた Year-End Party が開かれました。
英語のネイティブスピーカーと会話する機会がなかなかないという皆さ
ん、ぜひ来年の EC に参加して下さい。とても楽しく、英会話力・コミュ
ニケーション力が身につく活動です。英語に自信がなくても大丈夫で
す。普段の授業とはちょっと違う雰囲気の中で、自己表現をし、英語
を学ぶことができることと思います。皆さんの興味のある Topic で、きっと
話が盛り上がることでしょう。
2014 サマーキャンプ・3 か月語学留学報告
8 月 16 日(土)から 29 日(金)までの2週間、本校から 13 名の生徒が、
カナダの エドモントンに あ るハリー ・ エインリ ー高 校にて Language and
Cultural Summer Camp に参加しました。2012 年度から始まったサマーキ
ャンププログラムは、3か月語学留学プログラムよりも期間が短く、気軽に参
加できるプログラムです。
現地の家庭にホームステイしながら、ハリー・エインリー高校で現地英語
教員による英語のレッスンを通じて、カナダの歴史や文化、生活について学
びます。PC ルームを使ったり、調理実習を行ったりと、さまざまな形式でのレッスンとなります。また、路線バス
に乗って出かけ、校外を散策したり、アルバータ州議会の見学に行ったりします。また、週末にはバンフやノア
デグといったカナディアンロッキーの自然あふれる場所へ行き、ハイキングやキャンプなどの活動を通して、英語
でのコミュニケーション力を高めていきます。2週間という短い期間ですが、内容はとても濃いプログラムです。
以下はサマーキャンプ参加者の感想です。
・買い物や、レストランでの注文、ホストファミリーとの会話
を通して、英語のレベルがかなり上がり、自信がついた。
・カナダの文化やカナダ人の人柄を、自ら肌で感じることがで
きたからこそ、日本の良さも再認識できた。
・英語を使った仕事をしたいという思いが、カナダに行ってか
らますます強くなった。もっと英語を学びたい。
2 週間のサマーキャンププログラムで英語に慣れてきたところで、9 月のハリー・エインリー高校の新学期から
実際の授業を受けるのが3か月語学留学プログラムです。今年は3名の生徒が参加しました。ESL(英語を
第2言語とする学生が学ぶ英語)、数学、現代社会(カナダの文化・歴史など)、体育や音楽、コスメやフー
ドなどの授業を選択します。授業は全て英語です。11 月 15 日(土)に帰国するまでの 2 か月半、現地の高
校生と全く同じように生活します。2006 年度に始まったこのプログラムには、今まで多くの生徒が参加し、か
なりの英語力を身につけています。以下は 3 か月語学留学プログラム参加者の感想です。
I realized English is very important. I can make friends with
many people from various countries through English. I will
study English harder.
I did some housework with my host family. I am not good at
cooking and cleaning. In Japan, my family do all housework for
me. I felt much thanks to my family.
Many things are different between Japan and Canada; having
meal, taking bath, shopping and so on. I got very precious
experience.
サマーキャンプ・3か月語学留学ともに来年度も実施予定です。3 学期に説明会を開催しますので、興味の
ある人はぜひ参加して下さい。
“We are a global family”
JICA 国際協力出前講座
9 月 9 日(土)の 1 学年総合学習では、JICA 国際協力出前講座と
して、エチオピア、ナミビア、マラウィから日本の灌漑技術を学びに来てい
る研修員 3 名の方の講演が行われました。
それぞれの出身国について英語で話していただきました。生徒は英
語で質問をし、活発な学習活動になりました。
参加した生徒は、「あまりよく知らない国の様子を知ることができまし
た。将来、そういう国の人々のためになる仕事ができたらいいなと思いま
した。」と話してくれました。
第2回常磐大学プレゼンテーションコンテスト
10 月 25 日(土)、常磐大学にて、プレゼンテーションコンテストが
開催されました。本校からは、2 年 1 組の小松崎流緋君と猿田百
佳 さ ん が 出 場 し ま し た 。 小 松 崎 君 は “Discovering the world
around us”というタイトルで、現代の我々を取り巻く諸問題につい
て、猿田さんは “Experience that influenced me the most”とい
うタイトルで自身の海外経験から見た日本のすばらしさについて、
見事なプレゼンテーションを披露しました。
常磐大学プレゼンテーションコンテストは、常磐大学の学園祭の催しの一つとして開催されています。以
前はスピーチコンテストとして行われており、本校からも多数の生徒が出場し、上位入賞も果たしました。
自分の英語力、そしてプレゼン力を校外のコンテストなどで試してみてはいかがでしょうか。
9 月に行われたときわ祭では、「カンボジアの学校に楽器を送ろう」というボランティア企画を行いました。校
内に呼びかけた結果、ピアニカ・アルトリコーダー・音楽の教科書など、数十点を集めることができました。それ
らのものは、約 20 名のボランティアスタッフが消毒し、オイスカ茨城の会の小野瀬さんに託しました。皆さんの
楽器がカンボジアの子どもたちの手で演奏されている映像を小野瀬さんが見せてくれる日を楽しみにしたいと
思います。協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
古い楽器の回収に加え、本校の卒業生であり、JICA で国際協力推
進員として活躍されている田中玲子さんによる講演を行いました。田中
さんはマラウィやチュニジアを歴訪し、国際協力活動をしてこられました。
講演では、田中さんが訪れた国々の現状や、ODA(政府開発援助の
活動)など、普段なかなか聞くことのできないお話をしてくれました。参加
した生徒も興味深く話しに聞き入っていて、国際貢献について考えさせ
られたことと思います。また、アフガニスタン・ミャンマー・南スーダン出身の
JICA 研修員の方々とも交流を深め、国際教育プロジェクトのときわ祭企画“We are a global family”
も大成功に終わりました。
推薦・AO 入試の合格には英検がカギ
多くの大学で推薦AO入試に、有資格入試を取り入れています。有資格入試とは、たとえば「英検○級
を取得している者に、受験資格を認める」というものです。以下に、有資格試験入試を実施している大学・
学部を一部紹介します。
大学
学部
出願条件
上智大学
文・総合人間科学
英検2級以上
法・経済・外国語
国際的なボランティア活動で善行賞を受賞
11 月 14 日(金)茨城県私立中学高等学校保護者連合会研修会
にて、善行生徒の表彰がありました。本校 3 年 1 組の藤田龍希くん
が、カンボジアでのボランティア活動や JICA での活動などの積極的な
国際協力の姿勢を評価され、表彰を受けました。
以下は、藤田君が発表したプレゼン“Taking Steps Forward”からの
英文の抜粋です。
I wish I could give hope and energy to all Cambodian children.
However, I hope that I will teach English to some of them and
then they will be able to pass what they have learned on to their family and friends. And I believe
this small step will be important to make them happy. I'm sure that this small step will be also
important for me to go forward.
成蹊大学
文
英検2級以上
専修大学
経済
英検2級かつ英語の評定平均4.2以上
横浜市立大学
国際総合科学
英検2級以上
横浜市立大学
国際総合科学(理学系)
英検準2級以上
日本大学
国際関係・理工
英検準2級以上(他にもあり)
他にもたくさんの大学・学部が有資格入試を実施しています。加点・受験科目優遇措置・入学後の単
位認定など、英検を取得しておくと入試の幅や合格の可能性が広がります。
ぜひ、早い時期に英検を受験しておくことをお勧めします。
常磐大学高校
国際教育プロジェクト
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