鈴 っ 子

鈴 っ 子
山形市立鈴川小学校 学校だより
平成27年 7月29日(水)
第4号
校長
志 村
彰
4月7日にスタートしてから、あっという間の4カ月。入学式ではまだまだ幼くて毎日登校できるの
か心配だった1年生も今ではすっかり学校に慣れて、朝は通学班で登校し、学習の準備やアサガオの世
話をするなど朝から夕方まで毎日のリズムで学校生活ができるようになりました。授業中もきちんと席
について先生や友だちの話をしっかり聞くことができる子どもがたくさんいます。字もたくさん覚えま
した。なにより大勢の中で、時にはけんかをしたり、泣かせたり泣かされたり、そして仲直りをしたり
しながら、仲間と一緒に活動することを覚え、日々たくましく成長しています。2年生から6年生につ
いても同様に、まずはしっかりと一時間一時間の学習に臨み、課題に向かって取り組むことができるよ
うになっています。2年生は一人ひとりが自分の鉢で作物を育てています。毎日水やりをしたり観察し
たり…。もしかしたら休み中にお家で収穫の時期を迎える人もいるかもしれません。おいしい作物が実
って新鮮な自然の味を子どもたちが堪能できたらと願っています。3年生はよく歩きました。文翔館や
県立博物館、最近では暑い中でしたが消防署にも歩いて見学に行きました。一人ではなかなかできない
けれどもみんなと一緒ならできることってあるのだなと思いますし、学校というのはそうしたことがで
きる場だと改めて感じます。ドリームサッカークリニックでは元日本代表を相手にゴールを決めたチー
ムもありました。4年生、5年生は総合的な学習の時間に私たちの鈴川地区についてグループ毎にテー
マを決めて自分たちで学習を進めています。4年生では鈴川の自慢として主に味噌作りについて学んで
います。5年生は鈴川を紹介するために、行事や食など様々な分野について調べています。こうした学
習を通して子どもたちが多くの人々と関わり、その中でたくさんの知識を得、考えを深め、将来にわた
って郷土を愛し大切にしようとする心が育つものと考えています。6年生にとっては大忙しの一学期だ
ったと思います。なにより最高学年として、児童会活動や縦割り班活動、もちろん運動会でも常にリー
ダーとしての役割が求められ、なかなか思うようにならないいらだちを感じたことや仲間と意見が対立
したことなどもあったことでしょう。でも子どもたちは決して投げ出さずよくがんばってくれました。
毎日の学習にプラスして、吹奏楽の練習に一生懸命取り組んでいる子、陸上や水泳の記録会に向けて練
習を重ね、本番で思う存分力を発揮した子、スポーツ少年団の練習に熱心に打ち込み、大会ですばらし
い成績をおさめた子…、本当に一人ひとりの子どもたちが、様々な場面で真剣に物事に取り組み、たく
ましく、優しく、かしこく成長している姿がたくさん見られました。
さて、いよいよ明後日から8月25日まで26日間の夏休みになります。一学期みんなで意識してき
た、あいさつやいのちを大切にすることは休み中もこの先もずっと意識させていきたいことです。ぜひ
ご家庭でも日頃から声がけをお願いいたします。明日の終業式では子どもたちに一つだけ宿題を出そう
と考えています。それは、休み中にできるだけ一人の時間を少なくして誰かと一緒の時間をたくさん持
つことです。たとえばおじいちゃんおばあちゃんと畑で作物を収穫したり、お父さんお母さんと一緒に
料理を作ったり、もちろん友だちともいっぱい遊んだり、地域の行事に参加したり…、とにかく一人で
ゲームをしたりぼんやりテレビの前で過ごしたりする時間が少ない、そんな夏休みを子どもたちには過
ごしてほしいものだと願っています。
<水泳記録会>
7月23日に山形市小学校水泳記録会が開催され、本校からも18名の代表児童が出場しました。子
どもたちは学校での練習に加え、落合プールでの練習会にも参加して特にスタートの練習を行い、当日
は自信を持って記録会に臨んでくれました。記録会のスローガンは「ライバルは昨日までの自分」。子
どもたちはこの記録会への取り組みを通して、目標を持って取り組むことの大切さ、仲間との高め合い
など多くのことを学べたと思います。上位入賞者は以下の通りです。
種
目
名
前
愛咲
記
録
女子50M背泳ぎ
第4位
関
40秒63
男子50M 自由形
第5位
設楽
海人
35秒02
男子50M 自由形
第9位
秋葉
光大
37秒15
<陸上県大会>
7月11日に行われた県陸上選手権小学校招待リレーでは、女子リレーチーム(渋谷桃花、三浦綾乃、
荒井彩世、狩野琉姫)が58秒06のタイムで第6位に入賞しました。
また、7月20日に行われた全国小学生陸上競技交流大会山形県予選会では、男子リレーチーム(吉
田翔冴、秋葉光大、深瀬顕、設楽海人)が54秒54のタイムで第3位、個人の部では、男子ボール投
げの秋葉光大君が69m96で第1位、女子走り幅跳びの井上琉七さんが1m20で第3位に入賞しま
した。なお、秋葉光大君は8月21日、22日に神奈川県で開催される全国大会に出場します。さらな
る活躍を期待しています。
<吹奏楽コンクール>
7月19日に行われた全日本吹奏楽コンクール村山地区大会に本校の吹奏楽部が出場し、「管楽器と
打楽器のためのセレブレーション」を演奏しました。これまで毎日毎日練習を重ねてきた成果が十分に
発揮され、その美しいハーモニーに客席からも大きな拍手をいただきました。結果は優秀賞。8月2日
に山銀ホールで開催される県大会に駒を進めました。
7月5日に市 PTA連合会研修大会が開催されました。父母と教師の会ニュースの7月号と7月第2号
にも参加してくださった方々の感想が載っていますので是非ご一読ください。(本校ホームページにも
掲載しております。)その中で、保健医療大学の佐竹真次先生が「思春期の子どもとの向きあい方」と
いう演題で講演してくださいました。以下にその内容を簡単にお知らせします。毎日毎日子どもと向き
合う際のなにかしらヒントになればと思います。
○本当の学力は見えにくい:学校時代の序列(学力、運動、人気…)は社会に出るとほぼ関係なくなる。
○子どもの伸ばし方:いいところは伸ばす。弱いところは“そっとしておく”。そして少しでも良くなっ
たら「よかったね。」
「ラッキーだね。」などの声がけをする。
○ほめ言葉の落とし穴:期待過剰のほめ言葉は逆効果。例えば「時間通りにできたね。ほんとはもっとで
きるんじゃないの。」ほめた後の「でもね…」は禁句である。
○子どもの内面にとって重要なことは:逆境から心の健康を回復する力をつけること。打たれ強い子は、
ただがまんするだけの人ではなく、必要なときに「助けて」と言える人である。