液晶・有機ELの研究

液晶・有機EL素子に関する研究
リン光発光性金属錯体を液晶マトリックス中で発光させる研究を行っている。
液晶場での発光は分子配向による光の指向性を制御できるため、光取り出し効率の
向上を実現できる。 さらに、液晶ディスプレイ用バックライトの偏光発光を用いれば、光
利用効率を飛躍的に増加させることが可能となる。
液晶・有機ELデュアルモードデバイス
屋外:低電圧で反射型液晶駆動
屋内:高電圧でOLED駆動
glass substrate
Alignment
layer(50nm)
C 5H11
C8H17
O
O
Pt
F
O
F
OLED mode
F
R1=H, C12H25,
R2=H, OC4H9
R1
F
C4H9
C5H11
マトリックス液晶
4
1 10
Parallel
Perpendicular
8000
偏光比:4.58
⊥
6000
4000
Ir
Ir
N
N
PL intensity
glass substrate
O
リン光の偏光発光
R2
PEDOT PSS
Alignment
layer(50nm)
ITO
(1000nm)
C8H17
視認性
の向上
ITO
LC/EL layer
偏光発光デバイス
2000
N
//
C8H17
2
CN
3
CN
Liquid crystal matrix : 5CB
102cd/m2
@82V
0
450
500
550
600
650
700
750
800
Wavelength / nm
T.Sato, et al., Dalton Transactions, in press