2015年9月11日 №323 全学連(斎藤郁真委員長) 書記局通信 ◆9・6徳島刑務所包囲デモ前の 斎藤委員長発言 Tel 03-3651-4861 [email protected] http://www.zengakuren.jp/ 星野さんのような人の、そういう生き方に希望を見出すし、 この闘いこそが安倍政権を打ち倒す。私達の本当の精神だ ろうと、魂だろうと思います。 本日、全日本学生自治会総連合は、ともに闘って 今、私達全学連は9月2日・3日の全学連大会で、困 星野さんを取り戻すこの闘いを出来ることを本当に 難を困難として見据えながらもだけどここは本当に うれしく思います。 やり抜くんだと言う立場で、京都大学と東北大学で 星野文昭さんは戦争に反対し、あの70年安保沖縄 絶対に戦争反対のストライキを実現するということ 闘争の最先頭で闘った私達のリーダーです。そして と共に、法政大学で学生自治会を甦らせる。この闘 私達全学連の先輩として彼の魂はずっとずっと私達 いを今年の後半、やりぬいていきたいと決めました。 の中に受け継がれています。私達は星野さんのよう そしてその立場から、9月13日の国会闘争をやりぬ な人がいるからこそ闘うことが出来ます。今、例えば60年 いていきたいと思います。その力でもう一度、この日本に 代や70年代の闘いを単なる思い出にすりかえたり、もしく ゼネラルストライキができるような力関係を甦らせて、そ はあの当時の闘いを単なる権威にすりかえて、単なる数に の力で徳島刑務所から星野さんを奪還したい。その闘いを すりかえてそしてそれをもう一度という風に、あまりにも 展開していきたいと思っています。本日の闘いはそのため う薄っぺらく言うような連中がまさしく増えていることも にまず、獄中の星野さんと本当に団結していく闘いにして 事実です。だけども私達はその闘いを引き継いで未だに40 いきたいと思ってます。是非皆さん。ともに闘っていきま 年間に渡ってずっとずっと獄中で自分の人生を貫いている しょう。ありがとうございました。 武田雄飛丸君「暴行」でっち上げ裁判第一回控訴審打ち抜く! 9月10日法政大学文化連盟委員長武田雄飛丸君の「暴 行」でっち上げ裁判控訴審第一回公判が開かれました。 自由主義化は・・・国家意思の下で、戦争協力まで行き着 こうとしている。『戦争のできる国づくり』へ向け、これ 裁判は冒頭、石田亮弁護士、藤田城治弁護士、酒田芳人 までの一線を超えた攻撃が大学にかけられているのだ」 弁護士による控訴趣意書の陳述から始まりました。陳述で 「要するに彼女〔田中優子〕は学生を新興国並みの雇用と 明らかになったことは、武田君による「暴行」の事実など 労働条件を甘受する『安価な労働力商品』として育成する 一切ないとともに、法大当局は直接的体験とビデオ映像で ことで、大学・教育を日本資本主義の救済手段にせよと訴 得た心証とを渾然一体として証言しており、武田君の「容 えているのだ。・・・『学生の戦争動員』『大学の戦争協 疑」が検察・警察によってつくりだされたものにすぎない 力』とも一体の政策だ」 ということです。 弾圧を安倍戦争政治と大学の戦争協力、その先兵としての 一審の不当判決を内容的に完全に打ち破る陳述につづき、 田中優子体制の実態から説き明かした陳述は法廷を圧倒す 武田君本人の控訴趣意書を鈴木達夫弁護士が陳述しました。 るものとなりました。 「一審における不当判決に不服があるので、控訴する。 今回公判をもって控訴審は結審となり、次回12月3日は 原判決は徹底して本件をその背景にある9年に及ぶ法大闘 判決となります。9月国会決戦~今秋決戦の爆発と一体で 争や、学生対当局の対立構造を無視して」いると述べ、本 無罪判決をかちとろう! 件弾圧が政治弾圧であり、法大闘争つぶしであることを明 らかにすることから始まります。 「本件弾圧は安倍の戦争政治と一体だ」「こうして闘わ れてきた法大闘争は・・・田中優子総長の化けの皮を徹底 的に剥がし、安倍政権に迎合した大学運営を進める一方、 学生運動弾圧に血道をあげる法大当局の在り方を白日の下 に晒した。本件はまさにそれに対する反動としてかけられ た政治弾圧なのだ」「今や法政大学に象徴される大学の新 弁護士会館で総括集会 全国学生の全学連大会感想 ら、ストライキで立ち上がれば戦争は止められること ◆首都圏学生A を意味していると思います。 私は全学連に入ってから初めて大会に参加したので 以上より、こんな情勢だからこそ動労千葉・動労水 すが、世の中には自分の予想を超えて、社会や政治に 戸をはじめ続々と労働者が立ち上がり、生きるために ついて真剣に考える人が大勢いることがわかりました。 団結しています。私は大会に参加して、もう団結し立 そういった方たちと討論して大きな刺激を受けまし ち上がることしか道が残されていないんだと確信しま たし、自分の問題意識も今まで以上に強くなりました。 した。 一つ目は、国や国歌は何のためにあるのか?という ことです。これについての私自身の考えですが、1% ◆東北学生B の資本家が99%の労働者を1つの国・領土に縛り付け て支配するためであり、さらに国歌を歌わせることに 今回初めて全学連大会に参加させて頂きました。 よってその人たちに愛国心を持たせるということでは この大会、非常に多くを学ばせてもらいました。全 ないでしょうか。そうすれば自分の領土を守るために 学連の皆さんが、安倍を筆頭とする日帝と対極の位置、 戦争に労働者を動員し、資本家が儲かるからです。 日帝に支配され、搾取される、労働者階級の方々の立 二つ目は、安倍政権になってから労働者の時給や月 場に身を置いていることが大いに感ぜられました。そ 給が落ちているということです。それまで、工場など んな皆さんのお力添えになりたい、そして被災地復興・ の時給は1,000円。正社員の月給は50万円くらいが普 原発処理を一向に進めずに、僅か1%の資本家のため 通だったと思います。東京都の最低賃金は888円です に東京オリンピックという馬鹿げた催しを開催しよう が、今の時給は890円、月給が20~30万円に集中して とする等々、腐った政治を行う安倍政権・資本家共を いるように見えます。きっと、これからもっと給料が 必ず粉砕してやりたい、と大会後常々思います。 一方で非正規職 その為に、まず私の大学の自治会を改革し(自治会 はというと時給が1,000~1800円と高額ですが、いつ はあるのですが、完全に形骸化しています)、学生の 解雇されるか分かりません。今のこの世の中、食べて 団結の場としての自治会を東北の地にもうひとつ作り いくことが精一杯なはずです。 あげたい、いや必ず作り上げる ことを決起致します。 落ちていくのではないでしょうか。 今後もしこれ以上給料が安くなったら…どうなるで 自治会を築き、必ずストライキの力となりたい。こ しょう。食べていくことができなくなり、さらに病気 のようなことを思い至るようになり、やはり今回の全 になった時もお金がないので病院に行けなくなります。 学連大会はとても身になる大会でした。来年も是非参 もう、こうなったら生きてはいけません。やはり安倍 加させて頂きたいです。ありがとうございました。 は人殺しです。また、経済的徴兵制も進めて多くの労 働者や青年・学生を戦場に行かせて殺そうとしていま す。これは逆に言えば、大学のキャンパスから職場か 【当面する行動方針】 9月13日(日) 14時~ 国会正門前にて 主催/全学連、全国労働組合交流センター ※終了後、銀座へデモ 10月11日(日) 正午~ 成田市東峰・反対同盟員の畑にて 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟
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