境港ニュース SAKAI PORT TRADE PROMOTION ASSOCIATION 発行 境港貿易振興会 第75号 （平成27年6月） 〒684−0046 鳥取県境港市竹内団地255−3 TEL（0859）47−3905 / FAX（0859）47−3906 E-mail [email protected] URL http://www.sakaiminato-faz.co.jp/ 山陰地方最大の物流・人流拠点港として、さらなる発展を遂げつつある 境港 。現在、境港定期コンテナ航路運航 船社は、中国航路１社、韓国航路は３社、そして環日本海国際フェリー航路が１社となっております。中でも、今年は 神原汽船㈱と高麗海運㈱が就航 20 周年、興亜海運㈱が就航 10 周年を迎えました。 そこで今回は、継続就航の節目を迎えた定期コンテナサービスを行う運航船社、日本総代理店をご紹介いたします。 神原汽船株式会社／中国航路運航船社 1903 年創業。1994 年より中国の主要港及び長江流域から日本の地方港をダイレクトに結ぶ日中定期航路を開設。2008 年より、タイの海運会社 RCL とパートナーシップを結び東南アジアのサービス網を拡大。 1995 年 5 月から境港に寄港し、今年は境港就航 20 周年を迎える。 神原社長よりご挨拶 当社は今年 5 月に境港寄港 20 周年を迎えました。これもひとえに地域 会社概要 の活性化に取り組まれた地元行政、企業、港湾関係の皆様の絶大なるご支 会 社 設 立 / 1903年 援とご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。これからも日中間のサービ スをはじめ、上海接続による東南アジア、インドなどとのサービスの充実 代 表 者 / 代表取締役社長 神原 宏達 に一層尽力し境港発展のために微力ながら貢献したいと考えております。 本社所在地 / 広島県福山市沼隈町常石1083 引き続き皆様のご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。 【URL】http://www.kambara-kisen.co.jp/ 高麗海運ジャパン株式会社／高麗海運㈱日本現地法人 日本 / 韓国定期船航路に 50 年の歴史を有し、コンテナ船に於ける最大の積取りシェアを持つ韓国船社、高麗海運㈱が一層の 飛躍を目指し、日本に於ける総代理店をより強固にする目的で日本法人設立。 （HP より抜粋） 1995 年 8 月から境港に寄港し、今年は境港就航 20 周年を迎える。 李代表よりご挨拶 高麗海運は、境港に 1995 年にサービス開設し、20 周年の節目を迎えま 会社概要 した。関係者の皆様方にはご厚情賜り、感謝申し上げます。弊社は、途中どんなに 会 社 設 立 / 1986年 苦しくとも、寄港をやめない事をモットーとし、継続する事で信頼を得、地方港は 発展していくと信じております。昨今は、新規船社参入で、競争激しく苦しい時代 代 表 者 / 代表取締役 李 尚禹 になりましたが、この賑わいこそ、国際港として発展した証しで、20 年の継続が 本社所在地 / 東京都港区新橋1丁目18-6 日本生命新橋ビル４階 この発展に貢献出来たのであれば 大変喜ばしい事であります。この先も 境港 【URL】http://www.kmtcjapan.com/ の更なる発展の為、サービスを充実させ継続していく所存でございます。 皆様方には 今後共ご贔屓頂きます様、お願い申しあげます。 三栄海運株式会社／興亜海運㈱日本総代理店 韓国船主、興亜海運の日本総代理店として設立され、日本コンテナ定期船代理店としては、最も長い歴史を持つ。日韓航路に おいては最も多くのコンテナ定期航路と取扱実績を誇る。 （HP より抜粋） 2005 年 3 月から境港に寄港し、今年は境港就航 10 周年を迎える。 山池社長よりご挨拶 興亜海運株式会社は、境港／釜山間コンテナ定期船サービスを開設して 10 周年を迎える事になりました。鳥取県／境港市の関係者をはじめ境 港をご利用の多くの荷主様並びに弊社代理店を含め、港湾関係者の方々の ご厚情を賜り感謝申し上げます。引き続き、これからの 10 年 /20 年を皆 様方と供に境港港の発展／繁栄に邁進していきます。更なる、ご厚情およ びご支援を賜ります様にお願い申し上げます。 会社概要 会 社 設 立 / 1971年 代 表 者 / 代表取締役社長 山池 輝晴 本社所在地 / 東京都中央区日本橋2丁目13-10 日本橋サンライズビル2階 【URL】http://www.saneitk.co.jp/ 境港貿易振興会では、境港に就航する外貿定期航路を利用し輸出入をされた方を対象とした、境港利用助成制度を 今年度も継続して実施しております。 境港 利用助成制度 ※境港利用開始前に助成事業計画書のご提出が必要です コンテナ航路 国際フェリー・RORO 航路 境港新規利用企業助成事業 国際フェリー・RORO 機能船貨物助成事業 ①②は、次頁イメージ図をご参照ください。 新規又は前年より 利用が増加する荷主 対象事業者 ・要件 新規利用の荷主 （過去に境港利用助成を受けたことがない荷主） 対象事業者 ・要件 助成金額 2 万円 /TEU 助成金額 上 限 額 30 万円 / 年度 上 限 額 650 万円 / 年 対象事業者 ・要件 年間 21TEU 以上を 利用する荷主 境港利用拡大助成事業 対象事業者 ・要件 助成金額 上 限 額 利用が増加する荷主 （前年と比較して増加する荷主） 増加分につき 上海輸出入上乗せ 増加分 上乗せ 1 万円 /TEU 5 千円 /TEU 200 万円 / 年度 100 万円 / 年度 境港小口混載利用促進助成事業 対象事業者 ・要件 助成金額 上 限 額 小口混載貨物（LCL）を 利用する荷主 直行便 積替便 直行便 積替便 1 千円 /1t・1 ㎥ 4 千円 /1t・1 ㎥ 10 万円 / 年度 20 万円 / 年度 助成金額 上 限 額 新規又は増加分について…①※ 2 万円 /TEU 増加分を除く、残りの貨物について…②※ 1 万円 /TEU 100 万円 / 年（助成期間 3 年間） 環日本海圏（DBS）航路陸送経費助成事業 対象事業者 ・要件 国内輸送経費を要する荷主 助成金額 1 万円 / 輸送 1 回 上 限 額 10 万円 / 年（助成期間 3 年間） 鳥取県の支援事業 【企業立地認定事業者貨物誘致助成事業】 【助成金額】2万５千円/TEU ５００万円/件 【限 度 額】２， 【補助期間】操業開始から２年間、又は１， ０００ＴＥＵに達するまでの間 コンテナ貨物以外については、 別途お問い合わせください。 平成26年度以前の助成制度継続対象者は経過措置がありますので、 別途ご相談ください。 境港新規利用助成事業と境港利用拡大助成事業とは同一年度での併給はできません。 注意：当会が実施しております境港利用助成制度は、予算の範囲での助成となります。予算状況によりましては、ご申請をいただいてもお受けできない場合も ございますので、 予めご了承ください。 境港利用助成制度の詳細については、当会のホームページよりご覧いただけます。 お気軽にお問合せください。 http://www.sakaiminato-faz.co.jp/ ご不明な点がございましたら、 なお、今年度より申請書類の様式が変更となっておりますので、 ご注意ください。 お問い合わせ先 ・境港利用助成制度については ⇒ 境港貿易振興会 ℡：0859-47-3905 ・企業立地の支援事業については ⇒ 鳥取県 通商物流室 ℡：0857-26-7661 国際フェリー・RORO 機能船貨物助成事業 利用イメージ ①新規又は増加分 ②増加分を除く、残りの貨物分 160TEU 利用 ①2 万円 ×40TEU 貨物量 80TEU 利用 120TEU 利用 ②1万円×100TEU 助成額 80 万円 合計：180 万円 助成額 80 万円 160TEU ①2 万円 ×40TEU ①2 万円 ×70TEU ②1 万円 ×80TEU ②1 万円 ×10TEU 合計：160 万円 助成額 140 万円 助成額 10 万円 合計：150 万円 120TEU 170TEU ①10TEU 増 ①40TEU 増 × 80TEU 10TEU 利用 ①2 万円 ×10TEU 助成額 20 万円 0 助成額 20 万円 助成額 100 万円 ①40TEU 増 100TEU 20TEU 170TEU 利用 ①2 万円 ×10TEU 助成額 80 万円 10TEU ①10TEU 増 境港利用 1 年目 ①70TEU 増 ②80TEU ②100TEU （上限） ②10TEU 2 年目 3 年目 4 年目 助成期間3年間 （増加分を除く、残りの貨物について助成） 5 年目 40TEU 利用 ①2 万円 ×25TEU 助成額 50 万円 ②1 万円 ×15TEU 30TEU 利用 ①2 万円 ×30TEU 助成額 60 万円 20TEU 0 助成額 15 万円 15TEU利用 （※減少・20TEU以下） 対象外 30TEU ①30TEU 増 境港利用 1 年目 合計：65 万円 40TEU ①25TEU 増 15TEU 2 年目 ②15TEU 30TEU 利用 ②1 万円 ×30TEU 助成額 30 万円 30TEU ②30TEU 15TEU利用 （※減少・20TEU以下） 対象外 15TEU ②15TEU 3 年目 4 年目 5 年目 助成期間3年間 （増加分を除く、残りの貨物について助成） インタビュー ∼ 株式会社上組境港支店 支店長 淺井義孝氏 ∼ 境港に寄港する定期航路の船舶代理店のひとつである㈱上組境港支店に、平成 27 年１月１日付けで淺井 義孝氏が境港支店長（前：神戸支店副支店長）として就任されました。この機会に淺井支店長にお話をお伺 いして来ました。 境港の印象 入社後から神戸で 27 年間勤務したのち、このたび平成 27 年１月１日付けで境港へ赴任 しました。以前から、境港には旅行や出張等で何度か訪れたことがあり、雰囲気の良い町 という印象を持っていましたが、まさか自分が赴任するとは思いもよりませんでした。そ して１月の転勤でしたので、山陰の冬場の曇天と風の強さ冷たさが身に染みましたが、境 港は日本屈指の漁港ということもあり、魚が新鮮で安くて美味しいと感じています。 仕事をする上で心掛けていること ㈱上組境港支店 支店長 淺井義孝氏 業務上においては、やはりコンプライアンスを第一に考えています。当社「社長指針」の一つ に`法令順守と安全は企業の要'というものがあります。正にこれに尽きると思っております。 また業務上の判断基準として 「原理原則」 に基づいて判断をするように心掛けています。そし て、境港支店の社員にとって、少しでも働きやすい職場にするということが、私の務めだと 思いますので、常に念頭に置きながら 「より良い職場環境」作りに努めたいと思っております。 境港支店での業務について 境港では、通関の業務も含め、様々な業務を少人数で行っており、これまで携わってこなかったコンテナヤード 業務や貨客船の業務も行っておりますが、とても新鮮味があります。また、当社はセキュリティ管理やコンプラ イアンス体制が整備されている通関業者として、税関から AEO 制度（※）における「認定通関業者」の認証をいた だいています。通関とは、貨物を輸出及び輸入しようとするものが、関税法他、関係法令手続きを経て、税関長 の許可を受けること。一般的には、我々のような通関業者が荷主から業務委託を受けて行っています。今後も、 セキュリティ管理やコンプライアンス体制を維持し、適正な通関、その他業務に努めていきたいと考えており ます。 (※)国際物流におけるセキュリティ確保と円滑化の両立を図り、 貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された事業者に対し、税関手続の緩和・簡素化策を提供する制度。 境港定期船運航図 境港に寄港している定期船のスケジュール （2015 年 6 月） 高雄 【輸入】釜山から 1 日 【輸出】釜山まで 5 日 境港 【輸入】釜山から 5 日 【輸出】釜山まで 1 日 【輸入】釜山から 5 日 【輸出】釜山まで 1 日 威海 煙台 ポシェット トロイツァ （ザルビノ） 牡丹江 天津 長春 ハルピン 月 中 国 神原汽船㈱ 火 水 韓 国 高麗海運㈱ 韓 国 長錦商船㈱ 木 ∼定期航路情報∼ 連雲港 瀋陽 ハバロフスク 定期船寄港日・運航船社 青島 大連 綏芬河 日 【輸入】上海から 3 日 【輸出】上海まで 11 日 ソウル 琿春 廈門 上海 釜山 東海 【輸入】東海から 14 時間 ウラジオストクから 2 日 【輸出】東海まで 14 時間 ウラジオストクまで 2 日 ウラジオストク 福州 寧波 【輸入】釜山から 1 日 【輸出】釜山まで 4 日 ボストーチヌイ ナホトカ 台北 【中国航路】 週1便 【韓国航路】 週4便 【環日本海圏国際フェリー 航路】 週1便 金 土 韓 国 興亜海運㈱ 韓 国 高麗海運㈱ 環日本海（入港） 環日本海（出港） DBSクルーズフェリー㈱ DBSクルーズフェリー㈱ ★釜山・上海トランシップにより、東南アジア・中国各港および欧米等世界各地への接続も可能です。詳しくは各境港代理店までお問い合わせください。 当会のホームページから、境港定期船運航図の詳細についてご覧いただけます。http://www.sakaiminato-faz.co.jp/ 具体的な見積り等についてのお問い合せ先 ∼通関からお手元までトータルなサービスを提供する地元企業∼ 企 業 名 業 務 境港海陸運送 株式会社 荷役 通関 保管 運送 株式会社 上組 境港支店 荷役 通関 保管 運送 株式会社 ミック 山陰支店 米子営業所 通関 保管 運送 株式会社 ニューウェーブ インターナショナル 貨物集荷代理店 （神原汽船㈱、高麗海運㈱、長錦商船㈱ 境港代理店） （興亜海運㈱、DBSクルーズフェリー㈱ 境港代理店） 関係機関が相互に連携して、いろいろなご相談に応じます 機 関 名 境港貿易振興会 境港管理組合 とっとり国際ビジネスセンター （公財）しまね産業振興財団 ジェトロ鳥取貿易情報センター ジェトロ松江貿易情報センター 連 絡 先 TEL 0859-44-1652 FAX 0859-47-0090 http://sakaiminato-kairiku.com/ TEL 0859-45-8707 FAX 0859-45-7182 http://www.kamigumi.co.jp/ TEL 0859-37-6771 FAX 0859-37-6772 http://www.mikcorp.com/ TEL 0859-38-1150 FAX 0859-38-1157 http://www.new-wave-int.jp/ 主 な 業 務 連 絡 先 ポートセールス（利用助成制度） TEL 0859-47-3905 FAX 0859-47-3906 港湾施設管理 TEL 0859-42-3705 FAX 0859-42-3735 TEL 0859-30-3161 FAX 0859-30-3162 貿易サポート TEL 0852-60-5114 FAX 0852-60-5105 海外57カ国76事務所のネットワークを活用 TEL 0857-52-4335 FAX 0857-52-4336 した国際ビジネス情報の提供・相談・企業支援 TEL 0852-27-3121 FAX 0852-22-4196
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