第126回 麻雀大会 —金丸隆充氏が2回目の優勝— 柳島 章也記 第126回⿇雀⼤会が、去る10⽉16⽇(⾦)12時より、鉄鋼会館近くの雀荘「利⼀」で 開催されました。今⼤会は4卓16名の参加者で半荘4回戦の熱戦が展開されました。 その結果、平成25年7⽉開催の第119回に続き⾦丸隆充⽒(元・⽇新製鋼)が2回⽬の優勝の 栄誉に輝きました。⼤会後表彰式があり⾦丸⽒の優勝の挨拶が⾏われました。 ⾦丸⽒は雀荘「利⼀」に度々通われ、アイアン・クラブ会員との交流⿇雀をされています。 次回開催は、平成28年3⽉17⽇(⽊)に決まりました。半荘4回を1時間毎に場を変わり、 和気藹々の楽しい雰囲気の⿇雀⼤会です。初参加の⽅も⼤歓迎ですので是⾮皆様ご参加ください。 【成 績】 優 勝 金丸 隆充氏 (元・日新製鋼) 二 位 君嶋 英彦氏 (元・川崎製鉄) 三 位 大和屋隆喜氏 (元・新日本製鉄) 平山 (山九) BB賞 喜三氏 麻雀大会優勝記 金丸 隆充 2年前、⼤会初参加で図らずも優勝を遂げ些か気負って しまいました。爾来、「柳の下に何時も泥鰌は居ない」 と の 諺 に 学 び、⼤ 会 で は 必 ず 斬 新 な ⼿ 法、⼿ 段 を 放 ち 続けるぞと意気込み、⾃在に果敢に⽴ち回ったのですが、 悉く阻まれては潰され散散でありました。 さすがに気負いも委え「為る様に為る」と気楽に臨んだ 今⼤会でしたが、真逆の⼤変重苦しい展開となるのです。 ⼿短に振り返りますと、⼀貫して配牌は良くない、⾃摸は すこぶる悪く和了回数も⾮常に少なく、めぼしい役での和了 は皆無。⼀⽅放銃などの⽀払回数、⽀払額もまた極少で 推移し呆気なく終戦となるのです。 終始、⼀触即発の緊迫感の中で流局も頻発する地味な神経戦が続いては、さながら忍耐くら べの様相でありました。 私はこの間の殆ど痺れまくっていて動きたくも動くこと叶わずが真相であります。 闘わずして勝は有でも、戦えずして勝つはあるまいと不思議な感覚でありました。 ともあれ3年⽬にして漸く「⼆匹⽬の泥鰌」を仕留めることが出来た「幸運」を素直に喜んで おります。 扨て「ツキ」とか⾔う得体の知れぬ代物に少なからず翻弄されながら、お互いが「知性」 「理性」「品性」の限りを交錯させ鎬を削るのが⿇雀ゲームですから⼀筋縄で⾏く苦もなく、 ハラハラ、ドキドキの⾼揚感がタマランのです。離れ難き由縁でもあります。 ところで「2度あることは3度ある」との格⾔もあれば⼼強く気分も弾もうというもの、 また⾟抱強く「三匹⽬の泥鰌」を追い求めるつもりです。 有難うございました。 以上
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