6. 5.従業員からの一言メッセージ

5.従業員からの一言メッセージ
すべてのステークホルダーの皆様のために、社員の強い思いが環境への取り組みを支えています。
本社工場 磨棒鋼管事業部 本社製造部
業務製造課 連続グループ班長 奥村 定幸
本社工場 連続グループでは、引抜作業がメインで4台の引抜
機があります。前回のQC活動では、どの引抜機も油を使う為、
工場の床面に飛散した油で歩く時に滑りそうになったり、歩い
て汚れを広めていたので、油が飛散しない設備改善や汚したら
直ぐに綺麗にする、この2本柱に取組みました。結果、油の飛
散ゼロは達成出来ませんでしたが、歩き易く滑りにくい職場環
境になり、更に油の使用量も減り、コスト削減にも繋がりました。
今後も工夫を重ね、綺麗で安全な職場作りに取り組んでいきます。
十四山工場 磨棒鋼管事業部 十四山製造部
生産技術課 整備班班長 花井 良太
私達十四山工場では廃棄物の削減に取組んできました。整備班では
日常業務でシリンダー等の交換をしています。本来外した部品はその
ままスクラップ箱へ入れますが、パッキン等を交換すれ予備品として
もう一度活躍できます。手間は掛かりますがコスト削減だけでなく5
Sや廃棄物の削減につながりました。ちょっとした心がけの積み重ね
で地道に効果を上げていく、そんなスピリッツを先代整備から受け継
いで来たので今度は後輩へと繋いで行きたいと思います。また廃棄物
削減活動の一環で私は社内弁当を残さず食べる様心がけています。
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知多工場 スラグ事業部 製造部
業務製造課 スラグ班班長 生津 昌昭
私達スラグ冷鍛グループでは、スラグフォーマー11台を
稼働し、モノ造りのプロとしてお客様に満足して頂けるよう
日々厳しい目で生産をしています。今年10月には新たに、
スラグフォーマーを増設し、より高い付加価値製品にも対応
出来るよう取組んで行きます。また、生産性の向上を図る為、
グループ制による多能工化に取組むとともに、予防保全を実
施して突発故障による設備停止時間を削減し、エネルギー使
用量の削減に貢献して行きたいと思います。
知多工場 線材事業部
製造課 市野 千明
知多工場では、緑化委員会を組織し工場内の緑化活動に取
組んでいます。月に一度、各職場から緑化委員が集まり花の
植替え作業をしています。季節の折々の花木を工場各所に植
え、春には桜も満開になります。来社された際は設備だけで
なく是非こちらにも目を向けて頂けると嬉しいです。他にも
事務所スタッフを中心に工場周辺の清掃活動や、ゼロの日に
は横断歩道にて交通安全立哨を行っています。今後も社内の
活動に留まらず地域社会にも貢献していきたいと思います。
知多工場 線材事業部 技術部
生産技術課 整備班班長 森谷 佳紀
本社工場 磨棒鋼管事業部 本社製造部
生産技術課リーダー 神野 雅文
私たち整備班は各設備の改善、故障復旧等を実施する保全作
業のエキスパートで生産性・安全性の向上、休転ロスの短縮等、
設備の安定稼働に向け日夜、業務に励んでいます。知多工場で
は年内にSTC炉とSF12号機が新設され、エネルギー使用
量も増加することになりますが、CO2削減に向け設備の早期立
上げ、設備の効率化はもちろんのこと、既存設備もさらなるム
ダ運転の防止やエアー漏れの早期発見、処理等で省エネ活動を
推進して行きます。
本社工場では、2014年度のエネルギー原単位を201
0年度対比で18.6%削減しました。その甲斐あって201
5年2月に中部地方電気使用合理化委員会殿より委員長表彰
を受賞することが出来ました。主な改善内容には、コンプレ
ッサー台数制御装置の導入、集塵機ファンモーターのインバ
ーター化等があります。これらは環境改善のみならず、収益
改善にも貢献出来ます。今後も今回の受賞に恥じないよう様
々な改善を実施し、良い効果が得られるよう頑張ります。
十四山工場 磨棒鋼管事業部 十四山製造部
業務製造課 荒川 佳彦
知多工場 スラグ事業部 製造部
業務製造課担当 藤村 良介
私達十四山工場業務製造課では工場の工程管理、出荷管理を
行っています。工程管理ではお客様の納期に遅れないことを前
提として勤務を組んでいますが、残業や稼働によりエネルギー
使用量が増えないよう工夫に努めています。また、出荷管理で
は同じ方面のお客様同士の積み合わせと積載率の向上を常に念
頭に置いてエネルギーの削減に努めています。今後も地域社会
の一員として環境に配慮した取り組みを推進して行きます。
私達スラグ事業部 製造部では、冷間圧造用鋼線を使用し、
鍛造、焼鈍、被膜処理の工程を一貫して行っています。その
中で私は、お客様のニーズ(納期・数量)に合わせタイムリー
に製品を納入する為、スムーズな生産が行えるよう工程管理
をしています。今年5月末には検査工程と物流の効率化を目
指し、検査装置の移設をしました。こうした作業環境を整備
する事で、更なる生産性向上に繋げ、お客様により良い製品
をスピーディーに提供するべく今後も取り組んで行きます。
宮崎精鋼
2014年度
5S標語『仕事上手は片付け上手 いつもスッキリ明るい職場』