2015年5月号(中身見本)

オーナー社長の人生と社員の幸せ応援情報誌
●特集企画 Interview −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
04 巻頭インタビュー/アスモグループ株式会社
CONTENTS
旧と新の攻防
5
May
●特集企画 Special Feature −−−−−−−−−−−−−−−−−
08 事業承継で伝えるべきもの、それは、決意と覚悟を培う「知的資産」
杉浦行政書士事務所/杉浦 達昌
2015
12
先代と後継者の共通点を「コア」と「DNA」で探り“共通言語”を開発する
株式会社アイデンティティブランディング/大江 祐介
16
後継社長に伝えるのは「長く続く本物の経営」
シバタ経営株式会社/柴田 肇
先代社長の歴史が帝王学になる!!
20 親子経営の繁栄と繁盛 父親・子供・親子で取り組む3×7つのポイント
ビジネス・イノベーション・サービス株式会社/大石 吉成
表紙の人
24 活路は日本の老舗企業に!! 「職人道」と「商人道」を極めイノベーション経営に挑む
株式会社ウイズダムビジネス研究所/河野 賢一
●連 載 Series Reports −−−−−−−−−−−−−−−−−−
28 第2回:M&Aアドバイザーが知る現場における「M&Aマナー」
株式会社中小企業M&Aサポート/奥寺 北斗
32 第3回:ウチの会社にもいる こんなヤツとのつき合い方
大咲経営コンサルティング/大咲 元延
36 第3回:産業財産権制度の知識と活用法
寺岡特許事務所/寺岡 秀幸
40 第3回:中小企業にもビッグデータ活用時代が来た!
有限会社緩急クリエイティブ/柿沼 朱里
44 第4回:社長の決断 その時、会社が動いた!
MJコンサルティングオフィス/森 淳
48 第44回:財テクなんでもColumn
T&Rコンサルティング/新美 昌也
アスモグループ株式会社
代表取締役
今 孝志
50
Information
月間ビジネス書ランキング
ビジネス図書館「BizRepo」今後の追加予定
編集部便り
「北陸新幹線」が、3月14日に長野駅∼上越妙高駅∼金沢駅間で延伸開業。
それにまつわる小ネタ情報を紹介。>NHK朝の連ドラ「まれ」も石川県能
登地方が舞台。>北陸新幹線の開業で「長野新幹線」の名称が消えた。
「北陸長野新幹線」という名称案も却下で長野県民が落胆。>東京∼金沢
間、新幹線と飛行機お得なのはどちら
(単品価格)
…?。格安チケット利用
なら飛行機が安いが、トータルの移動時間の速さでは新幹線に軍配が上が
る。>編集部スタッフ
(康)
おすすめの観光スポットが「千里浜なぎさドラ
イブウェイ」
。日本で唯一、車やバイク、自転車で、砂浜の海岸をドライ
ブできる。レンタカーも充実。今年のGWや夏休みはぜひ北陸へ。
3
2015.5
の
共
存
共
生
を
求
め
た
リ
ゾ
ー
ト
論
が
あ
る
。
核
心
部
分
に
は
、
確
固
た
る
決
断
力
と
自
然
と
機
管
理
や
中
・
長
期
的
な
プ
ラ
ン
な
ど
、
そ
の
リ
ア
に
裏
打
ち
さ
れ
た
も
の
だ
。
噴
火
当
時
の
危
し
て
ス
キ
ー
場
の
設
計
・
開
発
に
携
わ
っ
た
キ
ャ
ト
を
取
材
・
視
察
し
、
ま
た
プ
ロ
ス
キ
ー
ヤ
ー
と
視
点
や
ス
キ
ル
は
、
自
ら
欧
米
の
ス
キ
ー
リ
ゾ
ー
長
の
日
本
に
留
ま
ら
な
い
世
界
基
準
の
ビ
ジ
ネ
ス
場
︵
同
社
本
社
︶
に
て
お
話
し
を
伺
っ
た
。
今
社
締
役
・
今
孝
志
氏
に
、
開
田
高
原
マ
イ
ア
ス
キ
ー
て
い
る
﹁
ア
ス
モ
グ
ル
ー
プ
株
式
会
社
﹂
代
表
取
経
営
と
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
の
運
行
管
理
を
実
施
し
山
の
懐
、
長
野
県
木
曽
郡
木
曽
町
で
ス
キ
ー
場
今
号
の
巻
頭
イ
ン
タ
ビ
ュ
ー
は
、
そ
の
御
嶽
心
よ
り
お
見
舞
い
申
し
上
げ
ま
す
。
で
哀
悼
の
意
を
表
す
と
共
に
被
災
さ
れ
た
方
に
新
し
く
、
失
わ
れ
た
尊
い
人
命
に
対
し
て
謹
ん
4
年
9
月
27
日
11
時
52
分
︶
は
、
未
だ
記
憶
に
嶽
山
︵
標
高
3
0
6
7
m
︶
﹂
の
噴
火
︵
2
0
1
長
野
県
と
岐
阜
県
の
県
境
に
位
置
す
る
﹁
御
I nterviewee
Ta k a s h i“ Te e ”Ko n
1953年12月5日、山形県出身。アスモグループ株式会社・代表取締役。ア
メリカ・コロラドマウンテンカレッジでリゾート開発のノウハウを学びなが
ら、ヴェイルスキースクールの客員教師を勤め、米国職業スキー教師連盟
(PSIA)のレベルIIIの資格を取得。世界100カ所以上のスキーリゾートを歴
訪、さらにスキー場の設計・開発、スキー雑誌の編集などを手掛けて培った
豊富な知識と経験で、日本のスキー業界をあらゆるシーンからリードする。
アスモグループ株式会社
代表取締役
今孝志
木御
曽嶽
町山
のの
未自
来然
にと
夢共
を存
託共
す生
[
ス
キ
ー
場
経
営
・
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
運
行
管
理
]
4
The first page interview
●Interviewer&Photo/大崎 哲也
こ
と
に
な
っ
た
の
で
す
。
御岳ロープウェイ(噴火以前の写真)
5
光
・
登
山
用
、
冬
期
は
ス
キ
ー
場
と
し
て
営
業
を
当
時
、
御
岳
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
は
、
夏
期
は
観
ま
せ
ん
で
し
た
。
数
分
後
、
ス
タ
ッ
フ
が
﹁
御
嶽
い
ま
し
た
が
、
爆
発
の
瞬
間
は
音
も
な
く
気
づ
き
地
域
の
働
き
口
に
な
り
ま
す
。
当
日
、
私
は
御
岳
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
の
事
務
所
に
ラ
ン
業
務
な
ど
は
、
冬
の
農
閑
期
に
お
け
る
こ
の
接
な
関
係
に
あ
り
ま
す
。
リ
フ
ト
運
行
や
レ
ス
ト
今
/
ス
キ
ー
場
運
営
は
、
地
域
の
季
節
雇
用
と
密
︱
︱
ま
ず
始
め
に
着
手
し
た
経
営
改
革
は
?
楽
シ
ー
ズ
ン
真
っ
盛
り
で
の
御
嶽
山
噴
火
で
す
。
天
候
不
順
に
追
い
打
ち
を
か
け
る
よ
う
な
秋
の
行
の
列
車
の
運
行
に
も
支
障
が
出
て
、
夏
の
災
害
と
の
尊
い
命
が
奪
わ
れ
ま
し
た
。
名
古
屋
方
面
か
ら
2014.5
南
木
曽
地
域
で
土
石
流
が
発
生
し
て
、
少
年
1
名
を
決
め
て
商
号
を
変
更
し
ま
し
た
。
働
く
と
い
う
初
志
を
貫
い
て
い
か
ね
ば
と
、
覚
悟
今
/
そ
の
前
に
、
昨
年
7
月
9
日
の
大
雨
に
よ
り
︱
︱
そ
の
矢
先
の
9
月
27
日
の
噴
火
で
し
た
。
で
あ
る
地
域
活
性
化
の
た
め
に
﹁
黒
子
﹂
と
し
て
光
産
業
の
中
核
も
合
併
し
て
再
ス
タ
ー
ト
を
切
る
な
り
、
遅
れ
は
し
ま
し
た
が
、
町
村
に
続
い
て
観
に
よ
り
、
3
施
設
が
木
曽
町
に
存
在
す
る
こ
と
に
﹁
木
曽
町
﹂
が
発
足
し
た
の
が
始
ま
り
で
、
こ
れ
日
義
村
、
開
田
村
、
三
岳
村
が
町
村
合
併
し
て
も
そ
も
2
0
0
5
年
11
月
1
日
に
、
木
曽
福
島
町
、
プ
株
式
会
社
﹂
と
し
て
ス
タ
ー
ト
し
ま
し
た
。
そ
運
営
会
社
が
合
併
し
、
新
た
に
﹁
ア
ス
モ
グ
ル
ー
御
岳
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
の
3
つ
の
リ
ゾ
ー
ト
施
設
の
原
マ
イ
ア
ス
キ
ー
場
、
き
そ
ふ
く
し
ま
ス
キ
ー
場
、
今
/
弊
社
は
2
0
1
2
年
5
月
25
日
に
、
開
田
高
い
て
お
聞
か
せ
く
だ
さ
い
。
︱
︱
ア
ス
モ
グ
ル
ー
プ
株
式
会
社
の
概
略
に
つ
降
、
近
隣
の
2
つ
の
リ
ゾ
ー
ト
施
設
の
経
営
が
厳
頭
指
揮
を
執
っ
て
い
た
の
で
す
が
、
町
村
合
併
以
∼
株
式
会
社
マ
イ
ア
︶
の
社
長
と
し
て
経
営
の
陣
原
マ
イ
ア
ス
キ
ー
場
︵
開
田
高
原
開
発
株
式
会
社
今
/
私
は
1
9
9
6
年
に
オ
ー
プ
ン
し
た
開
田
高
︱
︱
初
代
社
長
に
就
任
し
た
経
緯
は
?
し
ま
い
ま
す
。
し
か
し
、
そ
れ
で
は
地
域
雇
用
の
妨
げ
に
な
っ
て
キ
ー
場
営
業
を
中
止
す
る
の
が
ベ
ス
ト
な
選
択
。
ス
ト
パ
フ
ォ
ー
マ
ン
ス
を
考
慮
す
る
と
冬
期
の
ス
の
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
の
稼
働
率
が
非
常
に
悪
い
。
コ
し
て
い
た
の
で
す
が
、
風
の
強
い
御
嶽
山
で
は
冬
も
ち
ろ
ん
迷
い
は
あ
り
ま
し
た
が
、
元
来
の
目
的
受
け
る
こ
と
は
容
易
な
こ
と
で
は
あ
り
ま
せ
ん
。
小
企
業
が
新
た
に
2
つ
の
リ
ゾ
ー
ト
施
設
を
引
き
か
経
営
の
や
り
く
り
が
つ
い
て
い
ま
し
た
が
、
弱
経
営
す
る
開
田
高
原
マ
イ
ア
ス
キ
ー
場
は
何
と
て
い
る
木
曽
町
も
、
そ
の
例
外
で
は
あ
り
ま
せ
ん
。
が
次
々
と
吹
き
荒
れ
、
観
光
が
基
幹
産
業
と
な
っ
に
リ
ー
マ
ン
シ
ョ
ッ
ク
、
東
日
本
大
震
災
と
逆
風
ル
経
済
崩
壊
後
、
衰
退
の
一
途
を
た
ど
り
、
さ
ら
る
こ
と
に
し
た
わ
け
で
す
。
ス
キ
ー
産
業
は
バ
ブ
や
雇
用
を
考
え
て
、
両
施
設
の
運
営
も
引
き
受
け
し
く
な
り
ま
し
た
。
そ
こ
で
地
元
経
済
へ
の
影
響
い
た
の
で
す
。
の
御
岳
ロ
ー
プ
ウ
ェ
イ
と
い
う
経
営
の
道
筋
が
つ
き
そ
ふ
く
し
ま
ス
キ
ー
場
、
夏
期
営
業
の
観
光
用
た
、
冬
期
営
業
の
開
田
高
原
マ
イ
ア
ス
キ
ー
場
・
御
嶽
山
の
ロ
ケ
ー
シ
ョ
ン
を
最
大
の
ウ
リ
に
し
再
編
が
最
初
の
経
営
改
革
で
し
た
。
こ
れ
に
よ
り
、
す
が
、
人
員
の
手
配
や
配
置
な
ど
の
組
織
構
成
の
正
規
雇
用
の
ス
タ
ッ
フ
に
働
い
て
も
ら
っ
て
い
ま
し
て
も
ら
い
ま
し
た
。
現
在
、
約
1
5
0
名
の
非
繁
忙
期
に
よ
っ
て
仕
事
を
分
け
合
う
こ
と
に
協
力
方
を
町
の
人
た
ち
に
理
解
し
て
も
ら
い
、
季
節
や
そ
こ
で
、
ワ
ー
ク
シ
ェ
ア
リ
ン
グ
と
い
う
考
え
May 2015 特集企画
大阪府行政書士会知的財産部会 座長
杉浦行政書士事務所 代表
る書籍や雑誌を手にすると、ことごとく会社の株や不
1級知的財産管理技能士(特許)/ 行政書士
動産、機械設備などの有形資産を中心に語られていま
杉浦 達昌
す。確かに事業承継の大切な要素ですが、それだけで
は事業は成り立ちません。それらは、すべて手段であ
URL
り、ある時期の結果に過ぎないからです。本稿で事業
http://www.trsk.net/ip/index.html
E-mail
承継の本質を探ってみましょう。
2015
事業承継で伝えるべきもの、
それは、決意と覚悟を培う
「知的資産」
5
May
用
し
、
収
益
を
上
げ
る
部
分
、
財
産
を
戦
略
的
に
取
得
し
、
活
器
と
な
る
知
的
財
産
権
や
知
的
ま
せ
ん
。
し
か
し
、
強
力
な
武
[email protected]
っ
て
守
ら
れ
る
も
の
で
も
あ
り
的
財
産
の
よ
う
に
抑
止
力
に
よ
3
つ
の
資
産
●
会
社
が
保
有
す
る
占
的
な
権
利
で
は
な
い
し
、
知
は
、
知
的
財
産
権
の
よ
う
に
独
的
資
産
﹂
。
付
加
さ
れ
た
部
分
以
上
を
内
包
す
る
枠
が
﹁
知
の
部
分
と
な
り
ま
す
。
所
の
経
営
を
担
う
部
分
は
、
こ
つ
ま
り
、
実
際
の
会
社
や
事
業
の
が
含
ま
れ
ま
す
。
罰
則
︶
に
よ
っ
て
守
ら
れ
る
も
︵
法
に
反
す
る
行
為
に
対
す
る
け
れ
ど
も
刑
罰
と
い
う
抑
止
力
業
秘
密
な
ど
、
権
利
で
は
な
い
次
の
枠
は
﹁
知
的
財
産
﹂
。
営
と
な
り
ま
す
。
け
ら
れ
、
市
場
独
占
の
ツ
ー
ル
止
法
の
特
別
法
と
し
て
位
置
づ
の
﹁
知
的
財
産
権
﹂
。
独
占
禁
最
も
小
さ
な
枠
が
商
標
権
等
の
概
念
図
を
ご
覧
く
だ
さ
い
。
ま
ず
は
、
図
1
の
無
形
資
産
●
無
形
資
産
の
中
の
知
的
資
産
﹁
知
的
資
産
﹂
図1 無形資産の概念図
ま に 的
す 、 資 会
。 大 産 社
き は の
く 、 保
3 図 有
つ 2 す
に に る
分 示 3
け す つ
ら よ の
れ う 知
残
る
資
産
の
こ
と
で
す
。
退
社
な
ど
が
あ
っ
て
も
会
社
に
有
能
な
営
業
マ
ン
や
技
術
者
の
に
言
え
ば
、
社
長
の
交
代
や
、
徴
が
あ
り
ま
す
。
よ
り
具
体
的
素
に
左
右
さ
れ
な
い
と
い
う
特
ス
テ
ム
な
ど
で
す
。
人
的
な
要
や
マ
ニ
ュ
ア
ル
、
社
内
教
育
シ
会
社
の
保
有
す
る
各
種
規
程
・
﹁
構
造
資
産
﹂
無形資産
目に見えない資産の総称
知的資産
営業力・技能・組織力・ネットワークなど
知的財産
営業秘密・ノウハウ・ブランド力など
知的財産権
商標権・著作権・特許権など
図2 会社の資産
構造資産
関係資産
人的資産
人の移動・流出があっても社内に残る資産
構築された仕組や社内規程
対外的関係における資産
会社、企業としての信用
人の移動・流出により失われる資産
社主の信用・営業力・技能
事
業
の
核
と
な
る
Special Feature
事業承継において承継されるべきものは何でしょう
か。それは「事業」です。ところが、事業承継に関す
8
特集企画
旧と新の攻防
後継者(事業承継)の
見通しが立たない 4.2%
Special Feature
9
す
か
ら
、
信
用
と
言
い
変
え
て
係
に
お
い
て
培
わ
れ
た
資
産
で
言
い
ま
す
。
継
続
的
な
取
引
関
に
お
い
て
形
成
さ
れ
た
資
産
を
や
取
引
先
と
の
継
続
的
な
関
係
家
な
ど
の
ス
テ
ー
ク
ホ
ル
ダ
ー
め
ら
れ
る
資
産
。
銀
行
や
投
資
社
外
と
の
関
係
に
お
い
て
認
少
な
く
あ
り
ま
せ
ん
。
し
て
く
れ
て
い
る
と
い
う
例
は
顧
客
、
取
引
先
が
ビ
ジ
ネ
ス
を
ま
す
。
こ
の
社
長
だ
か
ら
こ
そ
、
っ
て
い
る
ケ
ー
ス
が
多
く
あ
り
卓
越
し
た
経
営
手
腕
で
成
り
立
業
は
、
社
長
の
カ
リ
ス
マ
性
や
資
産
を
意
味
し
ま
す
。
中
小
企
ら
こ
そ
会
社
に
役
立
っ
て
い
る
文
字
通
り
、
そ
の
﹁
人
﹂
だ
か
廃
業
を
決
断
し
た
理
由
︵
図
3
︶
こ
の
こ
と
は
、
中
小
企
業
が
資
産
で
あ
る
と
考
え
ら
れ
ま
す
。
く
見
積
も
っ
て
も
7
割
が
人
的
る
割
合
は
平
均
で
も
8
割
、
低
営
に
お
け
る
人
的
資
産
の
占
め
き
ま
せ
ん
が
、
小
規
模
事
業
経
経
験
値
で
し
か
語
る
こ
と
が
で
ど
な
い
か
ら
で
す
。
こ
の
た
め
、
反
映
す
る
調
査
資
料
が
ほ
と
ん
技
術
の
伝
承
が
で
き
て
い
な
い
経
営
者
が
高
齢
で
あ
る
と
か
、
そ
れ
ゆ
え
、
人
的
資
産
で
あ
る
て
も
、
状
況
は
変
わ
り
ま
せ
ん
。
で
き
る
利
益
を
得
て
い
た
と
し
現
状
に
お
い
て
充
分
に
満
足
と
い
う
こ
と
で
す
。
流
出
す
る
か
消
滅
し
て
し
ま
う
の
ま
ま
で
あ
れ
ば
、
い
ず
れ
は
産
経
営
で
す
。
な
げ
て
い
く
、
こ
れ
が
知
的
資
造
化
し
、
活
用
し
て
収
益
に
つ
経営者の
高齢化、健康
(体力・気力)
の問題 48.3%
経営者の家族の問題
(介護、高齢化、教育等)4.9%
主要な販売先との取引終了
(相手方の倒産、移転の
ケース含む)7.8%
・
﹁
関
係
資
産
﹂
も
い
い
も
の
で
す
。
その他
18.0%
事業経営の更なる
悪化の回避 4.4%
事業の先行きに対する不安 12.5%
図3 中小企業が廃業を決断した理由
小
規
模
経
営
の
事
業
所
の
声
を
事
業
所
の
ほ
と
ん
ど
を
占
め
る
あ
っ
て
も
、
そ
れ
が
人
的
資
産
ど
れ
だ
け
優
れ
た
人
的
資
産
が
識
し
、
見
え
る
よ
う
に
し
、
構
こ
れ
ら
の
資
産
を
ま
ず
は
認
を
行
う
こ
と
が
で
き
た
の
か
、
ま
り
、
な
ぜ
そ
の
よ
う
な
事
業
な
る
傾
向
が
あ
り
ま
す
。
﹁
人
的
資
産
﹂
の
割
合
が
高
く
会
社
の
規
模
が
小
さ
い
ほ
ど
の
割
合
が
高
く
な
り
、
逆
に
、
な
れ
ば
な
る
ほ
ど
﹁
構
造
資
産
﹂
成
比
は
、
一
般
的
に
大
企
業
に
関
係
資
産
、
人
的
資
産
︶
の
構
業
者
の
経
営
は
人
的
資
産
に
強
て
高
い
数
字
で
す
。
小
規
模
事
慮
す
る
と
、
こ
の
数
字
は
極
め
ケ
ー
ト
に
応
じ
な
い
こ
と
を
考
業
し
た
小
規
模
事
業
所
が
ア
ン
に
達
し
て
い
ま
す
。
多
く
の
廃
い
う
理
由
を
含
め
て
、
継
者
の
見
通
し
が
立
た
な
い
と
資
産
に
こ
そ
経
営
の
源
泉
が
あ
ラ
ン
ド
な
ど
の
目
に
見
え
な
い
組
織
力
、
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
、
ブ
が
あ
り
ま
す
。
人
材
や
技
術
、
た
資
産
、
知
恵
と
工
夫
と
経
験
に
は
、
そ
れ
ぞ
れ
に
蓄
積
さ
れ
そ
れ
ぞ
れ
の
会
社
や
事
業
所
の
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
が
﹁
な
ぜ
前
提
と
し
て
、
現
在
の
売
れ
筋
知
的
資
産
経
営
で
は
、
そ
の
そ
れ
が
﹁
知
的
資
産
﹂
伝
え
る
べ
き
も
の
ど
あ
り
ま
せ
ん
。
日
本
の
企
業
・
ー
タ
は
、
残
念
な
が
ら
ほ
と
ん
こ
れ
を
裏
付
け
る
適
当
な
デ
こ
こ
で
、
問
題
と
な
る
の
は
、
く
依
存
し
て
い
る
と
言
え
ま
す
。
る
の
で
す
。
売
れ
て
い
る
の
か
?
﹂
か
ら
始
2015.5
57
・
4
%
●
知
的
資
産
経
営
●
人
的
資
産
に
依
存
す
る
前
述
の
3
資
産
︵
構
造
資
産
、
中
小
企
業
経
営
者
の
家
族
の
問
題
等
、
後
営
者
の
高
齢
化
、
健
康
者
問
題
、
景
に
あ
る
廃
業
の
理
由
は
、
経
人
的
資
産
に
頼
る
経
営
が
背
に
お
い
て
も
表
れ
て
い
ま
す
。
ン
ト
と
な
り
ま
す
。
て
も
、
重
大
な
マ
イ
ナ
ス
ポ
イ
や
大
き
な
継
続
的
取
引
に
お
い
非
常
に
脆
弱
で
す
か
ら
、
融
資
人
的
資
産
に
頼
っ
た
経
営
は
で 念 知 経 的
す で 的 営 に
。 あ 資 ﹂ 活
る 産 と 用
こ 経 言 す
と 営 わ る
に と れ 経
注 は る 営
意 異 も は
が な の ﹁
必 る で 知
要 概
財
、
会
社
は
信
頼
さ
れ
ま
せ
ん
。
り に 使 ま え 社 失
な ま 、 用 た て に す 放
お す 戦 権 、 い 残 る 置
、 。 略 の 営 く る ﹁ す
知
的 取 業 必 ﹁ 人 れ
的
に 得 秘 要 構 的 ば
財
行 な 密 が 造 資 流
産
う ど の あ 資 産 出
権
必 も 保 り 産 ﹂ す
を
要 、 護 ま ﹂ を る
戦
が 緻 や す に 、 か
略
あ 密 先
変 会 消
。
・
﹁
人
的
資
産
﹂
May 2015 特集企画
株式会社アイデンティティブランディング
「コア(根源的価値観)
」と「DNA(自社にでき
CIコンサルタント
ることの本質)
」の2つです。これらの共通言語
大江 祐介
を開発し、先代と後継者の間で共有することで
スムーズな事業承継が可能になります。なぜ、
URL
コアとDNAの共有が必要なのか、また、どのよ
http://uvd.jp/
E-mail
[email protected]
うに共通言語を開発するかを伝授します。
2015
先代と後継者の共通点を
「コア」と「DNA」で探り
“ 共通言語 ”を開発する
5
May
す
れ
ば
、
従
業
員
は
的
確
な
指
イ
ン
ド
が
食
い
違
っ
て
い
る
と
そ
の
際
、
先
代
と
後
継
者
の
マ
向
性
を
大
き
く
左
右
し
ま
す
。
行
動
エ
ネ
ル
ギ
ー
が
経
営
の
方
ド
か
ら
生
み
出
さ
れ
る
思
考
と
業
は
、
特
に
経
営
者
の
マ
イ
ン
経
営
資
源
が
少
な
い
中
小
企
ー
ワ
ー
ド
を
定
義
し
ま
す
。
ず
は
、
導
入
と
し
て
2
つ
の
キ
法
を
以
下
に
紹
介
し
ま
す
。
ま
ぐ
べ
き
も
の
を
明
確
に
す
る
方
か
ら
後
継
者
が
本
当
に
受
け
継
か
ら
開
発
す
る
こ
と
で
、
先
代
と
﹁
D
N
A
﹂
の
2
つ
の
視
点
ま
す
が
、
共
通
言
語
を
﹁
コ
ア
﹂
営
に
お
い
て
も
同
様
で
、
コ
ア
る
源
泉
な
の
で
す
。
仕
事
や
経
高
い
モ
チ
ベ
ー
シ
ョ
ン
を
与
え
つ
ま
り
コ
ア
と
は
、
人
間
に
は
そ
の
た
め
で
す
。
援
業
務
を
使
命
と
し
て
い
る
の
業
承
継
な
ど
の
人
に
関
わ
る
支
り
湧
き
上
が
っ
て
き
ま
す
。
事
要
な
の
で
し
ょ
う
か
?
開
発
﹂
で
す
。
の
整
理
に
よ
る
﹁
共
通
言
語
の
継
者
の
マ
イ
ン
ド
︵
脳
と
心
︶
効
な
の
が
、
先
代
経
営
者
と
後
す
。
そ
の
判
断
基
準
と
し
て
有
を
引
き
起
こ
す
こ
と
に
な
り
ま
承
継
を
行
う
と
、
経
営
の
迷
走
明
確
な
判
断
基
準
を
持
た
ず
に
り
本 ま
稿 す
の 。
タ
イ
ト
ル
に
も
あ
り
の
方
が
重
要
な
ポ
イ
ン
ト
に
な
開
発
す
る
﹁
視
点
﹂
と
﹁
順
序
﹂
﹁
量
﹂
よ
り
も
、
共
通
言
語
を
者
の
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ー
シ
ョ
ン
の
す
。
こ
の
と
き
、
先
代
と
後
継
必
要
で
あ
る
こ
と
が
分
か
り
ま
サ
シ
と
し
て
の
共
通
言
語
﹂
が
後
継
者
が
共
有
で
き
る
﹁
モ
ノ
い
ら
れ
な
い
エ
ネ
ル
ギ
ー
と
な
ら
し
さ
﹂
に
触
れ
る
事
柄
に
出
イ
ン
ト
で
あ
り
、
人
の
﹁
自
分
上
も
変
わ
っ
て
い
な
い
重
要
ポ
で
、
中
学
生
の
頃
か
ら
20
年
以
あ
り
ま
す
。
こ
れ
は
筆
者
の
中
テ
ィ
︶
﹂
と
い
う
共
通
言
語
が
﹁
自
分
ら
し
さ
︵
ア
イ
デ
ン
テ
ィ
例
え
ば
、
弊
社
の
コ
ア
に
は
で
は
、
な
ぜ
共
通
言
語
が
必
会
っ
た
と
き
、
行
動
せ
ず
に
は
き
な
の
か
継
を
行
う
た
め
に
は
、
先
代
と
イ
ン
ト
の
こ
と
で
す
。
・
本
人
の
自
由
に
や
ら
せ
る
べ
つ
ま
り
、
成
功
す
る
事
業
承
エ
ネ
ル
ギ
ー
が
湧
き
上
が
る
ポ
承
継
す
べ
き
な
の
か
・
自
分
︵
先
代
︶
の
や
り
方
を
●
2
つ
の
視
点
に
お
い
て
変
わ
る
こ
と
な
く
、
価
値
観
で
、
過
去
・
現
在
・
未
来
後
継
者
に
、
●
ど
ち
ら
に
す
る
べ
き
か
く
必
要
が
あ
り
ま
す
。
に
よ
っ
て
適
切
に
定
義
し
て
お
イ
ン
ド
中
に
定
着
す
る
根
源
的
﹁
コ
ア
﹂
と
は
、
個
々
人
の
マ
昧
な
捉
え
方
で
は
な
く
、
言
語
共
有
で
き
る
共
通
言
語
先
代
と
後
継
者
が
白
で
す
。
そ
の
マ
イ
ン
ド
は
曖
示
を
仰
げ
な
く
な
る
こ
と
は
明
根
源
的
価
値
観
﹁
コ
ア
﹂
Special Feature
先代から後継者に本当に受け継ぐべきものは
12
特集企画
Special Feature
13
本
人
の
や
り
た
い
こ
と
を
優
先
人
間
の
脳
は
、
情
報
を
取
捨
に
進
む
こ
と
に
な
り
ま
す
。
旧と新の攻防
る
の
で
す
。
に
細
分
化
し
て
具
現
化
し
て
い
の
本
質
を
自
社
に
で
き
る
こ
と
し
て
い
ま
す
が
、
同
社
は
、
そ
理
由
が
あ
り
ま
す
。
人
間
の
脳
に
関
す
る
科
学
的
な
な
の
で
し
ょ
う
か
?
そ
れ
に
は
D
N
A
の
共
通
言
語
化
が
必
要
な
ぜ
事
業
承
継
に
は
コ
ア
と
思
い
の
摺
り
合
わ
せ
が
加
速
的
め
、
先
代
の
思
い
と
後
継
者
の
が
い
ち
早
く
キ
ャ
ッ
チ
す
る
た
重
要
性
を
感
じ
る
情
報
は
脳
事
業
承
継
の
際
、
後
継
者
が
い
だ
す
こ
と
に
な
り
ま
す
。
寒
天
の
本
質
は
す
べ
て
に
共
通
の
視
点
に
対
し
て
重
要
性
を
見
開
を
進
め
て
い
ま
す
。
つ
ま
り
、
な
商
品
や
サ
ー
ビ
ス
で
事
業
展
共
通
言
語
化
で
成
功
へ
コ
ア
と
D
N
A
の
と
が
で
き
れ
ば
、
後
継
者
は
そ
化
し
て
後
継
者
が
受
け
継
ぐ
こ
剤
を
開
発
し
て
い
る
他
、
様
々
の
コ
ア
と
D
N
A
を
共
通
言
語
る
性
質
﹂
を
活
か
し
て
ゲ
ル
化
で
あ
る
﹁
液
状
を
固
体
状
に
す
だ
け
で
は
な
く
、
寒
天
の
本
質
社
﹂
。
同
社
は
、
食
品
と
し
て
カ
ー
﹁
伊
那
食
品
工
業
株
式
会
長
野
県
伊
那
市
の
寒
天
メ
ー
A
な
の
で
す
。
分
化
し
た
結
果
が
企
業
の
D
N
こ
と
が
大
切
で
あ
り
、
そ
の
細
て
本
質
に
ま
で
分
解
し
て
み
る
に
捉
え
ず
、
細
か
に
細
分
化
し
自
社
に
で
き
る
こ
と
を
曖
昧
れ
る
の
で
す
。
ン
ド
の
状
態
に
よ
っ
て
左
右
さ
づ
か
な
い
か
は
、
個
人
の
マ
イ
し
て
も
、
ゴ
ミ
に
気
づ
く
か
気
せ
ん
。
視
界
に
入
っ
て
い
た
と
こ
の
性
質
を
応
用
し
、
企
業
例
で
解
説
し
て
み
ま
し
ょ
う
。
本
質
に
な
り
ま
す
。
で
は
、
事
と
は
、
自
社
に
で
き
る
こ
と
の
せ
る
こ
と
は
困
難
で
す
。
本
質
を
外
し
て
事
業
を
成
功
さ
て
来
た
自
社
に
で
き
る
こ
と
の
す
ケ
ー
ス
で
も
、
受
け
継
が
れ
後
継
者
な
り
の
や
り
方
を
通
ミ
に
気
づ
く
こ
と
さ
え
あ
り
ま
気
づ
き
、
そ
う
で
な
い
人
は
ゴ
性
を
感
じ
て
い
る
人
は
ゴ
ミ
に
を
清
潔
に
保
つ
こ
と
﹂
に
重
要
が
落
ち
て
い
た
場
合
﹁
会
社
内
例
え
ば
、
会
社
の
中
に
ゴ
ミ
近
道
で
す
︵
図
1
︶
。
域
﹂
を
探
る
こ
と
が
成
功
へ
の
識
の
う
ち
に
共
通
し
て
い
る
領
が
持
つ
コ
ア
の
中
で
、
﹁
無
意
の
た
め
に
は
、
先
代
と
後
継
者
密
接
に
関
連
し
て
き
ま
す
。
そ
自
社
に
で
き
る
こ
と
の
本
質
企
業
に
お
け
る
﹁
D
N
A
﹂
限
ら
れ
て
い
ま
す
。
﹁
D
N
A
﹂
こ
と
は
困
難
で
す
。
け
で
人
間
の
行
動
を
規
定
す
る
を
見
ず
に
細
か
な
作
業
内
容
だ
が
あ
る
以
上
、
で
き
る
こ
と
は
脈
々
と
受
け
継
が
れ
た
D
N
A
こ
と
が
あ
り
ま
す
。
し
か
し
、
外
し
た
事
業
計
画
に
乗
り
出
す
す
る
あ
ま
り
、
自
社
の
本
質
を
に
で
き
て
い
ま
す
。
る
情
報
し
か
知
覚
し
な
い
よ
う
自
身
が
重
要
性
を
見
出
し
て
い
活
系
︶
﹂
の
働
き
に
よ
り
、
自
分
選
択
す
る
﹁
R
A
S
︵
網
様
体
賦
と
な
る
コ
ン
セ
プ
ト
と
し
て
、
る
D
N
A
は
事
業
内
容
の
根
幹
分
に
、
そ
の
基
礎
か
ら
生
ま
れ
指
針
に
関
わ
る
経
営
の
基
礎
部
コ
ア
は
会
社
の
理
念
や
行
動
図1 無意識で共有しているコアとDNA
事業内容
先代のコア
と
考
え
て
い
ま
し
た
。
ン
ド
戦
略
を
取
り
入
れ
た
い
﹂
﹁
得
意
分
野
に
特
化
し
た
ブ
ラ
と
の
考
え
に
対
し
、
後
継
者
は
幅
広
く
展
開
し
て
行
く
べ
き
﹂
2015.5
DNA
着
し
自
動
車
関
連
サ
ー
ビ
ス
を
後継者のコア
ま 備 メ し
ま 形 し 可 観 べ ま ス る を と
先 す 業 リ て 親 す で て 能 が き す テ た 行 後 以
代 。 を カ 、 子 。 進 も で 入 点 が ッ め い 継 下
の
行 に 京 間
め ら あ る は 、 プ の 、 者 の
﹁
う て 都 事
る い れ こ 、 実 ① セ 共 の 取
地
K 自 府 業
こ 、 ば と 自 施 ∼ ル 通 マ り
域
社 動 北 承
と 質 第 が 問 あ ⑤ フ 言 イ 組
の
を 車 部 継
を 問 三 多 自 た ﹂ 質 語 ン み
方
取 販 お の
お を 者 い 答 り を 問 を ド で
々
り 売 よ 実
薦 受 に た は 留 紹 法 見 の 、
に
上 ・ び 例
め け 協 め 先 意 介 ﹁ つ 整 先
密
げ 整 ア と
し る 力
入 す し 5 け 理 代
、
質
問
法
﹁
5
ス
テ
ッ
プ
﹂
承
継
の
た
め
の
セ
ル
フ
May 2015 特集企画
シバタ経営株式会社
います。しかし創業社長からすれば、後継社長に対する
代表取締役
不満も大きく断絶している状況も珍しくありません。性
柴田 肇
格も価値観も違う二人が互いの経営方針を理解できない
理由は、「変えてはならないもの」と「変えるべきもの」
が見えていないからです。何を承継するのか、その突破
URL
http://www.tekisho-tekizai.com/
E-mail
[email protected]
口を本稿で紹介します。
2015
先代社長の歴史が帝王学になる !!
5
後継社長に伝えるのは
「長く続く本物の経営」
May
事
件
は
日
常
茶
飯
事
で
す
。
幹
ぶ
か
も
し
れ
な
い
ト
ラ
ブ
ル
や
る
と
、
会
社
の
財
産
が
吹
き
飛
に
危
機
の
連
続
で
す
。
と
も
す
い な に 経 ろ っ に 者
究 し し に
し ま い は 営 う て 会 の 当 し な 、 こ
か す と 、 の と き 社 多 然 、 け そ そ
し 。 相 自 ト 、 ま を く の 実 れ の 価
な
当 分 ッ 二 し 潰 が こ 践 ば た 値
が
な の プ 代 た さ 創 と を な め
ら
覚 代 に 目 。 な 業 で し ら に が
、
悟 で 立 で 創 い 以 す て な ﹁ あ
経
で 潰 っ あ 業 ﹂ 来 が き い 今 る
営
臨 し た ろ 者 と ﹁ 、 ま か ﹂ と
は
ん た か う で 頑 絶 経 し を 何 提
常
で く ら と あ 張 対 営 た 研 を 唱
、
。
を
乗
り
越
え
る
﹂
﹁
チ
ャ
ン
ス
に
な
り
ま
す
。
つ
ま
り
、
﹁
危
機
経
営
の
決
断
が
な
さ
れ
る
こ
と
り
、
新
し
い
経
営
者
に
よ
っ
て
権
者
が
交
代
す
る
こ
と
で
あ
チ
ャ
レ
ン
ジ
し
続
け
る
こ
と
な
つ
か
っ
て
も
あ
き
ら
め
な
い
で
で
あ
り
、
想
定
外
の
事
態
に
ぶ
れ
は
危
機
を
乗
り
越
え
る
こ
と
で
は
、
変
革
と
は
何
か
?
そ
い
う
こ
と
は
、
最
終
意
思
決
定
知
っ
て
い
る
か
ら
で
す
。
経
営
ト
ッ
プ
が
交
代
す
る
と
重
で
あ
る
こ
と
を
、
経
営
者
は
と
﹁
社
長
交
代
﹂
で
す
。
も
大
き
な
問
題
は
﹁
世
代
交
代
﹂
そ
の
長
く
続
く
経
営
の
、
最
で
あ
り
、
成
功
と
失
敗
は
紙
一
が
起
こ
る
か
わ
か
ら
な
い
か
ら
す
。
な
ぜ
な
ら
、
一
寸
先
は
何
何
を
伝
え
る
の
か
そ
の
瞬
間
の
決
断
は
恐
怖
で
後
継
者
に
経
営
の
で り の 経
す 越 こ 営
。 え と ﹂
る で と
経 あ は
営 り ﹁
﹂ 、 潰
の ﹁ さ
こ 危 な
と 機 い
な を 経
の 乗 営
﹂
す
。
経
営
は
長
く
続
け
る
こ
と
上
を
迎
え
る
企
業
も
あ
り
ま
創
業
60
年
、
創
業
1
0
0
年
以
ぎ
ま
し
た
。
顧
問
先
の
中
に
は
、
ン
ト
業
に
従
事
し
て
30
年
が
過
潰
さ
な
い
経
営
の
こ
と
筆
者
は
、
経
営
コ
ン
サ
ル
タ
長
く
続
く
経
営
と
は
し い 平 れ る な 問 部
結 ま 、 穏 ば で っ 題 社
局 す 大 無 す し た に 員
の 。 小 事 る ょ 経 背 や
と
様 な ほ う 験 筋 従
こ
々 と ど 。 を が 業
ろ
な き 、 組 す ゾ 員
、
問 が 1 織 る ク の
﹁
題 な カ が こ ッ 起
長
が い 月 拡 と と こ
く
発 く で 大 も 寒 し
続
く
生 ら も す あ く た
い な に ト も 証 常 で 新 員 つ
ど ま い 変 ッ 不 な に 迫 た の き 経
ん す と わ プ 可 の 変 ら な 採 ま 営
な 。 い り は 能 で 革 れ 事 用 と の
う 続 、 な す を る 業 、 い 決
些
宿 け 長 こ 。 求 決 展 新 ま 断
細
命 な く の 現 め 断 開 た す は
な
を け 続 時 状 ら は ⋮ な 。 常
こ
背 れ け 代 維 れ 、 、 研 新 に
と
負 ば る 。 持 て 組 そ 究 し 恐
で
っ な た 経 さ い 織 れ 開 い 怖
も
て ら め 営 え る が ら 発 社 が
、
、
い
の
で
す
。
後
継
者
は
し
な
け
れ
ば
な
ら
な
を
掴
む
﹂
た
め
の
最
終
決
断
を
、
Special Feature
会社が長く続くことを社員の誰もが願っています。ま
た、それは世代交代をしなければ続かないことも知って
16
特集企画
Special Feature
17
旧と新の攻防
あ
る
で
し
ょ
う
。
閉
ま
っ
た
思
い
や
誓
い
も
必
ず
の
心
情
、
誰
に
も
言
わ
ず
心
に
件
、
そ
の
と
き
の
苦
難
や
苦
境
っ
か
け
と
な
っ
た
出
来
事
や
事
あ
っ
た
は
ず
で
す
。
創
業
の
き
業
当
時
に
、
大
き
な
ド
ラ
マ
が
学
と
な
る
の
で
す
。
継
経
営
者
に
承
継
さ
れ
る
帝
王
れ
ら
を
ま
と
め
る
こ
と
で
、
後
断
し
実
行
し
て
き
た
の
か
、
そ
り
越
え
て
き
た
の
か
、
何
を
決
そ
し
て
、
そ
の
苦
難
を
ど
う
乗
を
悩
み
、
苦
し
ん
で
き
た
の
か
、
つ
ま
り
、
経
営
者
と
し
て
何
こ
そ
学
び
が
あ
り
、
学
び
が
あ
ろ
プ
ラ
ス
で
す
。
失
敗
の
中
に
は
、
マ
イ
ナ
ス
で
は
な
く
む
し
の
恥
部
を
さ
ら
け
出
す
こ
と
か
ね
ま
せ
ん
。
経
営
者
と
し
て
ま
と
め
れ
ば
、
自
慢
話
に
な
り
す
。
成
功
し
た
こ
と
ば
か
り
を
営
者
に
感
動
を
与
え
る
の
で
か
し
い
部
分
こ
そ
が
、
後
継
経
経
営
者
と
し
て
未
熟
で
恥
ず
大
敗
し
、
多
く
の
武
将
を
死
な
と
決
断
の
甘
さ
か
ら
武
田
軍
に
三
方
ヶ
原
の
戦
で
自
分
の
判
断
戦
国
時
代
、
徳
川
家
康
公
は
員
教
育
を
し
て
い
ま
す
。
落
と
し
込
ん
で
、
徹
底
し
て
社
つ
を
経
営
理
念
や
基
本
方
針
に
受
け
継
い
で
、
そ
の
一
つ
ひ
と
先
代
社
長
の
反
省
と
苦
し
み
を
す
。
現
在
は
、
後
継
経
営
者
が
に
す
べ
き
こ
と
は
沢
山
あ
り
ま
不
渡
手
形
を
掴
ま
な
い
た
め
自
身
が
経
営
者
と
し
て
経
験
し
先
代
経
営
者
自
身
で
す
。
自
分
え
る
役
目
は
、
創
業
経
営
者
や
生
き
た
経
営
者
の
歴
史
を
伝
力
の
伝
え
方
③
危
機
を
乗
り
越
え
る
き
な
い
の
で
す
。
当
の
経
営
を
伝
え
る
こ
と
は
で
史
を
表
に
出
さ
な
け
れ
ば
、
本
ま
た
、
ひ
と
り
の
力
で
創
業
伝
え
る
の
は
先
代
経
営
者
2015.5
思
い
出
し
て
く
だ
さ
い
。
創
り
財
産
で
す
。
越
え
続
け
て
き
た
歴
史
で
す
。
40
年
間
、
様
々
な
危
機
を
乗
り
創
業
40
年
の
企
業
で
あ
れ
ば
、
者
の
歴
史
こ
そ
が
、
文
化
で
あ
成
長
期
、
発
展
期
と
続
く
経
営
な
ど
、
創
業
当
時
か
ら
始
ま
り
、
き
ま
せ
ん
。
越
え
る
力
を
伝
え
る
こ
と
が
で
け
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
。
例
え
ば
、
で
の
会
社
の
歴
史
を
分
析
し
な
動
は
あ
り
ま
し
た
か
経
営
者
の
歴
史
を
分
析
す
る
仕
事
と
し
て
、
ま
ず
は
こ
れ
ま
後
継
経
営
者
に
伝
え
る
前
の
・
初
め
て
の
仕
事
の
喜
び
や
感
り
、
助
け
ら
れ
ま
し
た
か
・
ど
の
よ
う
な
方
に
世
話
に
な
力
の
伝
え
方
①
と
に
苦
労
し
ま
し
た
か
で を に は
す 伝 ﹁ 、
。 え 危 新
な 機 た
け を な
れ 乗 経
ば り 営
な 越 者
ら え ︵
な る 後
い 力 継
者
の
﹂ ︶
危
機
を
乗
り
越
え
る
・
そ
の
と
き
、
ど
の
よ
う
な
こ
こ
の
仕
事
を
始
め
ま
し
た
か
・
ど
の
よ
う
な
き
っ
か
け
で
、
て
い
た
の
で
は
、
危
機
を
乗
り
外
部
環
境
や
他
者
の
せ
い
に
し
に
問
題
が
あ
っ
た
か
ら
で
す
。
経
営
者
と
し
て
の
判
断
と
決
断
る
こ
と
で
す
。
そ
の
原
因
は
、
面
し
た
詳
細
を
中
心
に
ま
と
め
重
要
な
こ
と
は
、
危
機
に
直
具
体
的
な
自
分
の
失
敗
に
絞
る
持
っ
て
い
ま
す
。
自
分
自
身
へ
の
戒
め
の
た
め
に
に
、
今
も
当
時
の
不
渡
手
形
を
し
さ
と
苦
労
を
忘
れ
な
い
た
め
た
か
ら
で
す
。
そ
の
と
き
の
悔
に
よ
っ
て
会
社
が
窮
地
に
陥
っ
ん
だ
経
験
が
あ
り
、
そ
の
こ
と
断
の
甘
さ
か
ら
不
渡
手
形
を
掴
そ
れ
は
、
過
去
に
自
分
の
判
な
り
ま
す
。
し
か
し
、
そ
の
歴
た
び
に
、
会
社
は
強
く
逞
し
く
苦
境
や
苦
難
を
乗
り
越
え
る
し
て
い
ま
す
。
た
め
に
﹁
自
ら
の
証
拠
﹂
を
残
な
こ
と
を
起
こ
さ
な
い
と
誓
う
敗
を
晒
し
、
二
度
と
こ
の
よ
う
康
公
で
さ
え
、
自
分
自
身
の
失
時
代
の
基
礎
を
作
り
上
げ
た
家
・
ど
こ
で
創
業
し
ま
し
た
か
で て 人 で
す き の き
。 た 支 た
こ え わ
と に け
に よ で
も っ な
気 て く
づ 成 、
く り 多
は 立 く
ず っ の
て
い
る
の
で
す
。
力
の
伝
え
方
②
危
機
を
乗
り
越
え
る
営
を
し
て
い
ま
す
。
こ
と
を
心
に
言
い
聞
か
せ
て
経
渡
手
形
を
絶
対
に
掴
ま
な
い
﹂
あ
る
顧
問
先
の
社
長
は
﹁
不
も
通
じ
る
も
の
が
あ
り
ま
す
。
せ
、
生
涯
戒
め
と
し
た
こ
と
に
惨
め
な
負
け
姿
を
絵
師
に
描
か
徳
川
2
6
0
年
の
安
定
し
た
の
創 で
業 す
経 。
営
者
や
先
代
経
営
者
業
か
ら
の
歴
史
の
中
に
存
在
し
﹁
我
が
社
の
帝
王
学
﹂
は
、
創
と
が
で
き
る
の
で
す
。
る
か
ら
こ
そ
成
功
に
近
づ
く
こ
分
自
身
の
甲
冑
を
剥
が
さ
れ
た
せ
る
こ
と
に
な
り
ま
し
た
。
自
May 2015 特集企画
ビジネス・イノベーション・
サービス株式会社
す(母親の場合もあるが、本稿では便宜上「父親」と表記)
。
取締役社長
中には、親子間の不和が原因で信用不安を招き、ひどいケー
大石 吉成
スでは廃業、倒産まで引き起こしてしまいます。一方、親子
関係が上手くいっている企業は、強い絆と信頼に裏打ちされ、
URL
強固で堅実な歩みを残しています。本稿では、その親子経営
の強みを発揮する「3×7つのポイント」を紹介します。
2015
May
社
の
お
家
騒
動
に
つ
い
て
漏
れ
型
店
舗
で
高
級
家
具
を
会
員
制
と
し
た
と
考
え
ら
れ
ま
す
。
大
値
観
を
長
女
に
押
し
付
け
よ
う
ル
変
更
に
伴
い
店
舗
の
改
装
や
次
に
、
こ
の
ビ
ジ
ネ
ス
モ
デ
た
﹂
と
感
じ
た
は
ず
で
す
。
主
題
に
入
る
前
に
、
こ
の
2
次
に
、
父
親
の
経
験
値
と
価
値
観
を
真
っ
向
か
ら
否
定
さ
れ
を
迎
え
て
い
ま
す
。
手
に
し
た
こ
と
で
一
応
の
決
着
あ
る
久
美
子
社
長
が
経
営
権
を
持
ち
越
さ
れ
、
結
果
、
長
女
で
肉
の
争
い
は
株
主
総
会
に
ま
で
長
女
︵
社
長
︶
の
争
い
で
す
。
骨
﹁
大
塚
家
具
﹂
の
父
︵
会
長
︶
と
次
に
、
お
家
騒
動
に
揺
れ
た
た
か
も
し
れ
ま
せ
ん
。
長
に
復
帰
す
る
﹂
と
考
え
て
い
は
﹁
い
つ
か
機
会
が
あ
れ
ば
社
な
い
で
し
ょ
う
か
。
心
の
底
で
方
な
く
長
女
に
譲
っ
た
の
で
は
を
払
拭
す
る
手
立
て
と
し
て
仕
る
⋮
。
し
か
し
、
企
業
不
祥
事
像
さ
れ
、
﹁
自
分
の
経
験
と
価
父
親
の
憤
怒
の
顔
が
容
易
に
想
と
推
測
で
き
ま
す
。
で
あ
れ
ば
も
な
い
人
事
の
刷
新
も
行
っ
た
し
た
の
で
し
ょ
う
。
こ
れ
に
と
モ
デ
ル
を
大
き
く
変
え
よ
う
と
こ
と
な
く
、
既
存
の
ビ
ジ
ネ
ス
こ
と
と
噂
さ
れ
て
い
ま
す
。
あ
る
父
親
の
逆
鱗
に
触
れ
て
の
で
、
こ
れ
は
グ
ル
ー
プ
会
長
で
役
を
突
然
解
任
さ
れ
た
こ
と
は
じ
め
グ
ル
ー
プ
3
社
の
取
締
の
長
男
が
ロ
ッ
テ
商
事
社
長
を
ま
ず
は
、
﹁
ロ
ッ
テ
グ
ル
ー
プ
﹂
心
は
経
営
者
と
し
て
未
練
が
あ
あ
っ
た
か
が
疑
わ
れ
ま
す
。
本
し
た
が
、
そ
の
覚
悟
が
本
物
で
長
女
へ
と
社
長
の
座
を
譲
り
ま
当
時
65
才
の
父
親
か
ら
41
才
の
事
を
受
け
て
、
2
0
0
9
年
に
の
イ
ン
サ
イ
ダ
ー
取
引
の
不
祥
悟
の
欠
如
で
す
。
2
0
0
7
年
に
相
談
あ
る
い
は
理
解
を
得
る
ま
ず
は
、
会
長
で
あ
る
父
親
た
こ
と
で
す
。
新
し
い
こ
と
を
始
め
よ
う
と
し
あ
り
ま
す
。
そ
れ
は
、
拙
速
に
も
少
な
か
ら
ず
騒
動
の
原
因
は
父
親
の
後
を
受
け
た
長
女
に
・
長
女
の
過
ち
ー
ス
が
二
つ
続
き
ま
し
た
。
ま
ず
は
、
継
が
せ
る
者
の
覚
親
子
の
関
係
性
今
年
に
入
り
気
に
な
る
ニ
ュ
Prologue
伝
わ
る
情
報
か
ら
、
筆
者
な
り
[email protected]
親子経営の繁栄と繁盛
父親・子供・親子で取り組む
3×7つのポイント
5
の
感
想
と
意
見
を
述
べ
ま
す
。
http://www.innvate-s.com
E-mail
親
子
の
不
和
の
本
質
は
親
に
あ
り
ま
す
。
い
ま
す
と
、
多
く
の
原
因
が
父
と
思
わ
れ
る
の
で
結
論
か
ら
言
騒
動
の
経
緯
は
周
知
の
こ
と
て
い
た
と
も
言
え
ま
す
。
創
業
者
に
対
す
る
配
慮
が
欠
け
意
の
強
要
が
想
像
さ
れ
ま
す
。
最
後
は
、
親
へ
の
感
謝
と
敬
﹁
大
塚
家
具
﹂
の
ケ
ー
ス
・
父
親
の
過
ち
し
た
の
で
し
ょ
う
。
し
た
ビ
ジ
ネ
ス
モ
デ
ル
に
固
執
で
売
る
と
い
う
、
か
つ
て
成
功
Special Feature
経営規模の大小に関係なく、経営者である父親と子供の関
係が上手く行っていないと、業績に悪影響を与えてしまいま
20
特集企画
Special Feature
21
旧と新の攻防
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
の
本
質
は
﹁
親
子
の
関
係
性
﹂
問
題
に
な
り
ま
す
。
共
に
問
題
親
と
長
男
と
の
確
執
と
相
克
の
す
が
、
ロ
ッ
テ
の
ケ
ー
ス
は
父
大
塚
家
具
は
父
親
と
長
女
で
・
親
子
の
関
係
性
を
見
極
め
る
い
こ
と
は
あ
り
ま
せ
ん
。
関
係
で
あ
れ
ば
こ
ん
な
に
心
強
ー
一
族
で
、
特
に
親
子
が
良
い
し
て
は
な
り
ま
せ
ん
。
オ
ー
ナ
ス
で
あ
り
、
決
し
て
リ
ス
ク
に
は
、
成
長
へ
の
大
き
な
チ
ャ
ン
か
ら
子
へ
経
営
交
代
す
る
こ
と
オ
ー
ナ
ー
企
業
に
と
っ
て
父
見
守
る
こ
と
が
必
要
で
す
。
あ
る
こ
と
を
自
覚
し
辛
抱
強
く
自
分
と
は
全
く
違
う
別
人
格
で
し
い
と
こ
ろ
で
す
。
て
い
る
つ
も
り
で
注
視
し
て
欲
一
段
一
段
ゆ
っ
く
り
と
登
ら
せ
し
て
決
め
た
の
な
ら
、
階
段
を
分
の
仕
事
を
任
す
こ
と
が
、
自
の
内
に
後
継
者
に
少
し
ず
つ
自
こ
と
に
な
る
の
で
あ
れ
ば
、
今
い
ず
れ
の
日
か
経
営
を
渡
す
せ 以 引 な う な 者 取
よ ん 外 先 り な 人 と 引 仕 積
っ 。 の の ま の 格 な 先 入 極
て
な 経 す か で る に れ 的
、
に 営 。 は 、 後 と 先 に
事
も 交 彼 大 仕 継 っ 、 紹
前
の 代 ら 切 事 者 て 売 介
に
で は に な の が 、 り し
後
も 、 と 関 能 ど 次 先 て
継
あ リ っ 心 力 の の な お
者
り ス て 事 が よ 経 ど く
が
ま ク 取 に ど う 営 の
④
取
引
先
へ
後
継
者
を
ひ
と
つ
解
き
ほ
ぐ
し
て
い
く
地
善
し
よ
う
と
す
る
な
ら
、
一
つ
て
い
ま
す
。
そ
の
関
係
性
を
改
現
在
の
親
子
関
係
が
成
り
立
っ
弟
関
係
な
ど
が
織
り
重
な
り
、
の
ポ
イ
ン
ト
﹂
を
紹
介
し
ま
す
。
強
み
を
発
揮
す
る
﹁
3
×
7
つ
係
性
を
維
持
し
、
親
子
経
営
の
す
。
で
は
、
親
子
が
上
手
く
関
が
、
こ
こ
か
ら
主
題
に
入
り
ま
前
置
き
が
長
く
な
り
ま
し
た
し
い
の
で
す
。
実
は
、
簡
単
な
し
ず
つ
権
限
の
委
譲
を
し
て
欲
前
段
階
に
お
い
て
後
継
者
に
少
父
親
は
、
経
営
交
代
を
す
る
仕
事
を
任
せ
て
い
く
②
後
継
者
に
少
し
ず
つ
継
者
は
、
こ
れ
か
ら
役
員
や
社
が
大
切
で
す
。
間
違
い
な
く
後
員
の
心
情
に
配
慮
を
す
る
こ
と
の
は
順
当
な
こ
と
で
す
が
、
社
が
自
分
の
子
供
に
会
社
を
譲
る
オ
ー
ナ
ー
企
業
な
の
で
父
親
積
極
的
に
取
引
先
と
関
係
を
深
2015.5
の
家
庭
環
境
、
夫
婦
関
係
、
兄
子
供
た
ち
が
生
ま
れ
て
か
ら
留
意
す
る
③
社
員
と
後
継
者
の
関
係
に
悟
を
決
め
て
く
だ
さ
い
。
自
分
の
子
供
と
い
え
ど
も
、
分
の
責
任
と
役
割
で
あ
る
と
覚
必
要
で
す
。
で 役 長 ょ
す 員 で う
。 や あ 。
社 る そ
員 父 れ
が 親 を
多 に 、
く ご ご
い 注 丁
た 進 寧
は し に
ず た 会
ど
の
批
判
を
し
て
い
た
の
で
し
る
ご
と
に
父
親
の
経
営
方
針
な
す
が
、
役
員
や
社
員
に
、
事
あ
す
る
こ
と
で
す
。
係
性
も
変
え
る
と
い
う
作
業
を
つ
変
え
る
こ
と
で
、
2
人
の
関
今
後
の
互
い
の
行
動
を
少
し
ず
よ
う
な
と
き
の
解
決
方
法
は
、
に
理
解
は
で
き
ま
せ
ん
。
そ
の
し
か
し
現
実
は
、
そ
う
簡
単
も
の
で
す
。
一
度
、
後
継
者
と
か
い
目
で
見
守
っ
て
や
り
た
い
憂
す
る
の
で
な
く
、
冷
静
に
温
す
。
少
し
の
出
来
事
で
一
喜
一
に
な
っ
て
も
頼
り
な
く
思
え
ま
父
親
に
と
っ
て
子
供
は
い
つ
長
い
目
で
育
て
る
る
瞬
間
か
も
し
れ
ま
せ
ん
。
す
。
経
営
交
代
に
躊
躇
を
覚
え
抱
い
て
し
ま
う
こ
と
も
あ
り
ま
ら
、
大
き
な
不
安
と
喪
失
感
を
た
権
限
を
失
く
す
わ
け
で
す
か
で
当
然
の
こ
と
と
し
て
存
在
し
な
い
と
で
き
ま
せ
ん
。
こ
れ
ま
か
﹂
を
知
ら
せ
て
お
く
こ
と
が
経
営
交
代
す
る
つ
も
り
な
の
者
が
誰
で
あ
る
か
﹂
﹁
い
つ
頃
や
社
員
に
そ
れ
と
な
く
﹁
後
継
で し け る ろ 築 員
そ す て 入 だ で い と
の 。 や れ け す て ど
た
る ら 彼 。 い の
め
こ れ ら し こ よ
に
と る に た う う
、
が よ ス が か に
事
と う ム っ と 人
前
て 、 ー て 悩 間
に
も 配 ズ 、 む 関
役
重 慮 に で と 係
員
要 を 受 き こ を
最
後
は
筆
者
の
想
像
の
域
で
の
近
道
で
す
。
た
の
で
し
ょ
う
。
こ
れ
も
苦
々
し
く
見
つ
め
て
い
ま
し
た
。
お
そ
ら
く
父
親
は
、
新
店
舗
の
建
設
な
ど
が
行
わ
れ
る
こ
と
が
関
係
性
改
善
の
一
番
り
過
去
か
ら
現
在
ま
で
振
り
返
に
虚
心
坦
懐
に
な
り
、
じ
っ
く
道
な
作
業
が
必
要
で
す
。
互
い
①
後
継
者
を
す
か
ら
、
そ
れ
な
り
の
覚
悟
が
1.
7
つ
の
こ
と
仕
事
の
一
部
を
任
せ
る
こ
と
で
父
親
か
ら
す
れ
ば
、
自
分
の
父
親
が
や
る
べ
き
の
権
限
の
一
部
委
譲
で
す
。
よ
う
で
意
外
と
で
き
な
い
が
こ
May 2015 特集企画
が見つけにくい状況にあります。その中で、経営
株式会社ウイズダムビジネス研究所
分野でも「おもてなし」に代表される日本文化を
代表
見直す機運が高まっています。グローバル資本主
河野 賢一
E-mail
義や欧米流ビジネス手法の限界が見えてきた、今
Blog
だからこそ、古くから日本経済を支えてきた職人
[email protected]
http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/
道、商人道を見直してみましょう。
2015
活路は日本の老舗企業に!!
「職人道」と「商人道」を極め
イノベーション経営に挑む
5
May
き
た
職
人
道
は
、
欧
米
流
の
生
せ 界 ︵ ョ ば
こ ん 観 室 ン 、
の 。 は 町 を 能
見 初 も の
脈
逃 期 た 世
々
す の ら 界
と
こ 能
に
日
と 役 し イ
本
は 者 た ノ
に
で ︶ 世 ベ
培
き の 阿 ー
っ
て
ま 世 弥 シ
山
木
工
﹂
は
、
1
0
0
年
先
も
横
浜
市
都
筑
区
に
あ
る
﹁
秋
の
職
人
は
技
術
よ
り
人
柄
﹂
と
制
度
を
続
け
て
お
り
、
﹁
一
流
一
流
職
人
は
技
術
よ
り
人
柄
を
紹
介
し
ま
す
。
ら
職
人
道
を
例
え
る
の
で
あ
れ
ま
た
、
伝
統
文
化
の
承
継
か
専
門
性
を
活
か
さ
な
け
れ
ば
な
す
。
以
下
に
、
そ
の
関
連
事
例
い
の
で
現
場
力
向
上
は
重
要
で
ら
ず
、
シ
ス
テ
ム
化
が
し
づ
ら
10
億
円
の
小
さ
な
企
業
で
す
。
具
を
制
作
・
販
売
す
る
売
上
高
2
0
0
年
先
も
使
え
る
注
文
家
組
み
で
す
。
商
人
の
世
界
を
支
え
て
き
た
仕
す
が
、
こ
れ
は
モ
ノ
づ
く
り
や
ャ
リ
ア
ア
ッ
プ
し
て
い
く
の
で
か
ら
な
の
で
し
ょ
う
か
。
の
は
、
一
体
ど
の
よ
う
な
理
由
小
企
業
は
、
特
定
の
分
野
で
の
け
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
。
特
に
中
意
識
を
高
め
実
行
し
て
い
か
な
ま か で 職
あ す な 、 人
ら 。 も 次 道
た
の 世 を
め
に 代 見
て
す 経 直
現
る 営 し
場
必 の て
力
要 基 み
強
が 盤 る
化
あ を こ
の
り 確 と
の
伝
承
は
必
須
で
す
。
過
去
の
た
。
丁
稚
、
手
代
、
番
頭
と
キ
公
と
い
う
仕
組
み
が
あ
り
ま
し
か
つ
て
、
日
本
に
は
丁
稚
奉
と
な
る
現
場
力
が
落
ち
て
い
る
時
代
が
変
わ
ろ
う
と
も
技
能
代
を
経
て
、
こ
の
経
済
の
基
本
の
円
高
に
よ
る
産
業
空
洞
化
時
き
た
の
は
現
場
力
で
す
。
一
時
日
本
の
中
核
産
業
を
支
え
て
念
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
産
業
界
の
土
台
と
も
い
え
る
概
躾
﹂
の
徹
底
な
ど
は
、
日
本
の
﹁
整
理
・
整
頓
・
清
掃
・
清
潔
・
日
本
の
産
業
界
の
土
台
例
え
ば
5
S
活
動
、
す
な
わ
ち
高
度
経
済
成
長
を
支
え
ま
し
た
。
現
場
力
を
支
え
る
職
人
道
日
本
に
脈
々
と
培
う
結
び
つ
き
、
昭
和
30
年
以
降
の
産
性
向
上
や
品
質
管
理
活
動
と
図1 秋山木工の職人心得三十箇条の一部
若
者
を
育
成
す
る
た
め
に
社
長
一
流
の
家
具
職
人
を
目
指
す
職人心得1 挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
職人心得2 連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得3 明るい人から現場に行かせてもらえます。
職人心得4 周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
職人心得5 人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
…
自
ら
が
先
頭
に
立
ち
人
材
育
成
職人心得30 レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。
Special Feature
アベノミクスとはいえ、中小企業は将来の展望
出典:秋山利輝 著『一流を育てる』
(現代書林 2013年刊)を参考に作成
24
特集企画
旧と新の攻防
図2 舞妓の言葉の一部
Special Feature
25
言 葉
意 味
一歩外に出たら、たとえ急いでいるときでも、お顔を知らない方で
●電信棒見ても、
もこの街の関係者と思う人には、その場で止まって、よろしくお願い
おたのもうします
しますというつもりで、頭をきちんと下げて挨拶しなさい。
「うちがなんでこれをせなあかんねん」と思うことがマイナス。頭で
●頭で考える前に、
考える前に、動くことが大事。そうしないと、お座敷という現場で舞
おいど動かさんと
妓さんらしい仕事ができない。
見習いさんが、見習い期間を活かすために大切なことは、周囲の人
●みせてもろうて、
に教えてもらえる用意が整っていること。より良い学習の機会を得、
よろしおすか
そのことに感謝し、自ら学ぶことが大事。
芸妓さんや舞妓さんは、プロジェクトチームのように仕事をしてい
●かわいがってもら
る。未熟で慣れていないからこそ、ご一緒してくださる方々に溶けこ
いよしや
もうという気持ちを持つことが大事。
●そのままほっとくの
が恥ずかしいことや
「ほっとく」というのは京ことばで「放置する」ということ。間違う
ことが恥ずかしいことではなく、それを認めず、反省もせず、そのま
までいいと放置することこそが、恥ずかしいこと。
出典:西尾久美子 著『舞妓の言葉』
(東洋経済 2012年刊)を参考に作成
統
が
受
け
継
が
れ
る
こ
と
で
他
弁
︶
と
も
一
味
違
い
、
こ
の
伝
使
わ
れ
て
い
る
京
言
葉
︵
京
都
の
言
葉
﹂
が
あ
り
ま
す
。
日
常
ま
す
。
つ
ま
り
、
現
場
の
重
要
の
苦
し
み
も
深
く
認
識
し
て
い
て
い
ま
す
。
ま
た
、
逆
に
現
場
丁
稚
や
現
場
の
楽
し
さ
を
知
っ
外
し
た
り
し
て
い
ま
す
。
り
、
景
気
予
測
や
経
済
動
向
を
な
い
情
報
の
提
供
が
な
さ
れ
た
こ
に
は
受
け
継
が
れ
た
﹁
舞
妓
自
分
を
磨
い
て
い
き
ま
す
。
そ
に
、
芸
事
や
し
き
た
り
を
習
い
だ
か
ら
と
い
う
言
い
訳
を
せ
ず
ド
バ
イ
ス
に
耳
を
傾
け
、
未
熟
舞
妓
さ
ん
た
ち
は
周
囲
の
ア
彼
ら
創
業
者
は
共
通
し
て
、
大
企
業
へ
と
導
い
て
き
ま
し
た
。
経
営
者
が
小
さ
な
商
店
か
ら
巨
流
通
チ
ェ
ー
ン
企
業
も
、
創
業
内
功
氏
に
代
表
さ
れ
る
今
日
の
た
、
ダ
イ
エ
ー
を
創
業
し
た
中
で
も
息
づ
い
て
い
ま
す
。
に
育
成
さ
せ
る
仕
組
み
が
今
日
と
い
う
プ
ロ
フ
ェ
ッ
シ
ョ
ナ
ル
を
舞
妓
さ
ん
か
ら
芸
妓
さ
ん
へ
に
あ
っ
て
、
10
代
の
少
女
た
ち
花
街
﹂
で
は
、
接
客
業
の
世
界
急
拡
大
さ
せ
て
き
ま
し
た
。
ま
ル
企
業
を
小
さ
な
町
工
場
か
ら
ニ
ク
ス
と
自
動
車
の
グ
ロ
ー
バ
者
は
、
日
本
発
の
エ
レ
ク
ト
ロ
郎
氏
に
代
表
さ
れ
る
創
業
経
営
松
下
幸
之
助
氏
や
本
田
宗
一
り な 統 査 こ 場 て ー 見 も ア
そ ま ど 計 だ と 、 い ネ ら 現 や
れ す を デ け な 取 ま ッ れ 場 エ
に 。 し ー で く 材 す ト ま 力 コ
よ
た タ 記 、 先 が の す を ノ
り
り だ 事 ネ な 、 普 。 軽 ミ
誤
す け を ッ ど 事 及 こ 視 ス
っ
る で 書 ト に 件 に れ す ト
た
傾 景 い の 足 ・ も は る の
深
向 気 た 閲 を 事 関 イ 動 世
み
が 予 り 覧 運 故 連 ン き 界
の
あ 測
調 ぶ 現 し タ が で
、
な
お
、
昨
今
は
マ
ス
メ
デ
ィ
2015.5
﹁
舞
妓
の
言
葉
﹂
の
重
み
0
年
続
く
伝
統
産
業
の
﹁
京
都
の
世
界
で
も
重
要
で
す
。
3
5
だ
け
で
な
く
接
客
サ
ー
ビ
ス
業
職
人
の
思
想
は
、
製
造
現
場
感
が
あ
り
ま
す
。
の
ま
に
か
忘
れ
去
ら
れ
る
危
機
の
意
識
変
化
で
も
あ
り
、
い
つ
ん
。
そ
れ
は
ま
た
、
教
わ
る
側
行
く
よ
う
に
思
え
て
な
り
ま
せ
基
本
や
丁
稚
教
育
が
、
消
え
て
今
日
、
こ
の
よ
う
な
現
場
の
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
い
て
し
ま
っ
て
い
る
の
が
現
状
ら
、
経
営
と
現
場
の
距
離
が
開
で
、
﹁
現
場
重
視
﹂
と
言
い
な
が
営
者
に
か
な
い
ま
せ
ん
。
そ
こ
い
と
こ
ろ
で
の
理
解
は
創
業
経
い
訳
で
は
あ
り
ま
せ
ん
が
、
深
十
箇
条
﹂
に
な
り
ま
す
。
本
が
、
図
1
の
﹁
職
人
心
得
三
こ
と
も
怠
り
ま
せ
ん
。
そ
の
基
を
磨
く
と
同
時
に
人
柄
を
磨
く
い
う
信
念
の
も
と
、
創
る
技
術
ズ
レ
る
経
営
と
現
場
の
距
離
感
の
で
す
︵
図
2
︶
。
に
は
な
い
競
争
力
が
生
ま
れ
る
は
、
も
ち
ろ
ん
現
場
経
験
が
無
で 性
と す を
こ 。 肌
ろ
で
が
感
、
じ
現
取
在
っ
の
て
経
い
営
る
者
の
八重洲ブックセンター 本店調べ
1
2
書 名
編 著 者
出 版 社
税込定価
最強の未公開企業ファーウェイ
田濤、呉春波
東洋経済新報社
1,944円
プレジデント社
1,620円
プルデンシャル生命保険株式会社フェイ
アメリカ本国を驚愕させたプルデンシャル生命の「売る力」 スブック(日出ずる国の営業)運営事務局
3 リクルートのトップ営業が後輩に伝えていること
的場正人
日本経済新聞出版社 1,512円
4
小山昇の失敗は蜜の味
小山昇
日経BP社
1,620円
5
安心老後をつくるマンション投資の教科書
山越尚昭
すばる舎
1,620円
書 名
編 著 者
出 版 社
税込定価
ビジネスは30秒で話せ!
ケビン・キャロル、ボブ・エリオット
すばる舎
1,512円
Information
月間ビジネス書ランキング 2015年3月
ジュンク堂書店 名古屋店調べ
1
2 一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?
上野啓樹、俣野成敏
クロスメディア・パブリッシング 1,490円
3
0ベース思考
スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナー
ダイヤモンド社
1,728円
4
なぜ、この人と話をすると楽になるのか
吉田尚記
太田出版
1,200円
5
挑戦する会社
神田昌典
フォレスト出版
1,620円
ビジネス図書館「BizRepo」
今後の追加予定と付録の案内
本誌掲載原稿以外にもビジネス・カウ
会社が存続するには、利益をもたらす顧客の確保が必要不可
ンセラーによる執筆レポートを中小企
欠です。
「新規開拓なくして企業の成長なし」といわれますが、
業経営研究会webサイト(ビジネス図
顧客を新規獲得することはなかなか難しいものです。そこでビ
書館「BizRepo」
)にて掲載しています
ビジネス図書館「BizRepo」URL
▼
▼
▼
http://www.bizrepo.jp/
ジネス図書館「BizRepo」では、新規開拓目標と計画の立て方、
ターゲットのリストアップの仕方等、顧客獲得のためのマニュ
アルをステップごとに紹介していきます。
今月の速習は「法的手段に訴えない債権回収の極意」です。
債権を回収するにあたり、なるべく訴訟などの法的手段をとら
ないで、なるべく弁護士に依頼しないで債権を回収するノウハ
ウが満載です。将来、取引先から債権が回収できずに困ってし
まう場面に備えておきたい1冊です。
近代中小企業 Vol.50 No.5
発行者/芦澤 貞春
発行所/中小企業経営研究会
http://www.datadeta.co.jp
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-33-13
千年ビル8F
株式会社データエージェント内
フリーダイヤル・0120-791604
編 集/アトリエマジカナ
http://www.map-net.org
〒134-0088
東京都江戸川区西葛西5-5-7
STYビル3F
編集協力/経営堂(http://www.keieido.net)
研修堂(http://www.kenshudo.net)
C 2015 Dataagent
版権所有・禁無断転載 ○
ISBN978-4-907196-51-6 C0034
2015年 6月号予告
古いけど新しい
商品とサービス
古き良き商品の復刻だが
機能は最新技術によってよみがえる
時代の変化に対する先読み商品を探る
50