回路シミュレータのインストール

付録1
回路シミュレータのインストール
LTspiceのインストール手順と設定
1.Windowsへのインストール
1. リニアテクノロジー社のホームページにアクセス
1. http://www.linear‐tech.co.jp
2. メニューのデザインサポートをクリック
3. デザイン・シミュレーションの項目中の”デザイン・シミュレーションのページ”
をクリック
(参考) LTspiceは、リニアテクノロジー社(半導体メーカ)が無料で配付して
いる。無料だが、回路規模の制限がなく、高性能な回路シミュレータである。
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4. Design Simulation and Device Modelsの項目中のLTspice IVの欄でダウン
ロード!LTspice IVをクリック
Windows 用を選択
5. ポップアップメッセージが表示されたら、No thanks, just download the software.をクリック(アップデートお知らせなどのサービスを受けたければア
カウント登録もしておくとよいでしょう)
参考: Windows版とOS X版
は操作体系が異なる。普及
しているWindows版をMacに
インストールするのも良い選
択だと思われる。
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6. ファイルの保存場所を聞かれるので(ブラウザの設定による)、適当な場所
を指定すると、LTspiceIV.exeまたはLTspiceIV.dmgがダウンロードされる
7. LTspiceIV.exeまたはLTspiceIV.dmgを実行
8. ライセンス同意の確認が表示されるので、Acceptをクリックした後、
Installation Directoryを指定して、
Install Nowをクリック
6. インストールパスに関するメッセージが表示されたらOKボタンをクリック
7. もし、Overwrite or Update ?フォームが表示されたら、Overwrite Installation (Recommended)を選択して、OKボタンをクリック
8. インストールが実行され、完了メッセージが表示されたらOKボタンをクリック
9. 「3. 初期設定」へ
4
参考
1. UAC(User Account Control)により起動時に警告が表示される場合は、
LTspiceを管理者権限で起動することにより、解決されるかもしれない。
2. 管理者権限の設定方法
1. 起動アイコン(スタートメニューまたはデスクトップ)を右クリック
2. ポップアップしたメニューより、プロパティを選択
3. 互換性タブを選択
4. 特権レベル欄の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェック
5. OKボタンをクリック
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2.Windows以外へのインストール
1. OS X (Mac) 10.7以前
1. 下記のURIを参考にMikuInstallerおよびLTspiceIVをインストール
2. http://samurai20000.hatenablog.com/entry/20090610/1244640614
3. デバイスモデル(付録2参照)を編集するため、インストールディレクト
リを確認しておくこと(ホームディレクトリ配下)
4. 3.初期設定へ(次ページ)
2. UNIX系
1. 下記のURIよりOS(ディストリビューション)に合わせてWineをダウン
ロードしてインストール
2. http://www.winehq.org/download/
3. 下記のURIを参考にLTspiceIVをインストール
4. http://penguin.tantin.jp/hard/LTspice.html
5. デバイスモデル(付録2参照)を編集するため、インストールディレクト
リを確認しておくこと(drive_c /Program File配下)
6. 3.初期設定へ(次ページ)
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3. 初期設定
1. LTspiceIVを起動
2. メニュー: Tools → Control Panel (または、上記ツールバーアイコンをクリック)
3. Netlist Optionsタブをクリック
• Style/Convention 欄で Convert '' to 'u' [*]にチェック し、 OKボタンをクリック
4. Netlist Optionsタブをクリック
• Orthogonal snap wires = OFFに設定
5. Operationタブをクリック
• Default Window Tile PatternをVertに設定
6. OKボタンをクリックしてControl Panelを終了
ただし、初期設定は、好みによるので必須ではない。
参考:http://merl.ec.t.kanazawa‐
u.ac.jp/diary_public/index.php?kitagawa#q27cc7b3
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4. カラー設定
メニュー: Tools → Color Preferences
Schematicタブをクリック
Selected Item = Background を選択
Selected Item Color Mix 欄でRed = 255, Green = 255, Blue = 255 を設定し、
OKボタンをクリック(好きな色を設定)
5. WaveFormタブをクリック
6. Selected Item = Background を選択
7. Selected Item Color Mix 欄でRed = 255, Green = 255, Blue = 255 を設定し、
OKボタンをクリック(好きな色を設定)
1.
2.
3.
4.
カラー設定は、好みにもよるが、レポートの
作成には、背景が白のほうが都合がよい。
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5.作業ディレクトリの作成
1. 作成した回路図データやダウンロードしたモデルパラメータ
ファイルを保存しておくためのディレクトリ(フォルダ)を作成
する
–
–
–
パスに日本語を含まない方が安全
毎回使用するので分かりやすい場所にする
Windowsにおける作業ディレクトリの例: c:¥cir
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