― 待望の新庁舎建設工事がスタート ― 新庁舎建設の今。 ラフテレーンクレーン クレーン車の一種で、現在は PC 杭を持ち上げる作業等に使用してい ます。クレーンは高さ 25m 以上に なります。今後も新庁舎の躯体工事 く たい の際に、部品を吊り上げたり、様々 な場面で活躍します。ラフテレーン クレーンは、運転席と操縦席が同じ で、一般のクレーン車に比べ、小回 りが利く特徴があります。 PC 杭 あ ら か じ め 専 用 工 場 で、 圧縮をかけながら作られた コンクリート杭です。上杭 と下杭の 2 本で一対となり ま す( 写 真、 茶 色 が 上 杭、 凹凸があり灰色が下杭) 。杭 の長さは約 10 ⅿで、場所 平成 28 年 8 月末 完成に向けて に よ っ て 直 径 50 ㎝ ~ 70 ㎝ほどと種類は様々です。 4年余りが経過しました。 大変お待たせしておりました町役 場新庁舎建設計画が、ついに実現に 向けて動き出すことになりました。 5月 日、町は奥村・古俣特定建 設工事共同企業体と新庁舎建設工事 の工事請負契約を締結し、工事が始 まりました。 7月2日、新庁舎建設現場では新 庁舎を地面の下で支える基礎杭を施 工する工事が始まり、工事が本格化 しています。 新庁舎は、震災の教訓を生かしな がら防災拠点となる施設として、庁 舎本体に耐久性の高い構造を採用 し、免震構造を採用するほか、非常 用自家発電設備と太陽光発電設備を 備えています。 また、やさしさと思いやりに満ち た行政サービスの提供を目指した施 設として、窓口にローカウンターを 採用し、施設利用者の動線に配慮す るなど、開放的で明快な平面計画と しています。 ここでは、新庁舎の計画概要と特 徴を紹介します。ぜひご覧ください。 2 広報かわまた・8月号 建設工事が本格化 平成 年3月 日の東日本大震災 に よ る 町 役 場 旧 庁 舎 の 被 災 に よ り、 11 現仮庁舎へ役場機能を移転してから 23 28 パイルドライバー 新庁舎の地盤をしっかりと固 めるために、このパイルドラ イバーで最深 14.6m の穴を掘 り、地面に PC 杭(プレキャス ト・プレストレストコンクリー ト杭)を打っています。杭の上 には免震装置が設置されます。 パイルドライバーの高さは約 24m あります。また、地盤の 固さなどによって、ヘッド部を 変えて作業を行っています。 緑のヘッドで PC 杭の設置を 行います。 白いヘッドで掘削を行います。 パワーショベル 一 般 的 な シ ョ ベ ル カ ー。 この写真では、パイルドラ イバーの杭打ちの補助的な 作業を行っています。 Photo: 新庁舎建設現場(字五百田 30)のようす(7 月 7 日、 消防署南分署屋上から) H 27.12 本の打ち込み 45 杭・土工事 杭 や、 免 震 装 置 を 設 置 する部分を掘削する 7 月~ 11 月 工事を行います。 免震工事 免震装置設置部の基 9 月~翌 8 月 ※ 躯体工事 (くたいこうじ):建物の主要な構造体を作る工事のこと。 3 礎を作り、免震装置 電気・機械設備工事 45 台を設置する工事 ※ H 27.7 8 月~ 11 月 を行います。 躯体工事 基 礎 工 事 後、 プ レ キャストコンクリー ト( 詳 細 5 P ) が 組 12 月~翌 4 月 み立てられます。 仕上工事 外壁や屋根の外部仕 上工事、屋上防水工 事、 内 部 仕 上 工 事 が 行われます。 新庁舎完成 3 月~ 8 月 新庁舎建設までの スケジュール H 28.8
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