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特別シンポジウム
大阪市立大学大学院 創造都市研究科(都市経済・地域政策研究分野)
再生可能エネルギーと
地域ブランド化による自治体活性化
【趣旨】
地域主権型社会の確立のためには、行財政改革を行うだけではなく、自然環境や再生可能
なクリーンエネルギー、安全で豊富な食料、歴史文化遺産などの地域資源を活用し地産地消自治体
を創出することが必要である。
「緑の分権改革」
は、地方公共団体や市民、NPOなどが協働し、地域
の活性化を図り、地域から人材や資金が流出する中央集権型の構造から分散自立、地産地消、低
炭素型に社会構造を転換し、
「地域の自給力と創富力
(富を生み出す力)
を高める地域主権型社会」
の構築を実現するため設計された制度である
(総務省)
。湖南市では、谷畑市長のもと、
「緑の分権改
革」
の実証がスタートした。緑の分権改革の達成すべき目標として、①環境、福祉、特産品の個別のプロ
ジェクトでの
「地域資源の掘り起し」
、共有化、②資源を生かした
「地域内循環の仕組みづくり」
、地域経済の活性化を掲
げている。ここで、緑の分権改革の分野として、第一に
「障がい者福祉
(care)
」
、第二に、
「自然エネルギー
(energy)
」
、
第三に、
「観光・特産品
(food)
」
の3つを柱とし、それぞれが連携することをスキームとした。湖南市において、これを推
進するために作られたのが
「こにゃん支え合いプロジェクト推進協議会」
である。この協議会は、緑の分権改革の3本柱
からなる、
(エネルギー分野)
「市民共同発電プロジェクト」
、
(福祉分野)
「アールブリュットプロジェクト」
、
(観光分野)
「特
産品開発プロジェクト」
の3つのプロジェクトの調整を行っている。また
「こにゃん市長」
などのキャラクターや地元産品に
よる地域ブランド化もおこなっている。今回のシンポジウムでは、特に再生可能エネルギーと地域ブランド化による自治
体活性化について市長とまちなかのキーパーソンにお話しをいただき、楽しくディスカッションをしたいと存じます。
7月6日(月)18:30∼21:10
【日 時】2015年
【会 場】大阪駅前第2ビル6階 大阪市立大学 文化交流センター大ホール
【参加登録不要、参加料無料、参加自由】
http://www.gscc-uep.jp/link.html
プログラム
第5代こにゃん市長
(1)
「基調講演−湖南市における地域づくりによる自治体活性化」
湖南市長 谷畑 英吾 氏
(2)
「湖南市における再生可能エネルギーによる地域づくり」
一般社団法人コナン市民共同発電所プロジェクト理事長 溝口 弘 氏
第4代こにゃん市長
(3)
「湖南市における地域ブランド化による地域づくり
(1)」
湖南市地域おこし協力隊 黄瀬 絢加 氏
(4)
「湖南市における地域ブランド化による地域づくり
(2)」
湖南市商工会青年部 部長 小西
(5)
ディスカッション
徹次朗
氏
【司 会】 小長谷一之
(大阪市立大学大学院 創造都市研究科 教授)
【主 催】 大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市経済・地域政策研究分野
【協力・後援】 湖南市
創造都市研究科(都市経済・地域政策研究分野)特別シンポジウム
再生可能エネルギーと地域ブランド化による自治体活性化
18:30∼21:10
【日 時】 2015 年 7月 6 日(月)
【会 場】 大阪駅前第2ビル6階
大阪市立大学文化交流センター大ホール
→
http://www.gscc-uep.jp/link.html
【プロフィール】ご発表順
谷畑 英吾氏 湖南市長
(たにはた えいご)
【主な経歴】昭和41年9月11日生。平成元年3月金沢大学法学部法学科卒業。平成10年3月京都大学大学院法学研究科修士課程
(政治学)
修了。平成元年4月
1日滋賀県採用。平成15年4月27日滋賀県甲賀郡甲西町長就任。平成16年11月7日滋賀県湖南市長就任。平成20年11月7日滋賀県湖南市長
(2期目)
。平成
24年2月16日滋賀県市長会会長就任
(∼25年4月30日)
。平成24年11月7日滋賀県湖南市長
(3期目)
。平成25年5月1日滋賀県市長会相談役就任。平成25年5
月15日近畿市長会副会長就任
(∼26年5月15日)
。平成27年5月21日近畿市長会会長就任。
滋賀県庁職員、甲西町長を経て、2004年初代市長に就任。自然体での共生社会の実現に向けて未来を創造するさりげない支えあいのまち、きらめき湖南市を目指
して現在3期目に突入。2012年9月、
「湖南市地域自然エネルギー基本条例」
を制定し、市民共同発電所の運営や地域商品券による域内経済活性、イモ発電、小
水力発電など市民・事業者と共同で自然エネルギーの活用を広げるさまざまな取組を進めている。その他にも、地域主権型社会を目指し、小規模多機能自治の形
成、地域おこし協力隊の積極的な活用、観光資源の有効活用による湖南三山公開や酒蔵巡り・食のサミット開催、Web上ヴァーチャル都市こにゃん市開設・同市長
選挙の開催など次々と施策を推し進める。また、糸賀思想の息づく湖南の地で、教育・福祉面にも傾注し、乳幼児期から就労までの一貫した個別支援やアールブ
リュット推進、また地域で学校を包み込む仕組み作りなどにも精力的に取り組み、魅力あるまちづくり・ひとづくりのために邁進中。
溝口 弘氏
一般社団法人 コナン市民共同発電所プロジェクト理事長 (みぞぐち ひろし)
【主な経歴】1947年佐賀県生まれ。1970年長崎大学教育学部卒業。1971年に日本の知的障害児教育の草分け的人物であった田村一二氏に師事する。
1971年社会福祉法人椎の木会落穂寮に就職。10年間勤務後、地域における障がい者の就労支援に取り組むことを決意し、1981年にメンテナンス業を行う
なんてん共働サービスを創設。1997年には、事業型としては全国初の市民共同発電所てんとうむし1号稼働させた。2000年高齢者デイサービス共生舎なん
てん設立、2002年NPOワイワイあぼしクラブ設立。2007年高齢者・障害者の移送サービスや子育て支援のつどいの広場NPO鳩の街設立。2009年小規模
多機能型居宅介護事業所秋桜舎設立。2012年自然エネルギーを地域のものとして最大限活用・循環し地域経済・雇用・文化・生活の発展を目指し、一般社団
法人コナン市民共同発電所プロジェクトを設立。2013年よりコナン市民共同発電所壱号機、弐号機が稼働している。2014年には、農業・福祉・エネルギーをつ
なぐまちづくりに取り組むため、こなんイモ・夢づくり協議会設立した。
黄瀬 絢加氏 湖南市地域おこし協力隊
(きせ あやか)
【主な経歴】1990年滋賀県生まれ。京都府立大学大学院に在籍。2012年京都府立大学在学中に湖南市地域おこし協力隊として委嘱を受け、活動開始。現
在の主な活動としては
「ど・ローカル情報誌 こなんこんなん」
の作成。地元の人に、身近すぎて当たり前になっている湖南市の魅力に気づき、実際に何らかの
行動を起こしてもらうことを目的としており、取材や記事作成、紙面デザイン等を全て隊員で行っている。その他にも、地域で行われるイベントへの参加や協
力、SNSでの情報発信、チラシやポスターの作成等も行っている。2014年には、同世代の地域おこし協力隊でのネットワークを作ることを目的に、Facebook上
で
「平成生まれの地域おこし協力隊」
というグループを立ち上げた。
小西 徹次朗氏 湖南市商工会青年部部長 (こにし てつじろう)
【主な経歴】滋賀県湖南市石部生まれ、㈱小西自動車専務取締役。25歳より旧石部町商工会青年部に所属し、市合併後も湖南市商工会青年部員として、
地域の為に事業を展開。近年の事業としては、市内の少子高齢化問題を解消するため、カップリングパーティの立ち上げを行い、これまでに述べ5回の開催に
よりカップル成立数29組で、内2組のカップルが結婚されました。また、2013年からは、湖南市を全国に発信PRするため、地域を揚げ、運気を揚げ、景気を
揚げる目的で、あげあげサミットを企画。あげあげサミットの立ち上げメンバーとして事業に携わり、昨年は6万5000人もの来場者を記録し、市を代表する一大
イベントとなり、行政の補助金に頼ることなく持続可能な事業展開を模索中。