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□□001. 交通・通信技術が発達した結果,大量の人,商品,お金,情報など
001. グローバル化
が国境を越えて容易に移動可能になって世界の一体化が進んだ状態。
□□002. 日本で暮らす外国人が増えたことによって,身近な地域にさまざま
002. 多文化社会
な文化を持った人々が共生するようになった社会。
□□003. 出生率の低下によって少子化が進むと同時に,平均寿命ののびによ
003. 少子高齢社会
って高齢化が進んだ社会。65歳以上の人口の割合が14%以上となる。
□□004. いくつかの社会集団に属し,その一員としてでなければ,生きるこ
004. 社会的存在
とも生活を豊かにすることもできないという意味の,人間の定義。
□□005. 一定の結論を出さなくてはならないとき,より多くの人が賛成する
005. 多数決(の原理)
ものを採用していく方法。ただし,少数意見の尊重が大切である。
□□006. 人が生まれながらにして持っている人間としての権利。個人として
006. 基本的人権
尊重され,自由に生き,安らかな生活を送ることを保障している。
□□007. 自由にものを考え,自由に意見をのべ,自由に行動することを保障
007. 自由権
する権利。
□□008. 人間らしい生活を送るために生活の基礎を保障する権利。1919年の
008. 社会権
ドイツのワイマール憲法が,保障した最初の憲法として有名である。
□□009. 法律で制限できる「臣民の権利」として,日本で人権を最初に保障
009. 大日本帝国憲法
した法。
□□010. 戦前の天皇主権を否定して国民主権の原理を採用し,人権の保障を
010. 日本国憲法
いちじるしく強化させた,日本の政治の基本を定める最高法規。
□□011. 国の政治の決定権は国民が持ち,政治は国民の意思にもとづいて行
011. 国民主権
われるという基本原理。
□□012. 戦争を放棄して世界の恒久平和のために努力するという基本原理。
012. 平和主義
□□013. 国民主権,平和主義とならぶ,「個人の尊重」にもとづく,日本国憲
013. 基本的人権の尊重
法の三つの基本原理の一つ。
□□014. 1954年に発足した,日本が国を防衛するために持っている組織。
014. 自衛隊
□□015. 1951年に日本が防衛のためにアメリカと結び,1960年の改定で,日
015. 日米安全保障条約
本に対する武力攻撃には日米が共同で対処することを規定した条約。
□□016. 核兵器を「持たず,つくらず,持ちこませず」という日本がとって
016. 非核三原則
いる原則。
□□017. 子どもの基本的人権や自由を尊重し,子どもたちが幸せに生活でき
ることを目的に,国際連合が1989年に採択した条約。
□□018. 女性が男性と対等に参加し活動できる社会をつくるために,1985年
制定の男女雇用機会均等法についで,1999年に制定された法律。
□□019. 日本国憲法が定める自由権に含まれる,自由にものを考え,思想や
017. 子ども[児童]の権利
条約
018. 男女共同参画社会
基本法
019. 精神の自由
信仰を持ち,自分の意見を発表する権利。
□□020. 日本国憲法が定める自由権に含まれる,正当な理由なくとらえられ
020. 身体の自由
たり,自由を拘束されたりしない権利。
□□021. 日本国憲法が定める自由権に含まれる,自分の職業を自由に選んだ
021. 経済活動の自由
り,働いて得た財産を生活のために使える権利。
□□022. 社会権の基本となる,日本国憲法第25条で保障されている,「健康で
022. 生存権
文化的な最低限度の生活を営む権利」。
□□023. 社会権に含まれる,すべての子どもが学校で学習することを保障し
023. 教育を受ける権利
ている権利。
□□024. 社会権に含まれる,収入を得て生活を安定させ,仕事を通じて精神
024. 勤労の権利
的に充実した生活を送るため,働く人たちのために認められた権利。
□□025. 社会権に含まれる,使用者に対して弱い立場にある労働者のために
025. 労働基本権
保障されている,団結権・団体交渉権・団体行動権の三つ。
□□026. 政治が国民の意思にもとづいて民主的に行われるために,国民が政
治に参加する権利。
026. 参政権
□□027. 参政権のうち,国会議員や地方議会の議員,知事や市(区)町村長を
027. 選挙権
選挙する権利。
□□028. 日本国憲法で規定されている,教育に関する国民の義務。
028. 普通教育を受けさせる
義務
□□029. 日本国憲法で規定されている,勤労に関する国民の義務。
029. 勤労の義務
□□030. 日本国憲法で規定されている,税金に関する国民の義務。
030. 納税の義務
□□031. 個々の人間の個別利益に対して,それをこえ,ときにそれを制約す
031. 公共の福祉
る社会全体の利益。基本的人権の最小限の制約原理である。
□□032. 高度経済成長が進む中で,水俣病をはじめとする公害が深刻化した
032. 環境権
ため提唱された,良好な環境を求める権利。
□□033. 国民が主権者として政治に参加するために認められている,情報を
033. 知る権利
受け取る権利。
□□034. 人々の請求に応じて,国や地方公共団体が保有する情報を開示する
034. 情報公開制度
制度。
□□035. 個人の私生活に関することがらを公開されない権利。
035. プライバシーの権利
□□036. 世界各国の人権保障の模範となっている,国際連合が1948年に採択
036. 世界人権宣言
した宣言。法的な拘束力はない。
□□037. 世界人権宣言を条約化して締約国を拘束するため,国際連合が1966
037. 国際人権規約
年に採択した条約。
□□038. 社会に貢献するために,国境を越えて連帯して活動する,一般市民
038. NGO[非政府組織]
の団体。「国境なき医師団」などがよく知られている。
□□039. 国や地方公共団体において,対立や争いを解消するためにルールを
定め,解決に導くこと。
039. 政治
□□040. みんなで話し合って,決定するという政治のやり方。
040. 民主主義
□□041. 代表者を選挙で選び,その代表者が集まって議会をつくり,ものご
041. 議会制民主主義
とを話し合ってきめるという政治のやり方。
□□042. 政治で実現したい理念や達成しようとする方針(政策)について同じ
042. 政党
考えを持つ人々がつくる団体。
□□043. 議員が政党を中心に活動し,複数の政党が競争する政治。
043. 政党政治
□□044. 内閣を組織して政権をになう政党。
044. 与党
□□045. 政権を担当せず,内閣を監視,批判する立場にある政党。
045. 野党
□□046. 一つの政党が持つ議席では過半数に達しない場合などに,複数の政
046. 連立政権
党によって組織されている政権。
□□047. 財産や性別などで有権者の資格を制限せず,すべての成年者に選挙
047. 普通選挙
権を与えて行われる選挙。
□□048. 有権者一人につき一票の投票権を与えて行われる選挙。
048. 平等選挙
□□049. 有権者が議員を直接選出する選挙。
049. 直接選挙
□□050. 無記名投票で行われる選挙。
050. 秘密選挙
□□051. 衆議院議員選挙でとられている,小選挙区制(定数300)と全国を11の
051. 小選挙区比例代表
ブロックに分けて行う比例代表制(定数180)を組み合わせる選挙。
□□052. ある重要な問題に関して,多くの人々が共有している意見。
並立制
052. 世論
□□053. 主権者である国民が直接選んだ代表者によって構成される,国権の
053. 国会
最高機関かつ唯一の立法機関。
□□054. 行政の各部門の仕事を指揮監督し,法律で定められたことを実行す
054. 内閣
る機関。
□□055. 裁判の仕事を担当する機関。
055. 裁判所
□□056. 議員の被選挙権が25歳以上で,議員の任期が4年である国会の議院。 056. 衆議院
□□057. 議員の被選挙権が30歳以上で,議員の任期が6年である国会の議院。 057. 参議院
□□058. 立法機関が2つの議院から成り立っている制度。
058. 二院制
□□059. 衆議院と参議院とで議決が異なったときに,解散制度などによって
059. 衆議院の優越
国民とより強く結びついている衆議院の意思を優先させること。
□□060. 国会が,憲法の次に強い効力を持つきまりをつくること。
060. 立法
□□061. 国や地方公共団体が毎年立てる,収入とその使い方についての見積
061. 予算
もり。
□□062. 国会が決めた法律や予算にもとづいて,国の政治を行うこと。
062. 行政
□□063. 国会議員の中から国会の議決によって指名され,天皇により任命さ
063. 内閣総理大臣[首相]
れる,内閣の首長である国務大臣。
□□064. 内閣が国会の信任にもとづいて成立し,国会に対して連帯して責任
064. 議院内閣制
を負うしくみ。
□□065. 衆議院の総選挙が行われたときに,内閣総理大臣および国務大臣の
全員がその職を辞めること。
065. 総辞職
□□066. 衆議院が,内閣の行う行政が信頼できない場合に行うこと。
066. 内閣不信任の決議
□□067. 任期満了前に衆議院議員全員の資格を失わせる行為。
067. 解散
□□068. 「全体の奉仕者」として国民生活のために仕事をする,行政を担当
068. 公務員
する職員。
□□069. 憲法,法律,条例など,社会のなかでたくさんの人たちが共同して
069. 法
生活していくためのきまり。
□□070. 裁判を中心として,法にもとづいて紛争を解決すること。
070. 司法
□□071. 法律などが合憲か違憲かについての最終決定権を持っている,長官
071. 最高裁判所
とその他の14人の裁判官で構成される裁判所。
□□072. 最高裁判所以外の,高等裁判所,地方裁判所,家庭裁判所,簡易裁
072. 下級裁判所
判所を指す総称。
□□073. 裁判を慎重に行い,人権を守るため,同一の事件について3回まで
073. 三審制
裁判を受けられる制度。
□□074. 裁判官に対して外部の力が影響を及ぼすことのないように,裁判官
074. 司法権の独立
は自らの良心に従い,憲法および法律にのみ拘束されるという原則。
□□075. 貸したお金を返してもらえないとか,建てた家に欠陥があったなど, 075. 民事裁判
私人の間の争いについての裁判。
□□076. 民事裁判で,自分の権利を侵害されていると考え,裁判所に訴えを
076. 原告
起こした人。
□□077. 民事裁判で,裁判所に訴えられた人。
077. 被告
□□078. 他人のものをぬすんだり,わいろを受け取ったりする犯罪行為につ
078. 刑事裁判
いて,有罪か無罪かを決定する裁判。
□□079. 刑事事件で捜査や起訴・不起訴の処分を行う人。
079. 検察官
□□080. 起訴されてはいないが,罪を犯した疑いのある人。
080. 被疑者
□□081. 犯罪を犯したとして起訴され,まだ裁判が確定していない人。
081. 被告人
□□082. 裁判官が出す,逮捕や捜索などの強制処分の根拠を記した文書。
082. 令状
□□083. 権力の濫用を防ぐために,国の政治組織を立法・行政・司法の三権
083. 三権分立
に分けること。
□□084. 法律や内閣が行う命令,規則,処分が憲法に違反していないかどう
084. 違憲審査制
かを,裁判所が具体的事件をとおして審査する制度。
□□085. 法律などが合憲か違憲かについての最終決定権を持っていることを
085. 憲法の番人
意味する,最高裁判所をあらわす言葉。
□□086. 住民自治を行うおもな場となる,市(区)町村や都道府県などのこと。 086. 地方公共団体
□□087. 住民が自分たちの住んでいる地域を自主的に治めるということ。
087. 地方自治
□□088. 住民に直接かかわるような政策を地方公共団体が独自に行えるよう
088. 地方分権
に,仕事や財源を国から地方に移すこと。
□□089. 都道府県議会や市(区)町村議会など,地方公共団体に置かれている
089. 地方議会
議会。
□□090. 地方議会が法律の範囲内で制定する,地方公共団体独自の法。
090. 条例
□□091. 地方公共団体の長。都道府県知事や市(区)町村長など。
091. 首長
□□092. 住民が一定数の署名を集めることで,首長や議員を解職させるなど
092. 直接請求権
の自分たちの意思を直接に表明できる制度。
□□093. 地方財政上の要因などから,市町村が周辺の市町村と合併し,新し
093. 市町村合併
い市などになること。
□□094. 収入と支出の活動をとおして家庭を維持していくこと。
094. 家計
□□095. 食料品,衣服,娯楽,教育や医療などへの支出。
095. 消費支出
□□096. 銀行預金や生命保険料の支払いなど。
096. 貯蓄
□□097. 家計の収入。生産活動に何らかの形でかかわった生産要素(労働,土
097. 所得
地,資金など)に対して支払われる報酬。
□□098. 消費者が自分の意思と判断によって商品を購入すること。
098. 消費者主権
□□099. 製品の欠陥によって消費者が被害をこうむった場合,たとえ企業に
099. 製造物責任法
過失がなくても,製造者である企業に被害の救済を義務づけた法律。
□□100. 商品が,卸売業者や小売業者を経て,消費者に届くまでの流れ。
100. 流通
□□101. 商品の流通を専門的に行う,卸売業や小売業などのこと。
101. 商業
□□102. 生産の役割を専門的にになっている組織。
102. 企業
□□103. 企業において,商品を販売したことによる収入(売上高)から,その
103. 利潤
生産や仕入れに要した費用を差し引いたもの。
□□104. 利潤を生み出すもととなる資金。
104. 資本
□□105. 資本家が労働者を雇い,利潤を目的として生産するしくみをもとに
105. 資本主義経済
成り立っている経済。
□□106. 水道・交通などの地方公営企業やNHKなどの特殊法人など,利潤
106. 公企業
を目的としない企業。
□□107. 利潤を得ること目的とする民間企業。
107. 私企業
□□108. 株式の発行によって得られた資金をもとに設立される企業。
108. 株式会社
□□109. 株式会社の資本金を所有していることを示す,出資額を示した有価
109. 株式
証券。
□□110. 株式を購入した人(出資者)。
110. 株主
□□111. 労働条件の改善や経済的地位の向上のために,労働者が主体となっ
111. 労働組合
て自主的に組織した団体。
□□112. 1947年に制定された,労働時間,休日,賃金などの労働条件につい
112. 労働基準法
ての最低基準を定めた法律。
□□113. 1949年に,労働者の団結権の保護を目的に制定された法律。
113. 労働組合法
□□114. 1946年に,労使間の紛争の解決を促進するために制定された法律。
114. 労働関係調整法
□□115. 労働業務が原因で労働者がこうむる疾病,傷害,死亡および通勤途
115. 労働災害
上の災害。
□□116. 商品が売り買いされる場。
116. 市場
□□117. 価格に応じて消費者が決める,買おうとする商品の量。
117. 需要量
□□118. 価格に応じて生産者が決める,売ろうとする商品の量。
118. 供給量
□□119. 需要量と供給量をちょうど一致させる価格。
119. 均衡価格
□□120. 1個あたり,1パックあたりなどの単位数量当たりの金額で表示さ
120. 価格
れる,商品を購入する際に支払う金額を示すもの。
□□121. 少数の大企業が生産や販売市場を支配している状態。
121. 寡占
□□122. 寡占化の進行にともない,価格競争が弱まったことにより,少数の
122. 独占価格
企業が足なみをそろえて決める価格。
□□123. 電気・ガス・水道など,国民生活にあたえる影響が大きいために,
123. 公共料金
国や地方公共団体が決定や認可をする価格(料金)。
□□124. 資金が不足している人と余裕がある人との間で行われる資金の貸し
124. 金融
借り。
□□125. 貨幣を一定期間貸したことに対して支払われる代金。
125. 利子
□□126. 資本主義経済の国々がふつうもっている,金融の中心となる,特別
126. 中央銀行
の働きをする銀行。
□□127. 日本の中央銀行。
127. 日本銀行
□□128. 銀行券の発行を独占的に認められている銀行。
128. 発券銀行
□□129. 政府の資金の出し入れを行う銀行。
129. 政府の銀行
□□130. 一般の銀行に不足する資金の貸し出しを行う銀行。
130. 銀行の銀行
□□131. 政府(国・地方公共団体)が収入を得て,それを支出する経済活動。
131. 財政
□□132. 政府(国・地方公共団体)がさまざまな仕事を行うため,主として家
132. 税金
計や企業から強制的に集める金銭。
□□133. 日本では1989年に導入された,一般の商品価格に一定の税率が上乗
133. 消費税
せされることによって,消費者が負担する税。
□□134. 納税者と担税者が一致する税金。
134. 直接税
□□135. 納税者と担税者が一致しない税金。
135. 間接税
□□136. 所得税で採用されている,所得が多くなればなるほど税率(所得に対
136. 累進課税
する税金の割合)が高くなる方法。
□□137. 政府(国・地方公共団体)が税収の不足を補うために発行する債券。
137. 公債
□□138. 政府(国・地方公共団体)がつくる,市場では供給されにくい公共施
138. 社会資本
設。
□□139. 政府(国・地方公共団体)が提供する,医療や教育などのサービス。
139. 公共サービス
□□140. 不景気(不況)と好景気(好況)が交互にくり返されること。
140. 景気変動
□□141. 政府(国・地方公共団体)が行う,公共事業への支出。
141. 公共投資
□□142. 財政の活動を通じて景気の波を調節する政府(国・地方公共団体)の
142. 財政政策
政策。
□□143. 生活が困難になったとき,国が生活の保障を行う制度。
143. 社会保障制度
□□144. 2000年4月から実施されている,40歳以上の人が加入し,介護が必
144. 介護保険制度
要となったときに介護サービスを受けられる制度。
□□145. 企業の生産活動や人々の日常生活によって発生する有害物質,大気
145. 公害
汚染,騒音などによって,人々の健康や生活環境が損なわれること。
□□146. 地域に住んでいる人々が,共通した地域の問題について自主的な組
146. 住民運動
織をつくって解決に取り組む運動。
□□147. 地球規模の環境問題の広がり等により,以前の法律では不十分にな
147. 環境基本法
ったため,1993年に制定された,日本の環境政策の基盤となる法律。
□□148. 内政不干渉の原則と主権平等の原則からなる,それぞれの国がもっ
148. 主権
ている権利。
□□149. 国際社会を構成する中心である,主権を持つ国々。
149. 主権国家
□□150. 漁業資源や鉱産資源などの権利が沿岸国に認められる,領海の外側
150. 経済水域
で,沿岸から200海里(1海里=1852m)までの水域。
□□151. 条約や国際慣習法など,国家がたがいに主権を尊重し合っていくた
151. 国際法
めに守らなければならない,国際社会のルール。
□□152. 戦争を防ぎ,世界の平和を維持することを最大の目的として,1945
152. 国際連合
年に発足した国際機関。
□□153. 全加盟国によって構成される,国際連合の中心機関。
153. 総会
□□154. 5常任理事国と10か国の非常任理事国とで構成されている,世界の
154. 安全保障理事会
平和と安全を維持することを目的とする,国際連合の主要機関。
□□155. 国連教育科学文化機関(UNESCO)や世界保健機関(WHO)などの,国際連
155. 専門機関
合を構成する機関。
□□156. 安全保障理事会の決議に関して,米・ロ・英・仏・中の5常任理事
国が持っている,1国でも反対すると決定できないという権限。
156. 拒否権
□□157. ヨーロッパ各国の政治・経済統合を目的として1993年に発足した,
157. ヨーロッパ連合[EU]
国際組織。
□□158. 経済,安全保障等の分野で,同じ問題を抱えている国家同士が,あ
158. 地域主義
る特定の地域でまとまりを作り,協調や協力を強めようとする動き。
□□159. 東南アジア諸国が,地域の安定と発展を求めて1967年に創設した組
159. ASEAN[東南アジア諸国連合]
織。現在は10か国が加盟している。
□□160. 一国家,あるいは複数国家にまたがる特定地域における,宗教・民
160. 地域紛争
族・領土などの要因による紛争。
□□161. 異なる民族(言語・習慣・宗教などの共有性を意識する集団)間での
161. 民族紛争
紛争。
□□162. 政治的な迫害,武力紛争や人権侵害をのがれるために国境を越えた
162. 難民
人々。
□□163. 1968年に62か国の間で調印され,2010年現在,190か国が加入してい
163. 核拡散防止条約
る,核保有国以外の国々が核兵器を持つことを禁じた条約。
□□164. 各国の政府が発展途上国に対して行う,低金利での融資や無償の資
164. 政府開発援助[ODA]
金援助。
□□165. 二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因で,地球の平均気温が
165. 地球温暖化
上昇していること。
□□166. 持続可能な開発をめざす「リオ宣言」などが採択された,1992年に
166. 国連環境開発会議
国連がブラジルのリオデジャネイロで開いた会議。
□□167. 将来の世代の経済的,社会的な利益を損なうことなく,現在の世代
167. 持続可能な開発
の必要を満たす開発をしていくという考え方。
□□168. 南の発展途上国と北の先進工業国との経済格差,およびそこから発
生するさまざまな問題。
168. 南北問題