大会プログラム

10月 10日 (土 )
第1日
9:30
受
(文 学系 S棟
9:00
付
1階 西ホール
10:00∼ 12:30
受
(文 学系 S棟
(ラ ウ ンジ横 ))
3階
強
(N301、
N302))
1階 西ホール
ウンジ横))
(文 学系 S棟
13:00∼ 15:45
N202)
N302))
1階 S128)
融
(文 学系 S棟 2階 S235)
1階 S128)
16:00∼ 18:CXl ラウンドテーブル
(文 学系 N棟 1階 (N101)、 2階 α201、
石F勢 訴詞曜混
(文 学系 S棟 2階 S235)
総
(ラ
課題研究打ち合わせ
1階 生活環境学部会調
(文 学系 S棟
16:45∼ 17:45
付
12:00∼ 13:00 昼食・休憩
。イ
本療良
研究討議打 ち合わせ
13:30∼ 16:30
)
-舟 翅ワ礎究2饉源曼
(文 学系 N棟 2階 (N201、
3階 0301、
全国編集委員会
(生 環系 A棟
(日
9:30∼ 12:00
(文 学系 N棟 2階 (N201、 N202)
12:30∼ 13:30
10月 11日
第2日
N202))
会
(文 学系 S棟 2階 S235)
18:CXl∼ 20:CICI 懇
親
会
(文 学系 S棟
1階
ラウンジ)
16:30∼ 18:30
○受 付
○大会参加費
○翻 子睾 :
○讐
全国理事会
文学系 S棟 1階 西ホール
3,00Kl円
4,00Cl円
(ラ
(生 環系 A棟
1階
ウンシ閲
(学 生 2,OCXl円 )
(牲 2,5CXl円
)
発表 20分 /質 疑応答 5分
※万―発表を取 りやめる場合、発表者は速や力ヽこ大会準備委員会にご連絡 くださし、
なお、欠席 の場合、発表時間の繰 り上げ}ガ 子いませ れ 大会ア ドレス :kyOtetsu201Xは
※昼食 について、学生食堂は 10月 10日 (土)の み営業 しています。11日
や コンビニエ ンスス トアをご利用 くださし、
m
mail・ ∞
呻
(日 )ヤ
…
※学内へのお車での入構はできませんЭ公共交通機関でおいで くださし、
特別な理由でお車でお越 しになる必要がある場合は、事前 に大会準備委員会にご相談 くださしヽ
-1-
第 1部 会 :フ ラ ンス 現 代 思想
10:00
10:25
(文 学 系 N棟 2階 N202)
・ 坂倉裕治 (立 教大→
司会 :室 井麗子
―
「
ドゥルー ズ とガタリの哲学における アジャンスマン」概念 についての一考察
稲 田祐貴
(東 京大学大学院・ 囲
木下 慎
(東 京大学大学院・ 囲
ジャン=リ ュ ック・ ナ ンシーの共存在論
一教育 の共同性を問いなおす―
10:50
「へだた り」を超えることの意味 と教育
― リクァル解釈学 におけるモチーフ としての 「疎隔」に注 目して一
11:15
朝岡 翔
「
レヴィナス思想における他者 との関係 としての 教 え」
―そ の非暴力性 と特殊性の意義についてニ
福若員人
11 :40
(京 都大学大学院・ 囲
(京 都大学大学院・ 院ω
他者へ向か う動向としての言葉
■ E.レ ヴィナスにおける接触 と近 さをめぐる考察―
山 口美和
12:05
(長 野県短期大学/東 京大学大学院・ 囲
麟環詞痛廃 (∼ 12:30)
`当
第 2部 会 :英 米圏 の 思想 ・ 哲学
(文学 系 N棟 2階 N201)
司会 :生澤繁樹
10:00
。佐藤隆之
(上 越教育大り
・ ミルズと「ポス トモ ダン的 自己」
C・ ライ ト
高田正哉
10
25
(東 京大学大学院・ 院ω
「反省的期
における 「反省」概念 の考察
―知 の生成プ ロセス としての 「反省的実践」―
蓮尾浩之
(大 阪府立大学大学院・ 四
E.ゴ ッフマンにおける 「スナ ップシ ョッ ト」的思考の形成過程 と教育学的意義
10
京極重智
11
(早稲 田大勃
15
(大 阪大学大学院
。研究0
R.ブ ランダムの明示化プロジェク トの教育学的意義
―条件文を用いた行為理由の明示化 と人間形成―
杉田浩崇
(愛 媛趙
二重意識を超えて
11
一 自己との出会いについての リュス・ イ リガライの議論―
虎岩朋加
12
05
赫
(∼
12:30)
-2-
(敬和学園卸
第 3部 会 :現代 哲学 と教 育 (文 学 系 N棟 3階 N302)
司会 :真 壁宏幹 G劃 應義塾太→ ・ 田端健人
10:00
(宮 城教育大り
M.シ ェー ラーの人間形成論における他者の問題
― 「共同感情」の概念に着 日して一
盛下真優子 併靴扶洋吠学院・ 院ω
フ ッサール現象学における感 情の問題―
― シェー ラー との比較を通 して一
闘醸軽子
0
1
。
5
1
1
5
1
ハ ンナ 。ア レン トにおける
メ こ 学 う に 彎 封 院
:・
囲
砕 蒻
厳
メ ざ 学 し に 崎 響 院
:・
囲
の位置
教育 における 「勧
―H.ア レン トの暴力論をてがか りに一
田中智輝
K・ 0・ アーペルの 「共同訥
11
厳
`蹴していない"こ との多層性
概念 の教育報
・
0末 ,マ
義
防 む 生 ∋
ー
丸橋静香
(島 根趙
隣葬詞届畠 (∼ 12:30)
`当
第 4 部 会 :日 本 の 教 育 思 想
(文学 系 N棟 3階
N301)
司会 :松 下良平 賦 劇 ‖女子大学)・ 橋本美保
0
1
CX3
初期生活綴 り方運動における自己概念の特異性
山田直之
0
1
25
(東 京学芸大→
(広 島大学大学院・ 囲
野村芳兵衛における「子 ども」
概念
「
一 育ちつつ ある」
存在 として―
冨澤美千子
(奈 良女子大学大学院・ 院生/日 本学術振興会特別研究員)
0
1
。
5
田中耕太郎 の教育 目的論の思想史的考察
1
1
5
1
藤原 敬
(
・ 院ω
和田修二の初期研究における存在論的根本問題 とその乗 り超え
TM・
アンリの普遍的存在論の視座か ら一
崎浜 聡
■■
赫
(∼
12:05)
-3-
(大 阪大学大学院・ 囲
12:30∼ 13:30
本墳凛
験 ・イ
性環系 A棟 1階 螢 都議 姜椒会 議∋
全 国編集委員会
13:30∼ 16:30
研究討議打ち合わせ
紋 錯名平ミS参薇11皆 S128)
亜
イ
泰
芽 力撻
石
肝
勢断
コ
掃義 ぐ
D
(文 学系 S棟 2階
S235)
"崖
教育学的欲望としてのオルタナティヴ
ーー超越性をめぐって一一
報告者 :岡 部美香
(大 阪大り
田中智志
(東 京大→
鳶野克己
(立 命館大→
小野文生
(同 志社大り
西村拓生
(奈 良女子趙
司会
:
16:45∼ 17:45
総
18:00∼ 20:00
懇 親 会
△
(,そ
本
(文 孫
-4-
蘇
S力 束2番 皆
S235)
S棟 1階 ラウンカ
第 1部 会 :ド イツの教育思想
9:30
9:55
(文学系 N棟 2階
N202)
女子大り 。白銀夏樹 (関西
司会 :井谷信彦 賦 劇 ‖
一
ヘルダーの人間形成論における自然と歴史の関係
詞 │1讚 職 C胡 駄 帝 嬌 続 ・囲
確辞台と春彰せしな
一 フンボル ト陶冶論における美学について一
優発議理吠学大学院・院 り
伊藤
ボルノーにおける集鏑ニ
ゴ導謬観長の問題
10
―新たな庇護性の教育学的意義―
菅沼静香
0
(早 稲田大学大学院・院
0
1
5
4
解釈学的論理学における知識習得 と 1語 り方」の考察
1
1
0
・
田中潤一
(大 谷趙
レオナル ド・ ネルゾンの 「ソクラテス的方法」
太田 明 (刃 │1太 つ
全体討議
第
(∼ 12:002
2部 会 :京都学 派 の思 想
9:30
N棟 2階
N201)
司会 :森 田伸子 (日 本女子大学 。名誉教授)・ 田中毎実
ニ
京都学派 としての勝 田守
(文 学 系
(武 庫川女子大り
桑嶋晋平 併所ひ書り書零■ 開
9:55
京都学派の教育思想二西田幾多郎 。本村素衛 。高坂正顕―
山田真由美
10:20
(慶應義塾大学大学院・ 囲
木村素術の教育学における身体陛
P蹄録縣己 練 都大学 こころの未来研究センター)
10:45
京都学派から見た 「観照的・マイ ン ドフル教育詢
一学び・スピリチ ュア リテ ィ 。社会 の葛藤―
セ ビ リア・ アン トン
11:10
ン
」
萎
Й
疇
掃
義 (∼ 11:35)
-5-
(九 州大→
第 3部 会 :現 代教 育 の 課題 (文 学 系 N棟 3階 N302)
司会 :下 司 晶
9:30
(日
本大学卜 片山勝茂
L.ウ ィ トゲンシュタインの倫理教育論
国吉秀樹
9:55
(法 政大学大学院・ 囲
ガー ト・ ビースタの 「無知な市民1 と測定の時代批判 :教 育評価論的視 点か ら
安部高太郎
10:20
(東京大→
(東 京大学大学院・ 院ω
誰の 「戦争の記憶」を継承するのか
―戦争記憶空間が戦争に抵抗するメディアとして機能する条件に関する一考察―
高橋 舞
(帝 京平成大切
ヴァル シ レフ教育における人類の進化 と言語の教育
一 言語教育カ リキュラムの比較検討を通 じて―
10
柴山英樹 (彫 へだつ
11
11
10
35
グローノシИ等ラ
ヽ主義・政治 。結
(滋賀大り
司会 :山 名 淳 鯨 都 大→ ・伊藤敏子
(三 重 大∋
」
当
Й
躇
義
躊
義 (∼ 12:00)
第 4部 会 :人 間形成の理論
9:30
田中裕喜
(文 学系 N棟 3階
N301)
ベルナール・スティグレールの教育思想
李 舜志 練 京大学大学院・ 囲
9:55
玩具と子どもの人間形成論
久保田健 一郎
10:20
純粋経験 と下般経験の差異をめぐる考察
10:45
阿久悠における 「自1軸 の論理
―作詞によって語 られる 「生身」―
(大 阪国際大学短期大学部)
伊澤貞治 悧眸明 幼稚園))
J卿 雑 二 (常 葉 大切
ビル ドゥングスロマン (自 己形成 Jヽ 詢 と教育学 の対 立 と交錯
― 「物語を愉 しむ会」を続 けてきて気 づいたこと一
11
宮澤康人 (東 京大学 。名誉教授)
11
35
赫
(∼
12:∞ )
-6-
12:∞ ∼13:∞
昼食 0休憩
課題研究打ち合わせ
13:00∼ 15:45
認剰駆罰げ彫紀 (ぜ学考a規里熱
C虻 孫
S本 束1「 皆
S128)
敏群係 Sわk2階 S235)
画
教育哲学 の 「現場」 と しての高等教育
―― 教育哲学 の フ ロンテ ィア (2)一
提案者 :相 馬伸一
(広 島修置だつ
尉 1躁 鮨 山女学園大〕
渡邊隆信
司会者 :坂 越正樹
(神 戸用
(広 島大勃
松浦良充
―
16:∞ ∼18:OXl ラウン ドテーブル
(1)教育活動における言葉とモノ
(文 学系
N棟 1階
企画者 :今井康雄
(日
N101)
本女子用
渡辺哲男 (立 教たつ
12)
The Task ofPhilosophy ofEducation in EastAsia
紋 学系 N棟 2階 N201)
陳 アジアにおける教育哲学の細
企画者 :加 藤守通
(3)光 を教育哲学する
一プラ トン、コメニウスか らフィンク、パ トチカヘー
紋 学系 N棟 2階 N202)
企画者 :田 端健人
-7-
(上 智趙
(宮 城教育用
第 1日 日】13:30∼ 16:30
【
文学系 S棟 2階 S235
教育学的欲望 と してのオル タナテ ィヴ
ーー 超越性 をめ ぐって一一
報告者 :岡 部美香
司 会
(大 円
田中智志
(東 京用
鳶野克己
(立 命館大り
:ガ ヽ
野文生 (同 志社大∋
西村拓生 捺 良女子趙
私たちはこの学会で、教育と称される出来事について、教育をめぐる思想について、研究 し、議論
しています。その営みを駆動するものは何で しょう力、
今、ここ)で のあり方ではない、別様の、よりよい教育二―それをこ
多くの場合、その根底には、〈
こでは 「オルタナティカ と呼んでみます一―への志向があるように思われます。それは狭義のいわ
ゆるオルタナティブ様 に限りません。たとえば 「近代教育学」然 り。鞠協晴運動」然 り。「戦後教
育学」然 り。それらを批判する思想・運動も、また然 り。オルタナティヴ志向とい うのは教育学 とい
う営みの根底にある普遍的欲望ではないか、とさえ思われますЭ仮に哲学 とい うのがあらゆる自明性
の批判的な問い直 しであるとしたら、この志向性そのものも私たちの問いの対象となるべきで しょう。
また、この志向性がその志を裏切って、或る固着した構造に閉塞 している可能陛もあるかもしれませ
ん。だとしたら、その志向の仕方も問われるべきでしょう。
その際に、ここで原理的な検討の軸 として置いてみたいのが 「超越」をめぐる問いです。この言葉
で普通に想起されるのは教育 と宗教、哲学 と宗教の関係かもしれませれ しかしそれを、教育が 〈
今、
へ
ここ〉の い
に向き合い、働
と越えてゆくことの可能L/不 可能性の問題 として、より広
く,般 的に理解するならば、それは直ちにオルタナティヴの志向性をめぐる問いにつながります。た
とえば、共同体や社会の水平方向への超越と、人間を超えた聖性の垂直方向への超越しあるいは、教
育 と人間にとつて外部の超越性と、む しろそこに内包される、いわば内在的超越臨 外部からもたら
されるオルタナティヴと、内部へ と遡求するオルタナティ呪 ―― これらの様々な く
越え3 l、 様々な
オルタナティヴヘの志向性を原理的に、あるいは思想史的に検討することを通じて、こ時
で
「
は、教育学とい う営みを
る欲望としての オルタナティカ について根本的に問うてみたいと
―
考えます。
-8-
【
第 2日 目】13:(Ю ∼15:45
文学系 S棟 2階 S235
教育哲学 の 「現場」 と しての高等教育
一 二 教育哲学 の フ ロンテ ィア (2)一 一
提案者 :相 馬伸一
(広 島修道趙
刷 ‖ 操 網 山フ
婿 咽 大り
渡邊隆信
(神 戸趙
司 会 :坂 越正樹 絋 島趙
松浦良充 優擁簿鐘以辞〕
昨今、さまざまな大学改革が矢継ぎ早に展開されるなかで、 日本の高等教育研究は、教育哲学的な
視 点からの研究を抜きに しては語れない状況にある と言 つてよいだろ う。現在はまだ決 して主流 とは
言えないまでも、教育哲学をベースにした大学論や教養論、大学における教育や学習・学生の経験に
関する原理的・ 臨床的研究が着実 に発信 。蓄積 されてきてい る。 これは偶然なの力、 それ とも、たま
たま教育哲学畑 の有力な研究者が大学における教育 の問題に関心を持つ よ うになつた、 とい うことな
の力Ъ あるいは教育哲学的な視点 と高等教育 とい うフィール ドには何 らかの親和 性や必然性があるの
だろう力、
この課題研究では、教育哲学的な研究が高等教育を「現場」とすることの意味 と可能性を探 りたし、
教育哲学、あるいはより広 く理論的教育学ない し教育学 における理論的・原理的 な考察は、 これまで
どのよ うに高等教育に関わつて きたのだろ う力、 また、教育哲学者が高等教育に関わる時、経験的・
なじ とは異なるどのよ うな
な制
学、教育行政学、教育孵
細
俸晴社会学、ル
麟
独 自性を主張できるのだろう力、
こ うした問題を、単に理論的 。理念的に語 るだけでなく、実際的なフィール ドに即 して議論 してゆ
きたVЪ た とえば大学における学習やカ リキュラムをめぐる諸問題について、教育哲学はどのよ うな
アプ ローチをとりうるの力、 また大学のガバナ ンスや組織運営について、教育哲学 はどのよ うなはた
らきをもつの力、 さらに教育哲学者の多 くが当事者 として従事 している教員養成 は、大学や高等教育
の現状のなかで どのよ うに位い すられるのか、またその将来的な課題 はどの ようなもの力、 このよ
。
うな大学や高等教育における実際的な諸問題 について、あわせてそれを構成 してきてい る歴史的 社
会的な文脈をも視野 に入れなが ら議論を深 めることをめざしたい。
-9-
1茫
〔
ラウンドテーブル 1〕
【
第 2日 目】16:00∼ 18:00
文学系 N棟 1階 N101
教育活動 における言葉 とモノ
企画者
・ 渡辺哲男 (立 教たり
今井康雄 (日 本女子用
動
蹄
・
優売義塾太∋ ガW荘状子 錬涼芸術太∋ ・中
鮭教大つ 。柴山英樹
(日 本太つ
指赫
森田伸子 (日 本女子大学 。名誉教助 ・ 山名淳 申
<言 語主義 vs.事 物主義 >と い う対置に表れているよ うに,「言葉」の系夕Jと 「モ ノ」の系列は教育
学において対立的に捉えられる傾向が強かった。 しか し,こ のよ うな図式的な対置は思想史的な現実
からかけ離れている。 このことは森田伸承 『 文字の経験』 刈 編辞牢負『 コメニ ウスの世界観 と教育
側
)の 研究が明ら力ヽこしてきた。では,現実 の教育活動において,両 者はどのよ うに関連 しあつて
いるのだろう力、 近年の 前
動の充実」 のか け声は,「 モ ノ」の系列を置き去 りにした 「調
の一人歩きを知 らず知 らず の うちに促進 して しまっていないだろ う力、 本ラウン ドテーブルでは,意
味や意図に回収できない稼 モ ノ)が 教育的文脈において持つ意義に着 目する。そ して,モ ノヘ の実
践的なアプ ローチ と理論的なアプ ローチを交錯させ ることを通 して,教育活動における言葉 とモ ノの
関係について理解 を深めるよ うな議論を展開 したしヽ
〔
ラウンドテーブル 2〕
【
穿92日 目】16:00∼ 18:00
文孫 N棟 2階 N201
The ttask of Philosophy of Education in East Asia
(東 アジアにおける教育哲学の課題 )
企画者 。司会
カロ
藤守通 鮭磐 大り
蹄
Hun3 Ruyu (National Chiayi Universlty,Taiwanl
Kwak,Duck‐ Joo Seoul NationalUniversityl
加藤守通 仕 智用
10
東アジアは儒教など共通の伝統を持 ち、近代化 とい う共通の課題に直面 してきた。現在進行 し
ているグロール イヒと国際化は、東アジアにおける人間の移動を飛躍的に促進 させている。教育
の世界において も、国際化に伴 う、東アジア諸国からの留学生の増加は著 ししヽ
このよ うな状況は、東アジアの教育哲学 にとつて新 しい課題を提起 した。欧米の研究機関での
限られた交流ではなく、東アジアの中での活発な研究交流の可能性である。
その際、儒教のよ うな東アジアの教育思想を長 く形作 つてきた伝統の再検討は、ひ とつの出発
点となるだろう。
もつとも、このことは、欧米 とは異なった独 自の東アジア的教育哲学を確立することを意味 し
なし、 大事なことは、教育に関する哲学的な議論 と談話を活性化 させ、継続することである。
コロキ ウムでは、韓国 と台湾の気鋭の研究者二人をお招き し、東アジアにおける教育哲学の課
題について共に考えてみたしヽ なお、言語は英語を用い る。
〔
ラウンドテーブル 3〕
一
【
第 2日 目】16:00∼ 18:CXl
文学系 N棟 2階 N202
光を教育哲学する
プラ トン、コメニウスからフィンク、パ トチカー
企画者・ 司会
(宮 城教育大り
田端健人
蹄
相馬伸一 絋 島修道題
・ 武内 大
(東 洋大り
指定討論者
井谷信彦
(武庫川女子大勃
影を本物 と見てい る状態か ら、太陽の光を見るよ うに、魂 と身体の全体を向け変えることが、プ ラ
L者 を救済 したの
トンにとつてのパイデイア (教育)だ った。地上の迷官に絶望 した コメニ ウスの巡ネ
は、自己に内在する神 の光だつた。時代をくだ り、ハイデガーは、プラ トン 「洞窟の比喩」に、存在
の明るみ としての 自らの思索を重ね合わせた
共にハイデガー に学んだフィンク (1905-1975)と パ トチカ (1907-1977)は 、 こ うした系譜を光の
形而上学 として批判的に克服する教育哲学を構想 した。 フィンクは主にプラ トンと、パ トチカは コメ
ニ ウス と対決 したが、それはハイデガー存在論 の克服の道でもあつた
光の形而上学が、人間中心主義
(ヒ
ューマニズム)や合理主義や西洋中心主義 と深 く結びり き、 こ
れ らの限界や破綻が 自覚 される今 日、この二人の共同戦線的な思想を吟味することで、20世 紀教育哲
学の もう一つの系譜 とその可能性を探 りたレヽ
-11-
交通案内図】
【
鶴橋
小
関西国際空港
一
南海
地下鉄
阪神
神戸新交通
おもな交通手劇
【
ヽ
ら
C済輔鵬おう
隣
新幹 線
」R
近鉄
ノヽス
劇駅まで、近鉄京都線の特急で約 35分
(特 急料金 510円 )、
急行で約 50分
②新大阪駅から
近鉄奈劇駅まで、凪 東海道本線 で大 阪駅 へ、crR大 阪環状線 ψ卜
回 り)で鶴橋駅 へ、近鉄奈良線 の
1医
速急行・ 急行で計約 60分
③大阪難波駅 か ら
近鉄奈良駅まで、近鉄奈良線 の快速急行・ 急行で約 40分
その他経路については、奈良女子大学ホームページ 「アクセスマ ップ」をご参考ください。
httpソ 、
碑踊[naraⅧ .acjp/map/accessmap.htd
大学周辺図】
【
。近鉄奈良駅か ら大学正門までは、徒歩 5分 程度で
丸 1番 出 口より出て、東向北商店街 。花芝商店街
ロ バ ス停
馬ダ墨
をまつす ぐお進み くださしヽ突き当 り椛 忠生初D
で右折 し、次の角を左折 して 30秒 ほど行 くと正門
です。なお、南門は閉門 してお ります ので、正門よ
りご来場 くださし、
-12-
キャンパスマッ⇒
〈
1鼈 │…
国国回
C受 付 :文 学系S棟 1階 西ホール (ラ ウンジ横)
②卜般研究発表 :文 学系N棟 2階 (N201、 N202)、 3階 (N301、 N302)
課題研究 口総会 :文学系S棟 2階 S235
③研究討議 口
④ラウンドテーブル :文 学系N棟 1階 側 01)、 2階 0201、 N202)
⑤懇親会 :文 学系S棟 1階 ラウンジ
⑥全国編集委員会 :生環系A棟 1階 生活環境学部会議室
課題研究打ち合わせ :文 学系S棟 1階 S128
⑦研究討議 口
③会員控室 :文 学系S棟 1階 S124
⑨予備室 (授乳室):文学系S棟 1階 S126
⑩大会本部 (ス タッフ控室):文 学系S棟 1階 S123
①全国理事会 :生 環系A棟 1階 生活環境学部会議室
⑫学生食堂 (10/10(■lの み営業
-13-
生環系 A棟 1階 〉
く
全国理事会
全国編集委員会
予備室 (授 乳室)
大会本部
(ス
研究討議
課題研究打 ち合わせ
タッフ控室)
酪ル
330
研 究討議
課題研究
総
会
博 ell
D〕 ><〔
〔
1蔦8翻 制曇
ラウ ン ドテープル 1
文学部図書室
N130
│¨
V∝
場塗室
一
3
蛎夕
〇
︲
聯″N
鰊
一般研究発表 第 1部 会
ラウ ン ドテープル 3
N N241副 欄
│※ │:К I II同 隕
一般研究発表 第 2部 会
ラウン ドテーブル 2
一般研究発表
第 3部 会
一般研究発表
第 4部 会
-15-
]緋 │‖
‖
│IILIこ
ユ
〔
教育哲学会第 58回 大会 準備委員会〕
委員長
西村拓生
(奈 良女子趙
事務局長
辻 敦子
(奈 良女子用
聯
池田華子 (天 壁だつ
員
慮 珠妍
(奈 良女子尽→
:,
広瀬雄三 條 躍 嬌 趙
阪本美江 捺 良女子大学・博士研刻勲
冨澤美千子 (奈 良女子大学・ 防桜D
水谷亜由美
雛 ・]議 お紙の知
靭
(奈 良女子大学・ 囲
司 捺 良女子メ辞い 名詢
―-16-―