インゼミ論文 細田衛士研究会A班 リン枯渇に備えた循環システムの確立 問題提起 肥料の3大要素/農業で必要不可欠 100年以内に枯渇する希少資源 analysis 供給:産出国が偏在し、上位3カ国で約77% 需要:100%輸入依存 リン市場の価格変動によって農家に影響 食料需要+政治的影響 安 定 供 給 が 必 要 リスク軽減としてリンを国内循環=リサイクル 経産省,環境省,国交省,農水省が国内循環の重要性を認識 下水からのリン回収が有望 ①リン除去による富栄養化&排水管固着の防止 ②下水処理技術の高度化によるリンの安定回収 ③リン回収に必要な大量の水及び熱の確保 官民共同実施事例あり ・岐阜市&メタウォーター ・茨城県&旭化成 etc… 不安定供給 action 現状分析 リン 高橋響・近藤慧 小林武朗・陳僚禧 高橋直道・藤倉崇志 三木菜都実・武田崇史 回収事業が 成功した例はない 全国で実施可能なリン回収システムの構築 効率的な告知 原因分析 回収対象は下水汚泥と焼却灰の2パターン →コストの低い焼却灰が望ましい 問題は 収益と回収量 規模別に回収方法分類 しかし現在実施中の岐阜市は、 焼却灰≧8127t 部分還元融解法 成功しているとは言い難い ・回収事業の赤字 ・回収量の不足 が原因 焼却灰<8127t 灰アルカリ抽出法 赤字になる回収事業に対して補助金が必要 高リスク且つ長期であるため財政投融資が妥当 問題克服 目標達成 震災の影響で焼却灰に放射能が含有している地域あり →放射能の影響がない関西地域以西での実施を目指す 近畿地方のリン消費量が関東地域に次いで多い 近畿地方全土でリン回収を行った場合 リン回収量:最大約1308.5t / 地域内でのリン消費量:約19250t 近畿地域内では約7%の自給率を達成 放射能が収まった際には全国で実施し自給率向上を目指す!!
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