マレーシアにおける馬インフルエンザの発生について

2015 年 9 月 10 日
軽種馬防疫協議会
事務局
(JRA 馬事部防疫課)
マレーシアにおける馬インフルエンザの発生について
2015 年 9 月 6 日、マレーシア農業・農業関連産業省は、2015 年 8 月 14 日よりセランゴール・
ターフクラブにおいて、施設外から新たに入厩が行われた後に、施設内の 400 頭のうち 2 頭で馬イ
ンフルエンザの発生が確認されたと国際獣疫事務局(OIE)に報告した。確定診断は 2015 年 9 月
1 日に国立獣医学研究所による PCR 検査によってなされた。疫学調査や感染馬への抗生物質と非
ステロイド系抗炎症薬による治療に並行して、国内における移動制限や隔離、スクリーニング検査、
消毒等の措置がとられている。
これを受けて、マラヤン競馬協会当局は、9月に予定されていた全開催を中止すると発表した。
マレーシアにおける馬インフルエンザの発生は1977年以来である。
【参考】
http://www.aht.org.uk/cms-display/interim-report15-september4.html
http://www.freemalaysiatoday.com/category/nation/2015/09/05/horse-races-this-month-cancelled-du
e-to-ei-outbreak/