gh01_us201504

平成27年第 4 回グループホームいこいの森運営推進会議プログラム
●日程表 平成27年9月30日(水)PM2:00~
□開 会
□7月~8月の行事報告
<参考資料Ⅰ-A>
□9月~10月の行事予定
<参考資料Ⅰ-B>
□7月からの介護事故報告
<参考資料Ⅰ-C>
□離設防止マニュアルについて
<参考資料Ⅱ>
□閉 会
<参考資料Ⅰ―A>8月~9月の行事報告
月
8月
9月
行
事
備
考
あさひまつり
29日・フラダンス見学
第一興商カラオケレク
旭保育園招待敬老会
旭地区敬老会
いこいの森敬老会
14日(両ユニット)
16日(両ユニット)
19日(両ユニット)
22日(昼食→敬老弁当)
午後から北川ギターリスト音楽会
<参考資料Ⅰ―B>10月~11月のの行事予定
月
行
事
備
10月
旭オンリーワン芸術祭
作品を出品
11月
コスモス見学
見学場所未定
考
<参考資料Ⅰ―C>介護事故報告
9月22日:離接事故1件
13時20分ごろ、1人の職員が対象者がホールに居ないことに気付き、居室内を覗くが居られる様子がない。
急ぎ4名の職員で施設内を捜索するも居られず、施設外に出たとの判断に至る。
バイク、車で近隣を捜索中、10分後に旭駅前通り電停近くの西側カメラ店前で店主の奥様と対象者が二人で立
っているところを職員が発見。対象者は身体に怪我はなく、表情も穏やか。保護してくださった方にお礼を述べ
て施設に帰る。
■離設防止マニュアル
■はじめに~施錠についての考え方~
グループホームは入居者様にとって「自宅」です。皆様の「自宅」は防犯上の理由から日中、玄関の鍵を施錠
しているというお宅が殆どだと思いますが、当該グループホームは基本的に日中に玄関の鍵を施錠しません。日
中は常に職員が常駐しており防犯には優れておりますし、玄関に鍵をかけるということ自体が入居者様の行動を
制限することになりますので、玄関の施錠が身体抑制であると考えられるからです。
もちろん玄関を施錠しない方法でケアを行うことは施錠をして外に出ていくことを防止する方法と比較して
見守りが必要であったり、個別の対応が必要であったりと介護労力は間違いなく多くかかりますが、どうして出
て行こうとされるのか。出て行こうという気持ちを抱かせないためにはどうすればいいか。出て行こうという言
動が発現した際にはどうすればいいか。万が一出て行ってしまわれた場合、いかにしてそれを速やかに察知する
か等を入居者様単位で考えることにより離設を防止していくことが必ずよりよいグループホーム運営につなが
っていくはずです。
また地域密着型サービスに位置づけられるグループホームは地域に開かれた施設でないとなりません。現時点
で当該ホームが地域の方々に気軽によって頂ける開かれた施設に正直なりえてはいないと思いますが、その努力
は今後も継続して行なっていかねばならないと考えています。
■離設事故防止について
①離設の危険性が高い方の把握
帰宅願望が常に聞かれる方、施設玄関付近によく居られる方、過去に離設があった方等は特に離設の可能性が高
いと考えられます。ユニットごとに危険性のある方を把握し特に以下の点に注意して職員全体で見守ることが必
要です。
・原因の把握(帰宅願望→何故? 徘徊→何故?)
・原因に対する対応(どうして?→取り除くことが可能かどうか?)
・必ず職員の一人が危険性のある方を見守ることができる体制(声かけ、チームケアの実施)
・生活パータンの把握(帰宅願望が多く聞かれる時間帯の把握や過去の離設時間の把握等)
②設備の活用
施設には以下のような離設を防止するための設備が備わっています。有効に活用してチームケアの実施につなげ
ていきましょう。また玄関チャイムはどなたでも通過すれば鳴るので鳴るのに慣れてしまっているのが現状です。
これを防止するためには定期的にチャイム音を変える等の工夫が必要です。
・玄関通過時チャイム
・離床センサー
③機器の導入
②であげた設備だけでは今後対応が困難であるまたは防ぎきれないということであれば以下の様な機器の購入
を検討します。
・GPS 機能付携帯電話(※ご家族の同意が必要であります)
■離設事故への対応~離設後 1 時間以内~
離設が起こった場合の対応チャート表です。迅速な行動が早期の発見につながります。尚、管理者が連絡とあ
る部分は事故当日管理者が勤務でない場合は当日リーダと読み替えて下さい。夜間の場合は当日ユニット勤務者
と読み替えて下さい。警察には対象者が認知症高齢者であることを強調すること。
尚、捜索は出来る限り、徒歩又は自転車を利用。遠方の捜索(徒歩で 15 分以上かかる)はバイクならびに自動
車を利用。特にバイクならびに自動車を利用しての捜索は注意力が散漫となる可能性があるので、安全運転を心
がけること。
①施設内捜索を指示
管理者
②施設外周捜索を指示
③警察への捜索願いを依頼(110番)
※警察への連絡と同時にタクシー会社全て
に無線にて連絡が行われます。
④会社代表への連絡
社長:
江美:
⑤連絡網に従い捜索を指示
⑥施設にて待機
①各事業所へ応援依頼
会社代表
※夜間の場合は入寮者へも応援依頼
②施設へ参集
③応援部隊への捜索指示
①指示に基づき各エリアを分担後に捜索
捜索者
②状況を15分毎に連絡
GH:088-872-6647
③捜索後 1 時間経過で施設に再参集
■捜索用地図①
エリア A(最優先地区:捜索予定時間 20 分、2 名)
1名が電車通りを施設から東側に鏡川大橋まで捜索。1名が以下の主要施設・店舗内を捜索
①旭レストラン
②木村会館
③ソーレ
④イオン旭店 ※捜索は非常に困難であるため、イオン旭店の従業者に離設の旨を説明。協力を要請。
⑤得得うどん
エリア B(最優先地区:捜索予定時間 20 分、2 名)
1 名が電車通りを西側に捜索。1 名が以下の主要店舗内を捜索
①ローソン旭町店
②ファミリーマート旭町店
③セントラル旭町店
■捜索用地図②
エリア C(下島地域:捜索予定時間 20 分、2 名)
施設東側道路を起点にに鏡川堤防から西側。西側の終点は電車通りに続く道。
エリア D(縄手町地域:捜索予定時間 20 分、2 名)
施設東側道路を起点にに鏡川堤防から東側。東側の終点は新月橋前道路
■捜索用地図③
エリア E(旭駅前地域:予定時間 20 分、2 名)
JR 旭駅を起点に旭駅前通りの西側。西側終点は中内整形外科前の道路。
エリア F(中須賀地域:捜索予定時間 20 分、2 名)
JR 旭駅を起点に旭駅前通りの東側。東側の終点は町田病院前道路
■離設事故への対応~離設後 1 時間以上経過~
離接されてから 1 時間経過しても尚、発見できない場合は一旦、捜索者を施設に呼び戻し、捜索エリアを広げる
指示を出します。月の瀬橋を中心に4つのゾーンに区分け、それぞれのゾーンを 2 名にて捜索します。中心点か
ら放射状に捜索すること。この時も管理者は司令塔の役割として施設に留まること。
A
B
A ゾーン:旭町、福井町、高知商業前、塚ノ原エリア
B ゾーン:神田、鴨部、朝倉、土佐道路エリア
C ゾーン:上町、市内方面エリア
D ゾーン:大原町、小石木町、土佐道路エリア
C
D
平成27年第4回グループホームいこいの森運営推進会議議事録
開催日:平成27年9月30日(水)午後2時~午後3時
出席者:家族の代表(吉井)
、地域包括支援センター職員、施設の代表(森)
、管理者(武田)※敬称略
欠席者:地区の代表(菅井)※敬称略
検討テーマ等:行事報告、行事予定、事故報告、離設防止マニュアルについて
作成者:森 裕
行事報告および行事予定
■8 月行事報告
①よさこいまつり見学:8 月 29 日(土)午後 14 時~14 時 20 分
地域のよさこいチーム、
「あさひハッピーボイス」が施設1F に訪問。GH 入居者全員での見学。中には
涙を流される方もおられ大変な盛り上がりであった。
②あさひまつり見学:8 月 29 日(土)午後 15 時~15 時 20 分
有料老人ホームバンガード等が主催で※旭地区において毎年、開催されている。当事業所の管理者がフ
ラダンスを披露する予定であったので、その見学。あいにくの雨のため、足元が悪かったがテントの設
置があり、その中で見学。ゆったりとした曲が中心でのんびりと見学できた。また徒歩での移動だった
ので、歩行運動にもなった。※高知市南元町 3-4
■9 月行事報告
①第一興商カラオケレクレーション:9 月 14 日(月)午後 14 時~
第一興商の担当者がカラオケを使ってのレクレーション。担当者の方の仕切りが上手で盛り上がった。
また懐かしい楽曲を全員で歌った。
②旭保育園敬老会:9 月 16 日(水)午前 10 時 30 分~
地域の保育園の敬老会にお招きいただいた。入居者全員で参加し様々な出し物を見学。幼児との触れ合
いに皆様の笑顔がたくさん見られた。
③旭地区敬老会:9 月 19 日(土)午後 12 時 30 分~
地域の木村会館で開催の敬老会にお招きいただいた。お赤飯のプレゼント。歌や踊りの見学。
④いこいの森敬老会:9 月 22 日(火)午後 14 時~
当施設の敬老会をホーム2F にて開催。地域のボランティアでギター演奏をしてくださる北川さんをお招
きした。懐かしい楽曲をたくさんギターにて演奏していただき、全員での合唱。
■10 月、11 月の行事予定
①旭オンリーワン芸術祭(※地域の芸術祭、ホーム入居者作成の作品を出品予定)②コスモス見学
■以上の報告に対する意見等
行事報告および行事予定への意見は特になし。家族の代表から今後は入居者が社会参加を行えるような
事を考えていくのはどうですか?との意見。高知新聞によると日曜市への出店が減少しておるようなの
で、入居者が野菜やアクセサリーのようなものを作成しそれを出品するといったようなことを行えると
入居者が社会参加を通じて役立っているという自信につながる。このような仕組みを確立できると同時
に生きがいにつながるのではないか?との意見。全参加者から賛同の意見が聞かれた。仕組みの第一歩
としてホーム側から畑の設置がまず必要であるが、隣接する土地に畑を設置予定なので先ずはその整備
から始めていくことを発言した。
介護事故報告
9月22日:離接事故1件
13時20分ごろ、1人の職員が対象者がホールに居ないことに気付き、居室内を覗くが居られる様子
がない。急ぎ4名の職員で施設内を捜索するも居られず、施設外に出たとの判断に至る。
バイク、車で近隣を捜索中、10分後に旭駅前通り電停近くの西側カメラ店前で店主の奥様と対象者が
二人で立っているところを職員が発見。対象者は身体に怪我はなく、表情も穏やか。保護してくださっ
た方にお礼を述べて施設に帰る。
■以上の報告に対する意見等
前回の運営推進会議において、GH 福井町の離接事故をきっかけに当該施設においても離接事故防止マニ
ュアルを策定しなければならないと話し合いを持っていただけ少しタイミングを遅かったと感じるとの
意見。施設の代表から1F の自動ドアは本人の意思(外へ出たい、出たくない)の意思にかかわらず開い
てしまうので偶発的に外へ出ていくことを誘発する場合があり、年内中には自動ドアセンサーの場所を
再検討し押しボタン式(GH 福井町に設置)に変更する旨の意見を述べ賛同を得た。
検討テーマ:離接事故防止マニュアル
・はじめに~施錠についての考え方~
当該グループホームは基本的に日中に玄関の鍵を施錠しません。日中は常に職員が常駐しており防犯に
は優れておりますし、玄関に鍵をかけるということ自体が入居者様の行動を制限することになりますの
で、玄関の施錠が身体抑制であると考えられるからです。
・離接事故防止
原因の把握、原因に対する対応、必ず職員の一人が危険性のある方を見守ることができる体制、生活パ
ータンの把握、設備の活用、ハイテク機器の導入の検討
・離設事故への対応~離設後 1 時間以内~
管理者↓
①施設内捜索を指示②施設外周捜索を指示③警察への捜索願を依頼④会社代表への連絡⑤連絡網に従い
捜索を指示⑥施設にて待機
会社代表↓
①各事業所へ応援依頼※夜間の場合は入寮者へも応援依頼②施設へ参集③応援部隊への捜索指示
探索者↓
①指示に基づき各エリアを分担後に捜索②状況を15分毎に連絡③捜索後 1 時間経過で施設に再参集
・離設事故への対応~離設後 1 時間以上経過~
離接されてから 1 時間経過しても尚、発見できない場合は一旦、捜索者を施設に呼び戻し、捜索エリア
を広げる指示を出します。月の瀬橋を中心に4つのゾーンに区分け、それぞれのゾーンを 2 名にて捜索
します。中心点から放射状に捜索すること。この時も管理者は司令塔の役割として施設に留まること。
■以上の報告に対する意見等
家族の代表および地域包括職員からも概ねマニュアル通りの内容でよいのではないかとの意見。但し、
原因の把握を丁寧に行っても防ぎきれない問題であるので、防止優先のマニュアルより離設時にどのよ
うな対応を行うのかに重きを置いたほうがいいだろうとの意見があり、施設はそれに従う旨の報告。
その他および総括的な意見等
■事業所に対する評価
・行事については敬老の日があることもあり、普段より多く設定されていてよくできている。
・介護事故(離設)については同法人が運営する GH にて少し前に離設があったことからもう少し早期
の作成ができていれば防止につながったのではないか。
・離設マニュアルについては今回の内容で概ねよい。
■事業所に対する要望
入居者が社会参加できるような土台作りを今後、考えてほしい。
■事業所に対する助言
予定されているコスモス見学は越智町が有名であるが、遠いので近場を検討してはどうか?福井町の道
路沿いにきれいに咲いているところがあるのでそこでいいのでは?
■継続検討テーマ
ハード面で支える離設防止の方法と実践
通信欄
※当該内容および運営推進会議プログラム内容は弊社ウエブサイトでもご覧いただけます。
※運営推進会議はどなたでも参加していただけます。参加を希望の方は下記までご連絡下さい。
※開催日については予め地域の代表、ご家族の代表、地域包括支援センターと調整させて頂き弊社ホー
ムページにて告知させて頂きます。
■■運営推進会議参加連絡先■■
〒780-0935
高知市旭町2丁目38-5
グループホームいこいの森
☎088-872-6647
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