防潮堤は「傾斜型」と「直立型」

多重型防災で一般質問
3 月議会報告
防潮堤は「傾斜型」と「直立型」
避難用の非常階段も設置
そのうえで、遠隔操作にともなう漁業者や団員が
避難する場合の、地域住民の安全対策や通路につい
3 月議会の一般質問で藤倉泰治議員が多重防災について取り上げ
ました。津波防災は本市のまちづくりの柱。その基本は「多重防災」。
同議員はまず、多重防災の最前線となる防潮堤や水門等の構造や強
度について質問。
市の回答では、
「百数十年の頻度で発生が予想される津波に対して
充分耐えうる設計」とし、各海岸では「傾斜型」や「直立型」など、
ても質問。
市は、「遠隔操作については岩手県の統一の考え
方として検討している。非常階段を設置し、自動閉
鎖後、人が通れる補助トビラを設置する。ただし、
自動閉鎖までの時間想定も考慮し、県と市町村が安
全対策について協議している」と答えました。
地区に適した構造、さらに、陸こう・水門は「安全のため遠隔操作
を基本」との考えを示しました。
震災関連施設(仮称:一本松記念館)
「傾斜型」は高田松原、小友農地海岸、大野海岸の3箇所、その
「直立型」の長部漁港海岸防潮堤
他の海岸は、基礎地盤強化のコンクリート様式の「直立型」の計画
「津波防災の全国的センタ
となっています。
―災害復旧工事―
高さ 12.5mの直立型防潮堤、強度強化の「場所打ち杭」
(地下 11m)も地盤下に打ち込み。
「水門等は遠隔操作が基本」
さらに漁業生産や防潮堤の往来、非常時の避難体制、消防団の安
全を質問。これに対し、陸こう・水門の閉鎖に向かった多くの消防
団員が犠牲となったことをふまえ、岩手県復興基本計画により水門
等の門数を必要最小限とし、操作員が現地の作業を行うことがない
よう安全かつ迅速・確実に閉鎖が行われるよう、遠隔化による操作
を基本という方針を回答しました。
このことから、気象庁が発表する津波注意報・警報などを「全国
瞬時情報システム」
(「Jアラート」)により受信した際に自動閉鎖に
写真上は、長部漁港北側、
ーに」
藤倉議員
また、同議員は、防災教育の一環として、さらに
全国の人たちが陸前高田に来て、大震災のこと津波
防災のことが分かり、全国の人たちの研究のための
津波防災センターとなるよう、記録や映像、科学的
資料を駆使して整備すべきことを提案しました。
戸羽市長は、「今、国土交通省と岩手県とも協議
している。コンセプトとして、実物と実写、津波の
悲惨さ伝え、全国全世界への感謝の気持ちを示せる
ような施設を考えたい」と答えました。
よる操作が可能となる設計を進めていることを明らかにしました。
写真下は漁港南側
陸前
たかた民報
2015 年 4 月 3 日 第 305 号 事務所:高田町字西和野 24-1 ☎55-5512 mail [email protected]
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