腰灘蓼 - 滋賀県断酒同友会

平成27年11月1日発行
月報「さゞ波」203号
腰灘蓼
第25回びわこ一泊研修会が10月10日(土)∼11日(日)に希望が丘 青
年の城で開催された。昨年に続いての会場ではあるが、実行委員会での協議、又会
場に何度も足を運び開催準備を行った。当日は午後1時半からの開始ではある
が、午前11時には他府県の朋友が来場、受付では交友の輪が広がった。昼食の後、
研修会は定刻午後1時半に総合司会 清水孫幸氏で始まった。北見副会長の開会
のことば、西浦会長のびわこ一泊研修会を始めた経緯や開催意義、現在に至る話
しの後、今回の自然環境の整った会場の元、断酒の宝を持って帰って頂きたいと
挨拶があった。川崎事務局長と青年の城責任者によるオリエンテーションの後、
参加者自己紹介があった。多くの他府県から参加の朋友の自己紹介は充実した研
修会を確信させた。断酒研修1は太田孫司氏司会で、誓いの言葉:断酒の誓い、心
の誓い、家族の誓いを八日市支部 山田恭伸氏、甲賀支部青木成治氏、青木厚子さ
んで行った。研修1は家族中心で最初に同友会 草津支部家族桐高敏子さんの発
表で夫の酒に振り回された頃のつらい思い、子どもへの思いが語られた。続く8
名に及ぶ朋友、同友会家族の体験談は心に沌み入り、涙し、断酒の思いを新たにし
た。研修2は藤森達雄氏の司会で本人中心の体験発表を行った。又、同時間帯でア
メシストの分科会が行われた。夕食後の研修3は本人の体験発表で杉本佐智子氏
による司会で行われた。同時間帯でS・シングル、虹の会、家族の各分科会が行わ
れた。分科会ならではの真剣な体験談が話された。
翌日の朝は雨も心配されたが6時30分より1階テラスでラジオ体操、朝のす
がすがしい空気、体操でリフレッシュした。朝食後の研修4は斉藤康祐氏の司会
で誓いの言葉:断酒の誓い、心の誓い、家族の誓いを長浜支部山岡荘司氏、高島支
部藤森達雄氏、藤森順子さんで行った。研修5は林代土子氏の司会で行った。2日
間の研修は感動的で断酒の思いを新たにした。最後に桐高副会長の閉会のこと
ば、朋友代表による連鎖握手、万
歳三唱で散会となった。他府県
よりの朋友も多く、語られる体
験談に感動し充実した研修会に
なった事に感謝する。参加者は
146名でした。断酒の思いを確
実にする次回一泊研修会への参
hT∼ 加を望む。 (記・西浦)