1565回例会 - せんまいけ高岡

Feb
2014年~2015年度会報
例会日・毎週月曜日
12:30~13:30
例会場・ホテルニューオータニ高岡
2
2015
No.22
創
立・1980 年 5 月 19 日
会
長
宮崎
外男
認
証・1980 年 6 月 12 日
幹
事
村牧
啓功
会報委員長
紺谷
司郎
国内創立順位・1489
第 1565 回
例会
◇点
鐘
宮崎会長
◇ソ ン グ
“奉仕の理想”
◇ゲスト並びにビジターのご紹介
幹事ゲスト:荻布船舶株式会社
代表取締役 荻布雅章 様
◇会長挨拶並びに報告
皆さんこんにちは。今日は幹事ゲストに荻布雅章さん
をお迎えしました。本当にありがとうございます。
また、今日は斉藤寿雄名誉会員に卓話を頂きます。
ひさびさにお顔を拝見しました。今日はよろしくお願い
いたします。
先週から穏やかな日が続いておりますが、先日、雪の
中、山へ行ってきました。ロータリーで披露するために
一生懸命山へ取りに行って歩くのは健康になり、皆さん
に差し上げることが出来て、とてもうれしいです。益々
頑張っていきたいと思います。
今日はこの辺の通称「ナマベラ」といいますが、ヒラ
タケです。天然ものは雪が降らないとなりません。これ
を鍋に入れたり、炊き込みご飯にしたりすると非常に美
味しいです。若干天気が良かったせいで、すぐに乾燥ヒ
ラタケになりそうなものもあります。少し水にくぐらせ
て食べるものと、そのままてんぷらにしてたべるものが
あります。大変美味しいと思います。
◇幹事報告
1) 本日例会終了後、
1 月定例理事会を開催いたします。
2) 配布:①ガバナー月信 NO.7
②会報 NO.19.20
③12/15(月)年末家族例会時の写真
3) 回覧:①2/15(日)開催「富山第四分区都市連合会」
バス利用確認表
②2/15(日)開催「バスケット観戦奉仕」参加
確認表
1月
26 日(月)
◇ニコニコ BOX 報告
宮﨑会長:荻布雅章さま、入会ありがとうございます。
本日の卓話、斉藤先生よろしくお願いします。
村牧幹事:斉藤名誉会員をお迎えして
斉藤寿雄君:本日、卓話にお招きいただきまして
勝山 功君:良い事がありました
藤川正司君:早退のお詫び
野尻信晴君:妻と二人きりになりました。目玉焼きが出
てきたので「君でよかった」と言おうかなと思い
ましたが、やっぱりやめた。バッジ忘れました。
【今年度ニコ BOX 累計額
746,000 円】
◇委員会報告
*宮田社会奉仕委員長より、1/25 開催「地区社会奉仕委
員長会議」の報告
◇出席報告
出席者 32 名 メイクアップ済 2 名
名誉会員
会員数
本日の出席率
1名
41 名
89.47 %
12/22 例会
修正出席率
86.11 %
◇本日のプログラム(担当:幹事)
名誉会員卓話
「いつものように?」
斉藤寿雄 名誉会員
高岡北ロータリークラブには長らくご無沙汰いたして
おりましたが、皆様お変わりありませんか。
私が高岡北ロータリークラブへ入会させていただきま
したのは昭和56年で、まだ30代のころでした。
クラブ設立間もないころで、皆さん、このクラブをこれ
からどんなクラブにするか、どう育てていくかという
ことに熱く燃えておられる頃でした。
ロータリークラブと言うのは、古くなればなるほど、
事業の内容も、どうしても毎年毎年同じような繰り返し
になります。従いまして、新しく入会した会員にとって
は、決められた仕事や与えられた役割を、覚え、淡々と
こなすだけと言うことになりがちです。これに対して
創世期のクラブは、自分たちがクラブを創り、育ててい
くという楽しみがあります。これは会社で言えば初代の
創業者であり、
苦労や努力が少しずつ目を出し、
成長し、
花が咲き、実がなるという楽しみがあります。私自身も
クラブと同じようにまだ若く元気な時期であり、クラブ
活動にも遊びにも楽しく過ごしました。
今回、村牧幹事から、名誉会員卓話をして欲しいと
いう電話を頂きました。
RC 定款によれば、名誉会員というのはロータリーの
理想推進のために称賛に値する奉仕をした人で、理事会
で名誉会員に推挙された人ということのようです。しか
し私の場合は、30年以上北クラブに在籍はしていまし
たが、特にロータリーの理想推進のために称賛に値する
奉仕をしたという覚えはなく、従いまして名誉会員など
という柄ではないと今でも思っています。このため、名
誉会員は所属クラブの例会ほか各種会合に出席できる事
になっておりまして、いつもお誘いも受けているのです
が、何となくおこがましいというか気恥ずかしい気持ち
もありまして、出席を遠慮させて貰っていた次第です。
私は正会員としての在籍中、おかげさまで各種委員長、
理事、幹事、会長、地区の役員、また大木ガバナーの時
の地区副幹事もさせて頂きました。退会前にはガバナー
補佐の仕事もさせて頂きました。今となればいずれも懐
かしい思い出ですが、やはり最も懐かしい、そして楽し
かった1年は、高岡北ロータリークラブの会長を務めさ
せて頂いた平成 18 年でした。
今振り返ってその理由を考えますと、この1年という
のは、本当に自分が自発的にクラブに取り組めた1年だ
ったということだと思います。先ほども言いましたよう
に、クラブの事業は、毎年毎年が同じような繰り返しで
す。一会員の立場にとっては、それは与えられた役割、
決められた仕事を淡々とこなすだけ、いわば受け身な
1年です。これに対して会長としての1年は、勿論大幅
な変更や新しい事業があると言うほどではないにせよ、
自分なりに工夫し、考えて、自発的に取り組める1年
だったということが、大きな違いだったのだろうと
思います。
勿論会長職が始まる前は、私も不安はありましたし
会長なんて嫌だなとおもう気持ちもなきにしもあらずで
した。ただこれはロータリーに限らず人生全般について
の私の持論、哲学なのですが、人間どんなことであれ、
どうしてもやらなければならないことはあるわけで、
避けて通れることならいいのですが、どうせやらなけれ
ばならないことなら、同じやるならば、嫌だ嫌だと
思いながらやるよりは少しでも楽しんでやる方がいいと
いうことです。私は恒にこれをモットーにしています。
それに、昔から嫌な時間は長く感じるが、楽しい時間
は早く過ぎると言います。それなら、本当に嫌なこと
でも、少しでも楽しんでやれば、その分早く終わって
くれる理屈になります。
では、どうすれば楽しくやれるのか、それは先にも
申しましたように、自分が自分なりに工夫し、考えて、
自発的にクラブに取り組むことです。勿論各クラブには
それぞれのクラブの伝統があります。ただ本当の伝統と
言うのは、ただ同じ事を何年か続けてさえいれば伝統に
なるというものではありません。それなりに工夫し、
改善し、場合によっては廃止することも必要かも知れま
せん。そうして取捨選択し、試行錯誤して、最後に
残ったものが伝統になるのです。工夫し、改善し、場合
によっては廃止することは、勿論それなりの困難さや
障害も伴いますが、昔からの言葉に、どなたが言った言
葉か知りませんが、たかがロータリーされどロータリー
という名言があります。
でも私は昔から言っていました。
「たかがロータリー、所詮ロータリーと・・・」ロータ
リーの会長をしてうまくいかなかったからと言って、
退会しろといわれるわけではないし、自分の会社が倒産
するわけではありません。まして命をとられる訳でもあ
りません。
「いや~どうも上手くいかなんだわ。来年こそ
はあんたが会長で頑張ってくれや」と一言謝れば済む話
です。それがいわゆるロータリーの友情というものなの
でしょう。されどロータリーというのは、まさにここに
意味があるのかもしれません。これから北クラブの会長
を何人もの人が受け継いで行かれることでしょうが、
是非楽しんで、
思いの通りにやって頂きたいと思います。
私は健康のため、ここ数年間、毎朝1時間、家の周囲
をウオーキングしていますが、このウオーキングコース
の一つであるおとぎの森の一角に、北クラブが3年間の
事業として植えた桜があります。桜の木の横に高岡北ロ
ータリークラブの名前と年度を記載した杭が立っていま
すが、そのうちの一年が私の会長の年度でした。いつも
この横を通るとき、感慨新たな気持ちになります。
毎年春になると桜は花を咲かせ、そばを通る人は皆さ
ん桜の花を楽しんでくれていると思いますが、でも高岡
北ロータリークラブの名前に気がつく人は、ほとんど
いないでしょう。仮に気がついても、高岡北ロータリー
クラブさんありがとうございますと感謝する人はいない
でしょう。でも、たとえ人から感謝されなくても、自分
自身が満足できさえすれば、そして少しは人の為世の中
の為になっていることでさえあれば・・・それがロータ
リーの奉仕活動というものなのです。皆さん、これから
もロータリーを楽しみ、そして頑張ってください。