タケノコ産地化に向11た地域の連携

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平成2
6
年度全国林業普及指導職員活動事例祭
中部総合事務所農林間林業振興課林業普及指導員
渡辺晋輔
タケノコ産地化に向 1
1
た地域の連携
集荷組織の股立、隷培按術の普及からモデル竹林整備まで
1.テーマの趣旨・目的
金国的に量置竹林の拡大前注担される中,島取県中部
地蝿(1市 4町)における過去2
昨聞の榊階大率は1
8
3
Hと.金県平均の 140%を大きく上回ヲており,その対
軍が地機的な課題となっている。
2
. 現状及びこれまて吻取り組みの成果・課題
'
(1取り組み内容
①集荷担摘の設立
生産者(骨林所有者,肝0等~) .加工章者,学校
給宣告の連携によるタケノコ集荷担柚「中部とっと
特にこの地揖 l
ま名産の 2
0
世証潔の輯培が盛んであるが.
りタケノコ振興会」を設立した。民間主悼の組織と
近年の型民家の高齢化・桂躍者問題により庫固となヲた
して,加エ業者向に事輯局を置き,当事聾所がアド
梨園が増加したことが竹林拡大の盟国の 1つにな勺てい
バイザーを務め,振興会の運営がスムーズに運ぶよ
る
。
うに以下の点について取り組んだ。
この問題に対して,平成2
0
年度に県の轟林理境保全韓
・年間集荷目揮を 3
0t (皮付き重量〕に設定
を財揮に,竹林の間伐等を推進する「竹林亜情事業」を
.出荷規格の設定
倉l
寵したところ.タケノコ掘りや森林整帽に関心のある
・生産者のグループ化
NPOや団体がこの事章に取り組み,地墳の竹林が樟々
・生産者グループ揮の集荷ポイントの設定
に聾惜され拍めてきた固
・掴取りタケノコに加えて.収穫が容畠でああ「種
こうした中,智内の揖梨浜町の食品加工章者にタケノ
コ水制日工設帽が導入され,平成田年度から県の学制告
宣に向けて水煮タケノコを供軸する取り組みが抽まった。
先タケノコ」の聾荷を決定
・歩留りを向上させるため.必要に応じて出荷規格
を変更
そこでのタケノコの年間需要量は皮付きで駒田 tである
が,この取り組みが拍まる前の県内産タケノコの酔給量
は 9tに摘たず,その割合は 30%
以下であり,地産地消
雨量んでいない現状があヮたため,大量かつ安定的にタ
ケノコを棋軸することが求められている.
このようなニーズに対応するため,より事〈のタケノ
コを勤通極的に集荷するシステムが必要である。そこで,
地域の NPOや柑林所有者,さらに加工章者や学校給食
会等の各関係者を取りまとめて課題と対応置を検討し,
以下の 8点に取り組むこととした。
1
1
1 集荷組織の設立
②栽培技椅研修会の闘惜
初年度の集荷は,竹株から生えてきたタケノコを
(
2
1 栽培誼楕研修会の開惜
ただ「堀取る」だけであり.安定的に収種するため
(
3
1 タケノコ韓捕モデル竹椋の盤情
に「韓捕する」という宜植が生産者になかヲた。そ
こで,タケノコ語り曹のための竹称の管理や施肥控楕
等を韓合的に学ぶ研修会として. r
やらいや I (
業
「やろうよ Jという意味〉タケノコ轟培塾」を開催
•
ノコの使用量が増加した。
した。
-平底2
4
年度以降,年間 3回の開催で,輯勢 6
9
名
,
延べ 1
7
8
名が書加
・研修舎のフォローアヲプとして,畳講生が管理す
る竹林において,現地に応じて指導
・修了生のうち,適正に竹林を菅理し,タケノコを
量培している実績がある 1
6
名を「とヮとりタケノ
コ栽培士」として畳陣
鳥取県都嘗肉の皮付事タケノコ集荷量
揖取日夕ケ Jコ
(単位
H
2
3
H
2
4
H
2
6
H
2
6
0
.
6
'
.
3
1
0
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4
7
.
4
1
4
.
9
3
.
7
2
5
.
3
1
1
.
1
祖先タケノコ
合計
0
.
'
'
.
3
合一
割一泊
健一
〈単位,,)
H
2
4
H
2
5
6
3
7
5
2
1
-出荷規格の変更により,水煮加工した時の歩留りが
③タケノコ輯捕モデル竹林の盤情
向上した。
研修会によりタケノコ量培の技術は身についてき
たが,実障にタケノコ輯培のために理想的な竹林が
ケ一
産一
内一
県一
融一
枝一
県内産使用割合
。
タケ J コ水素加工におげる歩留り
〈単位,,)
智内になかったため.その見本を示し.周辺地埴へ
の波及を担うためのそデル竹株を整惜した。 (
H24
揖取 Uタケノコ
0
.
3
5
0
0
)
砲先タケノコ
-タケノコ輯楕のために,骨幹所有者割適正な密度に
・整備に当たり,竹林所有者,竹林を藍情する事業
岡惜し,施E等の管理を実施する竹輔が増加した。
a
;生産者グループの 3
体,聾晴聾に竹林を管理す :
(H24:0
.
4
5
0
0 H25:5
.
4
3
h
a
l
者をマッチングし,それぞれに聾情方法や竹林菅
・タケノコ量培士が地塙の要望をとりまとめ,並置竹
理量術を指導
林をタケノコ輯培林として重構する箇所が増加した。
(H25:0四00 H26:0
.
3
5
0
0
)
・当初,生産者は水費用タケノコのみ出荷していたが,
時期によるタケノコ厩高価格の動向を且極めながら,
胃果用生タケノコ (A品).水煮用調取りタケノコ
(8品).水需用語先タケノコ (C晶)を量別して出
荷できるようになった。
・モデル竹林の波及劫呆で,瞬聾竹林の所有者の宜欲
が商まり,翌年に骨林整冊事棄を実施した。
(
2
) 取り組みの属畢・腺掴
①成果
骨課題
・タケノコ集荷量及び学校賠責における県内壷タケ
・タケノコは畳闘の蓋が散しい作曲なので,毎年安定
2
ヲ本レスターネヲト 2
0
1
4
•
した収量を得られる柑林にすあために,艦続した菅
理由必要。
・絶対的な収量を増やすための新規生産者グループの
掘り起しが必要。
・新規生直者グループに対して,タケノコ栽培のため
の柑林管理方法等の指導が必要。
3
. 今後取り組むべき内容
-新量生産者掘り起しのために市町村広報等へ情報を掲
職する。
・自ら生産は行わないが,タケノコ載培のために提供で
きる竹林を所有している者と,竹林は所有していない
が,タケノコ輩培を行う宜且のある生産者グループの
マッチングを行う。
・タケノコ PR
キャラクター「ノヲコロ J(商畢聖母構み)
を使用したグヲズ,ラベルシール等を作成し,この取
り阻みの PRに活用する。
・当事輯所が主体となっていた研修生の開催や,竹林聾
帽の要望取りまとめ等を今聾は振興会に移行すること
で,振興会の自立を促す。そのための自主財揮の瞳曜
に向けての支揮を行う。
以上.タケノコの産地化のために.生産者(竹林所有
者
, NPO
等),加工者(水煮加工業者),消費者(学桂
軸宜告〉までの幅広い関係者が連揮し,技荷力の向上や
お互いの情報共有,盟格・価格等を決定するうえでの合
意車成を図ることができた。今桂はこの連揮をより密に
し,学桂給量用のタケノコ畢荷量の目揮を逮属し,さら
に一世厩売用にまで利用拡大が図れるよう支聾を行う。
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