エステショットブライトと金属床の良好な関係 株式会社アシストワン 藤井 悠介、池田 聡 近年、ノンクラスプデンチャーの認知度があがるにつれ需要が増え続けています。 それに伴いノンクラスプデンチャーの特徴である、“たわみ”が及ぼす弊害が報告されて始めています。 たわみを解消する一つの手段として金属床を併用する方法があると思います。しかしながら、ノンクラス プデンチャーとメタルフレームを組み合わせて製作する際に、不適合等の不具合が起こりうる場合があり ます。今回、我々はエステショットブライトと、巷で広く使用されているポリアミド系レジンを使用し、 適合精度の比較・検証を行いました。弊社では完成義歯の模型上での“浮”をおさえるため、1次∼3次 埋没に使用する石膏を耐圧仕様の物を日常的に使用しております。その他にも使用する樹脂の収縮率に合 わせた膨張係数の石膏を使用して、打ち込み用の作業模型を作成し使用しております。適合精度に影響を 及ぼすイレギュラーな要因をできる限り排除したうえで、エステショットから継承されています、金属床 との相性の良さを裏付けている要因が何なのかを探りました。
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