昆虫談義 オオムラサキの越冬 頭の体操? 錯覚 童心 どんぐりころころ

癒し
童心
どんぐりころころ
オオムラサキの越冬
昆虫談義
国蝶、オオムラサキの越冬の
観察に出掛けました。オオムラ
サキは幼虫越冬です。7月にふ
化した幼虫は11月下旬ごろに
は4令となっていて、榎の梢か
①どんぐりころころ どんぶりこ お池にはま ら幹をつたって下に降り、木の
って さあ大変 どじょうが出て来て 今日は 坊っちゃん 一緒に遊びま 根元にある榎の落葉の裏に張り付き3月の新しい葉が芽吹く時
しょう ②どんぐりころころ よろこんで しばらく一緒に 遊んだが やっ 期まで冬眠に入ります。木の根元にある枯れ葉を丹念に裏返し
ぱりお山が 恋しいと 泣いてはどじょうを 困らせた
幼虫を探します。色は枯れ葉の色そっくりで、慣れていなくては
これには③番と④もあると自然仲間のFさんが教えてくれた。
幼虫が付いている葉を手にとっても見過ごしてしまうほどです。
③どんぐりころころ 泣いてたら 仲良しこりすが とんできて 落ち葉 榎ではゴマダラチョウも越冬しています。ゴマダチョウとオオムラ
にくるんで おんぶして 急いでお山に 連れてった ④どんぐりころころ サキの幼虫は色も形もそっくりですが、違いは背中の突起の数
帰ったら 仲間がみんな 拾われて お話相手が いなくなり どじょうに です。ゴマダラチョウ3対オオムラサキ4対です。
会いに 転がった
本来昆虫は変温動物ですから、気温の低い冬は苦手、冬の
③は作曲家の岩河三郎が合唱曲に編曲する際に付け足したも 過ごし方が種の保存の最大の課題となり、それぞれ進化してき
の。④は落語家の桂文枝師匠が①に戻ってエンドレスになること ました。その過ごし方は特色があり、大きく三つに分かれます。
を意図して作ったものだと分かった。
1)忍耐型:成虫や幼虫や卵の姿でじっと動かず冬眠状態で
そこで泣き虫どんぐりをハッピーエンドに終わらせるべく以下の
冬をやり過ごす。
⑤番を作ってみた。
2)逃避型:暖かい場所に移動する。
⑤どんぐりころころ その途中 こりすに拾われ 埋められて 芽が出
3)居直り型:敢えて外敵の少ない寒い時期に成虫となり生殖
て葉が出て 木になって どんぐりいっぱい 実らせた
行動をとる。
昨今出前教室で児童や幼児と一緒に⑤番まで
まだまだ寒い時期ですが、居直って冬を楽し
唱和して喜ばれている。
(youngtail)
む元気なシニアでいたいものです。
数ある童謡の中でも幼児から高齢者まで
トップクラスで覚えられているのが“どんぐり
ころころ”であろう。原曲は大正時代に青木
在義が作詞し、梁田貞が作曲したもので以
下の通り。
『だまし絵』の世界へ
兵庫県立美術館
「8」の発見
兵庫県立美術館で開催されていた『だまし絵Ⅱ』の展示会へ行
ってきました。5年前に開催したところ、好評だったとか。会場に
行く前に、会議室で時代背景や現況などのレクチャーを受けてい
たので、一つ一つの作品が身近に感じることが出来ました。
ジュゼッペ・アルチンボルドの作品では、ワイン関係の道具で
人物像が作られていました。樽が胴体で、取っ手の付いた陶器の
壺が顔面で、大皿が腕の部分で、とても面白かったです。博物館
の模型の写真を使って、照明や構図を工夫することで、ホッキョク
クマが今にもクラカケアザラシに襲いかかろうとしている場面の作
品も、自然界での決定的な瞬間を再現していて、とても臨場感に
溢れていて感動しました。美術館のパンフレットには、本で造られ
た人物像に、何度でもだまされたい Into the Futureのキャ
チフレーズが載せてありました。
一番印象に残ったのは、滝という画像で、3階から流れ出た滝
の水を辿ると、2階へ落ちた水がいつの間にか、3階の滝の出口
に戻っていて、なぜ、そうなるのか驚きを隠せませんでした。目の
錯覚や遠近感、光と影の利用など、だまし絵の世界へ引き込ま
れ、大変楽しかったです。5年前のだまし絵展も、子供たちにとて
も人気があったと聞きましたが、大人が見ても驚きの連続でした。
久し振りの美術館でしたが、たまには出かけて感動することも、
気分転換になっていいことだと痛感しました。
(武中史朗)
正月に、人から教えてもらった話の受売りです。
錯覚
頭の体操?
1×8+1=9
という数式だけを見せられても、格別の感慨はありませ
ん。ところが、
12×8+2=98
123×8+3=987・・・
と続けて聞くと、何やら法則性のようなものを予感して、不
思議な気持になります。そしてこれは、
123456789×8+9=987654321
までずっと繫がっていくのだと知ると、不思議を通り越し
て、感慨に浸る境地となります。
私は、これは何らかの「公式」で説明できるだろうと思い、
頭を捻ってみましたが、しょせん思いつきませんでした。
決め手となっているのであろう「8」を発見した人に、敬意を
表します。
因みに、この種の数式は、他にもまだまだ沢山あるのです
ね。
(数学苦手シニア)
このコーナーの、皆様の投稿をお待ちしています。(広報部)