マシンの台頭

PRESS RELEASE
マシンの台頭 - M2M 実装のための世界初のグローバル標準
M2M の相互接続を最適化し、IoT デバイス・アプリケーションのための基盤プラットフォームを
提供するための標準(リリース1)を発表
2015 年 2 月 4 日: M2M や IoT のためのグローバル標準イニシアチブである oneM2M が、そ
のリリース 1 標準を発行したことにより、マシン·ツー·マシン(M2M)技術の広範囲な実装
と、モノのインターネット(IoT)の基盤構築が大きく進展。
このリリース1標準作成には、oneM2M を設立した世界中の 7 つの主要な ICT 標準化機関か
ら参加した 200 以上のメンバー企業および、5 つの業界コンソーシアムが貢献しました。
oneM2Mのリリース 1 は、oneM2Mのウェブサイト(www.onem2m.org/release1)から公的に入
手可能な 10 個の技術仕様のセットであり、要求条件、機能アーキテクチャ、API仕様、セキ
ュリティソリューション、CoAP、MQTT及びHTTPなどの一般的な業界プロトコルとのマッピ
ングを含んでいます。 oneM2Mリリース 1 は、デバイス管理機能としてOMAとブロードバ
ンドフォーラムの仕様を利用しています。リリース 1 は、相互に作用するM2M及びIoTのア
プリケーションの提供を可能にするのに十分な機能を提供します。
「リリース1は、実績のあるプロトコルを利用して、これまでになかった、業界にまたがっ
て相互に通信できるようなアプリケーションを可能にし、M2Mを前進させ、実際に“モノの
インターネット”を可能にするものです」と、アルカテル·ルーセントのM2Mおよびスマート
グリッド標準の責任者であり、oneM2M技術総会議長のOmar Elloumi博士は、述べています。
「本当に M2M を一緒に縫い合わせるために、サービス層で一緒に働く一連の仕様を持つこ
とにより、サービスプロバイダーは、ある(広い)範囲の産業にまたがったアプリケーショ
ンやサービスをサポートすることができます。これは全く新しい世界を切り開きます。将来
のシームレスな相互作用は、将来的にすべての仕事や遊びを行う方法を変革します」
「私たちが作成した水平なサービスプラットフォームは、Wi-Fi、固定電話、携帯などの基
本的なトランスポート技術の上で使用可能です。これは、M2M アプリケーション開発者の
作業を軽減させ、サービスプロバイダーに対して、低い CAPEX と OPEX を可能にし、人々が
日常生活の中で他の人やマシンと、よりシームレスに相互作用する世界を最終的に構築しま
す」と付け加えました。
本リリース 1 は、昨年 8 月に発表したリリース候補(意見招請版)に続くもので、今回の
最初の仕様の出版が正式に oneM2M リリース 1 となりました。意見招請版は、業界からの
コメントを求め修正を施すために発表されたものです。昨年 12 月にヨーロッパで成功裡に
開催されたショーケースイベントでは、oneM2M テクノロジーをリードする企業や組織によ
ってデモンストレーションが行われました。
「しかし、これは(M2M/IoT 発展)プロセスにおける私たちの役割のほんの始まりです。
我々は現在、M2M をだれでも、さらに簡単に使用できるようにしなければなりませんし、
また、他の IoT 技術とさらにシームレスな相互作用を達成するためにそれらの作業グループ
とのコラボレーションも必要になります」と Elloumi 博士は追加しました。
PRESS RELEASE
リリース 1 仕様セットに加えて、oneM2Mはホワイトペーパー(www.onem2m.org/whitepaper)
を発表し、M2MとIoT市場が直面する問題の概要を示し、oneM2Mがそれらの解決にどのよ
うに貢献しようとしているかを示しています。
終わり
oneM2Mについて: oneM2Mは、M2Mのアプリケーションやモノのインターネットで使用
されるデバイス通信およびサービスのスケーラブルかつ相互運用可能な標準を作成するグロ
ーバルな組織です。世界の主要な 7 標準開発機関によって、 2012 年に 結成され、 現在の
oneM2Mメンバーは、産業用メーカーとサプライヤー、コンシューマーデバイスメーカー、
部品サプライヤー、および通信事業者を含んだ広範囲の企業リーダーから構成されていま
す。oneM2Mパートナーの標準開発組織は、次のとおりです。ARIB(日本)、 ATIS(米国)、
CCSA(中国)、ETSI(欧州)、TIA(米国)、TTA(韓国)、およびTTC(日本)です。
oneM2M活動に貢献しているその他のパートナーには、BBF(ブロード·バンド·フォーラム)、
Continua(コンティニュア・ヘルス・アライアンス)、HGI(ホーム·ゲートウェイ·イニシアチ
ブ)、新世代M2Mコンソーシアム - 日本、OMA(オープン·モバイル·アライアンス)が含ま
れます。
oneM2M仕様は、スマートグリッド、コネクテッドカー、ホームオートメーション、公共の
安全、健康などのアプリケーションやサービスをサポートするフレームワークを提供します。
oneM2M は、業界団体やフォーラムに対し、開発したソリューションがその特定のニーズを
サポートしていることを確実にするために、その特定のアプリケーションに対する要求条件
を持って oneM2M に参加されることを強く奨励しています。
oneM2Mへの入会、会議への参加法などの詳細については www.onem2m.orgを参照してくだ
さい。
連絡先:
Joanne Turner
Proactive International PR
+44 (0) 1632 812152
Joanne.turner@proactive‐pr.com