IT戦略、わが社の一手 ダイドードリンコ株式会社

わが社の
契約書管理を支える、
トライアングルBCP構成
万葉DC
●代 表 者 代表取締役社長 髙松富也
重要文書
(契約書)
管理システム稼働
「EINS/SPS+」
と、
インテックのクラウドサービス
●設 立 1975年1月27日
●本 社 大阪市北区中之島2丁目2番7号
インテックの
「E
INS/BRS」
を利用し、
重要文書(契約書)管理システムの
データをバックアップ保管
東京DC
・クラウドで重要文書
(契約書)
管理システムを利用
・各営業所からの契約書関連書類をチェックし、
月に1回、
インテックのデータエントリーセンター
へ送付
インテック(東京)
ダイドードリンコ
(大阪)
DyDoグループは、
「 人と、社会と、共に喜び、共に栄える。」
という企業
理念のもと、すべてのステークホルダーの皆様の声を経営に生かし
ていくことを最重要課題と捉え、持続的成長の実現による企業価値向
上をめざしています。
2018年度の連結売上高2000億円、営業利益率4%を中期経営計画
とし、持続的成長の実現に向けてダイナミックなチャレンジをしています。
電子データ管理検索システム
「快速サーチャーGX」
を利用
●従業員数 連結:2,767名 単体:673名
(2015年1月現在)
契約書類を電子化したことで、従来、保管場所に行って手作業で探していた契約
くなったことは、時間短縮によるサービス向上や業務効率向上に加え、心理的にも
メリットが大きいと実感しています。
今回のプロジェクトでは、インテックは私たちの目指すところを深く理解し、粘り
強くより良い解決方法を提示してくれました。次の課題は、今回電子化を見送った
特殊な契約書の電子化です。また、インテックの知恵を借り、今回と同様「使える
お客さまの声
書類が、自席にいながら探せるようになりました。
「契約書を探す行為」が手間でな
システム」を完成させたいと思っています。
ダイドービジネスサービス株式会社
業務運用センター アシスタントマネージャー
ダイドードリンコ株式会社
経営戦略部 アシスタントマネージャー
大柿 真一 氏(左) 岡村 潤 氏(右)
万 枚のデータ移 行︵ 電 子
約書類約
問い合わせ対応の業務負荷も軽減、さらに災害時の業務継続性も大幅に向上させました。
業 所の業 務 負 荷について一定の改善
見直すとともに、すべての契約書類を電子化しました。書類整理の業務負荷・保管スペースの課題を解決し、
化︶
を無事に完遂できました。
ダイドードリンコはインテックのBPOサービスを採用し、自販機の設置に関する契約書類の管理業務プロセスを
を図ることができました。しかし、重
13 万 枚 の 契 約 書 類 を 電 子 化 し 、管 理 業 務 を 効 率 化
ネルである 自 動 販 売 機︵ 自 販 機 ︶
は
けてきました。なかでも主要販売チャ
中心としてお客さまや社会と歩み続
ダイドードリンコは飲料販売事業を
荷増大、書類保管スペースの確保とい
書 類 整 理・問い合わせ対 応 業 務の負
による災 害 時の業 務 継 続リスクや、
要 書 類を一カ所で一元 管 理すること
ターをつなぐことで、
災害時の業務継
東京・富山の3拠点にあるデータセン
﹁EINS W AVE﹂を 採用。大阪・
の 広 域 仮 想 ク ラ ウ ドサービス
サ ー ビ ス 基 盤 に は 、イ ン テック
続 性を大 幅に向 上させました。帳 票
に残りました。
った課 題がダイドービジネスサービス
管理の基盤には
﹁快速サーチャーGX﹂
を活 用し、契 約 書 類の素 早い検 索を
可 能にするなど問い合わせ対 応の業
また、運 用サービスにおいてもデー
務負荷を軽減しました。
定しました。これを機に、書類保管ス
タエントリーサービス・帳票保管サービ
ビスの﹁あべのハルカス﹂
への移 転が決
取り組んでいます。また、自 販 機チャ
ペースの課題がより顕在化してきたこ
2014年、
ダイドービジネスサー
ネルを基盤にお客さまニーズに応えた
荷・書類保管スペースの課題を一掃し、
今後の事業拡大にも十分に対応でき
スの 活 用により 書 類 整 理 の 業 務 負
理 するための検 討 を 開 始しました。
る安心・安全な事業基盤を整備する
をスキャナーで読み込み、電子的に管
販機による収益金の一部を寄付する
当初は自社でのシステム基盤構築・運
ことができました。
とから、第2ステップとして契約書類
募 金などの社 会 貢 献 活 動 、さらには
用を検討していましたが、業務継続リ
飲 料の提 供はもちろん、災 害 時には
環境に配慮した省エネ自販機による
一層の迅 速 化 を 目 指 して
スク・業務負荷の観点から、
BPOサー
ダイドードリンコは現 在 、
ダイドー
ビスの活用を決めました。
サービスの選択にあたり、①堅牢か
プとして2016年度には、問い合わ
帳 票を公 開していますが、第3ステッ
せ対応のさらなる迅速化を目的に営
ビジネスサービスにのみ電子化された
で品質の高い運用サービス ④業務プ
業所への直接公開を予定しています。
の書類を含めた円滑な移行 ③安価
ロセスの改 革を支 援できる経 験と実
将 来 的には、自 販 機に係わる契 約
つ拡張性の高いシステム基盤 ②過去
交わし契約を結びます。自販機設置
績、
これらを包括的に提供できるとい
オーナーと協定書や覚書などを取り
台数の増加に伴い、
これらの書類の量
う観点から、
インテックのBPOサー
書と同様に、様々な重要文書について
化が深刻になっていました。
ビスを採用しました。
年 4 月 、システム基 盤の構 築と業 務
半年間というスケジュールでしたが、
今
継続性を高める仕組み作りを検討し
理業務の効率化および災害時の業務
も業務プロセスを見直すとともに、管
グループ会社であるダイドービジネス
ていきます。
月のキックオフからわずか
サービスへの業 務 集 約 を 実 施しまし
プロセスの見 直し、そして、過 去の契
昨年
た。
これにより管理業務の統一化と営
プとしてシェアードサービスを活用し、
この課題に対応するため、
第1ステッ
も年々膨 大となり、管 理 業 務の煩 雑
自販機を設置する際には、自販機
事 業 拡 大に 伴 う
契 約 書 管 理の煩 雑 化
環境保全にも力を注いでいます。
自販機内の在庫飲料の無償提供、自
台 数を維 持すると同 時に、1 台あた
業 務 改 革への挑 戦
∼ B P O サ ービスの活 用 ∼
年々設置台数を拡大し、
現在では全国
13
で約 万台までに成長しました。
お 客 さまや 社 会 との共 栄
ダイドードリンコ株式会社
りの売上を最大化するための施策に
事 業への投 資 を 継 続 的に行い、設 置
安 定 的な収 益 を 生み出 す 自 販 機
28
12
2015. 8
2015. 8
13
10
データエントリーセンター
ダイドードリンコ株式会社
インテック(富山)
検索キーの入力と契約書原本の保管
http://www.dydo.co.jp/