定時株主総会 招集ご通知 - 東海東京フィナンシャル・ホールディングス

第 103 期
■目 次
第103期定時株主総会招集ご通知 ………………………
定時株主総会
招集ご通知
日時
平成27年6月26日(金曜日)
午前10時
場所 東京都中央区日本橋三丁目6番2号
日本橋フロント 6階ホール
(ご来場の際は、末尾の会場ご案内
図をご参照いただき、お間違いのな
いようご注意願います。)
(添付書類)
事業報告
1.企業集団の現況に関する事項 ………………………
2.株式に関する事項 ……………………………………
3.新株予約権に関する事項 ……………………………
4.会社役員に関する事項 ………………………………
5.会計監査人に関する事項 ……………………………
6.業務の適正を確保するための体制等の整備
についての決議の内容の概要 ………………………
7.当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の
在り方に関する基本方針 ……………………………
5
15
16
18
21
22
24
連結計算書類 ……………………………………………… 27
計算書類 …………………………………………………… 40
監査報告書 ………………………………………………… 49
(株主総会参考書類)
第1号議案 剰余金の処分の件 …………………………
第2号議案 定款一部変更の件 …………………………
第3号議案 取締役7名選任の件 ………………………
第4号議案 監査役2名選任の件 ………………………
第5号議案 取締役賞与支給の件 ………………………
第6号議案 当社及び子会社の取締役・使用人に対し
ストック・オプションとして新株予約権
を発行する件 ………………………………
株主総会会場ご案内図
株式会社
証券コード:8616
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
1
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
55
56
57
61
62
63
証券コード 8616
平成27年6月4日
株
主
各
位
東京都中央区日本橋三丁目6番2号
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者
石
田
建
昭
第103期定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当社第103期定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますよ
うご通知申し上げます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面又は電磁的方法(インターネット等)によって議決権
を行使することができますので、お手数ながら後記の「株主総会参考書類」をご検討いただき、
「議決権行使方法についてのご案内」(3頁~4頁)をご参照のうえ、平成27年6月25日(木曜
日)午後5時までに議決権を行使くださいますようお願い申し上げます。
敬
具
記
1.日
時
2.場
所
平成27年6月26日(金曜日)
午前10時
東京都中央区日本橋三丁目6番2号
日本橋フロント 6階ホール
(ご来場の際は、末尾の会場ご案内図をご参照いただき、お間違いのないようご注意願います。)
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 2ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
報告事項
1. 第103期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)事業報告の内
容、連結計算書類の内容並びに会計監査人及び監査役会の連結計算書類監
査結果報告の件
招集ご通知
3.目的事項
2. 第103期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)計算書類の内
容報告の件
決議事項
事業報告
第1号議案 剰余金の処分の件
第2号議案 定款一部変更の件
第3号議案 取締役7名選任の件
第4号議案 監査役2名選任の件
第5号議案 取締役賞与支給の件
権を発行する件
以
上
○当日ご出席の際には、お手数ながら議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますよう
ネット上の当社ウェブサイト(http://www.tokaitokyo-fh.jp/)に、修正掲載させていた
だきます。
監査報告書
お願い申し上げます。
○株主総会参考書類、事業報告、計算書類及び連結計算書類に修正が生じた場合は、インター
連結計算書類等
第6号議案 当社及び子会社の取締役・使用人に対しストック・オプションとして新株予約
株主総会参考書類
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
議決権行使方法についてのご案内
▲
株主総会にご出席いただける場合
同封の議決権行使書用紙をご持参いただき、会場受付にご提出ください。
議決権行使書
株主総会開催日時
平成27年6月26日(金)午前10時
当社ではクールビズを実施しております。そのため当社社員も軽装で対応させていただきますので、ご了承ください。
▲
株主総会にご出席いただけない場合
郵送
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、行使期限までに到着する
使書
議決権行
ようご返送ください。
行使期限
平成27年6月25日(木)午後5時到着分まで
インターネット
議決権行使ウェブサイト(http://www.web54.net)にアクセスしていただき、同封の議決
権行使書用紙に表示された「議決権行使コード」及び「パスワード」をご利用のうえ、画面
の案内に従って、議案に対する賛否をご入力ください。
行使期限
平成27年6月25日(木)午後5時受付分まで
▼ 詳細は下記の「インターネット等による議決権行使のご案内」をご参照ください。
■ インターネット等による議決権行使のご案内
インターネットにより本総会の議決権を行使される場合は、あらかじめ次の事項をご了承いただきますよう、お
願い申し上げます。
1.議決権行使ウェブサイトについて
インターネットによる議決権行使は、当社の指定する以下の議決権行使ウェブサイトをご利用いただくこと
によってのみ可能です。なお、携帯電話専用サイトは開設しておりませんので、ご了承ください。
行 使
議決権行使ウェブサイトアドレス http://www. web54 .net
2.議決権行使のお取扱いについて
(1)インターネットにより議決権を行使される場合は、同封の議決権行使書用紙に表示された「議決権行使
コード」及び「パスワード」をご利用になり、画面の案内に従って賛否をご入力ください。
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 4ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
招集ご通知
(2)議決権の行使期限は、株主総会開催日前日の平成27年6月25日(木曜日)午後5時までとなっておりま
すので、お早めの行使をお願いいたします。
(3)インターネットにより複数回議決権を行使された場合は、当社に最後に到着した行使を有効な議決権行
使としてお取扱いいたします。なお、インターネットによる議決権行使と議決権行使書面の両方で議決
権行使をされた場合は、インターネットによるものを有効な議決権行使としてお取扱いいたします。
(4)議決権行使ウェブサイトをご利用いただく際のプロバイダ及び通信事業者の料金(接続料金等)は、株
主様のご負担となります。
3.パスワード及び議決権行使コードのお取扱いについて
4.システムに係わる条件について
※機関投資家の皆様へ
機関投資家の皆様に関しましては、本総会につき、株式会社ICJの運営する「議決権電子行使プラットフォーム」から電磁的方法
による議決権行使を行なっていただくことも可能です。
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 5ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
(1)インターネットによる議決権行使に関するパソコン等の操作方法がご不明な場合は、下記にお問い合わ
せください。
三井住友信託銀行 証券代行ウェブサポート 専用ダイヤル
[電話] 0120(652)031 (受付時間9:00∼21:00)
(2)上記(1)以外のご登録の住所・株式数のご照会等は、下記にお問い合わせください。
三井住友信託銀行 証券代行事務センター
[電話] 0120(782)031 (受付時間9:00∼17:00 土日休日を除く)
監査報告書
5.お問い合わせ先について
連結計算書類等
インターネットにより議決権行使される場合は、お使いのシステムについて以下の点をご確認ください。
(1)画面の解像度が横800×縦600ドット(SVGA)以上であること。
(2)次のアプリケーションをインストールしていること。
ア.ウェブブラウザとしてVer.5.01 SP2以降のMicrosoftⓇ Internet Explorer
イ.PDFファイルブラウザとしてVer.4.0以降のAdobeⓇ AcrobatⓇ ReaderⓇ またはVer.6.0以降の
AdobeⓇReaderⓇ
※Internet Explorerは米国Microsoft Corporationの、Adobe Ⓡ Acrobat Ⓡ Reader Ⓡ 及びAdobe Ⓡ
ReaderⓇは米国Adobe Systems Incorporatedの米国及び各国での登録商標、商標及び製品名です。
※これらのソフトウェアは、いずれも各社のホームページより無償で配布されています。
(3)ウェブブラウザ及び同アドインツール等で ポップアップブロック 機能を有効とされている場合、同機
能を解除(または一時解除)するとともに、プライバシーに関する設定において、当サイトでの Cookie
使用を許可するようにしてください。
(4)上記サイトに接続できない場合、ファイアウォール・プロキシーサーバ及びセキュリティ対策ソフト等
の設定により、インターネットとの通信が制限されている場合が考えられますので、その設定内容をご
確認ください。
(5)スマートフォンを含む携帯電話のフルブラウザ機能を用いた議決権行使も可能ですが、機種によっては
ご利用いただけない場合があります。
事業報告
(1)パスワードは、インターネットにより議決権を行使される方が株主様ご本人であることを確認するため
の重要な情報です。印鑑や暗証番号同様、大切にお取扱いください。
(2)パスワードは一定回数以上間違えると使用できなくなります。パスワードの再発行をご希望の場合は、
画面の案内に従ってお手続きください。
(3)議決権行使書用紙に記載されている議決権行使コードは、本総会に限り有効です。
(添付書類)
第103期事業報告
年 4 月 1 日から
(平成26
平成27 年 3 月31 日まで)
1.企業集団の現況に関する事項
(1)事業の経過及びその成果
当連結会計年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)のわが国経済は、消費増税に伴う駆け込
み需要の反動により、個人消費の回復に遅れが見られましたが、日本銀行の金融政策等により、企業収益や雇
用環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調となりました。
海外経済は、一部の国・地域に弱さが見られましたが、概ね緩やかな回復が続きました。米国景気は、FR
B(連邦準備制度理事会)が10月で量的緩和を終了したものの、自動車や住宅の販売が改善基調を維持し、堅
調に推移しました。欧州景気は、全体としては持ち直しの動きが一服、ECB(欧州中央銀行)はデフレに陥
るリスクが高まったとの判断から金融緩和に踏み切り、景気回復の兆しも見え始めました。中国景気は、牽引
役の輸出・投資が鈍化し、拡大テンポが緩やかになりました。また、東南アジア景気については、一部の国に
おいて落ち込みが見られたものの、総じて底堅い動きとなりました。
国内株式市場では、日経平均株価が4月に14,800円台で始まった後、消費増税による個人消費の落ち込み
に対する懸念の高まりから一時14,000円を割り込みました。しかし、5月下旬からは企業収益と比べた割安
感、海外株式市場と比べた出遅れ感から見直され反発しました。その後、10月には世界経済の減速懸念から主
要先進国の株価が下落したことに伴い、日経平均株価も一時大きく値を下げたものの、同月末に発表された日
本銀行の追加金融緩和や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成割合の変更を好感し、その
後大幅に上昇しました。更に、消費増税の延期、原油価格下落によるコスト低減効果、春闘における賃上げの
進展を受け、日経平均株価は堅調に推移し、本年3月末には19,206円で取引を終えました。一方、年度を通
した東証1部の1日当たりの平均売買代金は2兆4,071億円と、アベノミクス相場で急上昇した前年度の2兆
6,631億円に迫る水準となりました。
債券市場では、長期金利の指標である10年国債利回りが4月に0.6%台で始まった後、異次元緩和に伴う日
本銀行の国債大量買い入れの継続により緩やかな下降トレンドをたどりました。その後、10月末の追加金融緩
和発表を受けて急速に低下し、年明けの本年1月20日に一時0.195%の過去最低金利を記録した後、本年3月
末は0.400%で取引を終えました。
為替市場では、年度初めより対米国ドルで100円台前半での膠着状態が続きましたが、夏以降は徐々に円安
が進行しました。円安の動きは10月末の日本銀行の追加金融緩和により一気に加速、12月には平成19年以来
となる120円まで円は下落しました。その後は120円をはさんだ動きとなり、本年3月末には120円17銭(公
示レート)で取引を終えました。
当社グループは、平成24年4月より経営計画「Ambitious 5」に基づき施策を実施してまいりましたが、
3年目を迎えた平成26年度以降を同計画のセカンドステージと位置づけ、より進化した施策を推進しておりま
す(後記「(2)対処すべき課題」 参照)。
― 5 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 6ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 7ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査報告書
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
連結計算書類等
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事業報告
国内のアライアンス戦略では、当社と有力地方銀行との合弁証券会社において営業ネットワークの拡充が図
られました。主なものとして、株式会社山口フィナンシャルグループとの合弁会社であるワイエム証券株式会
社が7月に東京支店を新設、株式会社横浜銀行との合弁会社である浜銀TT証券株式会社が本年3月にコンサ
ルティングブース鎌倉を鎌倉支店に変更、株式会社西日本シティ銀行との合弁会社である西日本シティTT証
券株式会社では8月に八女サテライトブースが新設されました。提携合弁証券4社合計の預かり資産は一兆円
を超え、業績も順調に拡大しております。
招集ご通知
当社グループの中核である東海東京証券株式会社では、個人営業部門においては「安定収益重視型営業」、
「顧客セグメント別マーケティング戦略」に加え「顧客採算を重視した営業」を推進しております。
「安定収益重視型営業」では、従来のSMAサービス(投資一任契約のもと、お客様に代わって資産の運用・
管理を行う資産運用サービス)の商品性及び利便性の向上を図ったうえで、「東海東京ファンドラップ口座」
としての取扱いを昨年5月に開始し、順調に残高を増加させております。
「顧客セグメント別マーケティング戦略」では、(1)富裕層、(2)成熟層(一定の金融資産を蓄積して、運
用ニーズの強い層)、(3)資産形成層(将来に向けて資産を形成していく層) それぞれのお客様に対応した、
最適な商品・サービス提供を行なっております。
具体的な施策では、(1)富裕層に対しては、中部地区において開業医・医療法人等のお客様に対する資産
運用、事業承継、相続税対策等のソリューションを提供する専任チームである「プレミアメディカル部」が成
果を上げてきております。首都圏地区でも、10月に「日本橋プレミア部」を設置し、富裕層営業の強化を図り
ました。(2)成熟層に対しては、投資情報の提供だけではなく、様々なライフスタイルの提案をしていく会
員制の「大人の投資倶楽部」WEBサイトを10月に開設、会員限定のイベントやセミナー開催等の各種施策を
実施し、会員獲得に注力いたしました。(3)資産形成層に対しては、気軽に立ち寄れる情報発信基地として、
10月に「東海東京フィナンシャルギャラリー・サカエチカ」を新設いたしました。この他、ホームページの刷
新やWEB広告の活用等により、お客様の利便性向上を図りました。
また、営業ネットワークの効率的な運営を図るため店舗網の見直しを行い、7月に津支店、鈴鹿支店を移
転・統合し、JR津駅ビル内に三重中央支店として新たに営業を開始、9月に「トヨタFS営業部 コンサル
ティングブース岡崎」をショッピングモール内に新設いたしました。
一方、マーケット部門では、引続き外貨建債券・仕組債の取扱が高水準で推移いたしました。また、米国の
証券会社スティーフル社との業務提携を通じた情報提供力の充実により、外国株式の取引高が東海東京証券株
式会社に加え、提携合弁証券やプラットフォーム先(外国株式などで必要なインフラ・機能を提供している証
券会社)においても大きく増加しました。
企業金融部門では、債券引受業務において大手5社に次ぐステータスを確立するとともに、株式引受業務で
も新規株式公開に係わる主幹事を4件獲得しました。更に、今年度に予定されている日本郵政グループ3社株
式の売出しに係る国内特定主幹事として選定されるなど着実に成果を上げております。
法人営業部門でも、事業法人や機関投資家等を中心とした顧客層の裾野拡大により収益基盤が強化されつつ
あります。
海外のアライアンス戦略では8月に、商品・サービスの拡充を目的に、タイ王国において預金量で同国第1
位の商業銀行であるバンコック銀行傘下の証券会社、ブアルアン証券と業務提携いたしました。また、本年3
月に、シンガポールの大手金融グループであるフィリップ・ キャピタルと合弁で、アジア太平洋地域を投資
対象として運用・助言を行う資産運用会社を設立いたしました。更に、本年4月に、マレーシアにおいてユニ
バーサルバンクを展開する同国独立系最大手の投資銀行、K&Nケナンガ・ホールディングスと業務提携、5
月には資本出資いたしました。
アライアンス戦略のほか、当社グループでは、これまで培ってきた証券ビジネスに必要なインフラ、機能、
商品等を提供するプラットフォームビジネスを本格化させ、多数の証券会社へ外国株式や外貨建債券・仕組債
等の商品、投資情報や教育等のサービスを提供するなど着実に成果を上げきております。
当社は、昨年4月1日をもって、持株会社を中心とした、より効率的なグループ運営を目的に、東海東京証
券株式会社従業員の当社への転籍を実施いたしました。更に、業容・時代の変化に対応すべく、専門性、多様
性等を重視した人事制度改革に取り組み、7月より新人事制度をスタートさせました。また、女性の活躍推進
につきましては、育児等と就業の「両立支援」と女性の「成長支援」の両輪で施策を展開するとともに、女性
管理職比率向上に向け、数値目標及び行動計画を策定するなど、積極的に取組んでおります。こうした取組み
等により、東海東京証券株式会社は、名古屋市より「名古屋市女性の活躍推進企業認定(優秀賞)」を受賞い
たしました。
また、当社では、地域貢献の一環として、名古屋大学「東海東京フィナンシャル・ホールディングス・グロ
ーバル事業」を立上げ、名古屋大学と協働して、中部地区の国際化を牽引していくグローバルな人材育成等に
取組んでおります。
なお、当社グループの国内外での戦略強化に活かすため、元中央銀行総裁等各国の著名な有識者をメンバー
とするグローバル・アドバイザリー・ボードを設置いたしました。
当社グループの経営成績の状況は、以下のとおりです。
<受入手数料>
当連結会計年度の受入手数料の合計は440億82百万円(前年度比19.8%減)を計上いたしました。
① 委託手数料
当社子会社である東海東京証券株式会社の株式委託売買高は48億99百万株(同23.9%減)、株式委託売買
金額は3兆7,551億円(同17.1%減)と減少いたしました。この結果、当社グループの株式委託手数料は
183億18百万円(同28.6%減)を計上し、委託手数料全体では190億16百万円(同27.7%減)を計上いた
しました。
② 引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料
株式は4億33百万円(同29.5%減)を計上いたしました。また、債券は3億46百万円(同13.0%増)を
計上し、引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料全体では7億79百万円(同15.4%減)を
計上いたしました。
― 7 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料
投資信託は、新規に販売した日本株に投資するファンドや、欧州のハイ・イールド債に投資するファンド
等の販売は堅調でしたが、過去最高となった前期実績には及ばず180億49百万円(同14.4%減)の計上と
なり、募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料全体では181億5百万円(同14.4%減)を
計上いたしました。
④ その他の受入手数料
投資信託の代行手数料は46億56百万円(同3.1%減)を計上し、その他の受入手数料全体では61億80百
万円(同5.9%減)を計上いたしました。
分
第102期
(平25.4.1~平26.3.31)
百万円
委
26,301
19,016
引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料
921
779
募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料
他
の
受
数
入
手
数
合
21,149
18,105
料
6,567
6,180
計
54,939
44,082
<トレーディング損益>
当連結会計年度の株券等トレーディング損益は、主に米国株式を中心とした外国株式の売買により167億32
百万円(前年度比59.6%増)の利益を計上いたしました。一方、外貨建債券や仕組債の売買を中心とした債
券・為替等トレーディング損益は186億95百万円(同16.1%減)の利益を計上し、トレーディング損益の合
計は354億27百万円(同8.1%増)の利益を計上いたしました。
分
第102期
(平25.4.1~平26.3.31)
百万円
株 券 等 ト レ ー デ ィ ン グ 損
第103期
(平26.4.1~平27.3.31)
百万円
益
10,484
16,732
債 券 ・ 為 替 等 ト レ ー デ ィ ン グ 損 益
22,291
18,695
合
32,775
35,427
計
― 8 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
<金融収支>
当連結会計年度の金融収益は31億90百万円(前年度比12.7%増)となりました。一方、金融費用は13億
25百万円(同28.9%減)となり、差引の金融収支は18億64百万円(同92.9%増)の利益を計上いたしまし
た。
監査報告書
連結会計年度
区
連結計算書類等
の
手
百万円
料
そ
託
第103期
(平26.4.1~平27.3.31)
事業報告
連結会計年度
区
招集ご通知
③
<販売費及び一般管理費>
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、取引関係費が取引量の減少に伴う支払手数料の減少等から121
億94百万円(前年度比7.1%減)となりました。人件費は業績連動による賞与の減少等から280億2百万円
(同3.3%減)となりました。また、不動産関係費は59億57百万円(同0.8%増)となり、事務費は60億86百
万円(同0.8%減)となり、減価償却費は18億58百万円(同4.3%減)となりました。この結果、販売費及び
一般管理費は563億3百万円(同3.6%減)となりました。
<営業外損益>
当連結会計年度の主な営業外損益は、持分法による投資利益が16億69百万円(前年度比2.3%減)、受取家
賃5億96百万円(同23.3%減)及び受取配当金7億60百万円(同97.9%増)を営業外収益に計上いたしまし
た。
<特別損益>
当連結会計年度の主な特別損益は、投資有価証券売却益7億8百万円を特別利益に計上いたしました。
<損
益>
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は827億円(前年度比8.7%減)、純営業収益は813億74百万円(同
8.2%減)となり、営業利益250億71百万円(同17.1%減)、経常利益285億24百万円(同14.6%減)を計上
し、法人税等を差し引いた当期純利益は184億99百万円(同20.4%減)となりました。
― 9 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 11ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
― 10 ―
監査報告書
平成26年度の主な取り組みにつきましては、前記「(1)事業の経過及びその成果」にも記載のとおりです
が、引き続き、「Ambitious 5」セカンドステージにおける施策を推進することにより、一層の企業価値の向
上に努めてまいります。
連結計算書類等
事業報告
同計画のセカンドステージでは、基本理念は堅持しつつ、お客様の利便性を高める新たな機能の取り込みや
グローバルネットワークの拡充等を図り、独自性ある総合金融グループとして、「Leading Player in ASIA
(リーディング プレイヤー イン アジア)」となることを目指しております。
ⅰ Community & the Middle : 各地域の特性にあった営業戦略を立案し、基盤拡大につなげるとともに、ホ
(戦略的地域・顧客への特化) ームマーケットである中部地区での圧倒的な存在感・ブランドの確立を目指
します。また、富裕層、成熟層、資産形成層それぞれに対応したセグメント
戦略を推進いたします。
お客様の利便性の向上や新たなお客様の開拓・拡大のためには、インターネ
ット銀行等の先端的な機能を取り込む必要があると認識しております。
ⅱ Alliance & Platform : アライアンス戦略では、既存4社に加え、新たに地方銀行と提携合弁証券会
(事業基盤の積極拡大) 社を設立することにより基盤拡大を目指します。また、提携合弁証券会社や
プラットフォーム先に対して様々な新しい機能・商品を提供することによ
り、独自性ある総合金融グループとして、グル-プ全体の基盤と収益の拡大
を図ります。
成長著しいアジアを中心に更なる海外ネットワーク構築や資本業務提携によ
り資産運用機能やプライベートバンキング機能の充実を図る必要があると認
識しております。
ⅲ Expertise
: 相続、事業承継等、お客様の課題解決につながる提案力の強化や、営業員の
(専門的ノウハウ)
スキルアップを図ります。強みである債券引受・販売ビジネスをより強化す
るとともに、グローバルネットワークの一層の拡充により情報・サービスの
質・量を高めるほか、海外投資家の開拓にも注力いたします。
自前の運用機能を持つことによる商品競争力の一層の強化が必要と認識して
おります。また、インターネット機能の充実によるお客様の利便性向上を図
る必要があると認識しております。
ⅳ Humanity
: チームワークを重視した人事評価制度を導入したほか、ダイバーシティ(女
(人間味溢れる企業)
性の登用、多様なバックグラウンドを持つ人材の活用)を推進することによ
り、多様な価値観、ライフスタイルを尊重する人間味溢れる企業風土を醸成
いたします。更に、業容の多様化に伴い、それぞれの分野で専門性の高い人
材を育成・登用するとともに、社員個人が自立して個性を磨き、伸ばすため
の環境整備・研修支援等を強力にバックアップし、個々の成長した能力を最
大限活かしてまいります。
ⅴ Risk Management
: リスク管理、危機管理、コンプライアンス態勢、ガバナンス、財務基盤を更
(危機対応力の強化)
に強化することで、様々なリスクに対応できる体制を整備いたします。更に
地震等の自然災害に対しても十分な危機対応体制を整備いたします。
招集ご通知
(2)対処すべき課題
当社を取り巻く事業環境は、競争の激化、少子高齢化の進展等、刻々と変化しております。当社グループで
は、これらに対処すべく、経営計画「Ambitious 5」を平成24年4月にスタートさせ、3年目を迎えた平成
26年度以降を同計画のセカンドステージと位置づけ、より進化した施策を推進しております。
(3)設備投資・資金調達等の状況
当連結会計年度は、設備投資において特記すべき事項はありません。資金調達につきましては、当社グルー
プの主たる事業である金融商品取引業の運転資金の調達において銀行等の金融機関からの借入金のほか、当社
を調達主体とする社債の発行(当期発行総額415億35百万円、期末発行残高438億4百万円)及び短期社債の
発行(当期発行総額457億円、期末発行残高83億円)を行いました。
(4)企業集団の財産及び損益の状況
連結会計年度
区
分
第100期
第101期
第102期
第103期
(平23.4.1~
平24.3.31)
(平24.4.1~
平25.3.31)
(平25.4.1~
平26.3.31)
(平26.4.1~
平27.3.31)
百万円
営
(受
経
当
業
入
収
手
常
期
数
利
純
利
百万円
百万円
百万円
益
52,631
67,854
90,547
82,700
料)
(24,191)
(36,659)
(54,939)
(44,082)
益
5,077
17,320
33,405
28,524
益
2,545
11,273
23,243
18,499
円
1株当たり当期純利益
円
9.45
42.74
百万円
百万円
円
87.68
百万円
円
69.51
百万円
総
資
産
641,216
630,061
617,270
458,106
純
資
産
110,259
122,397
142,929
157,351
(5)主要な事業内容
当社グループは、当社、子会社19社及び関連会社5社で構成されております。
当社グループは主たる事業として、有価証券の売買及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出
し、有価証券の募集及び売出しの取扱い、私募の取扱いその他の金融商品取引業並びに金融商品取引業に関連
又は付随する業務を営んでおり、アジア、ヨーロッパ及びアメリカの金融・資本市場に拠点を設置し、顧客の
資金調達、資金運用の両面において、グローバルで幅広いサービスを提供しております。
― 11 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 12ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
②
子会社の主要な営業所
会
東
招集ご通知
(6)主要な営業所及び従業員の状況
① 当社の主要な営業所
本
店 東京都中央区日本橋三丁目6番2号
東
1店
東
京
都
東海東京SWPコンサルティング株式会社
1店
愛
知
県
東 海 東 京 イ ン ベ ス ト メ ン ト 株 式 会 社
1店
東
株 式 会 社 東 海 東 京 調 査 セ ン タ ー
2店
愛
知
県、
東
京
都
東 海 東 京 ア カ デ ミ ー 株 式 会 社
2店
東
京
都、
愛
知
県
東
社
2店
愛
知
県、
東
京
都
東 海 東 京 ビ ジ ネ ス サ ー ビ ス 株 式 会 社
1店
東
東
港
1店
中
ッ
パ
1店
英 国 ・ ロ ン ド ン 市
東
京
海
サ
東
東
ー
ビ
京
京
証
ス
株
証
券
ヨ
会
式
券
ー
会
香
ロ
愛 知 県、 東 京 都 他
京
都
京
国
都
・
香
港
東
海
東
海
東
京
証
券
ア
メ
リ
カ
1店
米 国 ・ ニ ュ ー ヨ ー ク 市
東
海
東
京
シ
ン
ガ
ポ
ー
ル
1店
シ
ン
ガ
ポ
ー
ル
従業員数
2,353名〔357名〕
前年度末比139名増〔12名増〕
― 12 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 13ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
(注)1.従業員数は就業人員(当社及び子会社から外部企業への出向者を除き、外部企業から当社及び子会
社への出向者を含む。)であり、〔 〕外数は、臨時従業員の年間平均人員であります。
2.上記のほか歩合外務員の平成27年3月末の人員は12名であります。
監査報告書
(注)東海東京SWPコンサルティング株式会社は、平成27年5月15日付で東海東京ウェルス・コンサルテ
ィング株式会社へ商号変更しております。
③ 当社及び子会社の従業員の状況
連結計算書類等
東海東京アセットマネジメント株式会社
式
事業報告
県
株
会
要
木
券
式
摘
栃
海
株
数
6店
証
券
舗
70店
宮
証
店
社
都
京
名
社
宇
海
社
(7)重要な子会社の状況
会
社
名
資 本 金
当社の
出資比率
百万円
主 要 な 事 業 内 容
東 海 東 京 証 券 株 式 会 社
%
6,000
100.0
金融商品取引業
社
301
91.9
金融商品取引業
東海東京アセットマネジメント株式会社
100
100.0
金融商品取引業
東海東京SWPコンサルティング株式会社
250
100.0
東海東京インベストメント株式会社
300
100.0
株式会社東海東京調査センター
50
100.0
情報サービス業
東海東京アカデミー株式会社
50
100.0
教育・研修業
東 海 東 京 サ ー ビ ス 株 式 会 社
30
100.0
東海東京ビジネスサービス株式会社
50
80.0
宇
東
都
海
宮
東
証
京
券
株
証
式
券
会
香
千香港ドル
港
50,000
東 海 東 京 証 券 ヨ ー ロ ッ パ
3,000
千英ポンド
東 海 東 京 証 券 ア メ リ カ
千米ドル
東 海 東 京 シ ン ガ ポ ー ル
千シンガポールドル
200
5,000
金融商品取引業、
コンサルティング業
ベンチャーキャピタル、
有価証券の運用
不動産の賃貸・管理、
事務代行業務
証券会社のバックオフィス業務の
受託
100.0
証券業
100.0
証券業
100.0
情報サービス業
100.0
情報サービス業、資産運用業
(注)1.東海東京アセットマネジメント株式会社は、平成27年3月24日付で増資を行い資本金が100百万
円となっております。
2.東海東京SWPコンサルティング株式会社は、平成27年3月31日付で当社100%子会社となって
おります。また、平成27年5月15日付で東海東京ウェルス・コンサルティング株式会社へ商号変
更しております。
― 13 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 14ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
借
入
先
借入金残高
百万円
日
株
株
日
本
式
会
式
式
株
株
株
株
友
会
式
式
式
社
会
社
会
会
銀
り
社
西
池
田
七
大
行
会
銀
株
式
な
泉
銀
テ
ィ
州
七
共
会
銀
口
シ
銀
銀
式
浜
十
垣
J
ほ
そ
本
F
株
山
日
社
社
ず
横
託
社
会
U
融
社
会
式
式
み
金
信
京
銀
銀
銀
立
銀
25,000
行
25,000
行
12,000
社
8,193
行
4,000
社
3,500
行
3,000
行
3,000
行
3,000
行
3,000
行
3,000
行
3,000
(注)日本証券金融株式会社の借入金には信用取引借入金7,793百万円が含まれております。
連結計算書類等
株
券
会
住
東
社
証
式
井
菱
行
事業報告
株
三
会
本
株
三
社
銀
招集ご通知
(8)主要な借入先及び借入金の状況
監査報告書
株主総会参考書類
― 14 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 15ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
2.株式に関する事項
(1)発行可能株式総数
(2)発行済株式の総数
(3)株
主
数
(4)大株主(上位10名)
972,730,000株
280,582,115株
19,356名
株
主
名
持
株
数
持
株
比
率
株
三
井
17,283,798
6.48
ト ヨ タ フ ァ イ ナ ン シ ャ ル サ ー ビ ス 株 式 会 社
14,280,000
5.36
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
12,261,000
4.60
株
行
12,016,853
4.51
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
10,380,700
3.89
行
7,014,553
2.63
社
5,611,890
2.10
式
株
友
会
海
社
式
上
三
会
本
生
火
菱
東
社
命
災
保
京
険
U
横
保
険
株
式
F
J
浜
相
会
%
社
日
住
銀
銀
互
会
三
井
住
友
信
託
銀
行
株
式
会
社
4,800,000
1.80
明
治
安
田
生
命
保
険
相
互
会
社
4,406,000
1.65
RBC ISB A/C DUB NON RESIDENT – TREATY RATE
4,205,000
1.58
(注)1.持株比率は発行済株式の総数から自己株式を控除した数に基づき算出しております。
2.上記のほか、当社が保有しております自己株式13,929,529株があります。
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 16ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(1)当社役員が保有している職務執行の対価として交付された新株予約権の状況
名
称
第3回新株予約権
第4回新株予約権
発行決議の日
平成22年12月20日
取締役会決議
平成23年9月26日
取締役会決議
平成24年8月27日
取締役会決議
区
取締役
取締役
取締役
新株予約権の数
10個
25個
22個
保有人数
1名
1名
1名
新株予約権の目的となる株
式の種類及び数
普通株式
新株予約権の発行価額
無償
無償
無償
新株予約権の行使時の払込
金額
1株当たり332円
1株当たり249円
1株当たり275円
分
10,000株
普通株式
25,000株
普通株式
22,000株
平成25年2月1日~
平成25年10月1日~
平成26年10月1日~
平成28年1月31日
平成28年9月30日
平成29年9月30日
新株予約権を割当てられた者は、本新株予約権の行使時において、当社又は当社
新株予約権の主な行使条件 の子会社の取締役、執行役員又は従業員(従業員には当社又は当社の子会社から
他社への出向者を含む。)たる地位を有することを要する。
事業報告
第2回新株予約権
招集ご通知
3.新株予約権に関する事項
新株予約権の行使期間
称
第5回新株予約権
第6回新株予約権
発行決議の日
平成25年8月26日取締役会決議
平成26年8月25日取締役会決議
区
分
取締役
46個
51個
保有人数
3名
3名
新株予約権の目的となる株
式の種類及び数
普通株式
新株予約権の発行価額
無償
無償
新株予約権の行使時の払込
金額
1株当たり797円
1株当たり819円
46,000株
普通株式
平成27年10月1日~平成30年9月30日 平成28年10月1日~平成31年9月30日
新株予約権を割当てられた者は、本新株予約権の行使時において、当社又は当社
新株予約権の主な行使条件 の子会社の取締役、執行役員又は従業員(従業員には当社又は当社の子会社から
他社への出向者を含む。)たる地位を有することを要する。
(注)当事業年度末において社外取締役及び監査役が保有している新株予約権はありません。
― 16 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 17ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
新株予約権の行使期間
51,000株
監査報告書
取締役
新株予約権の数
連結計算書類等
名
(2)当事業年度中に職務執行の対価として当社使用人等に交付した新株予約権の状況等
名
称
第6回新株予約権
発行決議の日
平成26年8月25日取締役会決議
新株予約権の数
1,041個
交付された者の人数
当社使用人 220名
当社子会社の取締役
新株予約権の目的となる株式の種類及び数
普通株式
新株予約権の発行価額
無償
新株予約権の行使時の払込金額
1株当たり819円
新株予約権の行使期間
平成28年10月1日~平成31年9月30日
新株予約権を割当てられた者は、本新株予約権の行使時におい
て、当社又は当社の子会社の取締役、執行役員又は従業員(従業
員には当社又は当社の子会社から他社への出向者を含む。)たる
地位を有することを要する。
新株予約権の主な行使条件
2名
1,041,000株
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 18ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
招集ご通知
4.会社役員に関する事項
(1)取締役及び監査役
地
位
氏
石
田
建
昭
前
村
善
美
※飯
泉
浩
締
役
鈴
木
郁
雄
取
締
役
森
末
暢
博
取
締
役
水
野
一
郎
取
締
役
説
田
公
人
常 勤 監 査 役
竹
内
監
査
役
滝
沢
監
査
役
柏
監
査
役
田
東海東京証券株式会社
代表取締役会長 最高経営責任者CEO
株式会社名古屋証券取引所 取締役
代表取締役副社長 最高経営責任者補佐
東海東京証券株式会社
取締役副会長 最高経営責任者CEO補佐
総合企画グループ担任
取締役会議長
東海東京証券株式会社 取締役
カネ美食品株式会社 監査役
弁護士
東海東京証券株式会社 監査役
晃
トヨタファイナンシャルサービス株式会社
トヨタファイナンス株式会社 監査役
東海東京証券株式会社 監査役
吉
彦
東海東京証券株式会社
木
茂
雄
慶應義塾大学大学院教授
中
一
好
三菱UFJリース株式会社
執行役員
常勤監査役
相談役
査
役
木
下
栄一郎
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 19ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
― 18 ―
監査報告書
名古屋鉄道株式会社 相談役
農林中央金庫 経営管理委員
川崎汽船株式会社 取締役
(注)1.取締役については任期を1年としております。
2.※印の取締役は、平成26年6月27日開催の第102期定時株主総会において新たに選任され就任い
たしました。
3.取締役のうち、鈴木郁雄、森末暢博、水野一郎及び説田公人の4氏は、会社法第2条第15号に定め
る社外取締役であります。なお、森末暢博、水野一郎及び説田公人の3氏は、東京証券取引所及び
名古屋証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員でありま
す。
4.監査役のうち、柏木茂雄、田中一好及び木下栄一郎の3氏は、会社法第2条第16号に定める社外監
査役であります。なお、柏木茂雄及び木下栄一郎の両氏は、東京証券取引所及び名古屋証券取引所
が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。
5.取締役 前村善美氏は、平成27年3月31日をもって当社の代表取締役副社長 最高経営責任者補
佐の委嘱を解かれ、同年4月1日付で取締役となっております。また、平成27年3月31日をもっ
監
連結計算書類等
取
担当及び重要な兼職の状況
事業報告
取 締 役 社 長
最高経営責任者
(代 表 取 締 役)
取
締
役
副
社
長
(代 表 取 締 役)
取
締
役
専 務 執 行 役 員
名
て東海東京証券株式会社の取締役副会長 最高経営責任者CEO補佐の委嘱を解かれ、取締役を辞
任しております。
6.取締役 飯泉浩氏は、平成27年4月1日付で当社の副社長及び東海東京証券株式会社の取締役に就
任しております。
(2)取締役及び監査役の報酬等の総額
区
分
支給人員
取
締
役
監
査
役
合
支
7名
(4)
5名
(3)
12名
(7)
計
給
額
270百万円
(34)
51百万円
(31)
321百万円
(65)
(注)1.平成18年6月29日開催の第94期定時株主総会決議により、取締役の月額報酬は年間合計420百万
円以内(使用人兼務取締役の使用人分は含まず。)、また監査役の月額報酬は平成12年6月29日開
催の第88期定時株主総会決議により月額15百万円以内となっております。
2.括弧内の数字は社外役員の人員数及び支給額であります。
3.支給額には、ストック・オプションとして付与した新株予約権5百万円が含まれております。
4.支給額には第103期定時株主総会に上程いたします取締役賞与支給の議案が承認された場合に支給
いたします取締役賞与99,400千円が含まれております。
(3)社外役員に関する事項
① 主要な兼職先である法人等と当社との関係
一部社外役員において重要な兼職先の一つとなっている東海東京証券株式会社は、当社の100%子会社
であり、連結営業収益に占める同社の割合は、90%を超えております。
東海東京証券株式会社以外の重要な兼職先と当社との間には特別の関係はありません。
― 19 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 20ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
主な活動状況
区
取
取
締
締
氏
役
鈴
役
役
森
水
名
木
末
野
郁
暢
一
主
な
活
動
状
況
雄
当事業年度に開催された取締役会には、議長として13回中
13回出席しました。
長年の事業経営の経験を活かし、総合的見地から発言を行っ
ております。
博
当事業年度に開催された取締役会には、13回中13回出席し
ました。
長年の弁護士としての専門的見地から発言を行っておりま
す。
郎
当事業年度に開催された取締役会には、13回中12回出席し
ました。
長年の事業経営の経験を活かし、総合的見地から発言を行っ
ております。
役
説
田
公
人
監
査
役
柏
木
茂
雄
当事業年度に開催された取締役会には、13回中13回、また、
監査役会には、7回中7回出席しました。
長年の行政官としての経験を活かし、総合的見地から必要に
応じ発言を行っております。
好
当事業年度に開催された取締役会には、13回中12回、また、
監査役会には、7回中6回出席しました。
長年の事業経営の経験を活かし、総合的見地から必要に応じ
発言を行っております。
栄一郎
当事業年度に開催された取締役会には、13回中12回、また、
監査役会には、7回中7回出席しました。
長年の事業経営の経験を活かし、総合的見地から必要に応じ
発言を行っております。
監
監
査
査
役
役
田
木
中
下
一
― 20 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 21ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
③ 責任限定契約に関する事項
当社と社外取締役及び社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損
害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は同法第425条第1項
第1号及び第2号に規定される金額の合計額であります。
監査報告書
締
連結計算書類等
取
当事業年度に開催された取締役会には、13回中11回出席し
ました。
経理、人事、秘書等の主要業務における長年の実務経験を活
かし、総合的見地から発言を行っております。
事業報告
取
締
分
招集ご通知
②
④
当社子会社からの役員報酬等の総額
区
社
外
分
取
締
支給人員
役
支
2名
給
額
15百万円
(注)支給額には子会社での監査役報酬が含まれております。
5.会計監査人に関する事項
(1)名称
有限責任監査法人トーマツ
(2)会計監査人の報酬等の額
当社が支払うべき公認会計士法第2条第1項の業務についての報酬の額
22百万円
当社及び子会社が支払うべき金銭その他の財産上の利益の合計額
61百万円
(注)1.当社と会計監査人との監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監
査報酬の額を区分しておりませんので、上記の報酬等の額にはこれらの合計額を記載しておりま
す。
2.当社は、会計監査人に対して公認会計士法第2条第1項の業務以外に、英文連結財務諸表に係る監
査業務について対価を支払っております。
3.当社の一部の国内子会社は、会計監査人に対して公認会計士法第2条第1項の業務のほか、分別保
管の法令遵守に関する検証業務等について対価を支払っております。
(3)子会社の会計監査人の状況
当社の重要な子会社のうち、東海東京証券香港、東海東京証券ヨーロッパ及び東海東京シンガポールについ
ては、当社の会計監査人以外の監査法人(外国におけるこれらの資格に相当する資格を有するものを含む。)
の計算関係書類(これに相当するものを含む。)の監査(会社法又は金融商品取引法(又はこれらの法律に相
当する外国の法令を含む。)の規定によるものに限る。)を受けております。
(4)解任又は不再任の決定の方針
監査役会は、会計監査人の職務遂行に支障等がある場合又は継続してその職責を全うする上で重要な疑義を
抱く事象があると判断した場合には、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、当該決定を受けた
取締役会は当該議案を株主総会に上程いたします。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目のいずれかに該当すると判断した
場合には、監査役全員の合意に基づき監査役会が、会計監査人を解任いたします。なお、この場合には監査役
会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、解任の旨及びその理由を報告いたしま
す。
― 21 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 22ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
― 22 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 23ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
(4)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
① 取締役会の議論の活性化と意思決定の迅速化を図るとともに、業務執行機能を強化するために執行役員
制度を導入する。
監査報告書
(3)損失の危険の管理に関する規程その他の体制
① リスク管理規程に基づき、リスクカテゴリーごとに責任部署を定め、当社並びに子会社全体のリスクを
統合的に管理し、リスク管理体制の明確化に努める。
② 総合リスク管理委員会を設置して各部署ごとのリスク管理の状況を把握・管理し、その結果を定期的に
取締役会及び監査役会に報告する。
連結計算書類等
(2)取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
各種社内規程に基づき、次に掲げる文書(電磁的記録を含む。)を関連資料とともに、保存及び管理し、必
要に応じて取締役及び監査役の閲覧可能な体制を整備する。
① 株主総会議事録
② 取締役会議事録
③ 監査役会議事録
④ 経営会議議事録
⑤ 重要な職務執行及び決裁に係る情報(稟議書・契約書等)
事業報告
当社は、業務の適正を確保するための体制(以下、「内部統制システム」という。)の整備に関し、取締役会に
おいて以下のとおり決議しております。
(1)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 当社における取締役会は、執行取締役及び非執行取締役で構成する。
② 取締役会は、当社の取締役及び使用人の法令諸規則等の遵守体制として、グループ・コンプライアンス
基本方針、グループ倫理行動基準等の基本的な規範とともに、コンプライアンス規程等の諸規則を制定
し、これらの実施に努める。
③ 取締役会は、法令諸規則等の遵守に関する実効性を確保するため、法令遵守体制を確立する施策等の答
申を行う組織として総合リスク管理委員会を、コンプライアンスに関する統括、指導、モニタリング等を
行う専門部署として総合リスク・コンプライアンス部を設置する。また、内部監査を通じ業務遂行状況の
チェックを行う組織として監査委員会及びその配下に監査部を設置する。各組織は、把握したコンプライ
アンス実施状況を、取締役会、監査役又は監査役会に報告する。
④ 違法行為の抑止、早期発見、是正を図ることを目的とした社内通報制度(グループ・コンプライアン
ス・ホットライン)を整備し、その実効性の確保に努める。
⑤ 反社会的な活動を行う勢力や団体等に毅然たる態度で対応し、これらとの取引を一切行わない体制を整
備する。
招集ご通知
6.業務の適正を確保するための体制等の整備についての決議の内容の概要
②
会社業務の全般的な執行方針を協議するため、社長及びこれが指名する取締役並びに執行役員からなる
経営会議を設置する。
③ 取締役会規則に基づく職務権限及び意思決定ルールにより、適正かつ効率的に取締役の職務の執行が行
われる体制を整備する。
(5)当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
① 当社及び子会社における内部統制システムの構築を目指し、これらの緊密な連携のもと、必要な子会社
への指導・支援を実施する。
② 子会社に対し、関係会社管理規程に基づき、経営及び財務事項の管理を実施して、コンプライアンス体
制、リスク管理体制の整備を指導するとともに、監査規程に基づき、社内検査及び子会社監査を実施し、
その結果を取締役会及び監査役会に報告する。
③ 子会社に対して、その財務内容を把握するために、四半期毎に決算を取締役会に報告させる。
(6)監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制並びにそ
の使用人の取締役からの独立性に関する事項
① 取締役は、監査役の求めにより、監査役の職務を補助する使用人(以下、「監査役スタッフ」という。)
として、適切な人材を選任する。
② 監査役スタッフの人事については、適切な職務の遂行の妨げにならないよう、監査役の意見を尊重する
など、代表取締役からの独立性の確保に留意する。
(7)取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制
① 取締役は、法定の事項、及び内部監査の結果、並びに社内通報制度の通報の状況について、定期的又は
臨時に、監査役又は監査役会へ報告する。
② 監査役は、必要に応じて、会計監査人、取締役、内部監査部門等の使用人その他の者から、それぞれ報
告を受ける。
(8)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
① 代表取締役及び監査役並びに監査法人は、相互の意思疎通を図るため、定期的に意見交換の場を持つ。
② 監査役が法律・会計の専門家から監査業務に関する助言を受ける機会を保障する。
(9)財務報告に係る内部統制
当社は、財務報告の適正性及び信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制を適切に整備し、運用す
る。
― 23 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 24ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 25ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査報告書
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
連結計算書類等
― 24 ―
事業報告
(1)基本方針の内容
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社グループの企業価値の源泉を理解し、当社
グループの企業価値ひいては株主共同の利益(以下、「当社グループの企業価値等」という。)を継続的かつ持
続的に確保、向上していくことを可能とする者である必要があると考えております。
当社取締役会は、当社取締役会の賛同を得ずに行われる、いわゆる「敵対的買収」であっても、当社グルー
プの企業価値等に資するものであれば、これを一概に否定するものではありません。また、株式会社の支配権
の移転を伴う買付提案に応じるかどうかの判断も、最終的には株主全体の意思に基づき行われるべきものと考
えております。しかしながら、株券等の大量買付行為((2)において定義する。以下、同じ。)の中には、そ
の目的等から見て、対象会社の企業価値等に資さないものも少なくありません。
当社グループにおける企業価値の源泉は、証券業及び証券関連業務において永年にわたり蓄積してきた商品
やサービス、金融・資本市場等についての高度な専門知識と豊富な経験及び当社グループをとりまく国内外の
あらゆるステークホルダーの皆様との長期的信頼関係であると考えております。当社は、前記のような濫用的
な買収に対して、必要かつ相当な対抗手段を講ずることにより、このような当社グループの企業価値等を確保
する必要があると考えております。
また、当社は、基本方針の実現に資するための取組みとして、平成24年度より経営計画「Ambitious 5」
を推進しております。更に、基本方針の実現に資する取組みとしては、コーポレート・ガバナンスの充実も重
要と考え、取締役会を日常業務を遂行する執行取締役とそれ以外の非執行取締役(社外取締役)で構成すると
ともに、意思決定の迅速化を図るために執行役員制度を導入するなど、「経営と執行の分離」を図っておりま
す。また、内部監査は、取締役会の諮問機関として設置した社外取締役を委員長とする監査委員会が行ってお
り、社外取締役による業務執行状況のチェックが機能しやすい体制を構築しております。監査役会は社外監査
役3名を含む5名で構成され、監査役は取締役会に出席するほか、常勤監査役は各種会議等に参加して必要に
応じて意見を述べているなど、監査役が十分な経営チェックを行える体制となっております。
(2)基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するた
めの取組み
当社は、平成25年6月27日開催の第101期定時株主総会の終結の時をもって有効期間が満了する「当社株
式の大量買付行為への対応策(買収防衛策)」の更新を同総会に上程し、株主の皆様にご承認いただきました
(更新後の「当社株式の大量買付行為への対応策(買収防衛策)」を、以下、「本プラン」という。)。
本プランは、当社が発行者である株券等について、(a)大量買付行為を行おうとする者(以下、「大量買付者」
という。)の株券等保有割合が20%以上となる当該株券等の買付けその他の取得、(b)大量買付者の株券等所有
割合とその特別関係者の株券等所有割合との合計が20%以上となる当該株券等の買付けその他の取得、(c)当
社の他の株主が、大量買付者の共同保有者に該当し、その結果、当該大量買付者の株券等保有割合が20%以上
となるような行為((a)から (c)を総称して以下、「大量買付行為」という。)を対象といたします。
本プランは、当社グループの企業価値等を確保・向上させることを目的として、当社の株券等の大量買付行
為が行われる場合に、(a)大量買付者に対し必要かつ十分な情報の事前提供を要請し、(b)当社経営陣が情報収
集・検討等を行う時間を確保した上で、(c)株主の皆様に対し当社経営陣の計画や代替案等の提示や、大量買付
者との交渉を行っていくための手続を定めております。
招集ご通知
7.当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
大量買付者が本プランにおいて定められた手続に従わないなど、当社グループの企業価値等を著しく損なう
と判断される場合には、当社は、対抗措置として、原則として新株予約権を株主の皆様に無償で割り当てま
す。
本プランに従って割り当てられる新株予約権(以下、「本新株予約権」という。)には、(a)大量買付者及びそ
の関係者による行使を制限する行使条件、(b)当社が本新株予約権の取得と引換えに大量買付者及びその関係者
以外の株主の皆様に当社株式を交付する取得条項等を付すことが予定されておりますが、大量買付者からその
他の財産の交付と引換えに新株予約権を取得することができる旨の条項は、採用しておりません。
本新株予約権の無償割当が実施された場合、当該大量買付者等の有する議決権の当社の総議決権に占める割
合は、大幅に希釈化される可能性があります。
本プランによるルールに従って一連の手続が遂行されたかどうか、また当社グループの企業価値等の確保又
は向上のために必要かつ相当な対抗措置を発動するかどうかについては、取締役会が最終的な判断を行いま
す。その判断の客観性、合理性及び公正性を担保するために、取締役会から独立した組織として独立委員会を
設置しております。当社取締役会は、本プランに定められた対抗措置の発動に関する決議に際しては、必ず独
立委員会による勧告手続を経なければならず、かつ同勧告を最大限尊重しなければなりません。
独立委員会は、社外監査役又は社外の有識者のいずれかに該当する者から、取締役会が選任する3名以上の
委員により、構成されるものです。独立委員会は、大量買付者、当社の取締役、監査役、従業員等に対し独立
委員会への出席及び説明を要求することができ、当社取締役会からの諮問事項について審議・決議して、当社
取締役会に対し勧告を行います。なお、この勧告は、公表されるものとします。
(3)本プランの合理性(本プランが会社の支配に関する基本方針に沿うものであり、株主共同の利益を損なう
ものではないこと、会社役員の地位の維持を目的とするものでないこと及びその理由)
① 会社の支配に関する基本方針に沿うものであること
本プランは、大量買付者に必要かつ十分な情報を当社取締役会に事前に提供すること、一定の評価期間
が経過した後にのみ大量買付行為を開始することを求め、当社所定のルールを遵守しない大量買付者には
対抗措置を講じることとしております。
また、ルールが遵守された場合でも、大量買付行為により当社グループの企業価値等が損なわれると判
断される場合は、大量買付者に対し対抗措置を講じることとしていることから、本プランは会社支配に関
する基本方針に沿うものであると考えております。
② 買収防衛策に関する指針の要件等を完全に充足していること
本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確
保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(「企業価値・株主共同の利益の確保・向
上の原則」、「事前開示・株主意思の原則」、「必要性・相当性の原則」)を完全に充足しており、また、株
式会社東京証券取引所の定める買収防衛策の導入に係る諸規則の趣旨に合致したものです。なお、本プラ
ンは、平成20年6月30日に公表された、経済産業省に設置された企業価値研究会の報告書「近時の諸環
境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」の内容も勘案しております。
― 25 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 26ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 27ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
監査報告書
― 26 ―
連結計算書類等
(注)本事業報告中の記載金額は、表示単位未満の端数を切り捨て、比率については四捨五入により表示して
おります。
事業報告
株主共同の利益を損なうものではないこと
本プランは、株主の皆様が大量買付行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や取締役会の意見
の提供、代替案の提示を受ける機会を確保して、適切な投資判断を行うことを可能とするものであること
から、株主共同の利益に資するものと考えております。
更に、本プランの発効は株主総会の承認によるものであり、本プランの有効期間(第101期定時株主総
会の終結の時から3年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時まで)
の満了前であっても、株主総会の決議により本プランを廃止できることからも、本プランは当社株主の共
同の利益を損なうものではないと考えております。
④ 株主意思を重視し、また、対抗措置の発動について合理的な客観的要件を設定するものであること
本プランについて株主の皆様の意思を適切に反映させる機会を確保するため、第101期定時株主総会に
おいて本プランを承認する議案をお諮りし、株主の皆様にご承認いただきました。また、本プランの有効
期間の満了前であっても、当社株主総会において、本プランの廃止が決定された場合には、本プランはそ
の時点で廃止されることとなり、その意味で、本プランの更新だけでなく存続についても、株主の皆様の
ご意向が反映されることとなっております。
また、本プランは、本プランに基づく対抗措置の発動又は不発動の判断を株主の皆様が当社取締役会に
委ねる前提として、当該対抗措置の発動条件を個別の場合に応じて具体的に設定し、株主の皆様に示すも
のです。したがって、当該発動条件に従った対抗措置の発動は、株主の皆様のご意向が反映されたものと
なります。
⑤ 会社役員の地位の維持を目的とするものでないこと
本プランは、対抗措置の発動に関する合理的な客観的要件が設定されていること、対抗措置の発動に際
しては必ず独立委員会の判断を経ることを要し、当社取締役会は同委員会の勧告を最大限尊重するもので
あること、などにより、当社取締役会による判断の公正性・客観性が担保される工夫がなされており、当
社の会社役員の地位の維持を目的とするものではありません。
⑥ デッドハンド型買収防衛策やスローハンド型買収防衛策ではないこと
本プランは、当社取締役会の構成員の過半数を交代させてもなお発動を阻止できない、いわゆるデッド
ハンド型買収防衛策ではありません。
また、本プランは、当社取締役会の構成員の交代を一度に行うことができないために発動の阻止に時間
がかかる、いわゆるスローハンド型買収防衛策でもありません。
招集ご通知
③
連 結 貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
(単位:百万円)
区
( 資
流
現
預
分
産
の
動
金
顧
そ
ト
商
デ
信
信
信
有
借
金
資
及
び
額
預
託
客
分
別
金
信
の
他
の
預
託
レ
ー
デ
ィ
ン
グ
商
品
有
価
証
券
リ
バ
テ
ィ
ブ
取
用
取
引
資
用
取
引
貸
付
用 取 引 借 証 券 担 保
価
証
券
担
保
貸
付
入 有 価 証 券 担 保
替
期
差
入
保
証
期
貸
付
価
証
収
収
延
税
金
資
の
倒
引
当
動
資
産
合
定
資
形
固
定
資
立
短
短
有
未
繰
そ
貸
流
固
有
建
器
具
備
土
無
形
固
定
資
ソ
フ
ト
ウ
ェ
電
話
加
入
投
資
そ
の
他
の
資
投
資
有
価
証
長
期
差
入
保
証
退 職 給 付 に 係 る 資
そ
の
貸
倒
引
当
固
定
資
産
合
資
産
合
産
金
金
託
金
品
等
引
産
金
金
金
金
金
金
金
券
益
産
他
金
計
産
産
物
品
地
産
ア
権
産
券
金
産
他
金
計
計
56,528
26,267
25,105
1,161
198,053
195,803
2,250
38,758
35,985
2,773
79,468
79,468
95
9,675
98
10
1,744
1,283
3,378
△ 35
415,327
90.7
8,841
2,034
1,859
4,947
2,130
1,991
139
31,806
26,786
1,969
2,411
1,988
△ 1,349
42,778
458,106
― 27 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
構成比(%)
部 )
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 28ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
9.3
100.0
区
( 負
流
ト
分
債
金
の
約
信
信
信
有
有
現
期
延
員
職
退
給
借
税
職
付
慰
に
の
入
金
労
係
負
引
る
当
負
70,125
63,271
6,854
10,901
10,674
7,810
2,864
4,805
3,805
999
6,103
7,800
1,792
104
547
1,031
17,379
3.8
388
388
300,755
0.1
65.7
36,000
33,469
82,140
△ 3,639
147,970
3,978
69
2,614
6,663
196
2,522
157,351
458,106
― 28 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
61.8
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 29ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
34.3
100.0
株主総会参考書類
本
金
金
金
式
計
額
金
定
額
計
権
分
計
計
24,468
7,230
98,228
8,300
37,701
2,558
3,807
101
4,082
282,986
監査報告書
定
負
債
合
別
法
上
の
準
備
融 商 品 取 引 責 任 準 備
別 法 上 の 準 備 金 合
債
合
(純
資
産
の
部)
株
主
資
資
本
資
本
剰
余
利
益
剰
余
自
己
株
株
主
資
本
合
そ の 他 の 包 括 利 益 累 計
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額
為
替
換
算
調
整
勘
退 職 給 付 に 係 る 調 整 累 計
そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額 合
新
株
予
約
少
数
株
主
持
純
資
産
合
負
債
純
資
産
合
債
品
等
引
定
債
金
金
金
金
金
金
金
金
債
債
等
金
金
他
計
債
債
金
債
金
債
他
計
金
金
計
計
連結計算書類等
預
受
短
短
1
未
賞
役
そ
流
固
社
長
繰
役
退
そ
固
特
金
特
負
構成比(%)
事業報告
動
負
ー
デ
ィ
ン
グ
商
品
有
価
証
券
リ
バ
テ
ィ
ブ
取
定
見
返
勘
用
取
引
負
用
取
引
借
入
用 取 引 貸 証 券 受 入
価
証
券
担
保
借
入
価 証 券 貸 借 取 引 受 入
先
取
引
借
入
り
入
保
証
期
借
入
期
社
年 内 償 還 予 定 の 社
払
法
人
税
与
引
当
員
賞
与
引
当
の
動
負
債
合
定
負
レ
商
デ
額
部 )
招集ご通知
(単位:百万円)
連 結 損 益 計 算 書
( 自至
)
平成26 年 4 月 1 日
平成27 年 3 月31 日
(単位:百万円)
営
受
区
業
分
収
金
益
入
手
数
料
委
託
手
数
料
引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料
募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料
そ の 他 の 受 入 手 数 料
ト
レ
ー
デ
ィ
ン
グ
損
益
金
融
収
益
営
業
収
益
計
金
融
費
用
純
営
業
収
益
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
取
引
関
係
費
人
件
費
不
動
産
関
係
費
事
務
費
減
価
償
却
費
租
税
公
課
貸
倒
引
当
金
繰
入
れ
そ
の
他
営
業
利
益
営
業
外
収
益
受
取
配
当
金
受
取
家
賃
持 分 法 に よ る 投 資 利 益
投
資
事
業
組
合
運
用
益
そ
の
他
営
業
外
費
用
投
資
事
業
組
合
運
用
損
固
定
資
産
廃
棄
損
そ
の
他
経
常
利
益
特
別
利
益
投
資
有
価
証
券
売
却
益
新
株
予
約
権
戻
入
益
特
別
利
益
合
計
特
別
損
失
固
定
資
産
売
却
損
減
損
損
失
投
資
有
価
証
券
売
却
損
有
価
証
券
評
価
減
ゴ
ル
フ
会
員
権
評
価
損
契
約
解
約
金
金 融 商 品 取 引 責 任 準 備 金 繰 入 れ
特
別
損
失
合
計
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
法
人
税
等
合
計
少 数 株 主 損 益 調 整 前 当 期 純 利 益
少
数
株
主
利
益
当
期
純
利
益
額
44,082
19,016
779
18,105
6,180
35,427
3,190
82,700
1,325
81,374
56,303
100.0
1.6
98.4
68.1
25,071
3,522
30.3
4.3
69
0.1
28,524
34.5
710
0.9
338
28,896
0.4
35.0
10,141
18,754
254
18,499
12.3
22.7
0.3
22.4
12,194
28,002
5,957
6,086
1,858
685
26
1,492
760
596
1,669
210
286
38
17
14
708
1
84
28
8
51
0
63
100
9,328
813
― 29 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
百分比(%)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 30ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
( 自至
)
平成26 年 4 月 1 日
平成27 年 3 月31 日
(単位:百万円)
株
資
当
期
首
残
高
本
金
資本剰余金
36,000
33,412
会 計 方 針 の 変 更 に
よ る 累 積 的 影 響 額
当
期
剰
当
余
変
金
期
動
の
純
配
利
資
利益剰余金
71,644
本
自 己 株 式
株主資本合計
△ 3,835
137,221
△ 557
36,000
33,412
71,086
△ 557
△ 3,835
136,664
額
当
△ 7,445
益
18,499
△ 7,445
18,499
自 己 株 式 の 取 得
56
△ 2
△ 2
198
255
株主資本以外の項目の
当 期 変 動 額 (純 額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
―
56
11,053
195
11,306
36,000
33,469
82,140
△ 3,639
147,970
(単位:百万円)
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為 替 換 算 退職給付に係る その他の包括 新 株 予 約 権 少数株主持分 純 資 産 合 計
評 価 差 額 金 調 整 勘 定 調 整 累 計 額 利益累計額合計
期
首
残
高
2,274
△ 218
1,185
3,240
104
2,362
会 計 方 針 の 変 更 に
よ る 累 積 的 影 響 額
会 計 方 針 の 変 更 を
反 映 し た 当 期 首 残 高
当
期
剰
期
変
金
動
の
純
配
利
△ 557
2,274
△ 218
1,185
3,240
104
2,362
142,371
額
当
△ 7,445
益
18,499
自 己 株 式 の 取 得
△ 2
自 己 株 式 の 処 分
255
株主資本以外の項目の
当 期 変 動 額 (純 額)
1,704
288
1,429
3,422
91
159
3,673
当 期 変 動 額 合 計
1,704
288
1,429
3,422
91
159
14,980
当
3,978
69
2,614
6,663
196
2,522
157,351
期
末
残
高
― 30 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 31ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
当
余
142,929
監査報告書
当
連結計算書類等
自 己 株 式 の 処 分
事業報告
会 計 方 針 の 変 更 を
反 映 し た 当 期 首 残 高
主
招集ご通知
連結株主資本等変動計算書
連
結
注
記
表
当社の連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等変動計算書は、「会社計算規則」(平成18年2月
7日法務省令第13号)並びに同規則第118条第1項の規定に基づき「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平
成19年内閣府令第52号)及び「有価証券関連業経理の統一に関する規則」(昭和49年11月14日付日本証券業
協会自主規制規則)に準拠して作成しております。
なお、記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
〔連結計算書類作成のための基本となる重要な事項に関する注記等〕
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社数
19社(当連結会計年度末現在)
連結子会社の名称
東海東京証券株式会社 宇都宮証券株式会社 東海東京アセットマネジメント株式会社 東海東京S
WPコンサルティング株式会社 東海東京インベストメント株式会社 株式会社東海東京調査センター
東海東京アカデミー株式会社 東海東京サービス株式会社 東海東京ビジネスサービス株式会社 東海
東京証券香港 東海東京証券ヨーロッパ 東海東京証券アメリカ 東海東京シンガポール TTI中部
べンチャー1号投資事業有限責任組合 バリューアップ投資事業有限責任組合 Tokai Tokyo Japan
Phoenix Fund Limited Tokai Tokyo Japan Phoenix Master Fund Limited Asia-Pacific
Rising Fund Limited Asia-Pacific Rising Master Fund Limited
当連結会計年度において、TTAMレジデンス合同会社は平成26年10月に清算結了したため連結の範
囲から除外しております。
(2)主要な非連結子会社の名称等
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した関連会社数
5社
持分法を適用した関連会社の名称
ワイエム証券株式会社
浜銀TT証券株式会社
西日本シティTT証券株式会社
池田泉州TT証券株式会社
PHILLIP TOKAI TOKYO INVESTMENT MANAGEMENT PTE. LTD.
当連結会計年度において、PHILLIP TOKAI TOKYO INVESTMENT MANAGEMENT PTE. LTD.を
平成27年3月から持分法の範囲に含めております。
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社等の名称
該当事項はありません。
― 31 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 32ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査報告書
株主総会参考書類
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 33ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
連結計算書類等
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
事業報告
― 32 ―
招集ご通知
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、東海東京証券香港、東海東京証券ヨーロッパ、東海東京証券アメリカ、東海東
京シンガポール、TTI中部ベンチャー1号投資事業有限責任組合、バリューアップ投資事業有限責任組
合、Tokai Tokyo Japan Phoenix Fund Limited、Tokai Tokyo Japan Phoenix Master Fund
Limited、Asia-Pacific Rising Fund Limited、Asia-Pacific Rising Master Fund Limited の 10 社 は 12
月31日、他の9社は3月31日であります。なお、連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社について
は、当該決算日現在の計算書類を使用して、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要
な調整を行って連結しております。
4.会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① トレーディングの目的及び範囲
取引所等有価証券市場における相場、金利、通貨の価格その他の指標に係る短期的な変動、市場間の
格差を利用して利益を得ること及びこれら取引により生じる損失を減少させることをトレーディングの
目的としており、その範囲は有価証券の売買、市場デリバティブ取引、外国市場デリバティブ取引及び
店頭デリバティブ取引等の取引であります。
② トレーディング商品に属する有価証券等の評価基準及び評価方法
トレーディング商品に属する有価証券及びデリバティブ取引等については時価法を採用しております。
③ トレーディング商品に属さない有価証券等の評価基準及び評価方法
トレーディング商品に属さない有価証券等については以下の評価基準及び評価方法を採用しておりま
す。
その他有価証券
時 価 の あ る も の …… 連結決算日の市場価格等に基づく時価等をもって連結貸借対照表価額とし、
移動平均法による取得原価との評価差額を全部純資産直入する方法によって
おります。
時 価 の な い も の …… 移動平均法に基づく原価法によっております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有 形 固 定 資 産 …… 主として、定率法を採用しております。
(リース資産を除く)
ただし、当社及び国内連結子会社は平成10年4月1日以降に取得した建物
(建物附属設備を除く)については、定額法を採用しております。
② 無 形 固 定 資 産 …… 主として、定額法を採用しております。
(リース資産を除く)
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間に
基づく定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸 倒 引 当 金 …… 貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討のうえ、回収
不能見込額を計上しております。
② 賞 与 引 当 金 …… 当社及び国内連結子会社は、従業員に対する賞与の支払いに備えるため、所
定の計算方法により算出した支給見込額を計上しております。
③ 役 員 賞 与 引 当 金 …… 役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額を計上しております。
④ 役員退職慰労引当金 …… 一部の国内連結子会社は役員退職慰労金の支払いに備えるため、内規に基づ
き算出した期末退職慰労金要支給見積額を計上しております。
(4)特別法上の準備金の計上基準
金融商品取引責任準備金 …… 有価証券の売買その他の取引又はデリバティブ取引等に関して生じた事故に
よる損失に備えるため、「金融商品取引法」第46条の5の規定に基づく「金
融商品取引業等に関する内閣府令」第175条に定めるところにより算出した
額を計上しております。
(5)その他連結計算書類作成のための重要な事項
① 重要な外貨建資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、主に連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債並びに収益及び費用は、決算日の直物為替相場に
より円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
② 消費税等の会計処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっております。
③ 連結納税制度の適用
当社及び国内の完全子会社6社は、当社を連結親法人とする連結納税制度を適用しております。
④ 退職給付に係る会計処理の方法
当社及び国内連結子会社は従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務
及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
a.退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法に
ついては、給付算定式基準によっております。
b.数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数
(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10年)による定額法によ
り費用処理しております。
― 33 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 34ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
ー
資
デ ィ ン
有
価
合
計
グ 商
証
品
券
53,912百万円
678百万円
54,591百万円
(2)担保されている債務
47,200百万円
(200百万円)
1,200百万円
7,810百万円
3,805百万円
999百万円
61,015百万円
― 34 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 35ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
短
期
借
入
金
金
融
機
関
借
入
金
(うち、1年以内に返済予定の長期借入金)
証 券 金 融 会 社 借 入 金
信
用
取
引
借
入
金
有 価 証 券 貸 借 取 引 受 入 金
現
先
取
引
借
入
金
合
計
監査報告書
(注)1.上記のほか、信用取引の自己融資見返り株券913百万円、短期借入有価証券16,248百万円を担保と
して差入れております。
また、先物取引証拠金代用等として、トレーディング商品8,404百万円、有形固定資産86百万円を
差入れております。
2.担保に供しているトレーディング商品は受渡日基準に基づく金額を記載しております。
連結計算書類等
レ
事業報告
ト
投
招集ご通知
〔会計方針の変更〕
当社及び国内連結子会社は、「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以
下、「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
25号 平成27年3月26日。以下、「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職
給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用
の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更し、割引率
の決定方法を、平均残存勤務期間を基礎とする方法からイールドカーブ等価アプローチによる方法へ変更し
ております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当連
結会計年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減
しております。
この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る資産が8億62百万円減少し、利益剰余金が5億57百万
円減少しております。また、勤務費用の計算方法が変更されることにより、当連結会計年度の営業利益、経
常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ58百万円減少しております。
〔連結貸借対照表に関する注記〕
1.担保に供している資産及び担保されている債務
(1)担保に供している資産
2.差入れをした有価証券及び差入れを受けた有価証券の時価額
(1)差入れをした有価証券の時価額
信
用
取
引
貸
証
券
3,087百万円
信 用 取 引 借 入 金 の 本 担 保 証 券
7,256百万円
短 期 貸 付 有 価 証 券
3,817百万円
現先取引により売却した有価証券
999百万円
差 入 証 拠 金 代 用 有 価 証 券
8,389百万円
差 入 保 証 金 代 用 有 価 証 券
5,997百万円
(2)差入れを受けた有価証券の時価額
信 用 取 引 貸 付 金 の 本 担 保 証
信
用
取
引
借
証
短 期 借 入 有 価 証
受 入 証 拠 金 代 用 有 価 証
受 入 保 証 金 代 用 有 価 証
そ
の
3.有形固定資産の減価償却累計額
〔連結株主資本等変動計算書に関する注記〕
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
券
券
券
券
券
他
33,424百万円
2,717百万円
79,272百万円
9,279百万円
29,662百万円
734百万円
7,819百万円
(単位:株)
株式の種類
普通株式
当連結会計年度期首
増
加
280,582,115
減
少
―
当連結会計年度末
―
280,582,115
2.自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:株)
株式の種類
普通株式
当連結会計年度期首
14,685,238
増
加
減
3,380
少
759,089
当連結会計年度末
13,929,529
(注)1.自己株式(普通株式)の増加は、単元未満株式の買取りによるものであります。
2.自己株式(普通株式)の減少は、新株予約権の権利行使により新株の発行に代えて譲渡したもの及
び単元未満株式の買増請求により譲渡したものであります。
― 35 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 36ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
招集ご通知
3.新株予約権に関する事項
(1)当連結会計年度末残高
196百万円
上記新株予約権は全てストック・オプションとして付与されたものであります。
(2)当連結会計年度末日における当社が発行している新株予約権の目的となる株式の種類及び数(権利行使
期間の初日が到来していないものを除く。)
(単位:株)
区
分
訳
種
新株予約権の目的となる株式の数
類
当連結会計年度期首
第1回新株予約権
普通株式
第1回第2号新株予約権
第2回新株予約権
増
加
減
少
当連結会計年度末
56,000
―
56,000
―
普通株式
8,000
―
8,000
―
普通株式
96,000
―
12,000
84,000
第3回新株予約権
普通株式
176,000
―
48,000
128,000
第4回新株予約権
普通株式
931,000
―
652,000
279,000
決
議
平成26年6月27日
定 時 株 主 総 会
平成26年10月31日
取
締
役
会
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基
準
日
効力発生日
普通株式
3,722
14.00 平成26年3月31日 平成26年6月30日
普通株式
3,723
14.00 平成26年9月30日 平成26年11月28日
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 37ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
― 36 ―
監査報告書
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
当社の平成27年6月26日開催の定時株主総会において、普通株式に関する事項として以下の議案を付議
いたします。
① 配当金の総額
5,333百万円
② 配当の原資
利益剰余金
③ 1株当たり配当額
20円00銭(うち記念配当4円00銭)
④ 基準日
平成27年3月31日
⑤ 効力発生日
平成27年6月29日
連結計算書類等
4.配当に関する事項
(1)配当金支払額
事業報告
当社
内
〔金融商品に関する注記〕
1.金融商品の状況に関する事項
当社グループは、有価証券の売買及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し、有価証券の募
集及び売出しの取扱い、私募の取扱い、その他の金融商品取引業及び金融商品取引業に関連又は付随する業
務等の主たる事業において金融商品を保有しております。また、これらの事業を行うため、市場の状況や借
入期間のバランスを調整して、銀行借入れによる間接金融のほか、短期社債及び社債の発行等による資金調
達を行っております。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日(当連結会計年度末)における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額について
は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(1)現金及び預金
(2)預託金
(3)商品有価証券等(資産)
(4)信用取引資産
(5)有価証券担保貸付金
(6)短期差入保証金
(7)投資有価証券
資 産 計
(1)商品有価証券等(負債)
(2)約定見返勘定
(3)信用取引負債
(4)有価証券担保借入金
(5)預り金
(6)受入保証金
(7)短期借入金
(8)短期社債
(9)1年内償還予定の社債
(10)社債
(11)長期借入金
負 債 計
デリバティブ取引(資産)
デリバティブ取引(負債)
デリバティブ取引計
※
連結貸借対照表
計
上
額
56,528
26,267
195,803
38,758
79,468
9,675
10,032
416,535
63,271
10,901
10,674
4,805
24,468
7,230
98,228
8,300
37,701
6,103
7,800
279,485
2,315
6,861
9,176
時
価
56,528
26,267
195,803
38,758
79,468
9,675
10,032
416,535
63,271
10,901
10,674
4,805
24,468
7,230
98,228
8,300
37,701
6,125
7,804
279,512
2,315
6,861
9,176
デリバティブ取引のうち、ヘッジ会計が適用されているものは該当ありません。
― 37 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 38ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
差
額
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
△ 22
△ 4
△ 26
―
―
―
招集ご通知
事業報告
連結計算書類等
監査報告書
資産
(1)現金及び預金、(2)預託金、(4)信用取引資産~(6)短期差入保証金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっており
ます。
(3)商品有価証券等
時価の算定方法は、内規による時価算定基準によっております。
(7)投資有価証券
これらの時価について、内規による時価算定基準に基づき、市場性のあるものは当該市場価格を時価と
しております。
(注)非上場株式等16,753百万円(連結貸借対照表計上額)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・
フローを見積もること等ができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(7)投資
有価証券」には含めておりません。
負債
(1)商品有価証券等
時価の算定方法は、内規による時価算定基準によっております。
(2)約定見返勘定~(9)1年内償還予定の社債
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっており
ます。
(10)社債
市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないものは元利金の合計額を当該社債の残存期間
及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(11)長期借入金
変動金利によるもは、短期間で市場金利を反映し、また、信用状態は実行後大きく異なっていないこと
から、時価は帳簿価額に近似していると考えられるため、帳簿価額をもって時価としております。
固定金利によるものは、元利金の合計額を、同様の新規借り入れを行った場合に想定される利率で割り
引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
時価の算定方法は、内規による時価算定基準によっております。
株主総会参考書類
― 38 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 39ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
〔賃貸等不動産に関する注記〕
1.賃貸等不動産の状況に関する事項
当社は、愛知県において賃貸用のオフィスビルを有しております。
2.賃貸等不動産の時価に関する事項
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額
当連結会計年度末の時価
1,458
1,149
(注)1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で
あります。
2.当連結会計年度末の時価は、不動産鑑定評価額に基づいた金額であります。
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
579円91銭
69円51銭
― 39 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 40ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
借
対
照
表
(平成27年3月31日現在)
(単位:百万円)
区
(資
分
産
流
資
金
及
立
期
預
貸
金
付
払
2,976
金
1
金
53,000
金
1
前
払
費
用
170
未
収
入
金
3,107
未
収
収
益
406
デ
リ
バ
延
流
動
固
ィ
ブ
税
金
資
産
定
有
形
債
資
合
資
固
327
計
60,061
定
資
産
築
具、
器
具
及
び
備
土
無
形
ソ
固
フ
定
ト
ウ
そ
の
他
物
0
品
349
地
1,249
資
産
ェ
ア
1
他
0
の
資
217
の
資
1
産
107,599
投
資
有
価
証
券
13,195
関
係
会
社
株
式
67,670
そ の 他 の 関 係 会 社 有 価 証 券
関
係
会
社
長
期
貸
付
433
金
25,000
従 業 員 に 対 す る 長 期 貸 付 金
期
差
入
保
証
20
金
351
長
期
前
払
費
用
29
前
払
年
金
費
用
126
繰
延
税
金
資
産
244
そ
の
貸
固
倒
定
資
引
資
産
当
産
合
合
他
730
金
△ 203
計
109,417
64.6
計
169,478
100.0
― 40 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 41ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
長
監査報告書
そ
35.4
1,816
物
構
投
69
産
産
建
工
権
連結計算書類等
繰
テ
事業報告
前
構成比(%)
産
び
替
短
額
部)
動
現
金
の
招集ご通知
貸
(単位:百万円)
区
(負
分
債
金
の
流
動
負
1 年 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入
短
期
社
1 年 内 償 還 予 定 の 社
リ
ー
ス
債
未
払
未
払
法
人
税
未
払
費
預
り
前
受
収
賞
与
引
当
役
員
賞
与
引
当
デ
リ
バ
テ
ィ
ブ
債
流
動
負
債
合
固
定
負
社
退
職
給
付
引
当
リ
ー
ス
債
そ
の
固
定
負
債
合
負
債
合
(純
資
産
の
部)
株
主
資
資
本
資
本
剰
余
資
本
準
備
そ
の
他
資
本
剰
余
資
本
剰
余
金
合
利
益
剰
余
そ
の
他
利
益
剰
余
別
途
積
立
繰
越
利
益
剰
余
利
益
剰
余
金
合
自
己
株
株
主
資
本
合
評
価
・
換
算
差
額
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合
新
株
予
約
純
資
産
合
本
金
金
金
金
計
金
金
金
金
計
式
計
等
金
計
権
計
負
計
債
・
純
資
額
産
合
債
金
債
債
務
金
等
用
金
益
金
金
務
計
債
債
金
務
他
計
計
200
8,300
38,617
2
495
1,666
548
215
313
453
101
69
50,985
30.1
6,103
296
5
254
6,659
57,644
3.9
34.0
36,000
9,000
24,200
33,200
26,789
15,640
42,429
△ 3,639
107,990
― 41 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
構成比(%)
部)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 42ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
3,647
3,647
196
111,833
66.0
169,478
100.0
益
計
算
書
( 自至
平成26 年 4 月 1 日
平成27 年 3 月31 日
)
(単位:百万円)
区
分
12,997
1,547
4,808
5,708
13,645
29.5
70.5
1,046
5.4
97
14,594
0.5
75.4
710
3.7
447
14,857
2.3
76.8
1,079
13,777
5.6
71.2
468
567
1
8
84
12
1
708
1
8
181
119
73
0
63
2,533
△ 1,453
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 43ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
100.0
監査報告書
19,353
5,471
236
― 42 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
百分比(%)
連結計算書類等
益
金
息
料
計
用
費
用
計
益
益
金
賃
益
他
計
用
費
損
他
計
益
益
益
益
計
失
損
損
損
損
損
金
計
益
税
額
計
益
額
事業報告
営
業
収
関
係
会
社
受
取
配
当
関
係
会
社
貸
付
金
利
経
営
指
導
営
業
収
益
合
営
業
費
販 売 費 及 び 一 般 管 理
金
融
費
営
業
費
用
合
営
業
利
営
業
外
収
受
取
配
当
受
取
家
投
資
事
業
組
合
運
用
そ
の
営
業
外
収
益
合
営
業
外
費
社
債
発
行
投
資
事
業
組
合
運
用
そ
の
営
業
外
費
用
合
経
常
利
特
別
利
投
資
有
価
証
券
売
却
新
株
予
約
権
戻
入
特
別
利
益
合
特
別
損
投
資
有
価
証
券
売
却
関
係
会
社
株
式
評
価
退
職
給
付
制
度
移
行
退
職
給
付
信
託
設
定
ゴ
ル
フ
会
員
権
評
価
契
約
解
約
特
別
損
失
合
税
引
前
当
期
純
利
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業
法
人
税
等
調
整
法
人
税
等
合
当
期
純
利
金
招集ご通知
損
株主資本等変動計算書
( 自至
)
平成26 年 4 月 1 日
平成27 年 3 月31 日
(単位:百万円)
株
主
資
資本剰余金
資本金
当
期
首
残
高
当
期
変
動
額
36,000
資本準備金
9,000
利益剰余金
その他利益剰余金
そ の 他 資本剰余金
利益剰余金 自己株式
資本剰余金 合
計 別途積立金 繰越利益 合
計
剰 余 金
24,143
33,143
26,789
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
本
益
9,308
36,097
△ 7,445
△ 7,445
△ 7,445
13,777
13,777
13,777
自己株式の取得
自己株式の処分
56
56
△ 3,835
株主資本
合
計
101,405
△ 2
△ 2
198
255
株主資本以外の項目の
当期変動額 (純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
―
―
56
56
―
6,332
6,332
195
6,584
36,000
9,000
24,200
33,200
26,789
15,640
42,429
△ 3,639
107,990
(単位:百万円)
評価・換算差額等
そ の 他
評価・換算 新株予約権 純資産合計
有価証券
差額等合計
評価差額金
当
期
首
残
高
当
期
変
動
額
1,875
1,875
104
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
103,386
△ 7,445
益
13,777
自己株式の取得
△ 2
自己株式の処分
255
株主資本以外の項目の
当期変動額 (純額)
1,771
1,771
91
1,863
当 期 変 動 額 合 計
1,771
1,771
91
8,447
当
3,647
3,647
196
111,833
期
末
残
高
― 43 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 44ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
別
注
記
表
株主総会参考書類
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 45ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査報告書
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
連結計算書類等
― 44 ―
事業報告
当社の貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書は、「会社計算規則」(平成18年2月7日法務省令
第13号)に基づき作成しております。
なお、記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
〔重要な会計方針に係る事項に関する注記〕
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
子 会 社 株 式 及 び …… 移動平均法に基づく原価法によっております。
関連会社株式
その他有価証券
時価のあるもの …… 決算日の市場価格等に基づく時価等をもって貸借対照表価額とし、移動平均法
による取得原価との評価差額を全部純資産直入する方法によっております。
時価のないもの …… 移動平均法に基づく原価法によっております。
(2)デリバティブの評価基準及び評価方法
デ リ バ テ ィ ブ …… 時価法によっております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有 形 固 定 資 産 …… 定率法を採用しております。
(リース資産を除く)
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)について
は、定額法を採用しております。
(2)無形固定資産及び …… 定額法を採用しております。
長期前払費用
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間に基づく
(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
(3)リ ー ス 資 産 …… 定額法を採用しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産について、リース期間
を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
3.引当金の計上基準
(1)貸 倒 引 当 金 …… 貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒
懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討のうえ、回収不能見込
額を計上しております。
(2)賞 与 引 当 金 …… 従業員に対する賞与の支払いに備えるため、当社所定の計算方法により算出した
支給見込額を計上しております。
(3)役 員 賞 与 引 当 金 …… 役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額を計上しております。
招集ご通知
個
(4)退 職 給 付 引 当 金 …… 従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見
込額に基づき計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当期末までの期間に帰属させ
る方法については、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は各期の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一
定年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処
理しております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(10年)による定額法により費用処理しております。
(追加情報)
当社は平成26年4月1日をもって持株会社を中心とした、より効率的なグループ運営を目的に、東海東
京証券株式会社従業員の当社への転籍を受け入れております。当該転籍に伴い、東海東京証券株式会社の
確定給付企業年金制度について両社を主体とする連合型へ移行するとともに、当社への年金資産及び退職
給付債務の移管並びに当社における退職給付信託の設定を実施しております。
これに伴い、「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」(平成14年1月31日 企業会計基準適用指針
第1号)を適用し、年金資産及び退職給付債務の移管に伴う退職給付制度移行損119百万円を計上してお
ります。
また、退職給付信託の設定に伴う退職給付信託設定損73百万円を計上しております。
4.その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっております。
(2)連結納税制度の適用
連結納税制度を適用しております。
― 45 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 46ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
事業報告
連結計算書類等
〔損益計算書に関する注記〕
関係会社との取引高
関係会社からの営業収益
関係会社への営業費用
関係会社との営業取引以外の取引高
招集ご通知
〔貸借対照表に関する注記〕
1.担保に供している資産及び担保されている債務
(1)担保に供している資産
投
資
有
価
証
券
678百万円
(2)担保されている債務
1 年 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金
200百万円
2.有形固定資産の減価償却累計額
681百万円
3.保証債務
関係会社の金融機関からの借入金等に対する債務保証
東 海 東 京 証 券 香 港
55百万円
4.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
短
期
金
銭
債
権
55,807百万円
長
期
金
銭
債
権
25,096百万円
短
期
金
銭
債
務
1,504百万円
長
期
金
銭
債
務
5百万円
19,353百万円
549百万円
84百万円
(単位:株)
株式の種類
普通株式
当
期
首
14,685,238
増
加
減
3,380
少
759,089
当
期
末
13,929,529
― 46 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 47ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
(注)1.自己株式(普通株式)の増加は、単元未満株式の買取りによるものであります。
2.自己株式(普通株式)の減少は、新株予約権の権利行使により新株の発行に代えて譲渡したもの及
び単元未満株式の買増請求により譲渡したものであります。
監査報告書
〔株主資本等変動計算書に関する注記〕
自己株式の種類及び株式数に関する事項
〔税効果会計に関する注記〕
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
退職給付引当金
1,334百万円
減損損失
609百万円
関係会社株式
601百万円
投資有価証券評価損
87百万円
貸倒引当金
65百万円
賞与引当金
150百万円
その他
628百万円
小計
3,478百万円
評価性引当額
△ 1,207百万円
繰延税金資産合計
2,271百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
1,699百万円
繰延税金負債合計
1,699百万円
繰延税金資産(負債)の純額
571百万円
※繰延税金資産(負債)の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産-繰延税金資産
327百万円
固定資産-繰延税金資産
244百万円
2.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)および「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、当期末の繰延税金資産及び繰延税金
負債の計算に使用した法定実効税率は、従来の35.64%から平成27年4月1日に開始する会計期間に解消が
見込まれる一時差異については33.10%に、平成28年4月1日に開始する会計期間以降に解消が見込まれる
一時差異については32.34%に変更されております。
これに伴う、当期末における繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が39百万円減少
し、当期末に計上された法人税等調整額が216百万円、その他有価証券評価差額金額が176百万円それぞれ
増加しております。
― 47 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 48ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(単位:百万円)
属
会
の
性
等
称
東海東京証券株式会社
所有
直接100%
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
科
目
期末残高
資金の貸付
2,217,000
短期貸付金
53,000
利息の受取
1,546
関係会社
長期貸付金
25,000
資金の貸付
役員の兼任
経営指導に係る
役務の提供
4,656
前受収益
296
未収収益
6
未収収益
388
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
418 円66 銭
51 円77 銭
連結計算書類等
取引条件及び取引条件の決定方針等
1.資金貸付の金利については、市場金利等を勘案して決定しております。
2.経営指導に係る役務の提供に対する対価は、当社の販売費及び一般管理費を基準とし、子会社の各種指
標を参考に決定しております。
事業報告
子会社
社
名
議決権等
の 所 有
(被所有)
割
合
招集ご通知
〔関連当事者との取引に関する注記〕
子会社及び関連会社等
監査報告書
株主総会参考書類
― 48 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 49ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書
謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月11日
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
取 締 役 会
御 中
有限責任監査法人
トーマツ
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
水
上
圭
祐
㊞
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
青
木
裕
晃
㊞
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
鈴
木
晴
久
㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式
会社の平成26年4月1日から平成27年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書類を
作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作
成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的
な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
― 49 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 50ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に
基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではない
が、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算
招集ご通知
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及び
その適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討す
事業報告
ることが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
連結計算書類等
拠して、東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結
上
監査報告書
株主総会参考書類
― 50 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 51ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
会計監査人の監査報告書
謄本
独立監査人の監査報告書
平成27年5月11日
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
取 締 役 会
御 中
有限責任監査法人
トーマツ
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
水
上
圭
祐
㊞
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
青
木
裕
晃
㊞
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
鈴
木
晴
久
㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、東海東京フィナンシャル・ホールディング
ス株式会社の平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第103期事業年度の計算書類、すなわち、貸
借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行っ
た。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及びそ
の附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計
算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用
することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明細
書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の
基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示
がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施すること
を求めている。
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 52ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重
要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意
見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手
招集ご通知
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が
続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。ま
た、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
事業報告
含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業
な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
連結計算書類等
会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要
監査報告書
株主総会参考書類
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定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 53ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査役会の監査報告書
謄本
監
査
報
告
書
当監査役会は、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第103期事業年度の取締役の職務の執行
に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告
いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を
受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を
求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締
役、内部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるととも
に、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受
け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、業務及び財産の状況を調査いたしました。ま
た、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第100条第1項及び第3
項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備されている体制(内部統制
システム)について、取締役及び使用人等からその構築及び運用の状況について定期的に報告を受け、必
要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第
3号イの基本方針及び同号ロの各取組みについては、取締役会その他における審議の状況等を踏まえ、そ
の内容について検討を加えました。子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報
の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に
係る事業報告及びその附属明細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証すると
ともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。ま
た、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条
各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って
整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係
る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並び
に連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)につい
て検討いたしました。
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 54ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(1)事業報告等の監査結果
一
事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認め
ます。
二
招集ご通知
2.監査の結果
取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められま
せん。
三
内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統制シス
せん。
四
事業報告に記載されている当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方
針については、指摘すべき事項は認められません。事業報告に記載されている会社法施行規則第118
事業報告
テムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められま
条第3号ロの各取組みは、当該基本方針に沿ったものであり、当社の株主共同の利益を損なうもので
連結計算書類等
はなく、かつ、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと認めます。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当であると認めます。
平成27年5月13日
常勤監査役
監
査
役
社外監査役
社外監査役
内
沢
木
中
下
晃
吉 彦
茂 雄
一 好
栄一郎
以
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 55ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
㊞
㊞
㊞
㊞
㊞
上
株主総会参考書類
社外監査役
竹
滝
柏
田
木
監査報告書
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社 監査役会
株主総会参考書類
議案及び参考事項
第1号議案 剰余金の処分の件
当社は、中長期的な成長による企業価値の向上を目的として、内部留保の充実を図るとともに、株主の皆様に
対し、安定的かつ適切な配当を実施することを基本方針としております。
当期の剰余金の処分につきましては、上記の方針を勘案するとともに、当社グループの中核である東海東京証
券株式会社が本年10月1日に誕生15周年を迎えることを記念いたしまして、以下のとおりとさせていただきた
いと存じます。
これにより年間配当金は、中間配当金としてお支払いいたしました1株14円を含め、合計1株34円となりま
す。
期末配当に関する事項
① 配当財産の種類
金銭といたします。
② 配当財産の割当に関する事項及びその総額
当社普通株式1株につき20円(普通配当16円、記念配当4円)
総額
5,333,051,720円
③ 剰余金の配当が効力を生じる日
平成27年6月29日
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 56ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第30条~第36条 (現行通り)
第38条~第44条 (省
略)
第38条~第44条 (現行通り)
3.変更の効力発生日
平成27年6月26日
― 56 ―
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 57ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
第37条(監査役の責任免除)
第37条(監査役の責任免除)
1 当会社は、会社法第426条第1項の規定により、1 当会社は、会社法第426条第1項の規定により、
取締役会の決議によって、同法第423条第1項に規
取締役会の決議によって、同法第423条第1項に規
定する監査役(監査役であったものを含む。)の損害
定する監査役(監査役であったものを含む。)の損害
賠償責任を法令の限度において免除することができ
賠償責任を法令の限度において免除することができ
る。
る。
2 当会社は、会社法第427条第1項の規定により、2 当会社は、会社法第427条第1項の規定により、
社外監査役との間で、同法第423条第1項に規定す
監査役との間で、同法第423条第1項に規定する監
る社外監査役の損害賠償責任を限定する契約を締結
査役の損害賠償責任を限定する契約を締結すること
することができる。ただし、当該契約に基づく賠償
ができる。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限
責任の限度額は、法令の定める最低責任限度額とす
度額は、法令の定める最低責任限度額とする。
る。
監査報告書
略)
連結計算書類等
第30条~第36条 (省
事業報告
第29条(取締役の責任免除)
第29条(取締役の責任免除)
1 当会社は、会社法第426条第1項の規定により、1 当会社は、会社法第426条第1項の規定により、
取締役会の決議によって、同法第423条第1項に規
取締役会の決議によって、同法第423条第1項に規
定する取締役(取締役であったものを含む。)の損害
定する取締役(取締役であったものを含む。)の損害
賠償責任を法令の限度において免除することができ
賠償責任を法令の限度において免除することができ
る。
る。
2 当会社は、会社法第427条第1項の規定により、2 当会社は、会社法第427条第1項の規定により、
社外取締役との間で、同法第423条第1項に規定す
取締役(業務執行取締役等である者を除く。)との間
る社外取締役の損害賠償責任を限定する契約を締結
で、同法第423条第1項に規定する取締役(業務執
することができる。ただし、当該契約に基づく賠償
行取締役等である者を除く。)の損害賠償責任を限定
責任の限度額は、法令の定める最低責任限度額とす
する契約を締結することができる。ただし、当該契
る。
約に基づく賠償責任の限度額は、法令の定める最低
責任限度額とする。
招集ご通知
第2号議案 定款一部変更の件
1.変更の理由
平成27年5月1日施行の「会社法の一部を改正する法律」(平成26年法律第90号)において、新たに業務
執行取締役等でない取締役及び社外監査役でない監査役との間でも責任限定契約を締結することが可能となり
ました。業務執行取締役等でない取締役及び社外監査役でない監査役についても、その期待される役割を十分
に発揮できるよう、現行定款第29条(取締役の責任免除)及び第37条(監査役の責任免除)の一部を変更す
るものであります。
なお、現行定款第29条の変更については、監査役全員の同意を得ております。
2.変更の内容
変更の内容は以下の通りであります。
(下線__は変更部分であります。)
現 行 定 款
変
更
案
第1条~第28条 (省
略)
第1条~第28条 (現行通り)
第3号議案 取締役7名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役石田建昭、飯泉浩、前村善美、鈴木郁雄、森末暢博、水野一郎、説田公人の
7氏は任期満了となります。つきましては、取締役7名の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は、次のとおりであります。
候補者
番 号
1
2
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
いし
だ
たて
あき
石
田
建
昭
年
( 昭 和1 21
月 2 日 生)
いい
ずみ
ひろし
飯
泉
浩
(
昭 和 33 年
3月6日生
)
昭和43年 4 月 ㈱東海銀行入行
平成 4 年 4 月 欧州東海銀行頭取
平成 6 年 6 月 ㈱東海銀行取締役
平成 8 年 6 月 同行常務取締役
平成10年 6 月 東海投信投資顧問㈱取締役社長
平成13年 4 月 欧州東海銀行会長
平成14年 4 月 UFJインターナショナル会長
平成15年 4 月 同社社長
平成16年 5 月 当社顧問
平成16年 6 月 当社代表取締役副社長
平成17年 3 月 当社代表取締役社長
平成18年 6 月 当社代表取締役社長 最高経営責任者(現任)
(重要な兼職の状況)
東海東京証券㈱代表取締役会長 最高経営責任者CEO
㈱名古屋証券取引所取締役
昭和55年 4 月 ㈱東海銀行入行
平成10年 5 月 欧州東海銀行副頭取
平成13年 8 月 ㈱東海銀行証券投資室長
平成17年 1 月 ㈱UFJ銀行市場営業部長
平成18年 5 月 ㈱三菱東京UFJ銀行市場営業部長
平成19年 6 月 同行執行役員市場営業部長
平成20年 6 月 同行執行役員投資運用部長
平成22年 6 月 三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱取締
役常務執行役員
平成23年 6 月 同社取締役専務執行役員
平成24年 6 月 東海東京証券㈱専務執行役員マーケット営業
推進本部長
平成26年 4 月 当社専務執行役員総合企画グループ担任
平成26年 6 月 当社取締役専務執行役員総合企画グループ担
任
平成27年 4 月 当社取締役副社長(現任)
(重要な兼職の状況)
東海東京証券㈱取締役
― 57 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 58ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
所有する当社
の株式の数
304,500株
19,700株
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
※
3
はや
かわ
とし
ゆき
早
川
敏
之
(
すず
き
いく
お
鈴
木
郁
雄
年
( 昭 和1 19
月 2 日 生)
すえ
のぶ
ひろ
森
末
暢
博
(
昭 和 18 年
8 月 28 日 生
)
53,000株
26,700株
監査報告書
もり
昭和41年 4 月 ㈱東海銀行入行
平成 5 年 6 月 同行取締役
平成 7 年 6 月 同行常務取締役
平成10年 5 月 ユニー㈱非常勤取締役
平成10年 6 月 ㈱東海銀行専務取締役
平成11年 6 月 同行専務執行役員
平成13年 4 月 同行副頭取執行役員
平成14年 1 月 ユニー㈱取締役
平成14年 5 月 同社取締役会長
平成18年 6 月 当社取締役
平成19年 2 月 ユニー㈱取締役相談役
平成19年 5 月 同社相談役
平成19年 6 月 当社取締役 取締役会議長(現任)
(重要な兼職の状況)
東海東京証券㈱取締役
カネ美食品㈱監査役
昭和40年 9 月 司法試験合格
昭和41年 4 月 大蔵省入省
平成 8 年 4 月 弁護士登録(森末法律事務所所長)(現任)
平成18年 6 月 当社監査役
平成22年 6 月 当社取締役(現任)
(重要な兼職の状況)
弁護士
52,400株
連結計算書類等
5
)
㈱東海銀行入行
㈱三菱東京UFJ銀行名古屋駅前支社長
東海東京証券㈱執行役員
同社常務執行役員
同社常務執行役員トヨタ事業本部副本部長
同社常務執行役員本店営業本部長
浜銀TT証券株式会社代表取締役副社長
当社専務執行役員戦略事業グループ担任
東海東京証券㈱代表取締役社長 最高執行責
任者COO(現任)
事業報告
4
昭 和 31 年
4月1日生
昭和53年 4 月
平成18年 1 月
平成19年 9 月
平成20年 4 月
平成22年 4 月
平成23年 5 月
平成24年 4 月
平成26年 4 月
平成27年 4 月
所有する当社
の株式の数
招集ご通知
候補者
番 号
株主総会参考書類
― 58 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 59ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者
番 号
6
7
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
みず
の
いち
ろう
水
野
一
郎
(
昭 和 19 年
3 月 10 日 生
)
せっ
た
まさ
と
説
田
公
人
年
( 昭 和3 35
月 13 日 生 )
昭和41年 4 月 三菱商事㈱入社
平成 3 年 5 月 同社企業情報部長
平成 5 年10月 同社為替部長
平成 9 年 6 月 同社財務部長
平成13年 6 月 同社執行役員 新機能グループCFO
平成15年 4 月 同社常務執行役員 コーポレート担当役員
(CFO)
平成15年 6 月 同社代表取締役常務執行役員 コーポレート
担当役員(CFO)
平成18年 4 月 同社代表取締役(兼)副社長執行役員(CFO)
平成22年 6 月 東海東京証券㈱取締役
平成25年 6 月 当社取締役(現任)
昭和58年 4 月
平成10年 1 月
平成15年 1 月
平成16年 1 月
平成19年 1 月
平成23年 1 月
平成25年 6 月
トヨタ自動車㈱入社
同社経理部主幹
同社東京秘書部主査
トヨタパーソナルサポート㈱取締役
米国トヨタ自動車販売㈱出向
トヨタ自動車㈱総務部長
トヨタファイナンシャルサービス㈱執行役員
(現任)
平成25年 6 月 当社取締役(現任)
(重要な兼職の状況)
トヨタファイナンス㈱監査役
所有する当社
の株式の数
0株
0株
(注)1.※は新任の取締役候補者であります。
2.各取締役候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
3.上表における「当社」は、平成21年3月迄は商号変更前の「東海東京証券㈱」、平成21年4月以降
は商号変更後の「東海東京フィナンシャル・ホールディングス㈱」であります。
4.取締役候補者鈴木郁雄、森末暢博、水野一郎、説田公人の4氏は、社外取締役の候補者でありま
す。
(1)社外取締役候補者とした理由について
鈴木郁雄氏を社外取締役候補者とした理由は以下のとおりであります。
同氏は、株式会社東海銀行(現 株式会社三菱東京UFJ銀行)専務取締役、同行副頭取、ユニー
株式会社取締役会長等を歴任され、その実績・識見は高く評価されているところであります。従い
まして、当社の経営の重要事項の決定及び業務執行の監督等に十分な役割を果たすことができるも
のと考えております。なお、同氏の当社社外取締役就任期間は、本総会終結の時をもって9年であ
ります。
森末暢博氏を社外取締役候補者とした理由は以下のとおりであります。
同氏は、大蔵省において長らく勤められたのち、弁護士を現在まで続けられ、その実績・識見は
高く評価されているところであります。従いまして、当社の経営の重要事項の決定及び業務執行の
監督等に十分な役割を果たすことができるものと考えております。また、同氏は、東京証券取引所
及び名古屋証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員であ
ります。なお、同氏の当社社外取締役就任期間は、本総会終結の時をもって5年であります。
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招集ご通知
事業報告
連結計算書類等
水野一郎氏を社外取締役候補者とした理由は以下のとおりであります。
同氏は、三菱商事株式会社代表取締役の職責を全うされ、その実績・識見は高く評価されている
ところであります。従いまして、当社の経営の重要事項の決定及び業務執行の監督等に十分な役割
を果たすことができるものと考えております。また、同氏は、東京証券取引所及び名古屋証券取引
所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。なお、同氏
の当社社外取締役就任期間は、本総会終結の時をもって2年であります。
説田公人氏を社外取締役候補者とした理由は以下のとおりであります。
同氏は、トヨタ自動車株式会社において長らく、経理、人事、秘書等の主要な業務に従事され、
現在はトヨタファイナンシャルサービス㈱執行役員を務められています。また、トヨタグループの
関係会社の監査役にも就かれており、実務経験を通した専門分野や会社経営における実績・識見は
高く評価されているところであります。従いまして、当社の経営の重要事項の決定及び業務執行の
監督等に十分な役割を果たすことができるものと考えております。また、同氏は、東京証券取引所
及び名古屋証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員であ
ります。なお、同氏の当社社外取締役就任期間は、本総会終結の時をもって2年であります。
(2)社外取締役としての独立性について
各社外取締役候補者には、いずれも社外取締役としての独立性に影響を与える事項はありませ
ん。
(3)社外取締役との責任限定契約について
当社は、社外取締役として有用な人材を迎えることができるよう、定款において、社外取締役と
の間で、当社への損害賠償責任を一定の範囲に限定する契約を締結できる旨を定めております。こ
れにより、社外取締役候補者である鈴木郁雄、森末暢博、水野一郎、説田公人の4氏は、会社法第
427条第1項の規定に基づき、当社との間で同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を
締結しております。その契約内容の概要は以下のとおりであります。
・社外取締役がその任務を怠ったことにより当社に損害賠償責任を負う場合は、会社法第425条第
1項第1号ハ及び第2号に規定される金額の合計額を限度として責任を負う。
・上記の責任限定が認められるのは、社外取締役がその責任の原因となった職務の遂行について善
意でありかつ重大な過失がないときに限るものとする。
監査報告書
株主総会参考書類
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第4号議案 監査役2名選任の件
本総会終結の時をもって、監査役竹内晃氏は任期満了により、また、監査役木下栄一郎氏は辞任により、退任
することとなります。つきましては、監査役2名の選任をお願いいたしたいと存じます。なお、本議案につきま
しては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は、次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略歴、地位及び重要な兼職の状況
昭和58年 4 月
平成15年 2 月
平成21年 4 月
平成22年 4 月
※
1
おか
じま
まさ
と
岡
島
眞
人
(
昭 和 34 年
5 月 26 日 生
)
東京証券㈱(現当社)入社
当社財務部長
当社財務企画部長兼東海東京証券㈱財務部長
当社執行役員総合企画グループ長兼財務企画
部長
当社執行役員総合企画グループ副担任
当社常務執行役員総合企画グループ副担任
東海東京証券㈱常務執行役員オペレーション
本部長兼資金部長
同社常務執行役員オペレーション本部長
当社常務執行役員(現任)
33,100株
弁護士登録
三井安田法律事務所パートナー
外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ
パートナー
平成19年 7 月 西村あさひ法律事務所パートナー
平成27年 3 月 丸の内国際法律事務所顧問(現任)
0株
平成23年 5 月
平成25年 4 月
平成25年10月
平成25年11月
平成27年 4 月
※
2
やす
だ
みつ
ひろ
安
田
三
洋
(
昭 和 24 年
1 月 11 日 生
)
所有する当社
の株式の数
昭和52年 4 月
昭和62年 1 月
平成17年 5 月
(注)1.※は新任の監査役候補者であります。
2.各監査役候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
3.上表における「当社」は、平成21年3月迄は商号変更前の「東海東京証券㈱」、平成21年4月以降
は商号変更後の「東海東京フィナンシャル・ホールディングス㈱」であります。
4.監査役候補者安田三洋氏は、社外監査役の候補者であります。
(1)社外監査役候補者とした理由について
安田三洋氏を社外監査役候補者とした理由は以下のとおりであります。
同氏は、弁護士として長年務められており、その実績・識見は高く評価されているところであり
ます。従いまして、社外監査役としての職務を適切に遂行いただけるものと考えております。
(2)社外監査役としての独立性について
社外監査役としての独立性に影響を与える事項はありません。
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事業報告
第5号議案 取締役賞与支給の件
当期末時点の社外取締役を除く取締役3名に対し、当期の業績を勘案のうえ、取締役賞与総額99,400,000円
を支給することといたしたいと存じます。
招集ご通知
(3)監査役との責任限定契約について
安田三洋氏が監査役に選任され就任した場合、会社法第427条第1項の規定に基づき、当社との
間で同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結する予定です。また、岡島眞人氏が
監査役に選任され就任した場合、第2号議案「定款一部変更の件」が承認可決されることを条件と
して、当社との間で同様の責任限定契約を締結する予定です。当社が両氏と締結する契約内容の概
要は以下のとおりであります。
・監査役がその任務を怠ったことにより当社に損害賠償責任を負う場合は、会社法第425条第1項
第1号ハ及び第2号に規定される金額の合計額を限度として責任を負う。
・上記の責任限定が認められるのは、監査役がその責任の原因となった職務の遂行について善意で
ありかつ重大な過失がないときに限るものとする。
連結計算書類等
監査報告書
株主総会参考書類
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第6号議案 当社及び子会社の取締役・使用人に対しストック・オプションとして新株予約権を発行する件
会社法第236条、第238条及び第239条の規定に基づき、ストック・オプションとして当社及び子会社の社外
取締役を除く取締役・使用人に対して新株予約権(以下、「本件新株予約権」という。)を発行すること、及び募
集事項の決定を当社取締役会に委任することにつきましてご承認をお願いするものであります。
なお、当社取締役に対して付与いたしますストック・オプションとしての報酬額は、本件新株予約権の割当日
において算定した新株予約権1個当たりの公正価額に、割り当てる本件新株予約権の総数を乗じた額となり、現
在、社外取締役を含めた取締役の報酬額として第94期定時株主総会決議により、ご承認いただいております年額
420百万円に含めております。
現在の社外取締役を除く取締役は3名であり、第3号議案の承認をいただきますと同数となります。
(1)特に有利な条件をもって本件新株予約権を引き受ける者の募集をすることを必要とする理由
株主との利害の一致を図りながら、当社及び子会社の社外取締役を除く取締役・使用人に当社グループ全
体の業績向上という共通のインセンティブを与え、もって連結業績の向上を図ることを目的として、当社及
び子会社の社外取締役を除く取締役・使用人に対して、本件新株予約権を発行するものであります。なお、
本件新株予約権の発行にあたっては、当社の取締役会において、それぞれの会社の連結業績への貢献度、取
締役及び使用人それぞれの貢献・グループ内の報酬水準等を事前に適切に審議した上で、当社取締役会が具
体的な割当者及び割当個数を決定するものとします。
(2)本株主総会の決議による委任に基づいて募集事項の決定をすることができる本件新株予約権の数の上限
本株主総会の決議により、割り当てることができる本件新株予約権の数は1,400個を上限といたします。
また、本件新株予約権を行使することにより交付される当社普通株式の数は、140万株(発行済株式総数比
約0.50%)を上限といたします。
ただし、後述の(4)①の規定に従い、付与株式数の調整が行われた場合は、本件新株予約権にかかる調
整後の付与株式数に上記新株予約権の上限の数を乗じた数とします。
(3)本件新株予約権については、新株予約権と引換えに金銭の払込みを要しないこととします。
(4)本件新株予約権の内容
① 本件新株予約権の目的である株式の数
本件新株予約権1個当たりの目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)は当社普通株式
1,000株とします。
なお、本件新株予約権割当て後、当社が株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。以下同じ。)
又は株式併合を行う場合は、本件新株予約権のうち当該株式分割又は株式併合の時点で権利行使されてい
ないものについて、次の算式により付与株式数を調整します。ただし、調整の結果生じる1株未満の端数
は、これを切り捨てます。
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 64ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
上記のほか、本件新株予約権割当て後に当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を
行う場合、その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で
適切に付与株式数の調整を行うことができるものとします。
②
1
分割又は併合の比率
また、当社が当社普通株式の時価を下回る価額で普通株式の発行又は当社の保有する当社普通株式の処
分(新株予約権の行使及び単元未満株式の買増請求による場合を除く。)を行う場合は、次の算式により
行使価額の調整を行い、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。
調整後行使価額=調整前行使価額×
③
本件新株予約権の行使期間
本件新株予約権の割当日から2年を経過する日が属する月の翌月1日から、3年間といたします。
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 65ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会参考書類
なお、当社の保有する当社普通株式を処分する場合は、上記の算式において「新規発行株式数」を「処
分する当社普通株式数」に、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分価額」に読み替えます。
上記のほか、本件新株予約権割当て後に当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を
行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適
切に行使価額の調整を行うことができるものとします。
監査報告書
新規発行株式数×1株当たり払込金額
1株当たり時価
既発行株式数+新規発行株式数
既発行株式数+
連結計算書類等
調整後行使価額=調整前行使価額×
事業報告
本件新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又はその算定方法
本件新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、本件新株予約権を行使することにより交付さ
れる株式1株当たりの金銭の額(以下、「行使価額」という。)に付与株式数を乗じた金額とします。行使
価額は、本件新株予約権の割当日の属する月の前月の各日(取引が成立しない日を除く。)における株式
会社東京証券取引所の当社普通株式の普通取引の終値の平均値、又は割当日における株式会社東京証券取
引所の当社普通株式の普通取引の終値(終値がない場合は、それに先立つ直近日の終値とする。)のいず
れか高い額に1.05を乗じた金額とし、1円未満の端数は切り上げます。
本件新株予約権割当て後、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、行使価額は、次の算式により調
整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。
招集ご通知
調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割又は併合の比率
④ 本件新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金及び資本準備金に関する事項
(イ)本件新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17
条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が
生じたときは、その端数を切り上げるものとします。
(ロ)本件新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上記(イ)記
載の資本金等増加限度額から上記(イ)に定める増加する資本金の額を減じた額とします。
⑤
⑥
譲渡による本件新株予約権の取得の制限
譲渡による本件新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するものとします。
合併、会社分割等の組織再編行為の場合の措置
当社が他社と吸収合併(合併により当社が消滅する場合に限る。)、新設合併、会社分割その他の組織再
編(以下、「組織再編行為」という。ただし、株式移転及び株式交換は除く。)を行う場合において、組織
再編行為の効力発生の時点において残存する本件新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)の新株
予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホに掲げる会社(以下、
「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付するものとします。ただし、
以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契
約又は新設分割計画において定めた場合に限るものとします。
(イ)交付する再編対象会社の新株予約権の数
残存新株予約権の新株予約権者が保有する本件新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものと
します。
(ロ)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とします。
(ハ)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案のうえ、目的である株式数につき合理的な調整がなされた数(以下、
「承継後株式数」という。)とします。ただし、調整により生じる1株未満の端数は切り捨てます。
(ニ)新株予約権を行使することができる期間
上記③に定める本件新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日の
いずれか遅い日から、上記③に定める本件新株予約権を行使することができる期間の満了日までとし
ます。
(ホ)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
上記④に準じて決定します。
(ヘ)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記②で
定められる行使価額につき合理的な調整がなされた額に、承継後株式数を乗じた額とします。
(ト)その他新株予約権の行使の条件及び新株予約権の取得事由
下記⑦及び⑨に準じて決定します。
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⑦
⑧
本件新株予約権を行使した新株予約権者に交付する株式の数に1株に満たない端数がある場合には、こ
れを切り捨てるものとします。
上
監査報告書
以
連結計算書類等
⑨ その他の本件新株予約権の行使の条件
(イ)新株予約権者は、本件新株予約権行使時において、当社又は子会社の取締役・使用人(使用人には当
社又は子会社への出向者を含む。)たる地位を有することを要するものとします。ただし、任期満了
に伴う退任、定年退職、当社又は子会社の申し入れによる辞任、退職等正当な理由に基づいてかかる
地位を喪失した場合はこの限りではありません。
(ロ)新株予約権者は、次の各号の一に該当することとなった場合、未行使分の本件新株予約権を行使する
ことはできなくなるものとします。
(ⅰ)当社若しくは子会社の株主総会決議による解任、懲戒処分による解雇又は自己都合による辞任・退
職の場合。
(ⅱ)禁固以上の刑に処せられた場合。
(ⅲ)破産の申立若しくは民事再生手続開始の申立があった場合、又は新株予約権者が差押、仮差押、保
全差押、仮処分の申立若しくは滞納処分を受けた場合。
事業報告
本件新株予約権の取得事由
吸収合併(合併により当社が消滅する場合に限る。)、新設合併、会社分割、株式移転又は株式交換等に
かかる契約書(会社分割契約書及び株式移転計画書等を含む。)の定め又はこれらにかかる株主総会決議
により、本件新株予約権が承継されないこととなった場合、本件新株予約権については、当社取締役会が
別途定める日に、当社は本件新株予約権を無償で取得することができるものとします。
招集ご通知
(チ)譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を必要としま
す。
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2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 67ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株主総会会場ご案内図
会
場
東京都中央区日本橋三丁目6番2号
日本橋フロント 6階ホール
(昨年と会場が変更となっておりますのでご注意願います。)
至神田
永代通り 日本橋駅
日本橋
フロント
昭和通り
八重洲通り
高島屋
中央通り
東京駅
東海東京フィナンシャル・
ホールディングス本店
ブリヂストンビル
TODA BUILDING
京橋駅
鍛冶橋通り
至有楽町
お願い
駐車場のご用意はいたしておりませんので、ご了承くださいます
ようお願い申し上げます。
見やすく読みまちがえ
にくいユニバ ーサル
デ ザ インフォントを
採用しています。
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2015年05月21日 20時55分 $FOLDER; 68ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
平成 27 年 6 月 4 日
株 主 各 位
東京都中央区日本橋三丁目 6 番 2 号
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
代表取締役社長 最高経営責任者 石田建昭
「第 103 期定時株主総会招集ご通知」の一部訂正について
平成 27 年 6 月 4 日付でご送付申し上げました、当社「第 103 期定時株主総会招集ご通知」
の記載に一部誤りがございましたので、謹んでお詫び申し上げますとともに、下記のとおり
訂正させていただきます。
なお、訂正箇所は下線部のとおりであります。
記
1. 訂正箇所
株主総会招集ご通知 12 ページ
(6)主要な営業所及び従業員の状況 ③当社及び子会社の従業員の状況
2. 訂正内容
(訂正前)
(注)2.上記のほか歩合外務員の平成 27 年3月末の人員は 12 名であります。
(訂正後)
(注)2.上記のほか歩合外務員の平成 27 年3月末の人員は 24 名であります。
以上