グリメピリド錠 1mg「AA」 グリメピリド錠 3mg「AA」 安定性試験に関する資料 グリメピリド錠 1mg「AA」 加速試験 <試験方法> 1) 試 料:グリメピリド錠 1mg「AA」 (製造番号:8R1、8R2、8R3) 2) 保存条件:温度;40±1℃、湿度;75±5%RH、期間;6 ヵ月 3) 試験期間:2008 年 12 月~2009 年 6 月 4) 保存形態:最終包装形態 (PTP/アルミピロー包装を紙箱に入れたもの、バラ包装:ガ ラス容器/ブリキキャップ装栓を紙箱に入れたもの) 5) 試験項目:( )内は規格値 ① 性状 (淡紅色の割線入り裸錠) ② 確認試験 (薄層クロマトグラフィー:試料溶液及び標準溶液から得た主スポットの Rf 値は等しい) ③ 純度試験 (試料溶液のグリメピリドに対する相対保持時間約 0.28 のピーク面積は 標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 10 倍より大きくなく、試料溶液のグ リメピリド及び上記のピーク以外のピーク面積は、標準溶液のグリメピリド のピーク面積の 1/2 より大きくなく、試料溶液のグリメピリド及び上記のピ ーク以外のピークの合計面積は、標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 2 倍より大きくない。また、試料溶液のグリメピリド以外のピークの合計面 積は、標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 12.5 倍より大きくない) ④ 製剤均一性 (含量均一性試験:判定値は 15.0%を超えない) ⑤ 溶出性 (15 分:75%以上) ⑥ 定量 (95.0~105.0%) <試験結果> PTP/アルミピロー包装 試験項目 製造番号 開始時 適合 8R1 性状 適合 8R2 適合 8R3 適合 8R1 確認 適合 8R2 試験 適合 8R3 適合 8R1 純度 適合 8R2 試験 適合 8R3 0.8~2.5% 8R1 製剤 1.0~2.1% 8R2 均一性 0.8~1.7% 8R3 8R1 92~96% 8R2 溶出性 90~92% 8R3 89~94% 99.1~99.5% 8R1 定量 99.5~99.6% 8R2 98.8~99.5% 8R3 1 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 86~91% 86~91% 88~94% 98.7~99.0% 98.9~99.5% 99.4~99.6% 3 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 87~92% 85~91% 89~93% 98.4~99.2% 98.4~99.5% 98.6~99.5% 6 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 1.3~2.0% 1.4~2.3% 1.4~2.6% 88~92% 86~90% 84~90% 97.7~98.6% 98.0~98.3% 97.9~98.4% バラ包装 試験項目 性状 確認 試験 純度 試験 製剤 均一性 溶出性 定量 製造番号 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 開始時 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 0.8~2.5% 1.0~2.1% 0.8~1.7% 92~96% 90~92% 89~94% 99.1~99.5% 99.5~99.6% 1 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 86~90% 86~92% 89~93% 98.2~98.7% 98.6~98.9% 98.8~99.5% 98.7~99.9% 3 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 86~90% 88~91% 90~95% 98.3~99.8% 98.7~ 100.1% 99.0~99.9% 6 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 1.0~2.1% 1.1~2.3% 1.2~1.5% 86~90% 86~89% 84~91% 97.4~98.9% 98.1~98.9% 98.0~99.1% <結論> グリメピリド錠 1mg「AA」を 40℃、75%RH で 6 ヵ月間保存したとき、純度試験で類縁物質の 増加が認められたが、すべて規格の範囲内であった。その他の各試験項目においては、変 化は認められなかった。 本試験の結果より、グリメピリド錠 1mg「AA」を PTP/アルミピロー包装・バラ包装状態、室温 で保存した場合、3 年間安定であることが推測された。 グリメピリド錠 3mg「AA」 加速試験 <試験方法> 1) 試料:グリメピリド錠 3mg「AA」 (製造番号:8R1、8R2、8R3) 2) 保存条件:温度;40±1℃、湿度;75±5%RH、期間;6 ヵ月 3) 試験期間:2008 年 12 月~2009 年 6 月 4) 保存形態:最終包装形態 (PTP/アルミピロー包装を紙箱に入れたもの、バラ包装:ガ ラス容器/ブリキキャップ装栓を紙箱に入れたもの) 5) 試験項目:( )内は規格値 ① 性状 (微黄白色の割線入り裸錠) ② 確認試験 (薄層クロマトグラフィー:試料溶液及び標準溶液から得た主スポットの Rf 値は等しい) ③ 純度試験 (試料溶液のグリメピリドに対する相対保持時間約 0.28 のピーク面積は 標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 5 倍より大きくなく、試料溶液のグ リメピリド及び上記のピーク以外のピーク面積は、標準溶液のグリメピリド のピーク面積の 1/2 より大きくなく、試料溶液のグリメピリド及び上記のピ ーク以外のピークの合計面積は、標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 2 倍より大きくない。また、試料溶液のグリメピリド以外のピークの合計面 積は、標準溶液のグリメピリドのピーク面積の 10 倍より大きくない) ④ 製剤均一性 (含量均一性試験:判定値は 15.0%を超えない) ⑤ 溶出性 (60 分:80%以上) ⑥ 定量 (95.0~105.0%) <試験結果> PTP/アルミピロー包装 試験項目 製造番号 8R1 性状 8R2 8R3 8R1 確認 8R2 試験 8R3 8R1 純度 8R2 試験 8R3 8R1 製剤 8R2 均一性 8R3 8R1 溶出性 8R2 8R3 8R1 定量 8R2 8R3 開始時 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 1.0~1.3% 0.7~1.3% 1.1~2.1% 89~96% 91~95% 89~93% 98.6~ 101.6% 98.4~ 101.8% 98.8~ 101.6% 1 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 89~92% 92~95% 90~94% 99.5~99.9% 3 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 89~93% 87~92% 89~92% 99.4~99.6% 6 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 1.2~1.7% 1.0~1.5% 1.1~1.4% 90~92% 92~94% 90~92% 99.6~99.9% 99.7~ 100.6% 99.5~ 100.2% 99.3~ 100.1% 99.4~99.8% 99.5~ 100.4% 99.2~99.9% バラ包装 試験項目 性状 確認 試験 純度 試験 製剤 均一性 溶出性 製造番号 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 8R2 8R3 8R1 定量 8R2 8R3 開始時 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 1.0~1.3% 0.7~1.3% 1.1~2.1% 89~96% 91~95% 89~93% 98.6~ 101.6% 98.8~ 101.8% 98.8~ 101.6% 1 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 93~96% 89~93% 89~94% 99.2~99.8% 98.5~99.4% 98.9~99.3% 3 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 ― ― ― 88~93% 90~93% 88~93% 99.6~ 100.9% 99.7~ 100.9% 99.4~ 100.9% 6 ヵ月 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 適合 0.7~1.4% 1.3~1.7% 0.7~1.3% 91~93% 90~94% 86~93% 98.0~99.9% 98.3~ 100.7% 98.5~ 100.0% <結論> グリメピリド錠 3mg「AA」を 40℃、75%RH で 6 ヵ月間保存したとき、純度試験で類縁物質の 増加が認められたが、すべて規格の範囲内であった。その他の各試験項目においては、変 化は認められなかった。 本試験の結果より、グリメピリド錠 3mg「AA」を PTP/アルミピロー包装・バラ包装状態、室温 で保存した場合、3 年間安定であることが推測された。
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