電子工学科 桐本研究室(新: 知能機械工学専攻 電子制御システムコース)

電子工学科 桐本研究室 (新: 知能機械工学専攻 電子制御システムコース) 構成 教 授 :桐本 哲郎 場所 研究室:西2-201,202,205,206,207号室 実験室:西1-地下(電波暗室) 研究室公開日時:11月22日(金) 13時~16時,23日(土) 11時30分~16時 集合場所: 西2号館201または206に集合(西1号館地下1階の電波暗室を案内する) 桐本教授 研究内容等 本研究室では,RADAR(RAdio Detection And Ranging)に関する高度画像・信号処理法の研究を行っています.電波(Radio wave)は100km
から0.1 mmまでの波長域で定義される電磁波であり,400nmから700nmの波長を有する電磁波,即ち「可視光」とは波長が数万倍から数億倍
程度異なります.このため,電波を利用するレーダは,光学計測(CCDカメラ・レーザ)では観測できない様々な状況での計測(Sensing)
を可能にします.例えば「雲や霧に覆われた地表面計測(航空機・人工衛星にレーダを搭載),
「不審物の侵入検出などセキュリティ確保」,
「広域・高精度風向風速計測」等,様々な応用が可能です.本研究室では特に,極めて僅かな地表面の差異を探知するレーダ技術,3次元画
像レーダ技術,圧縮センシング技術(少ない計測で高精度に計測する機能),ブラインド信号源分離(信号源の位置や波形が未知でも,到来
方向や源信号波形を特定可能:人間の耳に近い機能を持つ)を用いた高度レーダ信号処理法に関する研究を実施しています.主なテーマを
以下に列挙します. (1) 衛星レーダ画像を用いた地震災害等の地表面変化(建造物崩壊・土砂崩れ等)検出技術 サマーセミナー
(2) 逆合成開口処理に基づく三次元形状(航空機・車両・船舶等)の再生技術 (3) 圧縮センシング法を用いた超分解能到来時間推定技術 (4) ブラインド信号源分離(独立成分分析等)法を用いた不要レーダ信号抑圧技術 その他の情報 研究室URL: http://www.radar.ee.uec.ac.jp/ 院 生 :博士課程 1名 修士課程 7名 (来年度 6名) ゼミナール等 週3回(内1回は内田(雅)合同ゼミ)曜日は後日決定 研究室の行事:歓迎コンパ,サマーセミナー(宿泊),忘年会,等々 研究室のポリシー,その他詳細は HP にて.