専門職学位課程 M E S SAGE 修了生からの メッセージ 平成25年度修了 宮城教育大学附属中学校 阿部 昭博 大学院生からの メッセージ 教職大学院2年 ストレートマスター 鳥山 優佳 大きな財産 偶然が必然の出会いと経験を、 教職大学院で 教職大学院に入学した当初、どのようにすれば自分の指導力を上げるこ 教職大学院の魅力の一つに、人との出会いがあります。知り合いゼロの状 とができるかということを第一に考えていました。具体的には、教科指導力 況から、 入学して1年が経ちました。 です。もちろんそれも大切なことですが、教職大学院に在籍した2年間で、 大学の先生方はとても親切で、 いつも私たちのことを気にかけてくださいま 他にも大切なことがたくさんあることを教えていただきました。特に印象に す。 その優しさに見守られ、 ご指導いただきながら、 私たちは安心して学びを深 残っているのは学級・学校経営の講義です。学校は組織としてどうあるべき めることができます。 か、私たちはそれにどのように関わっていくべきか深く考えさせられました。 教職大学院の同期は、半数が現職の先生方です。教職大学院特有のこの 学校全体を見渡し、広い視野を持って教育活動を実践していく重要性を学 環境は、 私たちにとって大変意義のあるものです。 授業を一緒に受け、 同じ部 びました。 屋で勉強をし、行事にも取り組む。教師だからすてきなのか、 すてきだから教 また、人との出会いもとても大きいと感じました。大学の先生方、異校種 師なのか。 1年考えてもわかりませんが、 私もそうでありたいと願うのです。 の先生方、ストレートマスター、いろいろな人との出会いが良い刺激になり 私たち7期生ストレートマスター14名は、 共に学び励まし合う、 大切な同 ました。これまでも自分自身の成長や考えが変わったときには、人との出会 志です。専門教科も出身も異なり、決して似た者同士ではありません。 そうで いがありました。教職大学院でもそれは同じでした。共同研究室に行くと、 あるからこそ、 良い刺激を与え合い、 異なった世界を見ることができるのです。 必ずと言っていいほど、教員採用試験に向けて一生懸命勉強しているスト また、教職大学院は、学校現場との接点が沢山あります。実習先やボラン レートマスターがいました。自分も初心に戻るべきだと強く感じました。 ティア先、 自分の心掛け次第で、 その輪はいかようにも広がります。 教職大学院で学んだ2年間は、私にとって大きな財産です。その財産を 偶然かもしれないその人と人との出会いが、 自分の人生に必然であったと どのような形でもよいので還元していくことができればと考えています。 気付く新しい出会い、新しい環境、新しい学びを求めて。落ち込むことや迷う ことだって勿論あるけれど、 もう一度あの頃に戻っても、私は同じ道を選ぶで しょう。 12 皆さんとお会いできる日を、 心待ちにしております。
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