KALS 大学院入試対策講座 受講生の皆様 専属チューターからメッセージ 2010 チュートリアル通信 【MBA Vol.2】 】 河合塾 KALS の大学院入試対策講座では、チューター制度を導入しています。授業での合格 指導のみならず、受講生向け学習ガイダンス「サクセスチュートリアル」や個別相談(カウ ンセリング)などを通じて、進路・志望先に関すること、自主学習に関することなど、合格 に向けてきめ細かくアドバイスをしています。以下は、MBA チューターから皆さんへのメ ッセージです。今後の受験対策のご参考にしてください! なお、以下の内容について更に ご質問がある場合は、個別のカウンセリングでチューターがきめ細かにご指導いたします。 ……………………………………………………………………………………………………………………… 勉強法と研究計画書 こんにちは。入試にむけて学習の方は順調に進んでいるでしょうか。DVD で受講している方も LIVE の授業を受けら れている方も、きちんと予習復習をして毎回の講義に挑むように心がけましょう!! 前回も言いましたが、タイムマネジメントは非常に重要です。ただし、仕事やお付き合いなどの関係で毎日思うように 時間がとれるわけではないと思います。そのような時は、決して落ち込まずに、切り替えて集中して勉強に取り組めば大 丈夫です。今から入試まで約半年間ありますが、無理な勉強をするのではなくたまには息抜きをして、そして勉強をする ときは集中力を高めて、入試まで頑張っていきましょう。もし、勉強にいまいち集中できなかったり、モチベーションが 下がってしまったりした時は、ぜひチューターに相談しに来て下さい。 前回は講義に関する勉強法を紹介しましたが、それに引き続き今回はテキスト以外の勉強についてと研究計画書につい て、よく質問を受ける事柄について紹介したいと思います。 勉強方法について 以下に紹介する方法は、あくまで一例ですので自分に適した勉強方法を既に確立している場合は、無理に変更する必要 はありません。また、あまり色々な問題集などに手を広げることはお勧めしません。時間に余裕がある方のみ、新しいこ とを始めて下さい。 ○テキスト以外の勉強方法 英語と小論文の両方に共通することですが、早めに過去の入試問題を入手して、受験校の傾向をつかむようにして下さ い。今の段階では、過去問は完ぺきにできなくても大丈夫です。あくまで、どのような対策をしなければならないか、自 分には何が足りないのかを把握するだけで結構です。また、テキストの勉強を完璧にできていない方は、まずはテキスト 中心の勉強を行って下さい。 英語 英単語 ・ 「ターゲット 1900」など大学入試レベルでいいので基本的な単語を確認すること。余裕があれば応用編も含 めてすべて覚える。 長文 ・Harvard business review などの英語の専門誌や英字新聞を読んで自分なりに全訳をするか、大意をつ かむ練習を行う。 小論文 ・用語集を一冊用意して辞書代わりに使用する。 (お勧めは「経営用語の基礎知識」ダイヤモンド社) ・日経新聞を読んで、(経済欄などから)一つトピックを選び、要約したり自分なりの考えを書きだしたりし てみる。 ・日経ビジネスなどの専門誌を読み、事例をなるべく多く押さえておく。 研究計画書について 多くの方は、研究のテーマ設定や話の展開の仕方について悩んでいると思います。テーマを設定するにあたって、なる べく多くの参考文献を読むことをお勧めいたします。その際に、志望校の教授の本を必ず複数読むようにして下さい。 下記の点を明確にして、研究計画書を作成するように心がけてください。 ・何を研究したいのか ・なぜその研究をしなければならないのか ・研究はどのように行うのか ・既存の研究はあるのか なかなかイメージがわかない方は、KALS の OB の研究計画書を閲覧したり、下記の参考書を参考にしたりしてみて 下さい。 ①「国内 MBA 研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集」中央経済社 飯野一・佐々木信吾著 ⇒MBA の研究計画書の実例が多く載っており、参考文献も紹介されているため、イメージがわきやすい本です。 ②「研究計画書の考え方―大学院を目指す人のために (DIAMOND EXECUTIVE DATA BOOK)」ダイヤモンド社 妹尾 堅一郎著 ⇒MBA に特化しているものではなく、大学院入試全般の研究書の考え方・書き方についての本です。研究とは何か、 について中心に書かれています。 よく質問を受ける事項について ○TOEIC よく TOEIC や TOEFL を受験した方が良いか質問を受けます。多くの学校が、これらのスコアを任意で書かせていま す。また、中には受験資格としてある一定のスコアを必須としている学校もあります。そのため、できる限りはこれらの 英語の試験の受験をお勧めします。(結果が出るまで約 1 か月かかるため、出願に勉強方法としては、これらの試験は慣 れやテクニックも必要であるため、専用の問題集を購入して取り組むか、KALS の当該講座を受講するなどして対策を して下さい。 ○推薦書 出願時に、推薦書を任意で提出する学校があり、提出しなくても良いか質問をたびたび受けます。ないからといって不 合格になることはありませんが、なるべく提出するようにして下さい。書いてもらう相手としては、上司や指導教授が良 いでしょう。(これらの方に書いてもらえない場合は、ご自身のことを良く知り、かつ客観的な評価をすることができる 方であれば友人や知人等でも大丈夫です。) 推薦書の依頼をする時は、出願時までに十分時間的なゆとりがあるように 早めに依頼をするようにして下さい。また、依頼相手が忙しかったり何を書けばよいか分からなかったりする場合のため に、あらかじめ書いてほしい内容を伝えるのも良いでしょう。 繰り返しになりますが、時間がある方もない方も、今のうちから余裕を持って受験対策を行うことをおススメします。 まだあまり勉強をしていない方は、学習計画を立てて少しずつでもいいのでコンスタントに勉強を進めるように心がけて 下さい。では、頑張って勉強に取り組んで下さい。 加藤チューター
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