MOGERA®-Real Time PCR

リアルタイム PCR 遺伝子発現定量サービス
本サービスは株式会社日本遺伝子研究所よりご提供いたします
MOGERA®-Real Time PCR
ご希望の遺伝子の mRNA 発現量をリアルタイム PCR で定量いたします。
新規遺伝子の mRNA 発現レベルの評価や RNAi による mRNA ノックダウンの評価、マイクロアレイの結果の
評価などにご利用ください。
サービス内容
ターゲット遺伝子と内部標準遺伝子(ハウスキーピング遺伝子など)について mRNA 発現量を測定し、ター
ゲット遺伝子の発現量を補正後、相対値としてご報告いたします。検出法は、SYBR® Green 法、
Hybridization Probe 法、TaqMan® Probe 法からご選択いただけます。なお、本解析では Roche diagnostics 社
製 LightCycler® および専用試薬を使用しております。
・ SYBR® Green 法
2 本鎖 DNA に特異的に挿入する蛍光色素 SYBR® Green Ⅰを用いる検出方法。アニール段階および伸長段階
の 2 本鎖 DNA に挿入し、励起光の照射により蛍光を発する。ターゲット遺伝子ごとにプローブを設定する
必要がないのが特徴。標識プローブを使用する方法と比較すると安価に抑えることができます。
・ Hybridization Probe 法
3’末端が蛍光標識されたドナー色素と 5’末端が蛍光標識されたアクセプター色素の 2 種類の配列特異的
プローブを用いる検出方法。アニール段階に両者が接近した状態で配列特異的に結合し、励起光の照射によ
り励起されたドナー色素からアクセプター色素へエネルギーが転移後、アクセプター色素が蛍光を発する。
2 種類の配列特異的プローブを用いるため、検出特異性が高いのが特徴です。
・ TaqMan® Probe 法
5’末端を蛍光色素、3’末端をクエンチャー物質で標識した TaqMan® プローブを用いる検出方法。配列特
異的に結合後、TaqMan® の 5’→3’エキソヌクレアーゼ作用による分解を受け、クエンチャーによる抑制が
解除されるため励起光の照射により蛍光を発する。配列特異的なプローブを使用するため検出特異性が高い
のが特徴です。
特徴
・ 様々なサンプルタイプに対応
組織、血液、培養細胞、パラフィン切片、Total RNA、cDNA など、様々なサンプルに対応しております(解
析目的のサンプルからの Total RNA 抽出は別途料金が必要となります)。
・ 最短2週間で解析結果をご提供
1000 遺伝子以上のリアルタイム PCR の定量系を構築してきた実績があり、豊富な経験と技術により正確で
迅速なサービスをご提供いたします。弊社でご用意しているリストに含まれた遺伝子に関しては、反応条件
が至適化されておりますので、サンプル受領後約 2 週間で解析結果をご提供できます(リストに含まれる遺
伝子に関しては幣社ウェブサイトをご覧ください)。また、リストに含まれていない遺伝子も約 5 週間(サ
ンプルにより異なります)でご報告となりますので、お急ぎの方は是非ご利用ください。
お送りいただくもの
サンプルタイプ
送付量
組織※1
20mg
血液※2
7ml (EDTA-2Na 採血管)
培養細胞※3
1×105 細胞以上
パラフィン切片
厚さ 5μm ・ 5 枚以上
Total RNA
5μg 以上 (500ng/μl 以上)
cDNA
20μl 以上
※1. 組織サンプルは採取後、直ぐに液体窒素で凍結
処理していただくか、保存試薬で処理をしてくださ
い。
※2. 血液は必ず採取 24 時間以内にサンプルをお送
りください。
※3. 細胞は PBS で洗浄後、上清を除去し、細胞ペレッ
トの状態で直ぐに液体窒素で凍結処理していただく
か、保存試薬で処理をしてください。
・血液およびパラフィン切片は冷蔵状態(4℃)にて
お送りください。それ以外のサンプルについては、
十分なドライアイスを同梱し、冷凍状態にてお送り
ください。
納品物
解析報告書(内部標準遺伝子による補正値)
納期 ・ 価格
・納期はサンプル到着後 2 週間~(至適化を行う遺伝子数およびサンプル数により異なります)、価格はサンプルタイプ、
サンプル数および検出法により異なります。詳しくは幣社ウェブサイトをご覧ください。
注意事項
・サンプルは、必ず平日着指定、冷凍(血液およびパラフィン切片は冷蔵)状態にてお送りください。
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