ファイル 39-2 - 久田学園佐世保女子高等学校

 学
学 校
校 便
便 り
り 平成26年(2014)年10月23日発行 第47号
2
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日(
),24日(火)
久田学園佐世保女子高等学校
東 北 へ 、 願 い を 込 め て
~佐世保独楽にメッセージ~
今年6月、本校生徒が修学旅行において宮城県石巻市・東松島市を訪れる予定です。
現地では、地元の高校生と交流をしたり、仮設住宅にてボランティア活動を行う計画を
立てています。それに先立ち、少しばかりでも私たちの気持ちを届けたいとの思いから、
一人ひとりのメッセージを書いた色紙を交流校である『石巻女子商業高校』へ、また復興への願いを込めた
佐世保独楽を石巻市・仮設向陽団地の皆様方へお贈りいたしました。
【佐世保独楽(こま)】
佐世保独楽(こま)】
古来、
古来 、 中国より伝わったとされています。
中国より伝わったとされています 。 玩具として楽しむほか、
玩具として楽しむほか、
その異国情緒豊かな色彩から民芸品としても人気があります。
その異国情緒豊かな色彩から民芸品としても人気があります 。
また廻す際に『
また廻す際に 『息長勝問勝競べ(
息長勝問勝競べ ( いきながしょうもんしょうくら
べ)』と掛け声を発するところから、
と掛け声を発するところから、「息が長い=
息が長い=長寿」
長寿」の縁起物
としても評価が高いものです。
としても評価が高いものです 。 文字通り、
文字通り 、 息長く、
息長く 、 いつまでも
佐世保の地から東北の皆様方を思い続けるという意味からも、
佐世保の地から東北の皆様方を思い続けるという意味からも 、
この贈り物を選びました。
東 北 へ 、 思 い を 寄 せ て
~
“おのくん”がやって来た!!
~
みんなが手にしているのは「おのくん」というキャラクター人形です。
「おのくん」は、はるばる宮城県東松島市よりやって来ました。
実はこの「おのくん」、東松島市小野
駅前仮設住宅にお住まいの主婦の
方 々 が つ く ら れ た も の で す 。
復興を願い、日々前向きに新しい
未来を自分たちの手で築いていこうと
いう思いが込められています。靴下を
用いたその愛嬌あふれるいでたちは
ひとつひとつ手縫いでつくられて
います。そのため、それぞれに個性が
あふれ、世界でただ一つの「おの
くん」となっているのです。
手 に し た 人 た ち は “ 里 親 ” と
なり、家族の一員として大切にかわい
が っ て い る そ う で す 。
今回、そのような思いを受け、校長
先生から生徒の皆さんへプレゼント
されました。若い若い“里親”たち
ですが、ずっと大切にし、修学旅行の際に
ふ る さ と ・ 宮 城 に 里 帰 り で き る
こ と を 今 か ら 楽 し み に し て い ま す 。 ※本校校長が会長を務める奉仕団体「国際ソロプチミスト
佐世保」の皆様にも里親になっていただきました。
宮 城 県 石 巻 市 ・ 東 松 島 市
活 動 の 記 録
~6月23日(月)~
◎石巻市内見学
震災ボランティアガイドの方にご案内いただきながら、石巻市内をバスで約2時間見学しました。
家や建物は復興が進んでいるようでしたが、がれきが所々に残り、また住宅地の跡に雑草が生い
茂っているなど、震災の傷跡を生々しく残している箇所も見受けられました。被害が大きかった
門脇小学校跡地にはお地蔵様が建立され、今も残る校舎やグランドを静かに見守っている姿が
印象に残りました。
~6月24日(火)~
◎石巻市立女子商業高校との交流
石巻市立女子商業高校生徒会の皆様と交流しました。内容はコーラスと着物の他装(着つける
こと)です。ほとんどの皆さんが今回初めて着物を着たとのことでしたので、とても喜んでいただき
ました。また「同じ高校生なのに、着物を着つけたり自分で着ることができるなんてすごい!」と
驚かれ、すこし誇らしい気持ちになりました。その後、友情の証しとして“佐世保独楽”と
手づくりのチーズクッキーをお渡しし、またの再会を誓い学校を後にしました。
最初はお互いに緊張していましたが、少しずつ打ち解けることができました。プレハブ校舎で
頑張っていらっしゃる様子を目にし、私たちは今以上に努力して充実した高校生活を送らなければ
いけないと、改めて感じました。
~6月24日(火)~
◎東松島市小野仮設住宅訪問(おのくんの里帰り)
小野仮設住宅では、校長先生からプレゼントされた「おのくん人形」をそれぞれ持参しました。
このことが“おのくんの里帰り”として大きな話題となり、大勢の報道陣に囲まれ、
とてもびっくりしました。団地の代表者の方から「被災地に遊びに来てもらえるだけでも
ありがたく、復興の後押しになる」とお話しいただき、少しはお役に立てたのかなと思いました。
◎石巻市向陽仮設団地訪問
向陽仮設団地では、約250世帯を一軒一軒お訪ねし、チーズ
クッキー、メッセージを書いた佐世保独楽とカードを直接
お贈りしました。集会所ではお食事や果物までいただき、
東 北 の 方 々 の 温 かさ が伝 わっ てく る機 会と なり まし た。
ツイッターなどで「クッキー美味しかったよ」「佐世保に遊びに
行くね」との声もあり、私たちの思いがちゃんと伝わっていたことが
大変嬉しく感じました。
西日本新聞(5月30日)
長崎新聞(5月30日)
復興の人形が東松島に里帰り
東松島市の仮設
の
が作り人 になって
いるサルの人形「おのくん」を生徒全員分を購入
した
県の高 の生徒が、24日、
で
東松島市を訪れ、「おのくん」も 帰りを たし
ました。「おのくん」は、東松島市の小野駅前の
仮設
の
などが
に
て うと
の
デザインを生かして作ったサルの人形で、これま
でに1万2000体が販売されています。
この「おのくん」を った
県佐世保市にある佐世保
高 の 田
が、ことし1
に生徒全員分を購入しました。
そして24日、3 生が
で東松島市を訪れ、13人の生徒がそれ れの「おのくん」を
れて仮設
を訪ねました。
仮設
では「おのくん」を作っている ループの
の武田文 さんなどが出
、「おのく
ん」の 帰りを
いました。
生徒たちは、
の いを込めて を贈り、「愛」や「絆」と書き込んだ佐世保市の
品、佐世保独楽を手渡しました。
生徒の1人は「初めて被災地に来て、まだ家に帰れない人がいることを目の当たりにして衝撃を
けました。おのくんを
にして被災地のことを れない うにしたい」と話していました。
武田さんは「おのくんがきっかけになって出会いが生まれ、こうして訪ねて来てくれるのが一番
の励みになる。これからも作り続けたい」と話していました。
NHK(6月24日)
「おのくん」をきっかけに長崎の高校生が
東松島市を訪問
東松島市の仮設
の
が手作りしている、 い るみ「おの
くん」の話 です。
県佐世保市の高 生が、24日、
で東松島市を訪れました。
に被災地を んだきっかけは、
が生徒に贈った「おのくん」でした。24日朝、東松
島市の小野駅前応急仮設団地を訪れた1 の
。 り った高 生たちが手に
ているのは、
仮設
の
たちが
を
に手作りした い るみ「おのくん」です。
この高 では、
が生徒全員に「おのくん」を贈ったことをきっかけに、被災地 の
が
高まり、今回、
として東松島市などが ばれたということです。高 生たちは「おの
くん」が作られた仮設
の前で、 帰り した「おのくん」を に、「 るさと」を
しま
した。3 生の石
さんは「みんなそ って 帰りが実現できてとてもうれしく思う。 た
ちも遠くからですけど応援し続けていきたい。」と話ました。
24日は、高 生から仮設
の
、お 産として、「絆」や「绗」などと された佐世保
産の
が贈られ、「おのくん」を通じた
の
を楽しんでいました。
おのくんを作る
の
武田文 さんは「この被災地に来て しでも かを じてもら れ
ばうれしい。」と話しました。
KTNテレビ長崎、仙台放送(6月24日)
長崎の高校生が被災者を激励
県の高 生が24日、
の一
で、東松島市
を訪れ、被災した人たちを励ましました。
東松島市の仮設
を訪れたのは、
県の
田
の仮設
佐世保
高
の3 生13人です。
今回の訪 は、この仮設
で作られている
の思いを込めた人形「おのくん」が、
ンティアなどを通じ、生徒たちにプレゼントされたことが縁で実現しました。
24日は、そのお礼にと生徒たちが名産品の「佐世保独楽」を被災した人たちに贈りました。
独楽には、「絆」や「愛」など、励ましの文字が書き込まれています。
生徒たちは、独楽を一
に回すなどして被災した人たちと
していました。
NBC長崎放送、TBC東北放送(6月24日)
石巻かほく(6月26日)
河北新報(6月25日)
九州と東北 心通わす女子高生
…佐世保から修学旅行
県の
佐世保
高 ( 田
)
県
佐世保市 の3 生13人が23日、
で石巻地
を訪れた。24日には石巻市
高 ( 東
)の生徒たちと
の
けなどを通して
を深めた。
佐世保高の
は
まで東
で ってきたが、
震災被災地の人たちを励ましたいという思いから今回は東
地 に
。
の被災地である石巻地 の現 を り、
支援を通して絆を深める目的で訪れた。
生徒たちは23―2 日の日 で
。このうち24日には市
を訪れ、
の生徒会
13人と
した。
佐世保高には
の
けを
「
」という
があり、
会でその 前を
。市
生たちに
けした。 やかな
をまとった市
生たちは、一 に
するなど楽しい
を
していた。
市
の
来さん(2 )は「 じ世 の の がこんなにきれいに
けができることに いた。
石巻を思ってくれる
ちがうれしい」と
を
た。また佐世保高の
繬繇さんは「 さんと
た
を
にしたい」と りながら、「被災地で たことを佐世保の人たちに
たい」と話していた。
佐世保高の生徒たちは地元の名産品である「佐世保独楽(こま)」と手作りのチーズサブレもプレゼント。
この かにも訪 した
地 や東松島市小野地 の仮設
で
に じ を贈り、
を った。
石巻日日新聞(6月27日)
長崎新聞(7月4日)
宮城県
石巻市・東松島
長崎県佐世保市
学
学 校
校 便
便 り
り 平成26年(2014)年10月23日発行 第47号
田
佐世保
高
は
宮城県石巻市、東松島市を
応援しています。